これで研修会報告を終わります。有難うございました。なお、現在私は人事異動により市内の別の中学校にて勤務しております。しかもその学校は卓球部がない学校です。そのため、全く経験のない剣道部の顧問としての日々を送っています。すり足、素振りなどゼロからのスタートをしています。知識と技能不足により、試合を終えて帰ってきた生徒にアドバイスすらできません。ですが、毎日柔剣道場に行くのが楽しみです。本校剣道部は秋季大会で地区予選の早いうちに敗退したチームです。組み合わせを見ると、いわゆるパッキンの位置にいました。この子たちを県大会に連れて行ってやりたいと本気で思っています。しばらくは剣道を一生懸命やりたいと思います。(防具も買いました。7万円5千円しました。)だから私のブログは今日で最終回とします。ありがとうございました。


※今、日付が変わろうとしています。剣道関係で仕事をいただき、処理の真っ最中ですが力尽きました。ふと思います。卓球関係の仕事ならもう少し頑張れただろうなと。それは仕事の向こう側にへら釣り名人さんや裏面ドライブ男さん、元気はつらつ男さんなどたくさんの先生方や、たくさんの卓球好きな生徒の姿が見えるから頑張れたのだと思います。今のところ剣道の先生方や生徒の姿が見えません。仕事を振ってくださった剣道の先生とは一度お会いしただけなので、へら釣り名人さんからいただいた仕事をする時とは気持ちが違います。こうして考えると中体連卓球部のたくさんの方々に支えられて私の今があるのだと実感します。平成30年度、中体連剣道部は岡山全中をひかえています。何ができるかわかりませんが少しでもお役に立てたらと思っています。(岡山県中体連剣道部理事長さんには自分も使ってくださいとお願いしておきました。)そのころには仕事の向こう側に、たくさんの人の顔が見えるようになっていたいと思います。


※余談ですが、上の息子が今年から中学生。卓球部に入部しました。卓球経験ゼロの息子ですが頑張っています。今度は保護者として、試合会場におじゃますることがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。




3日間の合宿が終わりました。中身の濃い、幸せな3日間を過ごすことができました。このような機会を与えてくださった岡山県卓球協会と本校生徒に感謝です。




iphoneのアプリでタイムラグ再生(遅延再生)と検索すると、同じ機能を持ったフリーのアプリがいくつか出てきました。十分使えそうです。自分のチームで使ってみました。面白いけれど、使いこなすには選手にコーチ並みの意識と知識が必要だと感じました。




タイムラグ再生のシステムを紹介されました。選手のプレーをビデオで撮影するが、5秒遅れ(秒数は調節可能)で再生できるため、選手本人が今自分が行ったプレーをその場ですぐに確認できるというすぐれものでした。なおシステムを導入するには30万円ほどかかるらしいです。県レベルで一つ導入して貸し出しなどいかがでしょうと言われました。




最後に体力測定を行いました。いろいろな最新機器を駆使していました。ショートダッシュのタイムを電波で測定するもの。ゴムシートの上で垂直とびをすると、滞空時間から高さを計算するものなど、すごいものばかりでした。




3日目は2日目の復習をしました。新しく出てきた技術練習はありません。偉関さんがつぶやいていました。「だいぶ変わってきたね。最初は本当に私帰ろうかと思ってましたよ。今は良くなっている。」意識一つでかなりの進歩があったようです。




青木先生によるクールダウンで一日が終わりました。時計の針は22時を指していました。今日も濃い一日でした。




最後はフォア前ショートサービスをストップ、それをフリックしてきたのを狙ってカウンタードライブ。フォア前ショートサービスを長いツッツキレシーブ、ループをかけさせてそれをカウンタードライブです。ここも生き生きと練習していました。こういうのはみんな得意だし、楽しいようです。




次はフォア前ショートサービスをフォアフリック、相手がドライブをかけてきたところを台上でカウンターフォアドライブ。同じくフォア前ショートサービスを回り込んでバックチキータ、相手がバック側に返してきたボールを台上でバックカウンターです。この辺りの技術は参加者にとって生き生きとプレーできるものでした。集中して取り組んでいました。




偉関さんから意外な一言。「よくできているよ」あれ?・・・・・本当だ。できているし、入っている。あの秋季大会は何だったんだ?しかも本校生徒がチキータをした瞬間に「おお!」と感動の声をあげていただきました。偉関さんに褒められるとうれしい。このやり取りのすべてを本人にも伝えました。




片方がショートサービスを出します。5種類のレシーブを順番にしていきます。チキータまで済んだら、フリックに戻ります。これを繰り返します。ちなみに本校生徒は秋季大会でフォアのフリックに難がありました。ちょうどその練習を今やっています。ここぞとばかりに偉関さんに声をかけて、修正をお願いしました。




次はツッツキ。長めの攻撃的なツッツキ。これもだいたいできます。特にアドバイス無し。次はチキータ。これはできる子とできない子の差が激しい。ヘッドをもっと後ろに引いて!というアドバイスをされていました。以上5種類のレシーブに取り組むという課題でした。




次は流し。右前方から体の中心あたりにかけて横方向のスイングをして流す。ここはあっさりと通り過ぎました。参加者もだいたいできる技術でした。




次にストップ。もっと短く止める!と偉関さんのアドバイス。そして偉関さんの実演。なぜあんなにきれいに止まるのか・・・・。しかも、下回転までかかっている・・・・。あんなストップ、初めて見ました。何度やっても同じように止まる。基本技術のちがいですね。(参加者の多くは台上で2バウンドしていません。)




次の課題はレシーブです。まずはフォアのフリック。右足を出して着地と同時に打球。前腕のひねりを利用して打球。手首を使いすぎない。そんな注意をされていました。参加者は全中出場者ばかり。でも、フリックって難しいですね。なかなか上手にできる子はいません。




この練習ではブロック側の技量が大きく問われます。ブロック側の子のミスが目立ちます。スイングが小さく、安定感がある子ほど上手にブロックします。




多分この子が一番上手いのだろうな・・・と思える子が実演の実験台に使われます。さっそく偉関さんからダメ出しが出ます。左右のコースが甘すぎるとのこと。確かにフォア側に送ったドライブはフォア半面の中央あたり、バック側も同じくバック半面の中央あたりにコントロールされていきます。私からすれば上手いけど甘いといったところでしょうか。でも偉関さんからすれば論外のレベルでした。




午前中と同じくサービスレシーブからドライブを打つ。ドライブを打つ人は右と左に一本ずつドライブを打つ。練習相手はそれをフォアバック切り替えながら相手のフォア側に全球ブロックする。10本続いたところからフリー。




講義2コマの後、15時より午後の練習が始まりました。まずはウォーミングアップ。ストレッチだけではなく、ダッシュなどのトレーニングも併せてしていただきました。そして各講師の先生による練習です。偉関さんは午後から左右の打ち分けを課題にされました。




選手グループがいくつか発表した後、指導者グループが指名されました。まさかのトップバッターに指名されました。しかも流れ的には私が発表者で、ほかの3人は傍でうなづく係でした。緊張しました。




補食について選手にどのような指導をしているか。これからの食事指導についてどうしようと考えているか。という2つのテーマについてグループワーク(4名1グループ)を行い、ランダムで指名されたグループが発表しました。




本当の緊張状態(本番の試合など)になると胃腸は全く動かなくなる。消化不良を起こしてしまう。試合の時だけ食事を意識してもだめだ。日頃から食事を意識して生活しよう。




蒸しパン1つを例にとる。裏面の成分表示を見ると脂質の量が表示されている。種類によって脂質の量がかなり違う。この蒸しパンは・・・・脂質25gと書いてある。給食のマーガリン4個分。試合前の補食としては不適当だ。




糖質を食べた後、筋肉に届くまでは2時間ほどかかる。仮にバターのかたまり(脂質)を食べたら24時間もかかる。つまり脂っこいものは消化に時間がかかり、もたれるばかりではなく、筋肉にはなかなか届かない。試合前の食事についてはそのことをふまえて注意してほしい。




次に栄養の講義です。

車いすの陸上選手が栄養管理を行った。手で車輪を回すため、手のひらの皮がしょっちゅうむけていたが、むけなくなった。栄養管理は効果が大きい。




人は褒められるとどんどん伸びる。叱られると叱られないためにやるだけで伸びに限界がある。




チャレンジしての失敗は叱らないで、どうすればよいのかを伝える。片付けもしないで帰るなどダメなことはだめでしかるべき。




当たり前のようなことで、わかっているようなことがわかっていないようなことが多い。今選手がわかっているのか、放っておいても学ぼうとしているのかどうかを見極めることが大切。




メンタルトレーニングはテクニックではない。自分の状態に自分で気づくことができるかどうかが大切である。




注意力を測定するテストを行いました。適性検査などで使われるものらしいです。左に番号が並んであり、そこから線が右側に向かって伸びています。その線は途中でぐちゃぐちゃにもつれており、惑わされずに最後まで線をたどれるかというテストです。




偉関さんが「力を入れすぎるな」と話されていた。これはゾーンに入っていて初めて成り立つ話だ。




工夫することは卓球に対してだけではなく、勉強などへの工夫も最終的には卓球につながる。




身体作り、技術などのすべてはメンタルが引っ張っていく。自分が上手になりたいという気持ちを大切にしよう。




技術的にうまくいかなかったらすぐに修正するための練習をするように心がけよう。試合前はできないことより、できることを高める練習をしよう。




まずは吉澤先生のメンタルの講義です。わたしのメモが気になったトピックスだけをまとめている状態でしたので。話の流れがわからなくなってしまいました。トピックスだけを紹介します。




再び集合して青木先生によるクールダウンです。クールダウンは次の練習のための準備である。青木先生が昨日の講義でそうおっしゃっていました。だから私のクールダウンを見る目が違いました。午前中が終了しました。館内には暖房が入っていました。選手は汗だくでした。昼食後は講義が2コマです。昨日と同じメンタルと栄養の講義です。




なるほど。力量を見極めるにはフォアやバックのスイングではなくサービスの組み立てか・・・・。練習を生かす。確かにそうだが、この状況で試合の中で試すには勇気がいるなあ。さすが、レベルが高いなと思いました。




すると次のように答えてくださいました。「サーブのコースと組み立てを見ている。この選手は何を考えながらサーブを出そうとしているのかを見ている。そうすることでおおよその力量がわかる。もうひとつ、さっきまでやっていたフットワーク練習を生かそうとしているのかを見ている。練習を生かすなら練習通りロングサービスから始める必要があるが、どの選手も短いサービスばかりだ。」




エレベーターの最中も偉関さんは熱心に選手を観察されていました。ちょっと気になって聞いてみました。「今試合をご覧になりながら、どのような点に注目されているのですか?」




次はエレベーターゲームです。勝ったら上がって、負けたら下がるあの方式です。ただし、4分で区切って全体を管理されていました。4分以内でゲームが終了したらフォア打ちをしていなさい。4分経っても勝負がつかない場合はその時点での得点が多い方が勝ち、同点ならジャンケンというルールでした。この4分という時間設定は絶妙です。競ったら足りないが、一方的なら余る。11−9くらいの試合ならちょうど終わるという時間の長さです。




タッチの柔らかさという観点でいうと、私が引率した子は比較的良いほうでした。(もちろん偉関さんのような安定感はありませんが。)前での台上ドライブはできているほうだったと思います。一見上手そうに見えても、飛ばすことしかできない子はたくさんいました。(できないといっても全中にシングルで出ているような子です。)




全体を集合させて再び実演を交えて説明してくださります。前は「台上で打つ」のだ。偉関さんの実演では本当に台の上で打球しています。カウンタードライブです。しかもタッチの柔らかい台上ドライブです。ミスなんかしそうにありません。あまりに簡単に打球されるので、球に威力が無さそうに感じてしまいますが、よく見ると十分な球速で球が走っています。すさまじいレベルです。練習に移りましたが、これができる子はほとんどいませんでした。




次は前後のフットワークです。同じくサービスをレシーブでドライブした後、前2本、後ろ2本のドライブを10本続けた後フリーに移ります。選手たちは、相変わらずレシーブでミスするような子はいませんが、10本続きません。左右のフットワークと違って、この練習は選手によって得手不得手が顕著でした。後ろが苦手な子、前が苦手な子。ただ、偉関さんの目には、どの子が打つ打球も「前」が「前」になっていないと映ったようです。




偉関さんは何度も説明してくださいます。6割で!力の調整が大切!体幹を使って打つ!と。もちろん実演もしてくださいます。さすがオリンピック金メダリストです。無駄な力が全く入っていないスイングで、いつまででも続きそうなフットワークを見せてくださいます。簡単に言うと「基本技術が違いすぎる」のです。




再び全体を集めて指導されます。「6割で打ちなさい。6割で打たないからミスが出る。力の調整が必要です。」たしかにほとんどの選手は8割〜9割で打球しています。偉関さんが6割で!と言われた後もなかなか“力の調整”ができません。良くても7割、場合によっては相変わらず9割ほどの力でドライブを打ち、10本どころか4,5本でミスをすることを繰り返しているペアがあちこちにありました。




しかし、10本が続きません。ほとんどのペアが4〜5本でミスをします。偉関さんがあきれ顔です。夕方ごろ雑談の中でぼやいておられました。「なんですかこの子たちは、愛好家ですか?私帰ろうかと思いましたよ。」私が引率した選手は岡山県の男子チャンピオンです。他の県の子もそんな選手ばかりです。でも偉関さんかすれば、愛好家ですか!?のレベルの練習しかできていないようです。




選手たちが出すサーブはロングサーブという指定以外は自由ですが、ほとんどの選手が右横下ロングサーブを出しています。私のチームのほかの選手を想像して考えると、まずサーブをレシーブからドライブという時点でミスを連発します。しかし、さすがにここにくる選手たちはレシーブの段階でミスする子はいません。難なくドライブを打ち返し、フットワークに入ります。




まず初めは左右のフットワークです。回転は指定せずにロングサーブを出します。練習者はそれをレシーブからドライブ。そこからフォア側2本、バック側2本で返球されるボールをフォア、フォア、バック、回り込みフォアの4本で打ち返し、10本連続で打ち続けたらそこからフリーというものです。




実は技術指導についてここに書き込むのは困難です。私が引率した選手は男子1名ですので、偉関さんの練習について回りました。(旧姓藤井さんの練習内容は全く見ることができていません。)偉関さんの練習は一言でいうと「単純かつ徹底的」でした。練習内容だけを文字で書き込めば、どこにでもあるような感じです。しかし、求めるレベルが非常に高いのです。これは見ないとわかりません。(練習風景を撮影したビデオを持っていますので、近くの方は良かったらご覧に入れます。)といっても仕方ないので、とりあえず書き込んでみます。




9時、ついに技術指導が始まりました。男子の指導担当は偉関晴光さん。説明不要でしょう。女子の指導担当は下川寛子さん(旧姓藤井)。こちらも説明不要でしょう。初めに協会担当者の先生から諸注意がありました。ここでは普段会えないスター選手がたくさん歩いている。サインを求めるなどの軽率な行為はしないように。また、施設の記念写真を撮るなどの行為も同様である。・・・さすがです。見抜かれていました。これからやろうと思っていたことを。節度のある行動をすることにしました。




朝は7時にウォーミングアップが始まりました。まずはランニング。1kmほど軽く走ります。その後ストレッチ。そしてそのまま朝食会場に移動です。その後の練習開始が9時でした。朝食から練習開始まではかなりのんびりしていました。本当はナショナルトレーニングセンターを探検したかったのですが、卓球関係施設以外立ち入り禁止と言われていました。仕方ない、またしても自販機前でコーヒータイム・・・。




宮崎監督の話を聞くことができた時間は短かったのですが、最も刺激的でした。話の内容といい、お人柄といい、素晴らしい方でした。有難うございました。日付も変わってしばらくしたころ、お開きとなり宿舎に帰りました。実は私も選手も朝は通常通り(朝練習もありました)登校し、1時間目を受けた後、2時間目の途中から抜け出して新幹線で東京に移動していました。なかなか充実した、濃い1日が終わりました。




サービス力、特に回転量を決めるのは握力だ。握力の最低限は45kgだ。それ以上であれば威力のあるサーブが出せる。日本男子チームの握力は55kgが最高値だ。ちなみに私(宮崎監督)は握力70kgだ。




選手にとって大切なのは栄養だ。宮崎監督自身、誰よりもよく食べる選手だった。しかも好き嫌いがなかった。どんな状況でも食べていた。世界で戦うとその土地の食べ物を食べなくてはいけない。時には虫や“尾頭付き”の食べ物も出てくる。魚の頭ならいいが、爬虫類や両生類の頭がついてくる。他の選手は食べることができずにいたが、監督ともう一人だけが気にせずパクパク食べていた。次の日、勝ち残ったのはその2人だった。




懇親会の親分は宮崎元全日本男子監督でした。夕方の講義の段階から「私は懇親会担当!」と張り切っておられました。途中、すべての席を監督が回っておられました。私の席の隣にも来てくださいました。その時の話が印象的だったので紹介します。監督、勝手に紹介してすみません。




席の周辺に座った先生方は関東や東海の先生方でした。中高一貫や高校の指導者の方が多かったこともあって、全日本選手権前の練習会場について話題になっていました。東京の高校の先生が「直前に先生の学校で練習させてください」との依頼を快く引き受ける姿がありました。




以下が青木先生の話でした。ここまでで21時を大きく過ぎました。一度解散になりましたが、ここから懇親会があるとのことです。懇親会の開始時間は22時を過ぎると思われます。正直迷いました。知った顔などまったくありません。今から飲んで、明日の朝は7時にはウォーミングアップ開始となっています。懇親会に出るべきか否か・・・迷っているうちに結局、居酒屋の前に立っていました。




クールダウンのストレッチは次の練習のための準備であると考えてください。とても重要です。




靴の中敷きが内側や外側などに偏ってすり減っているような子は要注意である。今度靴の中も見てやってください。




けがの第1位は腰痛である。ジュニア期によくみられるのはオスグットシュラッター病。膝の皿が大腿筋の硬直で上に引っ張られて腱の下の部分と骨がはがれる。他にシーバー病。アキレス腱がかかとの骨からはがれる。腰椎分離症もよく見られる。姿勢が悪いと傷害が起きやすいので気を付けること。




小学生のうちはコーディネーショントレーニング中心。中学生からは自体重トレーニングを混ぜていく。また、心肺能力を鍛える持久走的なトレーニングは重要。中学生時代の心肺能力がその後の心肺能力を決定する。高校生になったいわゆる筋力トレーニングをしたらよい。




早期に競技ごとに専門化した身体作りを行うと長続きせずにけがが多くなる。ただし結果が出るのは早い。全面的な取り組みを長い目で指導してほしい。




身体作りは1日5分でもいいから必ず毎日行うこと。メニューを曜日ごとに変えて指定すれば効果的になる。




できるだけ速く走ろう(全力疾走)。

たくさん走ろう(特に男子はなるべく長い距離を走ろう)




身長が伸びる時期には骨の障害が出やすい。中学生の今時期にはいろんな動きを体験しよう(コーディネーショントレーニング)。

たくさん飛ぼう(パワーを高める)。たとえば縄跳び。足首を固定する飛び方と、固定せずに使う飛び方では鍛える部位が違う。効果的に利用しよう。




そうかと言ってボディービルダーのような体では卓球をするには困る。重い体になること。筋肉が張り出すので体の可動域が狭くなること。フットワークのトレーニングをしていないことが原因になる。




ストレッチも柔軟性を高めるトレーニングである。ストレッチも含めて身体作りをしなければならない。

なぜ身体作りが必要なのか。一つはけがの予防。練習量に負けない身体を作る。もう一つはパフォーマンスの向上。様々な技術に生かせる身体作り。身体は技術や戦術の土台である。ピラミッドの底辺と考えるとよい。身体が弱いと技術や戦術が乗っからない。




以下がメンタルの講義でした。次はフィジカルの講義です。龍谷大学の青木先生が教えてくださいました。




1つ目はマスタリー志向。

スキルを身に付ける。能力向上が目標。過程と努力を重視する。

2つ目はパフォーマンス志向。

結果を求める(プロの考え方)。成績が目標になる。能力を重視する。




目標設定についてさらに。

スモールステップの目標設定が必要。誰かと同じものではなく、自分に合った設定をすること。目標の志向性は2つある。




目標は必ず達成するもの。夢はこうなったらいいなという希望である。




目標設定について

夢と目標の違いを考えよう。夢を実現するための目標設定である。優勝するという目標は実は抽象的である。具体的に何すればよいのかを設定するほうが良い。例えば、戦術をあきらめずに考え続けるなど。




失敗に対する不安が大きい場合。

準備不足であるとき。80%の仕上がりだとしても80%すべてを出そうと考えるとよい。苦手なところがある場合。苦手な部分への対処法とセットにして考える。どちらにしても指導者の声かけが大きく左右する。




ゾーンに入れなかったとき。〜緊張が低い編(やる気がない。投げやり)〜

大いに体を動かす。アップテンポの音楽を聴く。

心拍数が高いと緊張が高い。低いと緊張も低い。心拍数をコントロールすることでゾーンに自分を入れるようにコントロールする。




ゾーンに入れなかったとき。〜緊張しすぎ編〜

ゆっくり座って音楽を聴く。ゆっくり動き回る。深呼吸をする。大丈夫と自分に言い聞かせる。




適度な緊張感を持った状態を“ゾーン”という。必要なことは聞こえるが、いらないことは聞こえない。そんなときにアイディアが浮かんでくるものだ。練習の中でこそ“ゾーン”を見つけてほしい。だからこそ試合と同じウォーミングアップを練習でしてほしい。




一流になる選手に必要なことが4つある。

1つ目。常に学び続けること。まったく練習に手を抜かずに学ぶ意識を持つこと。

2つ目。失敗を必ず将来につなぐこと。どんな姿になりたいのかが大切。次の試合で優勝しますというのではなく、次の試合ではこんな試合をしますと言えることが大切。

3つ目。試合と同じ緊張感で練習をすること。

4つ目。日常生活から卓球につなげて考えること。




自分の身の回りで自分が一番強いと思っている人は強くならない。自分との勝負をする人、勝ちたいという気持ちが必要である。




初めから勝てない試合をするべきではない。相手の強みに対して正面から対抗しようとするのではなく、ほかの方法をとるようにするべきだ。




毎年必ず風邪をひいてしまいます。今週はインフルエンザになっていました。今年は進路指導主事。2月最終週の大変さは以前より、十分に理解していました。さあ、その週が始まったと思ったら、まさかの発熱です。3年生の前にインフルエンザで出勤するわけにもいかず・・・・水曜日からお休みしていました。大変な週なのに進路指導主事は働けず・・・・唯一の救いは特別入試内定発表の日までは仕事をしていたので、一般出願の下準備だけは完了していたこと。でも一般入試出願書類仕分けから出願、私立2期入試当日から発表の役には全く立てていません。そんな中、本校3年団は一般入試全校出願完了、私立2期合否受け取りまですべて完了。もちろん残業はほとんどなし、という手際の良さ。さすがです。有難うございました。月曜から頑張ります。そんなわけでブログも今日から再開します。





勝った人にインタビューすると“技”が良かったと答える傾向がある。負けた人にインタビューすると“心”が悪かったと答える傾向がある。負けた時の理由探しに意味はない。負けた時こそ何が足りなかったのか考えなければいけない。




次の講義はメンタルについて。名古屋の吉澤先生が教えてくださいました。卓球レポートのメンタルコーナーの連載をされている方です。




日々の健康管理に最も有効なのは体重管理だ。自然に体重管理ができる環境を作ってあげることが大切だ。




水分補給について。自分の発汗量を把握する必要がある。練習前後での体重測定によってそれを把握できる。




練習中におなかがすくのは燃料切れだ。練習の1〜2時間前には補食を取らなければいけない。運動後すぐに補食をとれば疲労回復に役立つ。




次は「補食」について。補食はおやつじゃない。3食で食べられなかった栄養の補給、運動のための燃料補給、疲労回復のための燃料補給とタンパク質補給が目的だ。




授業への集中力を測定した研究によると栄養バランスが取れている人とそうでない人の間には有意差があり、バランスの良さと集中力の高さには相関関係があるそうです。




余談ですが、ナショナルトレーニングセンターの食堂では簡単に6つの皿が用意できます。入り口には“勝ち飯”と書かれたポスターや旗がならび、今日の献立に含まれる栄養素の成分表があります。選手たちはそれを確認しながら奥へと進んでいました。西村先生は食堂での選手たちのトレーを観察し、栄養バランスがとれているかどうかチェックされていました。




バランスの良い食事をするためには6つの皿を毎食そろえる努力をしましょう。

6つの皿とは「主食(炭水化物)「汁物(ビタミン、ミネラル)」「主菜(タンパク質)」「副菜(ビタミン、ミネラル)」「果物(ビタミン)」「乳製品(タンパク質、カルシウム)」である。




時々、ダイエット中の人が胸を張って言います。肉やご飯を食べずに、野菜をたっぷり食べています。よく考えたら、道具だけ摂取している!?それは意味がないですよね。




炭水化物は体を作るのではなく、体を動かす“燃料”である。ビタミンは体の材料を組み立てる“道具”である。

“材料”があっても“燃料”がないと体は動かない。“材料”と“燃料”があっても“道具”がなければ体は組み立てられない。すべての栄養素を摂取することが大切だ。




まずは5大栄養素について。炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルが5大栄養素です。

体は水60%、脂質20%、たんぱく質15%、ミネラル4%からできている。5大栄養素のうち、炭水化物とビタミンはこれに含まれない。




次の講義は栄養学についてでした。福岡の西村先生が教えてくださいました。

栄養の講義を本気で聞くことなど今までありませんでした。聞いてみて思うのは、大切だなということです。ここまで管理できるチームを作るとすごいだろうなということです。




以上が佐藤さんのお話でした。優しい口調ですが、熱っぽく語ってくださいました。最後の質問で、先生は厳しい先生ですか?というものがありました。それに対して「生徒には人生を学んでほしいという愛情をもって接している」と答えられました。なるほど、ある意味厳しい先生なのだなと感じました。




なるべく人前に出る努力をして、克服に努める。緊張した時の力が本当の力である。だから練習中に緊張しなければいけない。そして練習以外の場面でも緊張するような場面を作っていかなければいけない。




質問コーナーがありました。はじめの質問は「緊張して力が出ないときはどうしたらいいのですか」です。




最後に佐藤さんはトレーナー(練習相手)としてソウルオリンピック代表合宿に参加されたときにも、意欲を下げずに自分の練習として考えた。チャンスは自分で生み出すものです。そう話されました。




近藤監督は素晴らしい方だと言われていました。選手がしていることを否定して型にはめることはされない。バックハンドを振ることが重視されていなかった時代に、バックハンドを振る選手がいた時にも「よしよし、どんどんやりなさい」と言われていたそうです。




白鳳女子時代にお世話になった近藤監督に感謝されているそうです。近藤監督に「お前は自分で考えられるところが良い」と言われて自分の長所に気づいたそうです。相手の戦術の変化に気づくことが得意だった。




「偶然」は運である。普通の生活では得られないもの。人がしていないときに頑張る。人よりも頑張る。疲れても頑張る。そんな人についてくるもの。




「突然」とは予想がつかないもの。例えばフェイントのようなもの。(あるレベル以上でのことだ。)





「必然」とは基本技術である。





試合では3つのことが大切だ。それは「必然」「突然」「偶然」だと言われていました。




あこがれの選手を追いかける姿勢が大切だと思います。それは他競技の選手でもいいじゃないですか。そう話されていました。




あまりに強くあこがれすぎて、その気持ちが曹燕華さんに伝わったらしく、食事に誘われたとのこと。さらに宿泊先の部屋にまで招待されたとのことです。(念のため言っておきますが、曹燕華さんは女性ですよ。と付け加えされました。)




佐藤選手は曹燕華さんに対して、ものすごくあこがれを抱いていたそうです。好きな人や選手がいて、その人を追いかけることは大切だと思うと話されていました。ただ、あこがれのレベルがちょっと違ったみたいです。




後に佐藤選手が曹燕華さんにその時の気持ちを質問したそうです。すると、どうしても勝たなくてはいけなかった。自分の強みを出しての試合ではなく、自分の弱点対相手の弱点の試合だった。今思い出しても手が震えてくる。と言われたそうです。そのとき、自分がかつて行っていたロビング戦法も悪くないと思われたそうです。




曹燕華さんはペンホルダー攻撃型の選手にも関わらず、ついに攻撃をやめてカットをし始めたそうです。中国選手の絶対に負けられないという強い思いが伝わってきたそうです。そして、その戦術転換が功を奏して逆転勝ちをされたとのことです。




佐藤さんが中学生のころ世界選手権のビデオを見せてもらったそうです。中国の曹燕華さんのものだったそうです。曹燕華さんは1セットも取れずに追い詰められていたそうです。得意のフォアハンドをすべてブロックされて絶体絶命のピンチに驚くべき戦術をとったそうです。




人間変わりたいと思えば変われるのだということを強く言われていました。




次の年、早いピッチでのプレーを身につけた佐藤選手は全中ベスト16にはいられました。しかもその年の全中チャンピオンとセットオールの試合をしたようです。しかし、何よりも周囲を驚かせたのはたった1年でロビングばかりしていた選手がロビングを封印し、早いピッチの試合ができるようになって、全中で活躍したことだったみたいです。




次の年の東北大会はベスト8にとどまったらしいです。しかし、ロビングはしなかったといわれていました。例えば10−9のような、どうしても1点ほしい場面でもしなかったようです。




そんなことを言われて落ち込んだのかと思いきや、佐藤選手は変わらなければいけないのだと強く思われたそうです。速いピッチでの卓球が必要なのだと。そして以後ロビングをやめたそうです。そうすると今まで勝てていた相手にも勝てなくなったそうです。県内の子にも負ける経験をしたらしいです。




その時に言われたそうです。君は背が低いねと。その背の低さではこれから伸びないでしょうという意味が込められていたらしいです。しかもそのロビングは世界で勝てるのかともいわれたそうです。ほかの選手の前で。




東北地方優勝者ということで全国の合宿に参加することになったそうです。さすがに全国ではロビングでは通用せず、参加者12人中12番目の成績になったそうです。




初めはロビングを多用する選手だったそうです。やってみたら一番点が取れる技術だったからだそうです。なんと中1の間に東北大会優勝をされたそうです。ロビングを使って。(それがすごいと思います。卓球歴1年未満で・・・ロビングだけでは勝てないはずですからそれ以外の技術も必要でしょう。ただロビングが特徴的だったのは間違いなさそうです)




佐藤さんは宮城県出身で卓球を初められたのは中学1年からだそうです。小学校時代はミニバスケに熱中していたそうです。バスケではボールを持った瞬間に味方の選手の位置と相手の選手の位置を把握したうえで即時に判断しなければいけません。相手の選手をかわすためにフェイントが重要になってきます。フェイントの考え方は卓球でも役に立ったそうです。




さて、研修内容の話に移ります。初日は16時開講。その後夕食をはさみながら21時過ぎまで講義が続きました。最初の講義はオリンピアンの経験談ということで、佐藤利香さん(現明徳義塾監督)のお話を聞きました。




壁際には数々の優勝カップが置かれていました。水谷選手がワールドツアーで優勝した時のもの、世界ジュニア団体優勝のものなど、数十個〜百数十個ほどでしょうか、ものすごい数のカップが置いてありました。その中に見つけました。平成27年度総社市長杯卓球大会高校女子団体優勝のものを。ちょっと笑顔になりました。




卓球場の壁には写真が貼ってありました。中国をはじめ、各国代表選手の写真です。練習のたびにこの写真を見ながら勝つための方法を考えているようでした。




食堂に行くと見たことがある人がいました。オリンピックでメダルを取った女子柔道選手でした。同じくニュースで見たところ、全日本柔道女子の強化合宿をしましたとのことです。どうやら卓球場の隣の部屋ではTVカメラが入っての取材が行われていたようです。つくづくすごいところだと思いました。




今回の研修会は参加者がとても多かったようで、私を含めて多くの指導者はアスリートビレッジではなく、地下鉄で2駅ほど離れた場所のホテルに泊まりました。ホテルに帰ってテレビをつけるとスポーツニュースをしていました。サッカー女子の皇后杯が行われました。澤選手引退の関係で盛り上がっていました。そういえば昼間にFIFAの旗が屋外の競技場に上がっていて、騒がしい様子だったなと思いました。目の前でやっていたらしいです。




食事はアスリートビレッジの食堂でとります。研修会では栄養の講義を受けました。その理念がしっかり生かされている食堂です。イメージとしては大学の学生食堂のようなものです。自分がほしいものを選んで食べますが、そこにおいてあるものは必要な栄養がしっかり取れるように計算されています。知識をもって選べば、かなりバランスのいい食事ができる仕組みになっています。ただ、たくさんあるのでつい食べ過ぎてしまいます・・・ハードな運動をする選手にとってはカロリー確保のためにちょうどいいのでしょうね。




卓球場を出ると柔道の人たちがたくさん歩いていました。日本人だけではなく、コリア、ジャーマニーなどの文字が見えます。練習の休憩時間中にロビーの自動販売機前の椅子に座り、コーヒーを飲んでいたところ、大型バスで到着したドイツの選手団がなぜか自販機の周りに集合して簡単な打ち合わせを始めました。私はドイツの柔道家に囲まれて、その中心で一人ぽつんとコーヒーを飲むという、なかなか体験できない状況を体験しました。




大きな建物でしたが、卓球関係施設は1階にあります。ナショナルチームが練習をする写真が雑誌等でおなじみの、あのアリーナです。大きさは浦安のサブアリーナ+αくらい。六番川の体育館よりかは小さい印象です。その3分の1のスペースが赤色のフロアシートに覆われて、固定台を設置されていますが、残りのスペースは普通の体育館です。もちろんセキュリティカードを使わないとアリーナに入れません。ちなみに卓球場の隣は柔道場です。




ナショナルトレーニングセンターもアスリートビレッジも入り口には警備員が立っています。セキュリティカードを配布され、それを使わないとロビーより奥の区域には進めません。




大きな四角い建物です。とても大きいです。岡山にはあれほどの大きな四角い建物は・・・・運送業者の建物くらい・・・・もっと大きいかも、というくらいの大きさです。しかもそんな建物が2つも並んでいます。さらに道路を挟んでその横にはアスリートビレッジという名の宿泊施設があります。




まずは味の素ナショナルトレーニングセンターについて。東京駅からいくつかの行き方があるようですが、私は山手線で巣鴨まで行って、その後都営地下鉄三田線で最寄り駅下車後に徒歩という手段を使いました。同時に東京駅をスタートした岡山県女子推薦選手はバスを利用したみたいです。彼女たちの方が早く着いていました。




今回の研修会には北海道、宮城、神奈川、東京、千葉、埼玉、福井、静岡、山梨、愛知、大阪、広島、山口、高知、宮崎、三重、そして岡山の各代表が参加しました。




明けましておめでとうございます。ご無沙汰しておりました。今日から新シリーズ、”研修会報告”をさせていただきます。よろしくお願いします。


昨年の12月18日(金)〜20日(日)まで競技者育成Dブロック研修会に参加してきました。研修会は日本卓球協会が行っている事業で、岡山県からは本校の男子1名を含む、男女各1名ずつが推薦され、指導者とあわせて4名が参加しました。場所は味の素ナショナルトレーニングセンターでした。










平成27年度編









8月28日(金)

先日岡山市総体がありました。市総体は3年生のための試合という位置づけです。本校の3年生も参加しました。県大会での結果は皆さんご存じの通りですので、本音を言えば心残りが多かったです。だから市総体でいい結果が得られたらいいなと思っていましたが、はじめから勝つつもりはありませんでした。気持ちよく最後の試合を楽しめたらよい。そう思って臨みました。団体戦の結果だけ見れば、満足とは言えない結果でした。個人戦では満足のいく結果が出た子もいれば、そうではない子もいました。例年のように3年生最後の試合を見届けて、最後の話をしました。3年生は話の後、心からのお礼を言ってくれました。その時気づきました。お礼を言われた時の自分の異変に・・・・。初めてといえるくらいに心が動いたのです。もちろん今までも最後に心動かされる時はありました。でもこんなに大きく揺さぶられることはありませんでした。なぜなんだろう?考えました。3年生は自分の担当学年です。担任したことがある子もいます。でもそんなのは今までもありました。今までと違う点・・・・それはこのブログを書き続けたことです。毎日自分の気持ちを振り返りながら考えを整理したこと。公開するという約束のため、全力を出さざるを得なかったこと。公開することによる3年生へのマイナスの影響を心配して、7月でこのブログをやめることにしました。しかし、3年生引退の時を迎えて思いました。ブログを書き続けることで、顧問である自分が3年生に対してどれほどのパワーを注ぐ結果になったのか。それによって3年生が得たものは決して少なくはないのではないか。もちろん私自身が得たものも同じではないか。

8月24日(月)、25日(火)の2日間にわたった市総体。2日目は台風による大荒れの天気の中開催されました。この2日間は私にとって忘れられない2日間となりました。おそらく3年生たちもそうでしょう。2年生がそんな私の姿を見ながら言いました。「先生、ものすごい笑顔・・・・」たぶん、ちょっと嫉妬したのではないでしょうか。それほど私と3年生は幸せで名残惜しい時間を過ごしました。


先日から3年生のいない新チームでの練習がスタートしました。気持ちの切り替え・・・すぐにできました。新チームのことで頭がいっぱいです。私の中の「部活動指導」という場所には3年生の姿は全くありません。でもそうではない別の場所に、大切な思い出の1ページとして3年生との日々が鮮やかに残っています。こんな気持ちになれたのも、このブログと読んでくださった皆さんのおかげだと思います。本当にありがとうございました。


でも、ブログは再開しません。ただ終わり方が悪かったので、追伸を書いただけです。もちろんブログをしないからと言って新チームに手を抜くつもりはありません。新チームにも全力を注ぎます。みなさん、がんばりましょう!!






7月22日(水)

今日はA練習でした。練習の途中に3年生を集めて、話をしました。その後、男女キャプテンに、全体の前で話をさせました。最後の話は昨日と同じような話を繰り返しました。今日の最後の声出しは気合を感じました。さあ、明日への準備は整いました。頑張ろう!


さて、県大会に向けて子どもたちは、しっかり盛り上げてきてくれました。ブロック大会のころは本当にどうしようかと悩んでいました。あの頃はこんなに晴々した気持ちで県大会を迎えることができるとは想像できなかったでしょう。


そのブロック大会の直前くらいから決めていたことがあります。このブログの書き方をやめようということです。元々このブログは読んでくださっている人が、卓球を指導されている中学校の顧問やコーチの方であるという想像で書いています。そんな方に少しでもお役に立てるようにしたい。だから良いことも悪いこともしっかり公開して、それを私と子どもたちがどう乗り越えていくのかを見ていただこうと考えていました。でもやはり中学生は良いことばかりではありません。ダメなときも、もちろんあります。特にこのチームは試合直前でそうなってしまい、それを公開することになってしまいました。これが私のチームの子どもたちに与える悪影響は無視できないのではないか、と考えるようになりました。試合直前に弱みを公開することになるわけですから・・・・。しかも、一応気を使って匿名になるように記事を書いたつもりですが、近くの方は大体誰のことを言っているのか分かると思います。積極的に公開するようなことではないと思いながらも、誰かの役に立つのなら、という気持ちで書き続けました。書けば書くほど、子どもたちに申し訳ないという気持ちが積み重なり、この学年の子たちが県大会を迎えるのを一つの区切りにしよう。その次の学年の子たちの毎日を公開するのは絶対にやめよう。そう思ったのです。だから、明日からは日常を公開するのをやめます。


明日は県大会を全力で戦ってきます。毎日ご覧頂いた方は、我がチームの3年生たちが通った軌跡を全てご存じではないでしょうか。そんな子どもたちが明日頑張ります。もし、応援してくださる方がいらっしゃいましたら、本校男子、女子各チームへのご声援をお願いします。ありがとうございました。


次の記事は考えていません。しばらく休止することになると思います。マジシャン男さん、良いネタありませんか?




7月21日(火)

今日はC練習でした。声を出すことを口やかましく言いました。もっと早くから口やかましく言っておくべきだったなと思いました。言っていたんですけどね、一応。でも、できるまで徹底的に言い抜くことが必要だったかなと思います。以前は声出しの練習とかしていました。最近していないなあ・・・それがいけないのかなあ・・・・でも、それだけではない気がする・・・。これは3年生に対しての話ではありません。1,2年生の話です。3年生は気持ちが乗っていますので、心配無用です。とにかく、あっという間の4時間でした。


「明後日県大会だ。今までの大会では次の大会に進めないという緊張感がなかった。ブロック大会も地区大会も、予選を抜けるだけならできるが、何位で抜けるかの勝負だった。しかし、この県大会は違う。次の中国大会に行きたいが、行けれないかもしれない。ここで3年生の夏の大会が終わるかもしれない。しかし、ここで終わるつもりはない。あと少し、このチームで熱い戦いを続けたい。3年生は頑張っているが、厳しい試合の中では精神的に追い込まれるだろう。これはうちの3年生だからということではない。中学生みんなそうだ。どの学校の中学生も精神的に追い込まれた試合をすることになる。そんな中で力になるのはチーム力だ。自分の存在価値は何かという話だ。自分の力がどれだけ役に立つか考えなければいけない。それぞれが全力を出したら良いチームが作れる。県大会に向けて頑張ろう。」


後ろを見なくてよい状態。前だけを見ていればよい状態。少なくとも3年生については、そうなりました。男女ともです。(ちょっと遅かったかもしれません。)ブロック大会、地区大会ではその状態にならなくて苦慮しましたが、今は自信を持っています。あとは1,2年生をついてこさせることが大切です。そこについては不安材料満載です。明日1日で突貫工事します。




7月20日(月)

今日は1日練習試合に参加させていただきました。若干、自らの力不足を実感する事件がありましたが、目の前の3年生は期待通りの成長を見せてくれました。彼らがここまで来れたことに一応の満足を感じます。


「今日の君たちに不満はない。むしろ県大会に向けての希望があるだけだ。気になっていた○○の精神状態も崩れず、△△は今までのベストマッチではないかという試合をした。あと2日で県大会だ。プロの選手ですら試合当日に100%を出すためのコンディション作りに苦労している。まして中学生は100%が出せないとみたほうが良いだろう。そういう意味で、今度対戦する相手は100%を出せない人が多くいると思われる。その中でうちのチームは全員が100%を出せるようにしたい。そのために必要なことは声とチーム力だ。あと2日間はそれを高めるために使いたい。県大会に向けて頑張っていこう。」


以前からあった3年生男子に対する胸の引っ掛かりは全くありません。技術的な不足はもちろんありますが、気持ちよく全力を出せる準備ができつつあります。あと2日でこの状態を保ちながら、チーム力を高めるようにしていきたいです。




7月19日(日)

今日はA練習でした。元気はつらつ男さんのチームが来てくださいました。練習試合の約束をした後に分かったことなのですが、県大会でお互いが勝ち上がれば、2回戦で対戦します。直前だからどうしましょうか?と元気はつらつ男さんと話しましたが、「まあいいでしょう、予定通りやりましょう」ということで今日の日を迎えました。練習試合ができてよかったです。ありがとうございました。

応援の練習も兼ねて練習試合をしましたが、指導のし甲斐のある状態でした。応援団を男女とも集めて話ました。自分の存在価値は何か。という話です。活躍できる場面は与えられている。そこで頑張っている人は他人から認められる。だから、もし当日その人が休んだら、周りの人は動揺するだろう。逆に頑張っていない人は当日休んでも、どうってことないのだろう。自他ともに認められるほど頑張ること。そこに存在価値が出てくるのではないか。価値は自分で作るのだ。という話です。その話の直後から応援団の気合が変わりました。でも長続きしないのが難点です。最後の話もそれに関連させました。


「あと少しで県大会だ。自他ともに認められるほどそれぞれががんばること。そんな人ばかりが集まったチームになれば、ものすごい力になる。一体感のあるチームになる。試合当日は120%の力を出そうという話をすることもあるが、本来持っていない力を出すことなどありえない。100%以上というのはありえないと思う。普通の人は試合当日に80%や90%しか力を出せずに終わるのだ。しかし必ず100%を出す。そのために必要なことは一体感のあるチーム作り。県大会までに全体での練習はあと2日だ。もし、次に進めなければ、あと2日でこのチームの練習は最後になる。県大会で終わるつもりはない。まだまだこのチームは続く。そのためにも一体感のあるチームを作り、試合当日は100%を出せるようにしていこう。」




7月18日(土)

台風の影響で練習できませんでした。残念。でも、男子Aチームの何人かはどっかで何かして来い!に対して、どっかで何かしてきたみたいです。よろしい!今日は1日練習試合に参加させていただきました。今日は朝からずっとアドバイスは技術的なことばかり。気持ち面での指導は必要ありませんでした。どうやら火曜日の指導が生きていたみたいです。特に男子キャプテンと副キャプテンに変化が見られました。ただ、午後から若干の体力不足を感じました。まあ、1日を通してみれば、合格点をあげなければいけないでしょう。やっとここまで来ました。


「今日は技術的なことに集中できた。後ろを気にせず、前だけを見ることができる状態になったといえるだろう。やっとここまで来た。ここから県大会に向けてしっかり仕上げていこう。終わり良ければすべて良しだ。最後の試合に向けて頑張ろう。」


もっとたくさんの話をしましたが、ちょっと忘れました。このくらいで許してください。




7月15日(水)

今日は午後からたくさん練習できたはずです。私は見れていません。最後だけ顔を出しました。でも最後の話は秘密です。




7月14日(火)

今日から給食なし。午後からはたっぷり練習できますが、何と今日の体育館に卓球部の割り当てなし。仕方ないので前半3年、後半2年でステージ練習。1年生は外練習をしました。3年生には昨日の話をしました。初めて男子キャプテンが部員へのミーティングで長いことしゃべりました。やっと思いのある話ができるようになったかと、うれしく思いました。2年生のステージ練習の最後30分は、なぜかフロアーで練習していたバスケとバドが練習を終えて帰りました。体育館はステージに卓球部のみという状況でした。・・・静かです。音に迫力がありません。そして最後には2年生に向けて話ました。


「静かだった。それはただ卓球というスポーツが静かだったということではなく、君たちの練習に迫力がなかったのだろう。ここにもし○○先輩や××先輩が混ざって練習していたらどうだろう。違う音がしていたはずだ。声が大きいというだけではなく、球を打つ音、床をける音など、気合のある音がしていたはずだろう。先ほどは3年生がミーティングをしていたことを君たちは知っているだろう。3年生にとっては残された時間をどう過ごすかが大切なのだ。だから1日1日、1時間1時間を大切に思っている。しかし、試合前の1時間も試合がないときの1時間も同じ1時間だ。2年生にとって今日の1時間は、君たちが3年生になって試合を目の前にした1時間と何も変わらない重みがある。そのことを思いながら、時間を大切に過ごさなければいけない。」




7月13日(月)

今日は中練習。小さなことがいくつも気になっていました。最後のとどめがありました。最後の話は説教でした。ここに来て3年生を説教すること自体、今までの指導の敗北を感じます。どこでどう間違えたのか・・・・・。秋や冬はまだまだこれからという気持ちで見ることができます。同じ説教をしていても未来に希望があります。しかし、今の時期は違います。彼らはこの3年間、この卓球部で何を学んだのでしょうか。何も教えることができなかったのではないのでしょうか。そんな挫折感に似た気持ちに襲われています。うまくいかない時こそ・・・・・この言葉を私が一番かみしめているかもしれません。ヘラ釣り名人さんありがとうございます。



こんなことを書くと、何事が起こっているのかと心配される方がいらっしゃるかもしれません。子どもたちの名誉のためにも若干説明します。すごく冷静になって考えてみると今の悩みって小さなことなんです。ただ、期待するより声が小さかったこと。塾で帰る人がいたこと。それだけなんです。でも、地区大会でチーム力を生かせなかったことを考えると、県大会でも同じことになるだろうと予想されます。地区やブロック前に十分な準備ができなかったのは、必要な練習をしようとした時に塾で帰る子がいて、目の前に選手がいなかったからなのです。そして今も同じ現象が目の前に広がっています。同じことがおこる・・・・。終わり良ければすべて良し。終わり悪ければ・・・・、いや悪い終わりを迎えさせてはいけない。うまくいかない時こそ・・・・。




7月11日(土)

今日は合唱祭。午後からは中練習ができました。卒業生が2人来てくれました。


「県大会まであと2週間ほどになった。3年生にとっては目標の中国大会までを含めても、あと少ししか残っていない。中国大会に出ることができなければ、あと2週間で終わることになる。できればこのチームでもうしばらく卓球がしたい。だから目標の中国大会に出たい。そのためには考えることをやめたらダメだ。全力を出すことをやめたらダメだ。どんな状況でも考え続けること、どんな状況でも頑張り続けること、それを残り時間で精一杯やりぬいてほしい。」


最も考えることをやめたらいけないのは監督だと思います。今日も女子ダブルスの練習をしたのですが、課題のほうが多くて・・・・考えることをやめてはいけません。生徒への話は自分への話でもあります。




7月10日(金)

今日は3年ステージ練習の予定でした。しかし、明日の合唱祭の準備のため、ステージが使われていました。仕方なく、全学年外練習をしました。あれ?練習できる期間のはず・・・・だったのですが・・・。

最近2年男子の揃いが悪いです。今日も来てない子がたくさんいました。そこで話しました。


「塾だのなんだので帰ることが多い。しかし、練習をせずに帰った日に、その埋め合わせの何かをしているか?素振りでも何でもいい。何もしていないのならよくない。用事があって練習できないのは仕方がない。それなら試合で勝てないのも仕方ないのではないか。練習できないことを仕方ないといってはいけないのだ。そして最後には自分のやってきたことに自信が持てるかどうかだと思う。うちの練習環境はフロアー練習が平日週2日だ。確かに十分ではない。しかし、その練習に全力を投じることができたという自信が、最後の試合では後押しをしてくれる。あの時サボったよなとか、あの時頑張らなかったよなとかいう感情があれば、最後に粘り切れない。周りで応援している人もそうだろう。あいつは本当に頑張っているよな、と思って応援する時と、あいつはあの時ダメだったよなと思って応援するときとでは違う。3年生にとっては、どう言ってもあと2週間だ。自信もって全力が出せるようにしてほしい。」




7月9日(木)

今日は中練習。楽しみにしていました。ところが、午前中、廊下を歩いていると女子キャプテンが近づいてきました。「先生、今日って学年の日じゃないですか?」「えっ!?そうなの?」確認してみると・・・・学年の日です。評価評定会議の日に部活ありなんて画期的だなあと思っていたことが間違いでした。評定会議の日はいつも学年の日です。という訳で今日は中練習がなくなってしまいました。あれ?この期間は練習ができる・・・はずだったのですが、おかしい・・・・・。


そうそう、評定は朝一番で入力しました。セーフ。




7月8日(水)

今日は1,3年外練習、2年ステージ練習でした。昨日は部活に出れなかったので、何とかして早く部活に行きたかったのですが、難しかったです。明日の合唱コンクールに向けて、帰りの会直後からクラス練習をさせ、生徒同士のちょっとしたトラブルがあったので、それを処理し、学級委員会に顔をだし、その後生徒会執行部の打ち合わせに顔をだしていると、他県から電話がかかってきて、その対応に追われ、やっと片づけたところで再び執行部の元へ。執行部にも区切りがついたので職員室に帰りました。本当は今日が評定〆切なので評定を入力しなければいけないのです。職員室は評定を出すために悪戦苦闘している教員であふれていました。私は・・・評定入力どころか、まだ評定を出していません。でも大丈夫。通知表処理担当者の特権を利用し、評定〆切に対してすぐに焦る必要なし、と判断して体育館へ急行しました。1,3年生は解散した後でした。そっちを本当は見てやりたかったので残念でした。でも2年生のステージも指導のやり甲斐があります。指導しながら評定を出す仕事をしようかと思いましたが、全く集中できないことに気づき、それなら県総体の名簿作りを始めようと思い、取りかかりましたが、結局集中できず、いつの間にか球出しをしていました。卓球って楽しい・・・・でも、評定が出ていない・・・。明日朝には入力完了”予定”なのでギリギリセーフ。(担当者だから余裕なのです。担当者じゃなかったら人に迷惑がかかるから、余裕かましたらいけません。)あれ?何書いてるんでしょう。本当の日記ですね、これって。部活最後の話ですが、2年生の1年後の話をしました。本校3年生と現在の周辺他校の状況をそれぞれに話し、あるべき姿と陥ってはいけない姿を話しました。




7月7日(火)

今日は3年ステージ練習でした。が、私は指導できていません。帰りの会直後から私的な事情により特休を取得しました。元気に練習していたのでしょうか・・・・・。気になりますが、言っても仕方ありません。また明日頑張ろう。




7月6日(月)

今日は中練習でした。先日の懇親会でI先生に指導をお願いしていました。今日は来てくださいました。本当にありがとうございました。3年生8名(男女混合)を中心に見てくださいました。やはり着眼点が違うなと感じました。問題は私が指導のすべてを吸収するだけの器がないことです。せっかくの指導も毎日見ている指導者がそれを理解し、継続的に指導できなければ意味がありません。どう生かしていくか、考えなければいけません。最後の話はその他の子に向けて、I先生の紹介をくわしくしました。また、来てくださるとのことです・・・というより無理を言って、お願いしました。ありがとうございました。




7月4日(土)

今日はC練習でした。練習試合に来てくださいました。どのチームも必死で頑張っているなあと実感できました。


「100の力を持つ人と99の力を持つ人が戦えば100の人が勝つ。100の人と1000の人が戦えば1000の人が勝つ。しかし、100の力を持つ人が98しか力を出さなければ99の人にも勝てない。今持っている力を出し切ることが大切だ。力を出し切るために必要なことは、全力を出すことに慣れること、声を出すこと、チーム力を使うことだ。これからの期間は力そのものを高めることと同時に、力を出し切ることができるようにしなければいけない。頑張っていこう。」


明日は練習しません。




7月3日(金)

今日は3年生ステージ練習でした。


「明日は練習試合だ。わざわざ来ていただける。本当に有難い。今までもそうやっていろんなチームに助けてもらってきた。今の君たちがあるのはそんな人たちのおかげである。それに対して感謝しなければいけない。そして今の時期は一戦一戦が相手のチームの3年生を引退に追い込む試合である。実際にブロック大会や地区大会で、君たちが直接関係して引退させてしまったチームもある。今はそういう人たちの分まで頑張らなくてはいけない時期だ。残り時間でしっかり伸びていけるように、1球1球に集中して取り組んでいこう。」


今日は岡山市中体連運動部活動顧問者懇親会でした。そのため、ステージ練習は5時で切り上げ、下校させました。懇親会ではI先生からいろんなことを学ばせていただきました。この年になってもなかなか自立できない私です。今でもI先生のような先輩の先生に助けていただいて、やっと卓球部の顧問をさせてもらっている状態です。私が生徒を見ながら日々感じていること。「なかなか思い通りに成長しないなあ」という気持ちは、先輩教員から見た私にも当てはまる気持ちなのだろうと思います。それでも粘り強く指導してくださる先輩の先生方には心から感謝です。明日からも頑張ります。




7月2日(木)

今日は中練習でした。片付けの様子を見ながら、言いたいことがたくさんありすぎて、どれにしようか考えていました。最後の最後にステージ上のピアノが、合唱練習の時から、開けたままで放置されていることに気づいた3年生がそれを片付けました。


「自分は学生のころアルバイトをしていた。その時、大学生のアルバイトが自分のまわりにはたくさんいた。大学生というと君たちから見るととてつもなく大人に見えるだろう。何しろ車を運転し、タバコを吸う人たちなのだから。でもその中にも、すごいなあと感心するような人もいれば、そうでもない人もいる。体はご飯を食べていれば勝手に大きくなる。しかし、肝心の中身は意識して鍛えていないと成長しないのだ。大学生になっても成長しないままの人だっているのだから。将来君たちはすべて仕事をするだろう。そんな時に気が利かないようではやっていけない。日ごろから気を利かして動けるようにしていなければいけない。先ほどの○○先輩はピアノに気づいて片づけた。先輩のようにまずは部活動の場面でしっかり気を利かす訓練を積みなさい。そしてそのほかの場面、教室や家庭でも応用できるようにしなさい。そうすれば中身を鍛えることになり、将来必ず役に立つだろう。」


今日も平日練習としては充実した時間を過ごしました。やはり5時間授業の放課後はたっぷり練習できます。しかも、先週のテスト中に、新しく購入した卓球台が2台納品されました。2台増えると景色が違います。やはり、この時期は練習できる感じがします。早く上手にならないかなあ・・・・・。




7月1日(水)

今日は2年生ステージ練習でした。


「自分が中学2年生のころ、3年生の先輩の県大会を見たことを覚えている。2−2ラストでカットマンの先輩が惜しくも負けた。悔しかった記憶がある。もうすぐ県大会がある。もしかしたらその日は自分と同じように何十年か先まで記憶に残ることになるかもしれない。とにかく全力を尽くすことが大切だ。そして君たちは8月のカデットシングルスに向けて気持ちを向ける必要もある。来年勝てる人ならば、このカデットシングルスで結果が出るはずだ。そのつもりでこれからの練習に取り組みなさい。」




6月30日(火)

今日でテストが終了しました。ついに練習再開です。ですが、まずミーティングから始めました。目標の再確認です。内容濃く話しあう姿が見られました。そして練習は3年生ステージ練習でした。が、途中からフロアーが空いたので、贅沢にも3年生だけでフロアー半面を使うという恵まれた状況になりました。


「今日のミーティングで話したこと。これからの1か月は本校の1年間の中で最も多くの練習時間が取れる時期だ。もしかしたら夏休みよりも多くの練習ができる。この1か月だけ考えると、他のチームと遜色のない練習量が確保できる。だからこそ、この1か月でうちのチームは飛躍するのだということだ。具体的には何をするのか。というより、今までうちは何をしてきたのか。今までの練習を振り返ると一貫してフォアハンドの強化をしてきた。先日の地区大会でも最後になってフォアがふれなかった男子は思うような結果が出なかったし、フォアを振りまくった女子はいい試合ができた。この1か月で突然他のことをするというのはおかしいと思う。だからこの1か月はフォアハンドを強化する。それともう一つ、サービスだ。フォアハンドとサービス。これがこの1か月ですることだ。フォアハンドは少しでも正確に、少しでもストライクゾーンを広くしていきたい。そして10−10から思い切って振りきれるフォアハンドを身につけたい。サービスは新しいものを覚えるというよりも、今あるものにアレンジを加えたり、今あるサービスの精度を上げていくことをしてほしい。この2つに取り組んで、うちは飛躍する。頑張っていこう。」




6月20日(土)

今日は練習試合に参加させていただきました。県大会まで残りわずかなこのタイミングにおいて、意味深い一日になりました。


「県大会まであとわずかだが、今日は技術的な不足が良くわかった。基本技術を高めることは冬の間に行った。2か月かけて5万球の球を打ってやっとここまで来た。あと1か月ほどしかないのでそれと同じことをするのは不可能だ。しかし、試験明けからの時間は本校において最も充実して練習できる時間になる。その気になればあと一段、技術的に高い位置に上ることが可能だ。県大会までにもう一頑張りしていこう。」


午前中はチームのムード面で納得できないことが多く、よく叱りました。午後からは期待に答えようと頑張る姿が見られました。午前中はチームの精神的な状態が気になって技術面がほとんど見えない状態でしたが、午後から技術的なアドバイスをしている自分に気づきました。やっと、この状態になった。そう思えましたが、まだ何か足りない感じがします。何が納得できないのか・・・・自分でもわからないです。子どもたちが彼らなりに頑張っていることは理解しています。技術が足りないのは事実ですが、そうではない気持ちの部分での不足感があります。元々しっかりした子たちではありません。今まで経験した、しっかりしたチームと比べると確かに未熟なところが目につきます。でもそれを高めるのが我々の仕事。生徒が高まろうと頑張っているなら、十分応援に値すると思いますが、何かがひっかかります。それが邪魔をして、私自身が気持ちよく全力を出し切れていません。隣でヘラ釣り名人さんが生徒に話をされていました。「うまくいかなった時に、どう行動できるかが大切だ。」チラッと聞こえてくるその言葉が、自分の心に突き刺さります。今日の練習を最後に試験明けまで練習がありません。6月30日に試験が明けます。それまでに子どもたちがどうのこうのという前に、自分自身の準備を完了しておかなければ・・・・そう思いながらこの文章を書いています。


ちなみにこの話は男子の話です。女子には女子の課題がありますが、男子より高い位置での課題です。女子に対しては心おきなく全力が出せます。この辺がなんだかおかしな話だと自分でも思います。さあ!頑張って、心の整理!!




6月19日(金)

今日も個人懇談。午後練習中止。でも朝練はできました。朝練の途中からどんどん人が抜けていきます。「先生、合唱コンクールのクラスでの朝練習があるので練習を終わります。」そう言ってくる生徒が多発しています。私も実は途中から抜けてクラス指導に行きました。クラス、委員会優先!部活動の優先順位は一番最後!当然のことでしょう。しかし、部活動の心の中の優先順位はダントツ1位です。あくまで部活動の建前上の優先順位は最下位ですが、本当にやりたいのは部活動です。最下位の部活動をするために他のことを完ぺきにこなさなくてはなりません。部活動を頑張るということは他のすべてを頑張るということだと思います。

そういうことで私は練習最後の話をしていません。T先生がしてくださったと思います。




6月18日(木)

今日は個人懇談のため、週末に地区大会を控えている部を除き、部活動停止。このまま試験週間に突入です。練習もしたいが、話をしたい。もう一勝負しないとチームがスタートラインに立てません。試験明けからそれをするのはちょっと遅い。困ったものです。




6月17日(水)

今日は1,3年外練習、2年ステージ練習でした。練習後の3年生と県大会の組み合わせについてや、チームのつくり方についてなどいろいろ話した後、ステージに入りました。


「本気の3年生を見ていられるのもあとわずかだ。あと1か月ほどしか残っていない。そこから先は2年生が主体になる。今、外からの大きな圧力のすべてを3年生が受け持っている。その圧力に耐えることは本当に大変なことだ。間もなくその3年生がいなくなる。今度は君たちがその圧力を受ける番になる。そのための準備が必要だ。今のうちに3年生がしていることをよく見ておきなさい。3年生から吸収しなさい。」


次のキャプテンは誰ですか?などという質問をされるようになってきました。代替わりについて意識し始めているようです。3年生からもそんな話が出てきます。次の代についてそれぞれ思うことがあるようです。いよいよ3年生ともお別れの季節がやってきたのかもしれません。この学年の本気の姿を満喫できるのも、あとわずかになりました。満足できる最後で締めくくらせたいと思います。もう一頑張りです。




6月16日(火)

今日は1,2年外練習、3年ステージ練習でした。1年生がちゃんと走っていました。当たり前か・・・・でも今までちゃんと走ってなかったので、変化を感じます。T先生がついて見てくださったこと。この前私が叱り上げたこと、いろいろあって今日の1年生があると思います。隣りではバドミントン部が外練習の指導に苦労されている様子でした。どこの部も大変だなと思いました。1,2年生には具体的な3つの例を挙げて、体力を高めることの意義を話しました。その後3年生のステージに入りました。いつもよりもあいさつの声が大きく、特に男子ががんばっている様子が感じられます。本丸にまた一つ切り込むことができたかもしれません。しかし、途中職員室からの呼び出しを受けてしまい、最後まで見れませんでした。だから最後の話はしていません。




6月15日(月)

今日は中練習でした。しかし、中教研理科部会総会のため、5時半ごろに帰校しました。今年は中四国理科教育研究大会が岡山県開催です。これをご覧の理科の先生がいらっしゃいましたら、11月13日(金)はぜひ倉敷へお越しください。それはさておき、昨日見つけた本丸を攻略すべく、3年男子をステージに集めました。でもキャプテンは不在です。塾だそうです。キャプテンを除いて話しをしました。どう持っていけばよいのかわからなかったので、とにかく思っていることをしゃべりました。そのあと子どもたちに話をさせました。いろいろしゃべっています。先週の木曜日に同じような光景がありました。ただ今度はステージ上には男子3年がいます。男子は一生懸命話をしています。でも、若干の幼さを感じさせる内容です。違和感というか、聞いていると突っ込みを入れたくなるというか、指導したくなるというか・・・・・。我慢です。先週と同じように最終下校時刻が来ました。結論を報告してくれました。なんだか良くわからないけど頑張るそうです。確かに練習最後の声出しには気合が感じられました。声出しの前には副キャプテンが1年から3年までの全員に、思いをしゃべっていました。今までにない光景でした。本丸にちょっとだけ切り込むことができたようですが・・・・・まだ攻略に至っているとは思えません。


余談ですが、男子と話していて分かったことがあります。彼らは自分たちなりには頑張っていると思っていました。確かに頑張っていないわけではありません。でも、それだけでは足りないのだということがスムーズに理解できません。もちろん論破してしまうのはとても簡単でしたが、あまり意味があったとも思えません。強い意志をもって、がむしゃらに頑張ることができる力。それは、とてつもなく素晴らしい才能であると改めて思いました。




6月14日(日)

今日は地区大会個人戦。2年生エースが優勝しました。試合進行の都合により、準々決勝と準決勝の間に長い待ち時間がありました。その時間中に男子キャプテンが敗者復活戦を戦っていました。私は本部席にいたのですが、敗者復活戦は本部席から最も遠い台で行われていました。その台のさらに向こう側に本校の男子たちが応援に集まっていました。しかし、応援の声が本部席まで聞こえてくるのは、ただ一人の声のみです。その一人は2年生エースでした。自分の試合がこれからあるのに、キャプテンを一生懸命応援していました。その後、準決勝と決勝を戦った2年生エースを、本校男子は応援していました。しかし、私のほとんどすぐそばで応援していたにもかかわらず、男子キャプテンの声しか聞こえてきません。その声ですら、やっと聞き取れるような大きさです。昨日の団体戦でも3年生たちの試合を2年生エースは良く応援していました。セット間に私のところに帰ってくる3年生の中には、私の話の後2年生エースのところに行く子もいます。昨日の私のアドバイスは精神的な部分が多くを占めていたので、技術的なアドバイスが欲しいのです。顧問としては若干複雑ですが、子どもたちは勝つためにできることをしているつもりですので、良いと思います。普段あまり練習に参加しない2年生エースですが、今までにないほどチーム内で活躍がありました。それで最後に話をしました。


「今日の結果、○○優勝!他に県大会出場者は・・・。さて、今日みんなで○○を応援していたのだが、声が小さすぎる。私が君たち(3年生男子)のほうをずっとにらんでいたのがわかったか?隣で他のチームの子たちが大きな声でチームメイトを応援していた。でも○○に対する応援はほとんど聞こえてこなかった。○○は敗者復活戦でも応援を頑張っていたし、昨日の団体戦でも応援を頑張っていた。それなのに、ちょっと薄情じゃないのか?次の大会ではもっと頑張ってほしい。さて、これで地区大会が終わった。次は県大会に向けての1か月になる。県大会から中国大会はほとんど時間がない。何かを変化させるなら県大会までの1か月しかないと考えるべきだろう。もうここまで来たら、やるかやらないかだ。この1か月今まで通りにすごし、何も変えなければ、結果は変わらない。何かをすれば結果は変わる。やるかやらないかだ。明日からしっかりやろう。」


この話をしながら、男子チームに対してもやもやしていた一つの疑問が解けた気がしました。

○以前男子キャプテンが言っていました。「俺恥ずかしがり屋なんっすよ」

○今週男子キャプテンと副キャプテンに同じ話をしました。「君たちは誰かからのリーダシップを待っているだろう?特に先生のリーダーシップを待っていないか?」彼らは言われてみればその通りだという反応を示しました。

○12月、選抜予選で負けた後、2人を呼んで話をしました。もっとやる気を出しなさいという話です。その時の反応が薄すぎたため、やる気がないのか、私に反発しているのかどうなのか?と思っていました。何度も似たような場面がありました。最近分かるようになりました。やる気はありそうです。反発もしていません。その通りだなと思っているから次の指示を待っているのです。

○先日も書きこみましたが、3年生はあいさつができなくなっています。誰かが練習場に入ってきた時、とっさに大きな声が出ません。

○昨日の団体戦、Aチームの声が出ません。気持ちを前面に出して精いっぱい戦うことができませんでした。

○そして今日の応援です。


これらすべてに共通項があります。”一歩が踏み出せない”という特徴です。恥ずかしい?誰かから言われたらやる。でも自分から動かない。誰かが声を出したら出す。でも一人では出せない。そうか、このチーム(男子)の問題の根本はたった一つだったのか。ついに敵の本丸が見えた気分です。でも、”一歩が踏み出せない”子どもに一歩を踏み出させるのって、大変ですよね。884先生の慣性の法則のようです。どうやら本丸を攻略するのは大変みたいです。あと1か月。どう攻略しましょう・・・・。




6月13日(土)

今日は地区大会、団体戦でした。朝は何かいける気がしていました。すぐにそれは違うということがわかりました。イメージと違う試合展開が続きます。試合内容もそうですが、何より数を力にできていません。観客席からは大きな声が飛んできます。でも肝心のAチームは沈黙・・・・。午後になるころには観客席の声もだんだん小さくなり・・・それはそうでしょう。応援しても反応がないのだから・・・。地区大会で応援を力に変えることができなかったのは女子では覚えがありますが、男子では珍しいです。技術的には先週からお話ししている通り、準備不足があります。これでは勝てません。秋から考えると順位を大きく落とした結果になりました。冬をこえることには成功したのですが、春から今にかけて伸びなかったことが技術的な面での反省です。また、春から今にかけて、私はチームをうまくコントロールできていませんでした。彼らの中に油断があったにもかかわらず、それをコントロールできませんでした。その結果、今日は驚くほど冷静な地区大会を経験しました。例年なら、生徒が勝ちたいと思っている、自分も思っている。それの相乗効果で精神的に盛り上がった状態になります。今日の私は冷静でした。最後に思わず話してしまいました。「正直に言うわ。今日負けたけど、俺は何故か悔しくない。準備が足りなかった上に応援を力に変えていない。勝ちたい気持ちが少ない。他のチームの子たちは勝ちたくてしようがない、という気持ちが見た瞬間に分かる。君たちも勝ちたいのだろう。試合を負けるつもりでやる人はいない。でも、まるで練習試合だ。その程度の気合しか感じられない。地区大会の緊張感と気合ではない。当然の結果が出た。だから悔しくないのだろう。」こんな話をしてもマイナスにしかならないのだと思います。でも、事実そうです。自分の気持ちにうそをついて褒めるのは、そうするしかない状況の時だけです。(例えば3年生最後の試合などです。反省させても次がないからです)今はまだ次がある。県大会までに立て直せばよい。そういう思いもあります。しかし、負けても悔しくない自分が気持ち悪くて仕方ありません。


悔しくない原因が一つあります。女子の躍進です。実は、おととい、ステージ上での話で、私は3年女子に対して引退を勧告しました。「もうそんなのなら引退すればいい。地区大会を引退試合にして思い出を作って終わればよい。」・・・どん底でした。しかし彼女たちはそこから跳ね返す力がありました。今日は接戦になれば必ず勝つ。そんな試合展開でした。1年生が試合のすごさと面白さに感動して帰っていきました。うれしかったです。これが男子が負けた悔しさを半減させているのかもしれません。同じようにこの1週間でテコ入れしたつもりですが、男女で結果は大きく違いました。男子のテコ入れ不足を見抜けなかったことがダメなのでしょう。これから頑張るしかないです。




6月12日(金)

今日は1,2年外練習、3年ステージ練習でした。久々に外練習を見ることができました。ことごとく1年生を叱りまわる感じになりました。まあ予想通りです。今年の1年生は手がかかります。外練習最後に話をして解散させると、2年生女子が1年生女子を呼び止めています。遠くの方で円をつくって何やら話しています。どうやら応援についての話題のようですが聞こえません。帰り際の2年女子を呼び止めて、何の話をしたのか聞きました。するとブロック大会で1年生の態度が悪かったので、明日はしっかりするようにという話をしました、とのことです。上から脅すような感じではなく一生懸命話している雰囲気でした。早速ステージに入って3年女子を集めて、今あったことを話しました。3年女子は後輩に対して自分たちがいい先輩ではないと思っています。だから2年生が3年生の試合のために1年生に話をしていることを聞いて驚いたと思います。最後に後輩の期待を裏切るような試合をするな。と話しました。さて明日はどうなるでしょう・・・




6月11日(木)

今日は中練習。私は最後に話をしていません。練習の最後にはステージに座りっぱなしでした。3年生女子だけを集めて話をしていました。ここに来て技術だけに集中できないことが悲しいですが、昨日までをかけて男子との話が完了しましたので、今度は女子の番です。驚くほどに副キャプテンが熱い女でした。今日の昼休み、彼女にちょっとした話をしておきました。それを受けて放課後練習では思っていることを語り始めたのですが、いつまででもしゃべっています。途中から班長会を終えたキャプテンも合流し、二人でどんどんしゃべります。中学生もあれだけしゃべることができるか、と感心しました。話の内容もしっかりしています。聞いていて違和感がありません。ということは私の考えをしっかり吸収しているということだと思います。1時間以上3年女子はステージに座って話をしていました。最終下校時間が来ました。「時間がないから結論を聞かせろ」と急かすと、やっと話を区切って報告に来ました。

女子が話しをしている間、その話を小耳にはさみながら練習を眺めていました。2年生エースが3年生相手に練習しています。遠くて何を話しているのか聞こえませんでしたが、雰囲気からして的確なアドバイスをしているようです。実力的には3年生よりはるかに上の2年生です。年下であることは関係なく、アドバイスが3年生の中に入り込んでいきます。集中力を切らすことなく、ずっと練習していました。3年生にとっては、まるで専属コーチのようです。確かに3年生の課題はこれだから、そこを鍛える練習をするようにと指示していましたが、熱心です。思いのほか彼も熱い男でした。




6月10日(水)

今日は2年ステージ練習。1,3年外練習でした。班長会を終えて部活に行く途中で解散して下校中の1,3年生に会いました。男女キャプテンを呼んで話をしました。チーム作りは難しいです。その後ステージに行って、2年生の練習を見ました。


「卓球は楽しいか?試験週間などで球を打っていない時に体がむずむずしないか?球を打つ音や感触、飛んでいく球の軌道など、忘れられない感覚というものがある。スポーツは中毒のようなものになる。まず第一にそれが大切だ。君たちは今年のレギュラーになれないことが確定した。しかし、1年後の試合には出るだろう。それまでに力をつけなればいけない。そのためには強い動機が必要だ。なによりも卓球が好きということがそれになる。自分と向き合い、これから力をつけていけるようにしよう。今週末は地区大会。君たちの力で、先輩を勝たせてやりなさい。」




6月8日(月)

今日は中練習。男子が反応しました。2年生のレギュラーも含めて、今日はやる気にあふれた練習風景でした。当たり前か・・・ブロックであれだけ負けたのだから・・・。痛い目に合わないと目が覚めない人たちなのかもしれません。イメージを作るための話をしました。でもまだ十分な手ごたえはありません。


「11−9で1セットが終わったら、1セットの間に合計何本取りあうことになる?「20本です」 じゃあそれでセットオールになった場合、合計で何本取りあうことになる?「100本です」そうだ、じゃあ最終セットを11−9で勝ったら、5セット合計で何本取ることになる?(これをすぐに計算できた子がいませんでした)・・・11×3+9×2=51本だろ?つまり100本のうち51本を取ったほうが勝って、49本とったほうが負けるのだ。1本違えばそれは50本同士となり、最終セットはデュースになる。1本差だ。1本の差で勝敗が決まるのだ。100本のラリーのうち、勝敗を分けるのが1本ならば、それを取るために100本すべて集中し、全力を注がなければならない。しかし、100本もあれば集中力が切れることもあるだろう、緊張することもあるだろう、疲れてしまうこともあるだろう。いつもすべてに全力というのは難しいことだ。だから昨日話した。朝起きてから夜寝るまでのすべてに関係している。いつもすべてに全力を出し続けることが当たり前にならなければいけない。何をしていても全力を出し続けることが当たり前であれば、100本すべてに全力が出せる。1本が相手ではなく、自分に入ることになり、勝利を得ることができる。この1週間は常にすべてに対して全力で取り組むようにしなさい。」


この話は練習途中にした話です。このブログでの約束は最後の話を書きこむでした。最後の話は気持ちの持ち方一つで試合結果がガラリと変わる、という話をブロック大会のシングルスでの出来事を元に話しました。具体的すぎてちょっと公開できないと思ったので、代わりに途中の話を書きこんでみました。

そして、なんと明日は!・・・・学年の日。部活禁止の日です。この時期に学年の日とは・・・昔の本校ならありえなかったなあ。




6月7日(日)

今日はブロック大会。準備不足のチームに奇跡は起こりません。予定通りの結果に終わりました。今年のブロック大会は例年と私の気持ちが違いました。いつもは勝つ方法だけを考えるので、試合前には団体戦優勝のイメージしかないのです。(とは言っても優勝しませんが・・・イメージだけはあるのです)ところが今年は優勝のイメージがなかったのです。そして予想通りの順位になりました。例年を上回る準備不足感があったのです。なぜなら先週は団体メンバーがそろって練習することが本当にできませんでした。何かと誰かが抜ける状態でした。こんなのじゃ勝てないよ。そう思っていました。そんなチーム状況だったので、先週の書きこみは詳しく書けなかったのです。今週1週間を同じペースで過ごすなら、来週の地区大会も多くは望めないでしょう。3年生にはそんな話をしました。今の話は主に男子についての話です。やはり男子は手がかかります。女子は秋に比べて順位こそ落としましたが、意識の面で右肩上がり感があります。技術的な面に絞って指導できそうです。男子は・・・技術に絞りたい・・・・・。


「今日の団体戦の成績は・・・・個人戦は・・・・だった。今日の試合ではセットオール1本差で決まる試合がたくさんあった。1本がこちらに来るのか相手に行くのか、それで勝敗が全く逆の結果になるのだ。3−0で圧倒的に負ける状態をひっくり返すには1年近くの練習を要するだろう。でも1本差をひっくり返すことは来週までにできるかもしれない。そのために必要なことは朝起きてから夜寝るまでのすべてに関係があるかもしれない。そういうことを考えながらこの1週間を過ごすべきだろう。ブロック大会は通過点でしかない。来週の地区大会、そして県大会、中国大会とどんどんステップアップしていきたい。そのためにできることのすべてをやっていこう。

今日は試合終了が遅くなった。迎えに来てくださっているお家の方にお礼を言いなさい。特に3年生。お礼を言いなさい。1,2年生ももちろんだが3年生は特に必要だ。普段お家の人にありがとうということはめったにないだろう。今日は言いなさい。」


すでに準備不足の状態なのに、たった1週間で何が変わるのか。普通はそう思うところですが、3年生の意識が変われば何かがおこると思います。今日敗者復活戦で最終決定戦まで残り、惜しくも負けた生徒がいました。32分の1の椅子をかけて最終戦を戦った彼は帰り際にこう質問してきました。「先生、俺は何であそこまで行けたのでしょうか。」自分がそこまでできるとは思っていなかったのに、最終戦まで行けたということが意外だったようです。それを聞いて私は即答しました。「この試合を絶対取るという気持ちがあったからだろう。今日のような気持ちで試合をしたことが今まであったか?それが大きな理由だよ。」彼は納得して帰っていきました。・・・・・・・つまりそういうことです。この1週間、そう考えると、それほど短くはないですよ。明日から忙しくなりそうです。




6月6日(土)

今日はA練習でした。卒業生が来てくれました。卒業生には1年生と2年生を相手してもらいました。最後には3年生と試合をしてもらいました。


「今日も卒業生が来てくれた。卒業生がこうやって来てくれることが有難い。卒業生たちの代は校内はもとより校外からも応援されていた。他校からも応援を受けていた。一生懸命頑張っていれば自然と応援してくれる人が増える。明日はブロック大会。一生懸命することで多くの人から応援されるようになろう。」


いつも通り卒業生が差し入れに2Lのペットボトルを3本と紙コップを持ってきてくれました。今日は最後に2年生の女子がせっせと片付け始めました。きれいに片付いた後のペットボトルのところに、モップがけや窓締めをし終えた3年生女子が集まっています。片付けようと思ったら片付けが終わっていて、ビックリといった感じでした。3年生はゴミを自分が持ち帰ると言ってきかないので、「いや、これは先生が持ち帰る」と毎度行われる押し問答をしました。ちなみにいつも私がゴミを持ち帰ります。ちょっと前に修学旅行のお土産の・・・・という事件の後、初めて2年生が動きました。素晴らしい。しかも3年生よりも先に。女子は代替わりの準備が出来はじめたかもしれません。男子は・・・まだです。というか男子がごみを片付けたことが一度もありません。卒業生の代は男子がやっていたのですが・・・・。




6月5日(金)

今日は3年ステージ練習でした。


「ステージ練習は人数も少なく、集中して目の前の球だけに取り組める。他のことをいろいろ気にしなくて良い。これは最近ずっと言っている「後ろを見なくてよい」状態と同じだと感じた。例えば試合当日風邪をひいていたら、試合そのものよりも自分の体調に気を取られてしまうだろう。試合当日ゼッケンなど何か忘れ物をしたら、試合そのものよりもそのことが気になるだろう。試合当日チームに信頼がおけなかったら、仲が悪かったら、試合そのものよりもそれが気にかかるだろう。試合だけに集中できるようにする。すべてがきれいな状態を作って試合に臨むことが大切だ。明日もう一日練習。明後日はブロック大会。しっかり頑張ろう。」


この期に及んですべてをきれいな状態にしよう、と声かけしなければいけないというのが現状だとお分かりかと思います。十分な準備ができていないことをオープンにはしたくなかったのですが、まあバレバレですね。昨日も練習途中にあいさつ、声出し、そんな話をしなければいけなかったのです。この時期に3年生を叱るという悲しい状況もありました。本当に良い年は、この時期になって3年生を叱ることがありません。技術面だけに、下級生の至らなさだけに指導を集中したいものです。しかし、あきらめたら終わり。あきらめず、この学年を、このチームを仕上げていきたいと思います。




6月4日(木)

今日は中練習でした。1年生は男子のほうが伸びています。女子のほうがスタートが良かったので技術的にはまだ上にいる感じですが、男子のほうが伸び率が高いです。面白いです。女子からしてみれば面白くないですが・・・・。


「最近ずっと言っていること。後ろを見なくてよい状態を作る。自分がやってきたことに自信を持つ。自分が今まで一生懸命やってきた。だから試合でも頑張れる。決して過去に頑張らなかった自分を後悔しながらの試合にならないようにすること。自分が試合をしている時はチームメイトが応援してくれる。応援してくれるかどうか心配しなくてよい。全力の応援を受けて全力の試合をすることができること。前の試合だけに集中するには試合当日だけでは不可能だ。ブロック大会まであと2日。この2日間を全力で取り組み、前だけを見ることができるようにしていこう。」




6月3日(水)

今日は2年生ステージ練習でした。2年生のステージ練習は久しぶりです。ステージ練習は細かい指導ができるので、2年生にとって良かったです。


「ブロック大会では団体戦はもちろんだが個人戦でも上の大会に残ってほしい。来年になったら勝てるようになると考えているようではダメだ。勝てる人は最初から勝っている。来年勝つ人は今年も勝っているはずだ。このブロック大会から結果を残せるように頑張りなさい。」




6月2日(火)

今日は3年ステージ練習でした。ブロックの組み合わせ会議があったので、組み合わせを見せながら、具体的な話をしました。


「試合の順番は最初に・・・というものだ。先ほど女子の○○がブロックから地区への出場数を気にしていたが、そんなことは問題じゃない。ブロック大会は通過点でしかない。後ろが気にならず、前だけを見ることができるようにすること。試合に集中し、勝つことだけを考えれるようにすることが大切だ。そのための準備を今している。毎日の練習でそれを作るのだ。しっかり頑張ろう。」




6月1日(月)

今日は中練習でした。倉敷市役所での話を早めに終わらせる!昨日はそう意気込んでいましたが、話の進行をコントロールする力が自分にはなく、17時くらいに終わるかと思っていた話が17時30分に終わりました。遅くなった・・・・間に合わないかも。しかも用意した書類に不備があり、自分の力のなさを痛感し・・・・落ち込みながら2号線バイパスに乗りました。ところが夕方のバイパスにあるまじきスムーズさで車が流れていきます。おお!踏んだり蹴ったりの結末に部活にすら間に合わなかったらつらい、と思っていたところに、こんなラッキーなことが!18時15分には体育館に立つことができました。うれしい。そんな訳で最後の話をしました。


「1年生の○○が面白い。どうやら今日、彼は1年生同士のフォアうちで100回連続続いたようだ。先ほどもボールを片付けて戻る途中にフロアー下の窓の鍵を確認しながら戻ってきた。彼はしっかりしてないのかと思っていたが、まるで3年生のような動きを見せた。部活動において平等はあり得ない。うちには70人の部員がいる。一人1分ずつ時間をかけても全員回るまでに70分かかるのだ。そんなことをするつもりはない。食いついて来る人から順に相手をする。意欲のある人から重点的に力を注ぐ。それが当たり前だと思う。やる気のある人と同じだけ、やる気のない人に手をかけることの方がおかしいと思う。ここはそういう世界だ。そのつもりで活動しなさい。食いついてきなさい。」


補足説明します。1年生の彼は、入部直後チョロチョロしていたので叱り上げたような子です。卓球の技術的にもかなり厳しく、まともに球を返すことができないなあ・・・と感じるような子でした。彼がなぜ100回連続続いて、窓の鍵を確認するような行動をとったのかわかりません。とにかくそのギャップが面白かったです。半面、1年生の女子は有望選手がたくさんいます。担任からもしっかりしているという評価を受けている子もいます。でも顧問の立場からみると意欲を感じることがありません。明らかに上手に打球できるのに、あまりフォア打ちが続いていません。本当に面白いものです。これからどうなっていくのでしょうか、双方とも楽しみです。




5月31日(日)

今日はC練習でした。夏時間のC練習は時間が長くて幸せです。といっても4時間ですが・・・。


「1週間後の今頃はブロック大会を終えて帰路についているだろう。ブロック大会はただの通過点でしかない。しかし、上の大会で好成績をねらうなら、ブロック大会での好成績が必要だ。男女とも優勝しかない。そして地区大会で良い試合をし、県大会で良い試合をし、中国大会で結果を残す。そのためにはチーム力が必要だ。あと1週間頑張っていこう。」


私の明日は16時30分に倉敷市役所。せっかくの放課後体育館練習。部活動終了の18時30分に間に合うよう、スムーズに話しを進めるべく燃えています。勝負だ!2号線バイパス!




5月29日(金)

今日で中間テストが終わりました。ついに練習再開です。ステージ練習の3年生に話しました。


「サッカー部の○○君に聞いてみた。サッカーって精神的な部分でプレーが左右されるのか?と。すると彼は言った。すごく大きいですよ。抜けると思ったら抜けるし、抜かれると思ったら抜かれます。サッカーにもそういうところがあるのかと思った。卓球でもそんなことがある。戦術的に間違っているアドバイスを受けても、そのアドバイスに対して疑いもせず、信じきって試合をすれば勝って帰ってくることがある。つまり、気持ちがあればどうにかなる。後ろを見ず、前をだけを向くことができればどうにかなるということだろう。さて、君たちで言うところの信じきるとは何を信じるのか。それはチームだ。チームを信じて前だけを見ることができれば、いい試合ができるだろう。そのためには、この1週間で前だけを見ることができる状態を作らなければいけない。しっかり頑張っていこう。」


最近の記事、あっさりでしょ。以前に比べてあっさりしか書けないのです。やはり本番前ですから。あまり詳細に状態を明かすのはためらわれます。良い状態ならまだしも、うちにもいろいろありますから・・・・。でも最後の話の内容は記事の通りですよ。




5月25日(月)

今日は中練習でした。明日からテスト週間。中間テストは金曜日です。


「明日からテスト週間になる。しばらく練習できない。いつもならテスト明けのコンディションを整えるのに1週間ほどかかっている。しかし、テスト明け1週間後にはブロック大会が始まる。テスト勉強をしながら、卓球のことも考えなければいけない。何事も全力が大切だ。テスト勉強も卓球もすべてに全力を出しなさい。」


金曜日まで本校は勉強モードになります。また金曜日お会いしましょう!




5月23日(土)

今日はC練習でした。1年生を交えて初めての応援練習をしました。男子はまあまあ良かったです。新しく指名したベンチキャプテンは信頼のおける人物です。彼が「良かったと思います」と言っていました。一つ心配なのは持久力ですが、本番もこの調子でやってくれればいいです。


「いよいよ試合が迫ってきた。1年生は行ったことがないかもしれないが、ブロック大会は浦安、地区大会はレクレ、県大会は桃太郎、中国大会も桃太郎で行われる。本番を想定しよう。うちの強みは数だ。どこにもまねができない強みが数だ。数を活かして試合を行う。そのためには誰一人として手を抜いてはいけない。コートに立つ選手が手を抜いたら勝てないのと同じように、後ろで応援する人が手を抜いても勝てない。今日の練習はなかなか良かった。当日も全員全力で最後まで頑張ろう。」


女子には昨日の続きの話をしっかりしました。いろいろ言いたいことがあるようですが、私の考えを無理やり押し込みました。女子たちは「どうやって近づけばいいんですか?」なんて聞いてきます。彼女たちの主張を簡単に解説すると、本当は本気で近づくつもりがないけど、ちょっとやってみたらうまくいかなかったので、お手上げです、ってところです。甘いです。難しいことなんかありません。卓球部員なら卓球で会話しろ!ってことです。一緒に練習してやればいいんです。そうしたら「練習しながら会話できない」とか言ってます。「当たり前だ。しゃべる必要はない。卓球を一緒にすればいいだけだ。恩着せがましくアドバイスなんかをしてやる必要もない。一緒に卓球するだけで良い。」ということで休憩時間には3年生が2年生と卓球して遊ぶように無理やり仕向けました。仕方なくやっていました。次の練習からもそれを自然にやっていればいいのですが、どうでしょうか・・・。ちなみに男子はボーダーレスです。こんな指導をする必要がありません。そういう点では男子のほうがやりやすいですね。


明日はOFFです。来週は火曜日からテスト週間になります。月曜日はテスト前の最終仕上げの日になります。




5月22日(金)

今日は1,2年生外練習、3年生ステージ練習でした。久々に外練習の段階から顔を出せました。1年生・・・・歩いてますね。走らんかい!と言っておきました。ステージ練習は塾だの何だので途中かなりの人数が抜け、気が付けば女子が多数の中に男子がちょろっといる状態でした。最後の話はほぼ女子向けです。


「修学旅行が終わった。終わったことが信じられないくらいではなかろうか。修学旅行に行く前と違って、終わってみればあっという間だったはずだ。ブロック大会も同じだ。今はまだ終わっていないが、あっという間に終わるのだろう。地区大会、県大会、中国大会もそうだ。そしてあっという間に引退の日を迎え、3年間の部活動すら終わるのだろう。だからこそ悔いのない試合をしたい。一生懸命する姿勢が大切だと思う。今、応援の話をチーム内でしているところだが、いい試合をするためには2年生が必要だ。2年生を取り込みなさい。2年生が必要だから連れて行く。必要ないのなら連れて行かない。どうするつもりだ?2年生を取り込みなさい。それは3年生から動かなければいけないことだ。」


こんな話をするには事情があります。女子は3年と2年の間に隙間があります。3年生もいい子たちばかりですが、2年生もいい子たちばかりです。でも女子ってやつはどうしても異質のものを受け入れがたいところがあります。このままではチームを一つにすることなどできません。去年は旧3年生が2年生だった今の3年生に近づき、取り込んでくれました。最後は仲良く、団結して試合をすることができました。今年もそうさせたいです。1か月ほど前にそんな話をしたはずですが、あれから進展はないようです。ちょっと急かしてみました。





5月21日(木)

今日は中練習。なぜだか忘れましたが、”頑張る才能”について練習途中に話しました。その流れを受けての最後の話です。


「昔、吹奏楽部に2人の生徒がいた。一人は部長、もう一人はだらっとした感じの子。部長は小学校のころからリーダー。1年生からずっと学級委員をしてきて、3年生では選挙により専門委員長になっていた。部長は勉強もできる。テストは400点超えをするような子だったし、運動能力もあり、体育会ではダンスの中心にいた。友達も多く、人気者だった。もう一人のだらっとした感じの子はいつも文句を言いながら生活していた。何かにつけて不満があるようで、文句ばかり言っていた。勉強面では平均点取れたらいいかな、くらいだった。運動はあまりできない。友達関係も順調ではなかった。部長とだらっとした感じの子は同じトランペットパートだった。3年生の文化祭で吹奏楽部が演奏をする機会があった。その中で2人はソロをする場面があった。まず部長。全身を使って一生懸命演奏している。次にだらっとした感じの子。直立のまま演奏している。でも素人の自分にもわかった。音が違う。だらっとした感じの子の音は柔らかい。部長の音よりいい音を出す。どうやら神様がトランペットの才能を与えたのは部長ではなく、だらっとした感じの子だったようだ。よく考えれば部長はリーダーで専門委員長だが生徒会長ではない。400点以上取れるが、450点は超えない。運動能力も優れているがダンスが上手な子は他にもいる。神様が部長に与えた才能は特にないのかもしれない。ただ一つ、”頑張る才能”を与えたのだろう。頑張ることができれば、部活も勉強も運動も人間関係もすべて頑張る。だからすべてに結果が出る。まわりからみればうらやましいほど、何でもできるよう見えるだろう。何か一つ才能が欲しいとすれば”頑張る才能”ではないか。君たちすべてに神様は何かの才能を与えているはずだ。しかし、その中でも何か一つ才能を伸ばしたいとすれば”頑張る才能”ではないか。最後に成功するのは頑張れる人だと思う。」




5月20日(水)

今日は月に一度あるかないかの水曜日、中練習でした。生徒総会準備のため全学年の学級委員を招集していたので、部活に顔を出せたのはかなり遅くなってからでした。部活終了時刻まであと40分ほど。さて、どうしようか。残り時間、生徒たちはT先生から校内戦をするように指示されているようでした。1年生は今までの時間を各自のサーブ練習などで過ごしているようでした。2,3年生にゲーム練習をさせるのもいいが、1年生の経験になることもさせたい。・・・・・思いつきました。1年生に敗者審判の練習をさせよう。2,3年生同士での試合を1年生に審判させよう。今まで1年生は審判の練習ということで1セットマッチの試合を審判する練習をさせていました。ここで5セットマッチの試合を審判させて、2,3年生から”レット”などのコールや細かいルールなどの指導をさせよう。まさに一石二鳥だ。ということでそんな時間を過ごしました。・・・・見ているとやりたくなってきます。ちょっと入って私も試合をしてみました。2年生男子と試合。1年生に審判のアドバイスをしながらやりました。次に3年女子、しかもキャプテンと試合。1年生の指導・・・・この子はちょっと手がかかりました。どっちに得点を入れればよいのか、いまいち分かっていません。いちいち指導。ところが途中から私に余裕がなくなります。女子キャプテンが予想以上に強い。途中デュースもありながらの試合展開。もちろん1年生の審判指導が目的なのでぬかりなくやりましたが、気が付けばセットオール。おいおいまいったな。結局9本で負けました。私は確かに強くはないですが、指導している生徒の中で私を超えてくる子はそんなにいません。一学年に一人いるかどうかです。本校はクラブで練習をしている2年生男子が校内ランキングの1位と2位です。そして3位が女子キャプテンです。つまり3年生の中で1番強いのが彼女です。3年生の男子も彼女には勝てません。そしてなによりも部内で一番熱いのが彼女です。私に勝った瞬間、飛び上がって喜んでいました。なんだか悪い気がしない瞬間でした。最後の話はそのことです。


「今日は○○に負けた。セットオールの9本で負けた。途中、攻撃に慣れてブロックをしてきたので、少し粘ってペースを崩してやろうと思ったが、彼女のほうが粘り強かった。結構本気でやった。でも負けた。自分は自分のための練習をしているわけではない。だから定点観測ができる。生徒が強くなっていく様子を同じ位置から見ることができる。君たちも先生を基準に考えると自分の伸びがわかりやすいだろう。しかし、次やったら負けんぞ○○。次の試合展開に案があるからな。そんな負けず嫌いなところも素直に出せる。本当に卓球は楽しい。もちろん楽しいばかりではいけない。ブロック大会でも力を発揮できるようにしたい。そのためにはしっかり声を出せる試合を心がけていこう。」


帰り際に2年生女子に声をかけました。「3年の○○が自分に勝った。来年は君たちも勝たないといけないな。」そしたら笑ってごまかされました。今のところそんなことが可能な雰囲気が感じられません。彼女たちはごまかして帰っていきました。次に通りがかった女子キャプテンに「おい、またやるぞ。」と声をかけたところ。「私にも作戦があります。次も勝ちますよ。」と返ってきました。やるな、頼もしいぞ。




5月19日(火)

今日は1,2年外練習、3年ステージ練習でした。最後は3年生向けに話しました。


「いよいよブロック大会が近づいてきた。ブロック大会はその上の大会の予選会である。上の大会での好位置を確保するためにはブロック大会での出だしが肝心だ。1試合ごとの結果がそれに直結するし、1試合を決めるのは1球1球だ。1球を大切にしなければいい結果は出ない。練習から1球を大切にする気持ちを持って頑張っていこう。」


気持ちを盛り上げていかなくてはならないと思いながらも、まだ十分に盛り上がっていないなと感じます。直前になって急に盛り上がったのではダメです。緊張した場面を予測して対策する暇がないからです。何か策がいります。考え中です。




5月17日(日)

今日はB練習でした。3年生が後輩にお土産を買ってきていました。練習途中でそれをステージ中央に広げ、後輩がとっていく形になりました。その後の光景を見ながら、2年生女子を一人呼んで話をしました。結局最後の話はその女子に話したことを繰り返すことになりました。


「さっき○○を呼んで話をした。3年生がお土産を買ってきてくれた。今ここにお土産が全部配られずにいくらか残っている。この後、残ったお土産を配ったり、ごみを片付けたりするのは誰だ?お土産を買ってきた3年生か?お土産をもらった1,2年生か?それとも先生か?そうすると○○は答えた。「1,2年生です」と。当たり前の礼儀だろうが、君たちは言わないとわからないだろうから言っておく。1,2年生が後の処理をするのが当たり前だし,礼儀だ。そんな話をした。○○も、そうしようと思っていたのだろう。しかし、今見たらわかるとおりだ。○○よりも先に3年生のキャプテンと副キャプテンが動いて処理を済ませて、ごみの片付けまでしてしまった。やはり3年生には勝てないな。このチームは3年のチームだ。だれよりも3年生がすごいし、3年生が支えているチームだ。3年生は今日だって少ない練習時間の最初に1年生の初期設定をした。去年は2年生の初期設定も今の3年生がかなり行っている。その3年生が最後の大会で、どうしても勝ちたい試合に臨もうとしているのだ。1,2年生は全力を出さなくてはならないだろう。

修学旅行も終わり、いよいよ3年生の部活動もエピローグを迎える。今日からあれをやろう。この後3年生で1重円を作りなさい。その周りを1,2年生が円で囲み、2重円になりなさい。1年生は何のことかわからないだろうが、3年生の指示を受けて素早く動きなさい。」


”あれ”とは、以前にも書きこみをした、声出しのことです。今日から始めることにしました。練習中に男女キャプテンを呼んで、今日からやるぞと予告していました。全体には最後の話で初めて言いました。今日の声出し、最初だったので女子はやり直しもありました。でも男子は一発で体育館を響かせる大声が出ました。声を出した後は何事もなかったかのように帰り支度です。これが始まると、いよいよという感じになっていきます。


明日は3年生振替休業のため、練習がありません。顧問2人とも3年団なので1,2年生も部活ができません。どこかで密かに3年だけ集めて練習しようかと思いましたが、多方面からの問題が発生しそうなのでやめました。理性的に行動すると勝てない・・・でも勝ちたい・・・・理性的に行動しても勝てる方法ありませんか?




5月13日(水)

今日は朝練習のみでした。2年生が職場体験のため、いませんでした。広々としていました。


あれ?何話したっけ?久々にやってしまいました。何話したか忘れるってことを。1日を終えて、朝練をやっていたことが遠い昔のように感じます。気合入れて頑張ろうという内容の話をしたはずですが・・・・。


明日から修学旅行です。しばらく練習はお休みです。




5月12日(火)

今日は3年生ステージ練習の日・・・だったのですが、職員朝礼で台風接近のため午後の部活動停止が決定されました。全員下校しました。・・・・明日からは2年生職場体験。朝練を1,3年で行います。そして午後は3年生修学旅行事前指導で下校。2,3年生の先輩を失い、顧問2人とも引率者打ち合わせで失う1年生は午後練習中止。本校が隙だらけになる1週間が始まりました。恐ろしい・・・・。




5月11日(月)

今日は中練習。当たり前ですが、片付けの時の1年生の動きに無駄が多いし、遅いし、という状態があります。何とか育てていかなくてはいけません。そんな話をしました。


「北側のギャラリーに上がって窓締めとカーテンをしていたのは2年生の○○先輩たちだ。南側のギャラリーでは3年生の○○先輩。フロアーの窓の鍵を確認して回っていたのは3年生の○○先輩。他にもボールの入ったケースを片付けた先輩や体育館中央のネットを片付けた先輩もいる。誰も気づいていない仕事に最初に気づいて動く人が素晴らしい。卓球台を片付けることなどは誰が見てもわかることであって、そこに群がることは良いことではない。先輩たちの動きが速いのは、例えば卓球台を片付けながら次の仕事をさがしているからだ。卓球台を片付けることしか考えていなかったら、片付け終わってから次に何しようかと迷う時間がある。その時間ですらなくすことができなければいけない。1年生はまだまだだが、これから頑張っていこう。」




5月10日(日)

今日はC練習。本校は卓球台が11台あります。今日は1年生から3年生までほとんどが出席の上、卒業生が5人来てくれました。1台に5〜6人、たまに7人という状態になりました。久しぶりに多いなあと感じました。多球練習をしたいのですが、ボールの購入を迷っていました。セルロイドからプラスチックへの移行期なので・・・。でもそんなこと言ってられない状態です。セルでもプラでもいいからとにかく球数が欲しい。そう思いました。さて、今週は1年宿泊研修、2年職場体験、3年修学旅行同時開催の週です。先日の朝練習の時に男子のみ職場体験について、気を利かすことができるかどうかを試してきなさいと話していました。女子にも同じ話をしたいと思っていたのですが、いつのまにか違う話をしていました。


「今週は各学年とも行事がある。行事の間は練習ができない。また、修学旅行後の月曜日は3年生振替休日だ。顧問が二人とも3年団のため、1,2年生は練習することができない。本校にとって隙だらけの週になってしまう。うちは練習ができないが、よそも同じくできないわけではない。そして予選会が始まると同じ土俵で勝負することになる。どこかで何かやってきなさい。各自工夫をしなさい。」


「どこかで何かやって来い。」教科の関係の講演会で講師の先生が言われていた言葉です。この講演会、岡山市の理科の先生方の多くはご存じではないでしょうか。とにかく講師の先生が大学時代にゼミの恩師から卒業研究についてそういわれたそうです。もう一つ付け加えられたそうです。「ただし、俺を楽しませろよ。」だそうです。大学時代にそんな挑戦的な言葉がけをされていたら・・・・面白い人生になっていたかもしれないな。そう感じました。さて、以来その言葉をことあるごとに言っていますが、我が生徒たちは面白い人生になってくれるでしょうか?




5月8日(金)

今日は朝練習と放課後3年ステージ練習でした。朝練習での集合直後から3年男子全員と2年生主力2名を卓球倉庫に集めて話をしました。いろいろ話しましたが、最終的に言いたいのは「顧問の私にどうしてほしいのだ?!」という内容でした。目標を変更したはいいが、その目標を冷静に考えると大幅な減速を意味することになる。そういうつもりの指導を望むのか、今まで通り、今まで以上を望むのかということです。子どもたちの間でなかなか話がまとまらず(というよりどんどん意見を言えるほどの言語力がない子たちでした)、扉の向こうから女子キャプテンの「片付けー!」の声が聞こえました。結局彼らは朝練で球を一球も打つことなく、制服に着替えることになりました。放課後再び聞くから、そのつもりで準備しなさいと指示しました。


放課後、2年生は職場体験の事前訪問で下校していました。3年男子だけ、集めて話を聞きました。「で、どうしてほしいのだ?」という問いかけに対して、あっさりと「頑張ります。頑張る指導をしてほしいです」と答えてきます。言い方は違えど全員がそういいます。あっさりと答えてきました。拍子抜けしました。本当に分かっているのか?疑いたくなるほどのあっさり感でした。つまり深く考える力が不足しているのかもしれません。自分たちが出した答えの本当の意味を解説してやると、ハッと驚いたような顔をします。分かっていなかったようです。もしかして、今日一日を休むことによる夏の大会の影響について・・・・なんてことを想像するのは不可能なのかもしれません。だから一見やる気のないような行動をしてしまうのでしょうか。そのことによる影響が読めませんから・・・。なにはともあれ、今まで通りがんばる、今まで以上にやる気を出していくという流れで話が終わりました。話の結論としては予定通りの結論でした。しかし、実際の収穫となると・・・果たしてどうなのでしょうか。


次の練習は日曜日です。




5月6日(水)

今日は一日練習試合に参加させていただきました。女子のみ参加しました。実はこの練習試合、男子のみ呼ばれていたのですが、土曜日の出来事の直後に心が折れた私は、男子の練習試合参加を断っていました。そのことを聞きつけた女子キャプテンが、男子がいかないのなら女子が参加することができますか?と聞いてきました。それに対して、6日は女子を休みにしてある。今から声をかけて集まるなら頼んでみてもよい。と答えていました。彼女は8人そろえました。2,3年生全員に連絡を取って、日曜日の朝には8人そろえてきました。執念です。それぞれに予定があったようですが、この試合参加のために変更させたみたいです。という流れでの今日一日でした。今日を終えて思うこと。女子にとって大きな一日だったということです。今日がもし、予定通り休みであったら、1か月後の予選会での結果が変わっていたでしょう。女子チームは大きな収穫を得ました。


「今日はそれぞれに大きな収穫があった。○○は・・・なところ、○○は・・・なところなど、一日で大きく変わることができた。しかし、近府県が終わって以降の3日間すべてをこのような試合で過ごしたチームがある。うちは昨日とおととい休んだ。うちは今日一日でそのチームの3日分の何かを掴んで帰らなくてはならない。そう思いながら今日は試合に臨んだ。うちの練習では、そういうチームとまともにわたりあうことは、通常では不可能なのだ。だからこそ要求している。練習できるけどどうする?と聞いた時にやります!と答える気持ちを持つこと。どうする?と聞かれる前に、できませんか?と聞いてくる気持ちを持つことを。そういう人でなければ勝つことはできない。今日のような試合に参加するとそのことが良くわかると思う。これからはそういう人であってほしいし、そういうチームであってほしい。」


さて、そうなると問題なのは男子です。明日は学年の日。練習がありません。次の練習は金曜日。・・・・・どう持っていきましょう?男子キャプテンと差しで勝負してみて、その反応を見てから・・・・・いや、3年生全員集めて話をしてから・・・・・どうしようかな・・・・悩みますね。でも悩んだところで、どうせ私の性格上、出たとこ勝負ですけどね。決めたとおりに事を進めたためしがないですから(その瞬間の気分で次々変わりますから)うまく話が入らなくてもやり直せばいいだけ・・・・。明日は午後会議の関係で時間が取れないので、金曜日に勝負です。それだけは今から決めておきます。




5月3日(日)

今日は近府県大会個人戦の日。朝からまず、男子に通告。そのまま放置する予定でした。でも一日中、いろんな人と話をして少しずつ気が変わってきました。自分の理想をいったん捨てること。子どもの目線まで下がること。・・・・目標変更を命じました。子どもなりに考えて変更してきました。理想とは違いました。でも受け入れました。張りつめていたものがほどけて行くような、何か大切なものが抜け落ちたような気持ちになりました。でも決めました。目線を下げて頑張る。頭の中では決めました。後は心が理解するのを待つだけです。最後の話は頭の中にあることを話しました。頭の中にはあるが、心の中にはない話だったのですが、彼らは気づいたでしょうか?どちらでも構いませんが、今はそれしかできませんでした。


この2日間での出来事により、思わぬ副作用が出ました。女子が男子のふり見て我がふりを直し始めました。以前からの課題であった、温度差の解消に向かって強力に動き始めたのです。なかなかこちらの意図を理解しなかった子が、初めて自分の意志で動きました。彼女たちは間もなく次のステップを上りきると思われます。さすが、地力が違います。


明日と明後日はお休みです。次の練習は6日です。




5月2日(土)

今日は近府県大会団体戦の日でした。18:30私の心が折れました。男子解散の際の話はその時にしました。20:30女子だけが残っていました。解散の時の話は話ではなく、彼女たちに私の愚痴を聞いてもらっただけでした。話が愚痴なので非公開です。なんだかこれだけ読むと、この人大丈夫か?先生じゃないのか?!という印象を持たれるかもしれませんが、それなりにストーリーがあります。でもどう言ったって最終的には指導力不足です。反省・・・・すら、まだできません。




5月1日(金)

今日は参観日。部活動懇談まで済ませて体育館に行くと、残り時間30分ほどでした。前半は全学年外練習で、その後3年生のみステージ練習でした。バックハンドのスイングについて指導しました。じっと子どもたちを見つめながら、なぜだか妙な気分になりました。


「ステージ練習は不思議だ。スイングを細かく見ることができるので一つ一つ研究するように取り組むことができる。しかし、戦闘的な気持ちで取り組むことができず、ゆったりとしてしまう。練習を見ながら考えていた。この子たちも、もうすぐいなくなるんだなと。冬の間も自分の中で葛藤があった。可愛い可愛いだけでは緩くなってしまう。それは決して良いことではない。厳しさも必要だ。そう思いながら今に至る。終わり良ければすべて良しだ。終わりの美学というものがある。満足できる終わりを迎えるためには厳しさも必要だろう。我慢も必要だろう。みんなで良い終わりを迎えられるようにしたい。」


気合を入れる話をしようと思っていました。なぜだか体がついていきませんでした。疲れているんでしょうか。何を言いたいのか、わからない話をしてしまいました。思っていることを思っているまま話しただけでした。まあ、そんな日があってもいいじゃないですか。




4月30日(木)

今日は職員会議でした。もちろん部活停止です。明日は参観日。部活懇談もあります。




4月29日(水)

今日はA練習。そんな短い時間にもかかわらず、お隣の中学校が練習試合に来てくださいました。しかも今日は全面使用可能でした。半面で練習試合、反対側の半面で1年生の練習をしました。練習の成果は・・・・もう少し練習させてください・・・という感じでした。試合後の片付けで3年生男子の○○がモップがけをしていました。練習試合をしていた半面ではなく、1年生が使っていた半面をモップがけしていました。2,3年生からすれば、反対側の半面はいつも使わないし、今日だって自分たちが使っていないので、モップがけをすることにほとんどの人が気づいていませんでした。


「1年生、あれが○○先輩だ覚えておきなさい。君たちが使っていた半面をモップがけしてくれた。本来は1年生が気づいて動くべきところだが、3年生の○○が気づいた。3年生はここでの生活が長いから、何をすべきかすばやく判断できる。しっかり気を利かして動くことができる。1年生はまだまだだ。まず、他の誰もやっていない仕事、自分が最初に始める仕事をさがしなさい。今日の○○先輩のようにだ。そうやっていくことが大切だ。まだまだの1年生だが、最後の試合では君たちの力も総動員して戦う。1年生から3年生まで全員で戦う。これからそういう雰囲気作りをしていけるように頑張ろう。」




4月28日(火)

今日は3年生ステージ練習、1,2年生外練習でした。1年生が初めての外練習だったので、指導したかったのですが、実行委員指導のため全く見れませんでした。男子キャプテンに1年生の指導を頼んでいました。私が遅れてステージに顔を出した時に1年生の様子を聞きました。どうやら女子キャプテンも外練習の様子が気になっていたようです。「先生、早速1年生は走らずに歩いていたので指導しておきました。」と女子キャプテン。頼もしい。


「2年生がまだまだだ。それは3年生がしっかりしてきたから余計に目立つことなのかもしれない。キャプテンの2人は特にしっかりしている。以前男子キャプテンの成長をここで話したこともあった。人には成長するタイミングというのがあるようだ。最近思う。女子の○○が変わってきている。技術的にもそうだが、それ以外の面で変わってきている。技術的に優れていることがすべてなら、世界チャンピオンには誰も何も言えない。人間的に優れていても技術的に優れていなければ埋もれてしまう。ごくまれに技術的にも人間的にも優れた人がいる。卓球で言えばボル選手のような人。野球で言えばイチローや松井秀喜選手のような人かもしれない。そうなればまさにレジェンドになる。うちもチームとして、個人としてレジェンドになりたい。これからもしっかり頑張って、良いチームを作っていこう。」




4月27日(月)

今日は中練習でした。今日から1年生を正式入部させました。実は昨日も1年生参加OKにしていたのですが、正式には今日からです。さて、最後の話は昨日の続きでした。


「昨日は先輩が差し入れをくださった。その片付けをどうするか見ていたら3年生女子が片付けて帰った。さすが3年生だ。気を利かすことができるようになっている。やはり3年生が一番すごい。2年生はまだまだだが、少しは近づいてきている。もちろん1年生は始まってすらいない。このチームは3年生のチームだ。そしてもうすぐ3年生にとって最後の大会が始まる。その時には今入部したばかりの1年生も含めて、一つのチームとして戦う。チームとしての力が発揮できるように頑張っていこう。




4月26日(日)

今日はC練習。いろんな年代の卒業生が来てくれました。3つの学年から合計5人。3年生、2年生、レギュラーダブルスなど、いろいろ練習相手を変えてフル回転で活躍してもらいました。そのうちの一人が4時ごろ、事情で帰るということで帰り際に話をしてもらいました。彼は「皆さんは中国大会で決勝トーナメントに行くことを目標としているようですが、そんな声の出し方で本当に行けるんですか?○○君はちゃんと練習して強くなっているんですか?」などと苦言を呈して帰っていきました。現役生はいまいちピンと来ていないようだったので、その直後から私の説教が始まりました。「中国大会に出るチームはおかしいチームばかりだ。普通では考えられないくらいに卓球づけになっているチームばかりだ。そんなチーム相手に自分たちが戦おうとするならば、普通でいいわけがないだろう。何をするにしても普通ではないくらいにしなければいけない。先輩は声を出す部分でも普通ではないくらい出せと言っている。その本当の意味が分かるのか?」という話です。ちなみに彼は毎朝5:30の電車に乗って通学しています。そのこともついでに話していました。現役生はそれを聞いて驚くというよりも、他人事のように聞いていたので、そこにもカチンと来て話しました。「進路選択の時に、毎朝が大変だということが予測できる状況で、あえてそれを選ぶ。やりたいことがあるから、それを貫くために、大変と分かっている道を選ぶ。それだけの覚悟のある人がこの中に何人いるというのだ。今先輩が話したことの大部分を君たちはわかっていない。」という感じで、練習最後の話も勝つチームとは・・・・・ということを話しました。それについては具体的なチーム名を挙げての話なので割愛します。


卒業生が部活に来るときはスポーツドリンクを差し入れするという、いつの間にかつくられた不文律があります。別に求めてはいないのですが、いつも何か持ってきます。問題はその片付けです。今までこのチームではその片付けに対して不満がありました。今日もろくに片づけないまま帰ったら、明日説教してやろうと思っていました。すると3年生女子が4人ほど集まって、せっせと片付け始めました。ごみの持ち帰りの分担をし始めたので、ごみは学校で捨てるからいいよと言いました。男女を比べると女子のほうが人としての力が高い。それはずっと前から分かっていたことです。力があるにもかかわらず、一時期は男女逆転して、男子が上に行くこともありました。男子の成長も目覚ましいものがありました。でも今日改めて思いました。女子と男子では地力が違う。男子、頑張らないと女子には勝てませんよ。


そして・・・・女子から受け取ったごみを体育教官室に置き忘れて帰った私・・・・。恥ずかしいので明日早々に教官室に行きます・・・・。偉そうなことは言えません・・・・。




4月24日(金)

今日は家庭訪問後にゆっくり部活指導できると楽しみにしていました。体育館に帰ってくると、外に2年生男子の姿が・・・。卓球部内での生徒指導でした。内容は切って捨ててもいいほどの、しょうもないものでしたが、下校時間を過ぎるまで全力投球で指導しました。そういうことで、またしても最後の話はできていません。2年生はやはりまだまだです。こうやって見ると3年生のしっかりしていることがよくわかります。少なくとも1年前は全くそうではなかったのに・・・。かつてはどうしようもないやつらばかり・・・と嘆いていましたが、こんなにたくましくなってくれるとは・・・・。2年生の未熟さを見て、3年生の良さが際立ちます。子どもが成長する瞬間に立ち会えているのです。これだから中学校の教員はやめられません。この2年生たちも来年は・・・・・・・・うーん、どうでしょうかね?




4月23日(木)

水曜日の更新ができませんでした。私の生活が乱れたのが原因です。水曜日は18時30分から近府県大会の組み合わせ会議。どちらにしても部活の最後を見れずに学校を後にしました。会議終了が日付かわって12時過ぎ頃。帰宅が1時ごろ。修学旅行の関係で、夜のうちにファイルを送信しますと旅行業者に約束していたので、そこから作業をして送信完了が3時。寝ました。

さて、今日は家庭訪問終了後、部活を最後まで見ることができました。久しぶりでした。


「もうすぐ家庭訪問が終わる。これは何を意味するか分かるか?(1年生・・・とつぶやく子がいる)そうだ1年生が本格的に入部してくる。自分たちの練習ではなく1年生の練習をすることになる。明日1日家庭訪問が残っている。ゆっくり練習できる最後のチャンスだ。しっかりやろう。そして来週からは1年生の練習相手をする。思えば君たちも先輩たちにそうやって育ててもらった。今の技術があるのは先輩たちのおかげだ。そこで受けた恩は十分に返せていないだろう。その恩を先輩たちではなく、次の1年生に返すのだ。先輩たちも実はそうやって、そのまた先輩から受けた恩を君たちに返して卒業していった。そうやって毎年続いていくのだ。それが伝統だ。来週からそういう気持ちで頑張ろう。」




4月21日(火)

今日は放課後に自転車点検をして鑑札を発行し、代表委員会をしながら裏番組で修学旅行実行委員会をさせ、代表委員会後に生徒総会の指示を執行部に出しました。職員室に帰った後、修学旅行民泊割の最終確認を数人の教員と合同で行い、部活に顔を出したのはその後です。3年生がステージ練習をしていました。1時間弱ほど指導した後、部活終了を待たずに会議室へ。外部から15名ほど来ていただいて会議を行いました。会議終了は20時半。なかなか部活に集中させてくれません。4月って本当に罪な月ですね。部活に出ている時の集中力はいつも通りですが、体育館の外で卓球のことを考える時間が確実に減っています。まあ、生徒指導がない分、余計なことに足を取られることはありませんが・・・・。ということで最後の話はしていません。T先生が部活の最後を引き締めてくださっていると思います。T先生はステージで部活指導しながらビデオカメラで生徒を撮り、それをすぐさまパソコンに取り込んで編集できるようにされています。今日も私がスイングの修正をアドバイスした男子をビデオに撮って、本人に確認させてくださいました。本校に新しい風が吹いています。




4月20日(月)

今日も家庭訪問。訪問日程に比較的余裕があったので、ちょくちょく部活に顔を出しました。しかし、最後のほうは学年の仕事をしていたので顔を出せていません。副顧問のT先生が気合を入れてくださったと思います。


今日はあらためてわかることがありました。男女ともキャプテンは期待通りの成長をしているということです。しかし、そのほかの子はまだまだです。(もう一人いた。そんな子が。しかし、彼は元来そういう子かもしれない。) 3年かかって2人(3人?)か・・・・・それが教育なのか、私の力不足か・・・・。まだまだ試練は続きます。




4月18日(土)

今日は試合に参加しました。数を力に変えるための練習をするのが最大の目的でした。朝の集合でその話をしました。女子については下級生との連携についてさらに踏み込んで指導しておきました。試合中のアドバイスのほとんどは、それに関するものを行いました。試合の最中も技術面ではないところでの指導をたくさんしました。冬の間の試合ではアドバイスのほとんどが技術面だったので、かなりの違いだったと思います。最後の話も数を力に変える話をしようと思っていたのですが、ある光景を見て気が変わりました。


「今日は試合のしかたの練習をした。課題もあったが、練習できる機会はほとんど残っていない。少ない機会を活かして仕上げていこう。さて、先ほど体育館最後のモップがけから掃除機までを行っていたチームがあった。兵庫県の女子チームだ。彼女たちは会場内で最も大きな声で試合をしていた。試合では優勝したはずだ。そして最後に掃除機だ。すべてにおいて負けた気がする。うちのチームも、これからもっと頑張っていかなくてはならないだろう。」


体育館を後にする直前、掃除機の光景を見ながら女子キャプテンのほうに目をやると、私が何を言いたいか理解したらしく「悔しいです」と彼女は言いました。その後に上記の話をしました。男子キャプテンはその前に体育館ギャラリーのごみを拾ってきていましたが、「誰かが拾った後みたいです。これだけしかありませんでした。」と言って差し出したのは、スーパーの袋に何故かこんにゃくが一つ入ったものでした。男女ともにあまり活躍できず、少し残念な感じだった上に、兵庫県の女子チームのすごさを目の当たりにして、まいった!と言うしかない状態でした。




4月17日(金)

今日から家庭訪問。私は午後練習につくことが難しいですが、練習時間はたっぷりとれます。頑張ってほしいところです。


「今の片付け、最後に座ったのは2年生の○○だ。暗幕を開けておりてきた。すべての仕事が同時に終わるのが最も理想的だ。そのためには自分にできることがないか探す、つまり気づくことが大切だ。さっきもフロアー下の窓の鍵を3年生の女子が確認して回っていた。そういう動きが大切だ。気づくためには頭を回転させることが必要だ。頭の回転の速さと動きの速さは比例する。速い動きができるようにしていきなさい。」


しばらく最後の集合は男女合同で行って、同じ話を聞かせていました。最近、再び男女別の集合で、私は男子のみに話をしています。女子は新しい顧問の先生が話をしています。新しい顧問の先生には女子監督をお願いすることになりました。話の中のタイミングが慣れ親しんだものとは違うらしく、女子たちは若干の戸惑いを感じているようですが、これから慣れていくでしょう。




4月16日(木)

今日は中練習でした。体育館に行くと、1年生の部活動見学生が男女ともいました。何人か入ってくれるようです。玉突きなどの指導をしながら1年生につきっきりでした。17:30が1年生の最終下校なので、1年生を帰らせて、今度は3年生の指導をしました。とくにダブルスの指導をしました。そんな時、呼び出しがかかります。学年会だそうです。最終下校を過ぎるまで学年会が続きました。部活の最終下校までには学年会が終わるだろうと思って、ラケットなどをそのままにしていました。学年会後、体育館に行ってみたらラケットを含めて荷物がすべてない・・・・。職員室に帰ると、生徒が私の荷物を職員室に届けてくれていました。よろしい。さて、話は変わって温度差解消の話。今日の部活で気になっていた男女各1名ずつを呼び出し、指導しました。・・・・・・不発でした。明るくかわされた・・・そんな感じでした。反論できるほどの理論が私にはなく・・・・そうか、じゃあこれからも頑張っていこう・・・。そんな締めくくりになりました。「チャンス指導」次のチャンスを待ちましょう。それが今日の結論でした。常に教師が正しいわけではありません。同じことを言っても時と場合を間違えれば、正しくも間違いにもなります。ここは我慢です。次のチャンスは近々やってきます。焦ることはないでしょう。そうそう、お分かりかと思いますが、最後の話はできませんでした。




4月15日(水)

今日は温度差解消のための指導に燃えていました。朝、ネクタイを締めて、さあいくぞ!のその瞬間・・・「あっ子どもに熱がある。」部屋の奥からそんなセリフが聞こえてきました。・・・・・夫婦会議の結果、私が特休を取得することになりました。指導は明日におあずけです。今日はそういう訳で部活動指導していません。




4月14日(火)

今日は3年生ステージ練習。班長会のため遅れて顔を出したので、2年生の外練習は完全に終わっていました。1年生が何人か見学に来ていました。最近、私と子どもたちとの温度差を感じます。一時期その差が縮まっていたように思ったのですが、最近また開いている気がします。相変わらず部内で一番熱いのは顧問の私。いや一人だけ、私に匹敵する熱さを持った子がいました。女子キャプテンです。彼女の温度は日増しに上がっているような気がします。でもその分、他の子との温度差が・・・・。困りました。思わずボヤいてしまいます。「本気を出させてくれよ、俺に・・・。」


「3年生はあっという間に引退の日を迎える。時間が経つのは本当に早いものだ。残り時間を考えると充実した部活動生活を送りたいと考えるのは当然だろう。充実した生活とはどんなものか。毎日の楽しさもいいが、最後の結果が残るということが大切だ。結果を残そう。そのためにはつらいことも乗り越えなければいけない。我慢も必要だ。練習で我慢を繰り返せば、最後のセットの9−9で我慢できるはずだ。そういう状況を想定した練習が必要だ。今日はそんな練習ができていたとは思えない。我慢ができる卓球を練習から作りなさい」




4月13日(月)

今日は中練習でした。修学旅行実行委員会の指導により、遅れて顔を出しました。卒業生が来てくれていました。大学の講義が午前中だったので午後が暇になったそうです。ありがたい限りです。しかも一番やる気があるが、レギュラーになれない男子をマンツーマンで指導してくれていました。本当にありがたいです。最後の話はその卒業生の中学生のころの思い出話をしました。現役の中学生たちは実物を目の前にして、強くなる選手とはどういうものかを感じてくれたと思います。ちなみに3月30日の投稿に登場した彼です。内容はほぼ重なりますので省略します。


今日は我がチーム初のプラスチック球での練習でした。セルロイドの練習球とスリースター、プラスチックのツースターを三種類並べて好きなのを使いなさいと言いました。嬉しそうにプラスチックを使っては、ああでもない、こうでもないと言いあっていました。卓球が好きなんですね。そんな光景でした。




4月12日(日)

今日はC練習(14:30〜)でした。2つの学校がわざわざ来てくださいました。こんな中途半端な練習時間の本校に来てくださることが本当にありがたいです。今日はチームで試合をする練習をするつもりでした。女子はBチームを作った関係で、あまりできませんでしたが、男子はチームで試合をする練習ができました。さすがにまだまだでした。当たり前ですが、旧3年生が最後に作ったチームの雰囲気に比べると、見劣りする状態でした。これから仕上げていかなくてはいけません。


「最後に勝つためには技術が必要だ。技術があれば試合で勝てる。しかし、練習時間が少ない本校で、純粋に技術に頼って試合をするなら、どうしても勝てないチームが出てくる。技術は練習量と関係が深いからだ。本校最大の武器は数であることに変わりはない。この武器を使っての試合をしない手はない。しかし、数を力に変える試合は練習が必要だ。まずは校内のエレベーター戦での声がもっと出なくてはいけない。次に今日のような練習試合での声。そしてそのうえで本番で数を力にすることができるようになるのだ。練習でできないことは試合ではできない。これからしっかり頑張っていこう。」


最近どうもだめです。なんだか話をまとめることができません。上の話はかなり要約しています。本当はもっといろいろ話をしました。ダラダラと長く話してしまいます。以前のように言いたいことがたくさんありすぎて長く話すというよりも、自分の頭がまとまっていない感じです。または自分の頭の回転が鈍っている感じです。なぜだ・・・・?絶対子供には伝わっていません。とにかく良くないです。ちょっとした悩みです。




4月10日(金)

今日はステージ練習。修学旅行実行委員会のため遅れて顔を出しました。4月は何かと忙しいですね。息つく暇がありません。ステージに提出書類の束と家庭訪問の希望調査を持ち込んで作業しながら指導しました。いまいち集中できませんでした。しかし同じ作業を職員室でするよりかは体育館でする方が幸せです。練習終わりの合図を聞いてハッと我に帰り、卓球店にボールの注文をしながら片づけを見ていました。我がチームは財政難のため、プラスチックでの練習をしたことがありません。そろそろやばいと感じていたので注文しました。


「今プラスチック球を注文した。今度の近府県大会はプラスチックのみで行われる。県大会はセルロイドのみだが、中国大会以上はセルとプラの併用だ。最後の試合に向けて用具面での準備をしておきたくて、遅ればせながら注文した。最後の大会への準備は用具だけではない。先ほど男女ベンチキャプテンを任命した。ベンチキャプテンの重要性はよく知っていると思う。今週末の練習試合はベンチキャプテンを中心に応援を力に変える練習をしたい。そのためには声を出して試合をし、応援を求める姿勢が大切だ。最後の大会に向けて、そういう準備もしっかりしていこう。」


そして明日はOFFです。このセリフを書きこむのが恥ずかしくなってきました。




4月9日(木)

今日は入学式後、フロアーで練習できました。


「ランキング戦も終わり、最後のレギュラー体制が確定した。これで最後の大会に向けて突き進むのみだ。自分の最後の試合がどういう試合か想像するべきだ。場所は浦安のサブアリーナか、六番川か、桃太郎アリーナか、宮城か、このチームの中でも人によって違うだろう。その場所で最後の試合のセットオール9−9の場面を想像しよう。そこで自信もってプレーできるようになりたい。そのためには自信のある技術を身につけることも大切だが、自信もってプレーできる精神状態を作ることも大切だ。声を出して戦う癖をつけよう。声を出さずにプレーするなら何があっても絶対にポーカーフェイスを貫き通しなさい。過去にそんな選手がいた。どんないい球を打って得点しても、どんなピンチを迎えても眉一つ動かさずに淡々とプレーする選手だ。彼は中学スタートにもかかわらず全中まで行った。すごい選手だった。あれのマネはなかなかできない。眉一つ動かさないのだ。少なくともこのチームの中にそんなことができる人がいるとは思えない。練習でしていないことが試合でできるはずがない。練習ではいつもセットオール9−9を想像しながら取り組むようにしなさい。」


レギュラー体制が確定したので、ついに最後の組織づくりを本格的に始めようと思います。まずは個人の意識づけ。ちょっと前から取り組んでいますが、まだまだです。次にチームをまとめる練習。今月何回かある、団体戦での実戦で取り組む予定です。これでギリギリ間に合うペースです。本校の必殺技「数を力に変える」を形にするべく、頑張ります。




4月8日(水)

今日は放課後入学式準備のため、朝練のみでした。朝練の最後に、いつも下におりている体育館中央のカーテンネットをギャラリーに上げさせました。


「あのネットをなぜ上げたかわかるか?(何人かが入学式だ、とつぶやく)そう、入学式のためだ。今日は入学式の前日準備で600人が大掃除をする。でもあのネットを上げるのに600人はいらない。誰かがしなければいけないことだが、全員がする必要がない。誰がやってもよい仕事は、自分がしてもよい仕事だと考えるべきだ。中学生は誰がやってもよい仕事は自分がしなくてよい仕事だと考えることが多い。誰がやってもよい仕事を率先してやれる人が社会に出てから大切にされる。自分がしなくてもよいと考える人は社会に出てから、いつの間にか仕事がなくなっていく人になるだろう。必要性を感じてから自分を鍛えていくのでは遅い。中学生以前から率先して仕事をしている人が大人になるころには、そうではない人との差が大きくなっているだろう。今日の大掃除でも自分がやってもよい仕事をたくさん見つけて働くようにしなさい。」


今日は退任式。子どもたちにとって大げさではなく、本当に久しぶりのまこと先生との再会でした。またしても涙にあふれる光景が広がっていました。子どもたちはあれこれ渡したいものを渡すことができ、嬉しそうでした。でも、これで本当にお別れかと思うと寂しい気持ちになりました。




4月7日(火)

今日は久々にゆっくり部活に出ることができました。新しい顧問の先生も生徒に紹介し、明日の退任式の用意もでき、いろいろあった日でした。


「今日は始業式だった。これからはまず、新入生を勧誘しよう。男女各30人ずつほしい。全員で何人かずつ連れてこれるようにしなさい。新入生がたくさん入れば、その分練習ができなくなる。少なすぎると寂しいから、たくさんいる方が良い。でも練習ができない。5月からはそうなるだろう。5月に入ったら、相対的に現状維持するのが精いっぱいだろう。うちが伸びた分だけよそも伸びるということだ。4月は比較的ゆっくり練習ができる。よそよりも速いスピードで伸びる可能性があるのは今だ。そういう意味で技術を上げるのは今しかない。4月がラストスパート。しっかり頑張っていこう。」


やっとランキング戦終了です。正確に言えば終わっていませんが、終わらせました。やっと練習に本腰を入れて取り組めます。新しい顧問の先生は早速生徒と一緒に練習をしてくださいました。丁寧に個別指導をしてくださっていました。これからが楽しみです。




4月6日(月)

今日はA練習でした。最初に指示だけして、すぐに会議に行きました。会議と会議の合間に「先生、生徒が来ています。」と呼び出されました。男女キャプテンが来ていました。「先生、練習終わりました。ところで次の部活が来ないのですが、練習できますか?」女子キャプテンが聞きました。「いいよ。できるよ。」と答えました。男子のキャプテンは悔しそうな顔をしながら、「今日、俺は用事があるんよ・・・。」と言って、一緒に練習しようと誘う女子キャプテンを断っていました。結局練習相手が確保できず、女子キャプテン自身も午後から塾があるので長居できないこともあり、追加練習は流れてしまいました。頑張ろうとしている時に私は会議、周りは下校。前のチャンスも私の都合により流れましたので、申し訳ないし残念だし・・・・。しかし、男子キャプテンも含めて少しでも練習したいという気持ちに完全になってくれたと思います。それはそれで良かったです。ちなみに本日はそういう流れだったので、最後の話はできていません。ご了承ください。


本日、会議で新しい顧問体制が確定しました。まこと先生の代わりに入ってくださったのは男性顧問です。過去に卓球部での指導経験もある方です。おそらく熱血系です。私との役割分担をどうするか、今考え中です。明日、新顧問をお披露目するので、生徒の反応を見ながら決めようと思います。




4月4日(土)

今日はB練習でした。校内ランキング戦のつづきでした。ランキング戦は練習にはなりません。ランキングは決めないといけないので仕方なくやりますが、できれば早く終わらせたいです。でも、まだ終わりませんでした。


「(4月の予定についての説明をしました)5月に入ると修学旅行。それが終わると中間テスト。そしてテスト明けから最後の大会の幕開けとなる。練習は最後の大会を意識して行われなければいけない。先ほどのランキング戦でもセットオールで声を出して試合をしていた人が、声が出てなかった人に勝つ場面があった。競りあったら最後は声が出ている方がいいのだ。まず声を出して試合をすること。この準備をしっかりすれば、最後の試合でも力を出すことができるし、もしかしたら本来の力以上のものを出せるかもしれない。今からしっかり準備していこう。」


はい、出ました。またこの一言。「明日はOFFです。」土日は片方休むというルールのもと、練習日程を組んでいます。・・・・不安になってきましたが、こうしないと家庭での立場が・・・。今日だって朝から洗濯干して、乾いた服をたたんで、トイレとキッチンと流しと玄関を掃除して、部屋の片づけをして(掃除機かける時間はありませんでした)、子どもの上靴を洗ってから部活に行きました。今は部活帰りに上の子の習い事のお迎えに来ています。駐車場でこの原稿書いています。明日は下の子の発表会。じいちゃんばあちゃんまでそろって、みんなで応援しに行きます。こうやって我が家の平和は保たれています。そして我がチームの技術の停滞が続くのです。すみません。ちょっと泣き言を言ってみました。




4月2日(木)

今日はA練習でした。会議の合間にちょっとずつ顔を出しました。叱ってばかりでした。残り時間の少なさが重くのしかかってきます。そういえば思い出しました。まこと先生がいない時、女子の一人が「先生だけだと部活に花がない。」と言っていました。なるほど、この状態か・・・・。そう思いました。でも、最後の話も自らの反省も含めた説教でした。


「わかっていながら放置していたことがある。例えば校内でエレベーターをする時に声が出ていない。試合をしている気迫のようなものが感じられない。それを放置してきた。しかし、このままでは夏の大会を乗り越えられない。試合では必ず緊張する。その時に声を出していなければ、対応できないのだ。試合の時だけ声を出すのは不可能だ。練習したことが試合でできることだ。なのに声が出ていない。放置してきた間違いを正す時間はまだ残っている。今から正して、試合に間に合わせる。この前、練習後の体育館の窓の鍵が一か所空いていた。気が利いていない。練習最後に鍵を見て回ることに気づいていなかった。基本中の基本だ。声を出す、気を利かす。まずこれができなければいけない。しっかり取り組みなさい。」


実は今日校内ランキング戦をしていました。最後の大会のレギュラーを決める重要なランキング戦です。それなのに声が出ていませんでした。最後の大会でのチームの状況が予想されました。残り時間があとわずかになった、この時期にこれではダメです。


明日はOFFです。えっ!?と思われるでしょう。明日は卓球部に体育館の割り当てがないんです。空き教室は新年度準備で新しいクラスに模様替えされ、ステージ練習のために生徒を呼んでも、どうせ私がついての指導はできないし・・・・・休んでばかりだから気合入らないんでしょうね。






平成26年度 編









3月31日(火)

今日はC練習でした。練習の最初から最後まで見ることができました。やることを後回しにして、部活に出ました。(後回しにできる仕事ばかりだったので・・・)今日は昨日とは別の卒業生が1名来てくれました。最後の話では、いつも卒業生に話をさせます。今日の卒業生の話は「今日の練習を一生懸命できた人は手を挙げてください。」から入るような話で、教員並みの良い話をしてくれました。その後、それを受けて私が話しました。


「集中力はいつまででも続くわけではなく限界がある。例えば授業中、50分すべて集中して聞くことはできない。考える時は集中して、作業するときは集中力を緩めている。計算するときなどは集中力を緩めているが、どうやって計算するか考える時は集中していなければいけない。卓球では打球している時は集中力を緩めているが、打球と打球の間で球を拾っている時に集中しなければいけないだろう。どうやったらもっと上手になるのか考える時間だから。片付けの時、卓球台を運んでいる時は集中力を緩めているが、運び終わった時や終わりそうな時に集中しなければいけない。次に何をするか考える時間だからだ。上手に集中力を配分できる人は、周りから見るといつもずっと集中しているように見えるだろう。」


この後、卒業生が中学生だった頃の昔話をしました。この卒業生が、私にとって本校での初期のころの教え子だったため、今のチームのムードを作った、初代に当たるという内容です。ちょっと忘れましたが、最後は「という訳で頑張っていこう。」という感じで締めくくったと思います。


明日は職員会議のためOFFです。さすがにこの日はどの学校でもOFFですよね?うちだけじゃないはず。




3月30日(月)

今日は3年生を招いてお別れ卓球会でした。3年生は全員参加してくれました。3年生はいいですねえ。思い出します。今の2年生に代替わりするときは不安でした。3年生は実力がないが、人が良かった。どこに出しても恥ずかしくなかった。2年生は・・・・という子たちばかりだった。どこに出しても恥ずかしいかもしれない・・・・・という不安がありました。2年生もさすがに成長し、それなりのチームになりつつあります。でも3年生から早速指摘されました。「全然声が出ていない」とのことです。2年生の○○なんかは久しぶりに卓球をした3年生から「もっと練習してください」とか言われていました。よくぞ見抜いた、3年生。彼の課題はそれだ!素晴らしい。親善試合ということで2年生対3年生で試合をしました。当然のことながら2年生の圧勝です。2年生にも3年生にも事前に話していました。「3年生が練習できていないことはみんな知っている。3年生と試合をして強くなりたいのではない。2年生は自分たちが強くなった姿を3年生に見てもらいたいのだ。だから3年生はそういう気持ちで試合をしてほしいし、2年生はしっかり見てもらいなさい。」だから「もっと練習してください」というアドバイスが飛び出したのだと思います。和やかなムードでした。本当は先日の試合で気合を入れなおしたいタイミングだったのですが、3年生が優先だなと思って、そこは我慢しました。明日からです!2年生たち!ゆるめんぞ、覚悟しとけよ!


余談ですが、この春高校を卒業した学年の子が2名来ていました。今日は3年生のお別れ会だと説明していたのですが、それでもいい、ということで今日来ていました。最初だけ在校生と卒業生入り乱れて練習をしたのですが、奇妙なことに気づきました。3年生のお別れ会なので、3年生の姿を見ておきたい。そう思っていたはずなのですが、自然と高校3年生の卒業生に目が行きます。おっと、今日の主役はそこじゃない。と思い、他を見渡すのですが、また彼のプレーに目が止まります。面白いものです。彼は中学時代、毎日練習後に質問をしてきました。フォアハンドの振り方やバックハンドの振り方などの質問です。時には「今日、グリップを変えたのですがどうでしたか?」とか聞いてきます。毎日聞いてこられるので、彼のプレーを必ずチェックする癖が私にはついていました。グリップを変えた日も見た瞬間からわかりましたので、すぐに感想を言いました。今日のような日ですら、私にプレーをチェックさせる彼。彼は私を上手にしつけることに成功したんだな、そんなことを考えていました。そんな生徒は彼を除いて他にいません。今年で卓球部顧問13年になりますが、彼だけです。彼は特別に見てもらおうなんて考えていません。ただ純粋に疑問を持ち、それをぶつけてきただけです。でも疑問を持つことすら、普通の中学生には難しいことです。彼の話はまたどこかで、今の1,2年生にもしたいと思います。




3月28日(土)

今日は男子のみ試合に参加しました。惨敗でした。なるほど選抜に出場する資格がないわけだ。そういう意味で納得のできる一日でした。印象的なアドバイスをいただきました。我がチームの選手が競った場面でイージーミスを連発する姿を見て、「技術が足りませんね」と言われました。とてもしっくりきました。なるほど、その通りだな。気持ちの問題?そんなところで片づけてしまうところでした。技術が足りないから、ここ一本が取れない。正にその通りです。試合前日までに技術を高めなければいけません。時間がありません。

今日は個々にしっかり課題を意識させることができたと思います。チームとしての課題も意識させることができたと思います。とても勉強になった一日でした。そして最後の話では言いたいことがたくさんありました。そしてまたやってしまいました。すべてを気が済むまで話してしまいました。チーム力のこと、個々の技術のこと、スリッパのこと、片付けのこと、声のことなどです。うちの男子の器を大きく上回る情報量でした。途中から目が死んでいました。話しすぎは厳禁です。でも、わかっていながら気が済むまで話してしまいました。ただの自己満足です。反省・・・でも何度も繰り返していますけど・・・・。


明日はOFFです。休んでも勝つ!・・・と、いえる状態ではありません。でもOFFです・・・・。




3月27日(金)

説明の必要がないのかもしれませんが、いつもしているので、今日の練習について説明します。昨日と今日は体育館照明工事のため、全面使用不可となっていました。他の部活はOFFにしたり、他校へ出かけたりと苦慮していました。卓球部はステージ練習セットを空き教室に持ち込んで練習を行いました。午前と午後に分けて1年生の練習と2年生の練習にしました。ちなみに来年度からクラス数増のため、この空き教室が使えなくなります。残念・・・。そして練習の最後には今日も思いつくまま、その時話したいと思ったことを話しました。その内容は事情により非公開とします。どうもすみません。代わりにエールを一言。


「選抜出場の岡山県代表チーム!頑張ってください!!」






3月26日(木)

今日は子どもたちにとって、特に女子にとって、この1年で最もつらい日になりました。いつかは告げなければいけないと思っていたことを今日告げました。私はもらい泣きをこらえるのが精一杯でした。子どもたちの顔を見ながら、この子たちは本当に幸せだったんだと実感しました。まこと先生、本当にありがとうございました。私自身も何度も助けられました。気づかされました。大切なことを思い出させていただきました。子どもたちはそれ以上にたくさんの心を受け取り、今まですくすくと育つことができました。まこと先生が大切にしてこられたこのチームを、不幸にしてはいけないと思います。微力ながら頑張っていこうと思います。本当にありがとうございました。




3月25日(水)

今日は朝練習をしました。午後練習は事情により私は不在でしたので、見れていません。朝練習ではまず、男子のキャプテンと副キャプテンを呼びました。自分が感じている最近のチームの印象を話し、どう思うか聞きました。キャプテンはチーム全体的に声が出ていない、やり直しをさせても出ていないことがあるなどと話していました。「今のチームは頑張っていないわけではない。だがそれは県大会出場程度の頑張りだ。目標を達成するために必要な頑張りをしているわけではない。このままでは最後の結果は見えている。県大会出場程度の頑張りなのだから、それでおしまいだろう。中国大会で勝ちあがるための頑張りが必要だ。そこを見ているからこんな話をしているのだ。」そんな話をしました。そうやっているうちにも女子キャプテン主導によりチーム全体が練習を開始しようとしていました。やはり声が出ません。「ちょっとまて!」と声をかけ、全員を座らせ、今キャプテンたちに話したことと同じことを、全体にも話しました。練習途中に2年男子のみを集合させて話しました。昨日思ったこと(頑張る顔を思い浮かべると女子ばかりだ、ということなど)をストレートに話しました。そして一人一人の現状(君は大きな声を出している姿が見えないとか、君は最近練習に参加できない日が多いなど)を話しました。2年男子が引っ張らなければ、チームは成り立たないという話で締めくくりました。その直後の練習はさすがに引き締まりました。ただ継続しなければ意味がありません。午後練習を見れなかったので、どうだったのかわかりません。明日はどうでしょうか・・・・。




3月24日(火)

今日は説教でした。きっかけは些細なことでした。練習の最後は塾や習い事で多くの生徒が帰宅し、男女キャプテンをはじめ主力が抜けた状態でした。私も通知表の関係でギリギリまで部活に出れず、やっと顔を出せたところでした。キャプテン代理を務めていた子が最終下校時刻を勘違いしていました。15分早めに終わろうとしていたのです。今さら間違えるか!?ということと、他のものも気が付かないのか!?ということで説教しました。しかし、説教の内容はそれだけではありません。最近感じていた違和感についてがメインです。説教の最中に違和感を感じているものはいないのか、と生徒に尋ねました。誰も何も感じていませんでした。いや、それはおかしい。2月末の状態と今の状態は絶対に違う。そんな話をしましたが、生徒はおそらくピンときていないでしょう。練習後、無人となった体育館で何が違和感なのかよく考えてみました。第一は男子キャプテンが以前の勢いを失っていることかな。第二はチーム全体の声に張りがないことでしょうね。昨日もそうでしたが、個人個人を思い浮かべると良く練習を頑張っているように思えます。なのにチーム全体を見ると覇気がないのです。個人個人から受ける印象とチーム全体から受ける印象が違うのです。それが何とも言えない違和感となっているのです。しかし、先ほど一つのことに気づきました。個人個人・・・顔を思い浮かべると・・・・全部女子ではないですか!男子は?あれ?・・・そういうことか!キャプテンといい、そのほかの子といい、男子(特に2年生)に覇気がないのか!なぜ今まで気づかなかったのでしょう。なんか、今さらですが自分って・・・わかってるんだか、わかっていないんだか・・・・生徒をよく見ているんだか、見ていないんだか・・・・。とにかく男子にテコ入れすればいい、ということがわかったので良かったです。よし、頑張ろう。




3月23日(月)

今日は中練習の後、1年生ステージ練習でした。何なのでしょう?練習を見ていて、何かが物足りません。一生懸命やってます。特に2年生は。1年生もまあ、あんなものでしょう。ステージ練習も真剣に取り組めていました。でも何かが足りない感じを受けます。自分自身に原因があるかも・・・最近何かと部活に顔を出せないことが多いから?それが原因?なんだかわからないけどそんな話をすることにしました。


「気持ちがしっかりしていないと練習にならない。でも、練習をしっかりしているから気持ちがしっかりしてくるということもある。卵が先か鶏が先かという議論に似ている。前向きな気持ちと練習量はそういう関係にあるのかもしれない。最近何かと練習していない。実際昨日だって休みの日だった。明日からも予定通りの練習ができないことになっている。練習量が確保できなければ、気持ちも緩んでくるだろう。そして今は練習量が十分ではない。そういう状態だということを認識したうえで練習に臨み、気持ちが緩むことのないようにしていこう。」




3月21日(土)

今日は試合に参加させていただきました。男女各Cチームまでエントリーできたので、全員参加でした。最近満足に練習もできていなかったし、久々の試合だったし、気になることがたくさんありました。一番気になっていたのはダブルスの状態でした。男子のダブルスは状態を確認するチャンスにあまり恵まれませんでしたが、ドライブのタイミング(打点)がずれていることが良くわかりました。練習で思っていたことですが、予想通り試合で確認できました。しかし、修正のための動機づけが弱かったため、本格的な修正は次週以降になりそうです。女子は修正の嵐でした。ダブルスはもちろん、エース以外の全員に修正を言い渡しました。試合の中で修正への手がかりをつかんだ人もいれば、明日以降の練習にそれを持ちこした人もいます。エースは少し前の試合で一つのヒントを得ていましたので、それを確認するために今日一日を費やしました。成果はあったと思います。何にしても今日は意味深い一日でした。これからの練習に意欲がわきました。


「今練習で5本ドライブを打ってからフリーというのと、20本連続3球目を入れるというのをやっている。例えば10分間の練習で5本ドライブを打つ前にミスをしている人は挙手しなさい。・・・それだから今日の結果になっている。20本連続打つ前にミスしている人は手を挙げなさい。・・・・・だから今日の結果になっているのだ。たまに5本続く、たまに20本連続でいく、ではいけないのだ。いつもそうならなければいけない。そしてそのラリーが試合と同じ意識で行わなければいけない。そうやって練習したら、その成果を試合で試してみる。その繰り返しだろうが、残り時間を計算してみよう。例年だと4月に練習試合はあまり多くしていない。5月は近府県大会があるが、それが終わったら修学旅行だ。旅行から帰ってきたらテスト週間。テストが終わった直後からブロック大会。練習の成果を試すための試合があと何回できるか。残りわずかしかない。1日1日、1分1秒を大切にしていかなければならない。」


と言ってみたものの、明日はOFFです。なめてますね。でも勝つつもりでいるあたりが甘いのかも・・・。まあ、思うのは自由ですよね。




3月20日(金)

最近多球練習をやめて1球練習にしています。冬の間に打球数を増やすことに主眼を置いて、雑な練習をしてきました。今の我がチームには丁寧さが足りません。かと言ってここから1000本ラリーをする時間的余裕はうちの事情からしてありません。ドライブ対ブロックを5本つづけたらフリー、サービス3球目を20本連続で入れるなどの課題を与えて練習しています。その流れでの話をしました。


「大は小を兼ねるという言葉があるが、確かにそういうところもあるだろう。しかし、大砲では近くの敵を攻撃しづらい。大が小を兼ねているうちは素人であるというしかない。プロに近づけば近づくほど小に対してはそれ専用の装備を使い始める。卓球で言うところの大とは直線的なボールだ。小とは山なりのボールだ。大のボールばかりでは素人というしかないが、小のボールを有効に使い始めるとプロの技術に近づいていくと思う。今の練習の中で山なりのボールを大切にして取り組むようにしなさい。」




3月17日(水)

卒業式が終わりました。フロアーがいつもの状態に戻りました。なのに今日は学年の日。放課後は一斉下校。でも朝練はできました。朝練の時に話したことを思い出します。朝練の初めに話したことと、終わりに話したことがつながっていますので、両方掲載します。


「昨日、3年生が卒業した。いつもなら、フロアーが使える喜びで、気合が入るタイミングだが、今年はちょっと違う。昨日の余韻が抜けない。3年生は本当にいいチームを作っていた。3年生は強くなかった。残した成績は平凡なものだった。しかし、良いチームだった。何がそんなに良かったのか思い出してみると、いつも一生懸命な姿を見せてくれた。例えば大リーグのイチロー選手は米球界でもレジェンドになっている。でも彼の1打席だけを切り取ってみてみると、何でもない凡打であることが多い。しかし、それをずっと続けられることに彼のすごさがある。3年生たちは、ある瞬間だけ切り取って見てみると、まあ頑張っているが、よく考えるとなんでもないことばかりだった。しかし、それがずっと続いていたと思う。頑張ることを続ける力が素晴らしいチームだったといえる。さて、君たちは卒業式の期間中、練習から離れていて牙が抜けてしまっている人が多いと思う。どんな時でも気を緩めず、一生懸命に取り組むことが大切だ。今日も気合を入れて練習しよう。」



「さて、最初に話したことの続きだ。いつも変わらず続ける力というのはすごい力だ。例えば毎日通学路に立ってくれているおじいさん。毎日道路の掃除をしている人。すごいと思う。しかし、当の本人はそんなに頑張っていないのかもしれない。毎日続けるということは習慣になっている。やらないという選択肢がないのだ。だから考えることなくやるしかない、頑張るしかないと思っている。むしろその状態のほうが楽だろう。ただそうなるまでには努力が必要だ。また、どんなに調子が悪いときでも続けるとなると、強い気持ちも必要だ。しかし、いつもしない人が何日か続ける時に必要な気持ちよりかは、楽であるはずだ。習慣化できるまで努力すること。習慣化されれば大きな力を使わなくても、すごい人になれる。頑張ることを習慣化することができればよいのだ。これから夏までの残り時間を一生懸命過ごしていこう。」


そして明日は新入生物品販売のため、部活停止です。次の練習は金曜日です。これでは習慣化できませんね・・・・。




3月13日(金)

今日は卒業式予行準備です。卓球部の子たちにも準備を手伝わせました。気持ちよく働いてくれました。もちろん体育館は使えず、準備の後は外を走りました。走っている部員のまわりが3年生であふれかえっています。「卒業式実行委員」と名付けられた人たちです。卒業式の用意をしながら、校内の清掃奉仕をする集団です。卓球部の先輩たちがたくさんいて、後輩たちは喜んでいました。


「もうすぐ卒業式だ。卒業式実行委員としてたくさんの卓球部の先輩たちがはたらいている。そして実行委員長は卓球部の○○先輩だ。彼は今、3年生で最もホットな男だ。学年の先生方からの熱い信頼を受けて活躍している。先輩が活躍する姿はうれしい。先輩たちが気持ちよく卒業式を行えるように、当日もしっかりやろう。」


さて、体育館にシートが敷かれました。どうでもいいですが、今回の体育館準備、シート敷きを4時間目を使って1クラスで行いました。学年9クラスのうち、卓球部員が2番目に多いクラスがその担当でした。椅子ならべを5時間目を使って1クラスで行いました。学年9クラスのうち1番卓球部員が多いクラスがその担当でした。ちなみに私のクラスです。子どもたちはよく働きました。1000脚もの椅子をセンチ単位で並べました。卓球の子も他の子もよく働きました。なんだか気持ちが良いです。もちろんおかげで体育館は使えません。土日の練習はなしです。月曜日は卒業式前日準備で、部活を休みにしています。今度は委員会の子を使って最後の仕上げをするつもりです。火曜日は卒業式のため、学校全体で部活停止です。次の部活は水曜日です。





3月12日(木)

今週は放課後に修学旅行実行委員会の指導をしています。今日の実行委員会であったことが素晴らしかったので、卓球部最後の話に紹介しました。


「今日の実行委員会終了後、どんどん人が帰ってき、教室には3人だけになった。そのうちの一人が、記録のために残しておいた黒板の文字を消して帰らなくてはならないと気付いた。その子があっという間に消して、帰っていった。するとそばにいた子が消した後の黒板を、掃除直後の状態と同じようにするべく、全面をきれいにふき始めた。感心した自分は「ありがとう」と言ったが、彼のすごいところはそこからだった。黒板の下の受けを雑巾がけできれいにした。そこまでするとは思っていなかったので、「いやーありがとう。本当にきれいになったよ。」と自分は言った。彼は雑巾を洗いに流しまで行ったのだが、なかなか帰ってこない。不思議に思って流しを見てみると、雑巾がけにかかっている雑巾を一枚一枚きれいに整頓している。「先生、ここの雑巾がけには雑巾が多いですね」などと笑いながら自然に作業をしている。自分はさらに驚いて「ありがとう。本当にもういいから、そのくらいにしようか。」と言って止めたが、止めなかったらどうなっていたか。彼が帰った後、そばにいた先生と「一言えば十やる、とはこのことですね。」と話した。「部活やクラスでそんな子に育つように指導していますけど、なかなかうまくいきませんよ。」とも話した。卓球部の子たちには、ぜひそういう人になってほしい。これからもしっかり頑張っていこう。」


3人残っていたうちの一人は学級委員長。バレー部。委員長は司会に忙しくて、全員が帰った後、やっと落ち着いて記録を取っていました。彼女は本当に頑張る子です。黒板を消すことに気づいた子は野球部。黒板を消さないとと気づいた時点で、その場にいた教員から称賛されていました。そして今回主役の彼は陸上部のホープ。1年の時からずっと学級委員を務めています。果たして卓球の子は体育館の外でも、このくらいの動きをすることができるだろうか?おそらくできないでしょう。まだまだ頑張らないといけません。





3月11日(水)

今日は中練習でした。最近キャプテンの号令に対して返事が小さい。それに納得がいかないキャプテンが何度もやり直しをさせているが、その状態が続いているという話を朝練でしていました。その延長の話です。


「朝言ったように返事の声に鋭さがなくてはいけない。鋭い声は集中して前向きに練習する気持ちから出る。号令に対して返事をすると、キャプテンもそのほかの部員もチーム全体がどのくらい集中しているかわかるのだ。それが毎回毎回集中できていないことを確認しあう、そしてそれを毎日積み重ねる。チームに与える悪影響がどれほど大きいか。失敗体験を積み重ねるのではなく、号令に対する返事をするたびにチームが集中している、みんな頑張っていると確認しあう成功体験を積み重ねるべきなのだ。良いチームは試合の日に作られるのではない。練習で作られるのだ、ということを意識して頑張っていこう。」




3月10日(火)

今日は全員外練習でしたが、急きょビデオを見ることにしました。練習のビデオから、基本打法について学びました。ビデオの途中で止めたり、スローにしたりして解説を加えました。今日の話には最後の話というものはなく、すべてビデオの解説からつながったものでした。だからここにどう書くか困ってしまいます。まあ、またの機会ということで・・・。




3月9日(月)

テストが終わりました。3年生は卒業式の練習で体育館にイスとシートが・・・・おおっ!イスもシートも片づけられている!聞けば今週はこの状態が続くとか。ステージの上には大量の機材があるため利用不可ですが、フロアーは通常通り使えそうです。今日は月曜日なので卓球部、中練習の割り当てです。練習できました。練習の最中には目標の確認、ランキング戦についてなど、いろんな話をしましたが、最後の話は以下の通りです。


「目標を達成するために必要な3つのことを確認しよう。”声、考動、連帯感”だ。いざ試合となれば声をだし、しっかり考え、チームワークよく戦わなければいけない。もちろんそれは練習から必要だ。しかし、もっと大切なことがある。それは”技術”だ。勝てるチームと勝てないチーム、試合前にある程度、勝敗がわかる。試合前日までに相手より技術的に強くなっていればよいのだ。強くなっているとはどういうことか。自分のチームの最下位の子が、相手チームの最上位の子より強ければいいのだ。言い方を変えれば、自分のチームのBチームが相手チームのAチームと同等以上の力を持っていればいいのだ。そんな簡単に言われても、そんなことができるくらいなら苦労しないよ。そう言いたくなるだろう。しかし、本当に勝てる時というのはそういうものだ。技術的に余裕がない時ほど、気持ちが勝敗を分けたり、奇跡を起こそうと考えたりするものだ。試合当日に技術を上げることはできない。だからもし、技術的に余裕がない状態で試合を迎えることになったら、切り札としての気持ちを頼りに戦うしかない。しかし今はまだ練習が残っている。技術を上げるための練習ができる。だから勝てるチームになれるようにしっかり練習しよう。」


実は最近読んでいる本に影響を受けています。勝敗を分けるのは数字に表れるほどの客観的な要素が大きい、ということです。なんだか最近、精神論ばかりに偏ってしまっている気がしていました。気合があればどうにかなる!・・・確かにそういうところもありますが、技術的な差は気合では埋まらないことがほとんどです。世界チャンピオン相手に本校の中学生が試合をしたとしましょう。相手がおかしいほど緊張して、とてつもないバットコンディションで、しかもうちの生徒が最高にのっている状態で・・・でも勝てないでしょうね。どんなに相手の状態が悪くてもサービスでやられて終わりです。技術的な差というのは大きいのです。心技体・・・・心が揺れ動いている強い選手に、一生懸命戦う真面目な選手が敗れ去っていくところを何度も見ました。それは本人ではなく指導者や保護者が、精神面で補いようがないほど、技術的な優位に立たせるための努力ができていた、ということなのでしょう。ただ、試合当日に実力が伯仲している場合はその限りではありません。精神的な部分が試合結果を左右します。可能性があるうちは技術的な優位を目指して努力する。ごく当たり前のことですが、以前とは違う気持ちでそう思っています。




2月25日(水)

今日は朝練のみでした。朝練では昨日と同じ話を1年生向けにも繰り返しました。内容は同じですが、学年末考査終了後、体育館は使えないが、どこかで何かするつもりだから練習はある、と連絡しました。昨年も理科室や、体育館のシートをはがしての練習など、いろいろやりました。今年もその時の状況に合わせて工夫しようと思います。ただ、昨年よりも人数が増えたので軽快なフットワークがとりにくくなっており、どうなるかわかりません。


次の更新はテスト終了後(3月9日)以降になります。しばらく失礼いたします。




2月24日(火)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。専門委員会終了後、委員長と来年度について打ち合わせしていると、1年生の男子が外練習終了の報告と同時に、外練習を休む人が多くなってきたことを相談してきました。外練習に来ていない人を先生のところに来させろ、と話して帰しました。やっぱり1年生はまだまだ成長できていません。引き続き委員長と話をしてから、ステージに行きました。


「明日の練習を最後にテスト週間になる。テストがあけたら卒業式までは体育館が使えず、練習できない。卒業式は3月17日だ。しかも18日は学年の日になっており、練習できない。19日は新入生学用品販売で部活停止。つまり、明日を最後に3月20日まで練習できない。この期間で今まで頑張ってきた技術のすべてが失われる。しかし、やすやすと失ってはいけない。そのための工夫を各自しなければならない。素振りや玉突きなど工夫次第でいくらでも方法はある。長い春休みに備えていこう。」




2月23日(月)

今日は中練習でした。萩原卓球店のコーチに練習をしていただきました。最後はコーチから技術的なアドバイスを全員向けにしていただきました。私の話は「今、話していただいた内容で分からないところがあったら、私のところに質問に来なさい。」のみでした。有意義な時間をいただきました。ありがとうございました。




2月22日(日)

今日はB練習でした。ついにこの日が来ました。Cの時間帯に他の部活がいないことに気づいた男子キャプテンが「先生、次いませんよ。やりましょう。」と言ってきました。その直後に女子キャプテンも「先生、次あいてるみたいですよ。やりましょう。」と言ってきました。ついにこの日が来ました。うれしいです。


「さっき、男女キャプテンが次のフロアーが空いていることを見つけて、練習しましょうと言ってきた。ずっとこれを待っていた。同じように次があいている日に、そういってくる人が現れるのをまこと先生とまつ日が何日もあった。ついに今日言ってきた。素晴らしい。しかしながら今日はダメだ。自分の都合で今日は帰らなければならない。(都合の話を詳細にしました。父親としての顔を見せると、部員から歓声が上がりました。似合わないそうです。)ということで今日はおしまいにするが、良いチームになってきた。これからも、こういう気持ちを大切に頑張っていこう。


何回も今日と同じような日があった。ずっと待っていたんだと言ったところ、キャプテンは「!?・・・そうだったっけ?」という顔をしていました。やはり今までは気づいてすらいなかったようです。そういう人が過去にいたんだよ、という話を十分にしていたつもりでしたが、それと自分たちとは全くつながらず、気づいてすらいなかったようです。やはり、やる気一つで同じ環境でも見えてくるものが変わるんだなあ、と思いました。




2月20日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。2年生ステージ練習そのものは一生懸命取り組むことができていました。片付け始めてしばらくも、いつも通りでした。しかし、片付け後半頃にゆるーい感じになりました。ということで本日の最後の話は説教です。ここに載せられるような内容ではないので割愛します。体育館を後にする生徒たちを無表情で送り出しました。練習後の生徒たちとワイワイするのは私の楽しみの一つでしたが、今日はそんな気分ではありませんでした。



明日、一部の生徒はまこと先生と講習会に参加しますが、事情により私はOFFです。





2月19日(木)

今日は中練習でした。クラスでの卒業に向けての掲示物制作指導により部活にはほんの少ししか顔を出せませんでした。


「自分は少し前に家を建てた。その時の住宅メーカーの担当者が最初の間取りの提案で、ピアノを部屋に置いた図を出してきた。義理の父の家には同じような場所にピアノが置いてある。びっくりして「どうして知っているんですか?」と聞いてみた。実は義理の父の家は数十年前、同じ住宅メーカーで建てた家だった。担当者はその時の図面を見て、ピアノの補強工事を入れていることを見つけ、我が家の提案にも同じものを入れたそうだ。最終的に我が家にはピアノを置くことはなかったのだが、その提案がうれしかった。ちょっとした心配りといえるだろう。してもしなくてもいいことだったし、最終的に役に立った提案ではなかった。でもうれしかった。そういうことが大切なのだろう。今、気を利かせて動くように言っている。どの子も将来仕事をするだろう。その時、ちょっとした心配りでお客を喜ばせることができる人になってほしい。卓球の場面だけで役に立つような力はいらない。ここで鍛えた力を他で使えるようになってほしい。そういう気持ちで頑張ろう。」




2月18日(水)

今日は2年生外練習、1年生ステージ練習でした。教育相談やクラスの指導などを終えて部活に顔を出すと、2年生はすでに解散した後でした。1年生のいるステージで、フォアのスイングを思う存分指導しました。ふと、女子の一人がステージから姿を消しました。すぐに戻ってきたと思ったら、私のそばに駆け寄り「先生、最終下校5分前です!さっきバレー部のあいさつの声がしたからおかしいと思ったんです!」と言ってきました。ステージ練習は防球ネットの代わりに緞帳を閉めて行っています。外の様子が全く分からず、時計もないため完全に孤立空間になっています。片付けて着替えて、あと5分!?無理です。遅れてしまいました。2年生ステージ練習の時はキャプテンが最終下校時刻を計算に入れて、練習の一コマの時間を決めます。タイマーが鳴る時間が最終下校15分前になるように、きっちり管理しています。1年生のキャプテン代行にはそれができませんでしたし、私も2年生の練習の時と同じイメージで油断していました。つくづく思う。2年生のキャプテンは成長していたんだなあ。そして私は彼に信頼を寄せているなあ。今日も放課後、自教室を作業場所に与えたがために、教育相談の場所に困って理科室に移動した私を、2年生のキャプテンは探し出し、2年生外練習全員終了の報告をしてきました。「うん、わかった。2年生解散しよう。」私はそう言うだけで、後は彼が解散させていました。良いチームになってきた。あの彼らが・・・手のかかるあの彼らがです。ちょっとうれしいと同時に、次の世代、1年生を鍛える必要性を感じるひとときでした。


ところで今日の最後の話、要りますか?ステージ練習の流れを受けて、フォアのスイングについて語りました。もう遅れてしまったからこの際しゃべっちゃえ!って感じで思う存分しゃべりました。なんか、前ふりの文章を書いていたら、この話要らない気がしてきました。という訳で、またの機会に公開する・・・かもしれません。




2月17日(火)

子の看護による特休取得のため、部活動指導していません。ついに我が家2人目のA型です。うちには2人しか子どもがいませんので、これで子どものインフルエンザの心配はなくなりました。怖いものなしです。・・・・B型がまだあったかも・・・。




2月16日(月)

研修会の後、部活の最後に間に合いました。研修会、大変だと思います。担当の方々、お疲れ様でした。でもすみません。卓球が一番落ち着きます。


「キャプテン。うちの目標は?(何とか答えました)そこに向かって今頑張っている。県内の他のチームに対しても、県外のチームに対しても楽に勝てる状況ではない。差がつくのはいつか?以前話したと思う。直前の練習では差がつかない。今が差をつける時期だ。頑張っていこう。」




2月15日(日)

今日はC練習でした。卒業生が2人来てくれました。一緒に練習をし、最後にはそれぞれから話をしてもらいました。卒業生が来た時はそれぞれが最後に話をするのが恒例ですが、今回は彼らの話にも成長の跡が感じられました。


「卒業生が来てくれた。卒業した後でも後輩のために何かしてやろうと考えてくれる。本当にありがたい話だ。君たちの先輩はそうやって、自分のためだけではなく、人のために何かできる人たちだし、そういう人に成長して、ここを巣立っていった。そして今、この部活動のことも愛してくれている。だからこうやって来てくれるのだ。さて、君たちはどうだろう?後輩を愛して、後輩のために何かしてやろうと思えるようになるだろうか?これからまた頑張らなくてはいけない。これからも人から愛される部活動でありたいし、先輩の気持ちを受けつげるようにしてほしい。」


ここから長文失礼します。


 みなさん、お気づきかと思いますが、卒業生が来るのは後輩のためでもありますが、自分のためでもあります。古巣に戻るのは懐かしいし、単純に卓球がしたいというのもあるでしょう。それに付け加えて、後輩たちの役に立てたら最高だ。といったところでしょうか。よく経済系の記事で目にする話ですが、高年収を稼ぐ人は24時間365日仕事をやっても苦ではない。むしろそうでなければ高年収稼げないというのがあります。仕事というと苦しくてできれば休みたいもの。そう思っていては一流にはなれない、ということなのだと思います。同じように人のために役立つことは苦であってはいけない、むしろ楽しみであるべきだと思います。苦しい思いのままで人の役に立てる人など、いないのではないでしょうか。生徒も我々教員も、楽しみながら人の役に立つことが理想的なのではないかと思います。

 私には中学、高校、大学それぞれ”〜長”と名がつく役割がありました。それなりに人の役に立つように働くことを期待されているポジションについていたと思います。しかし、少なくとも大学卒業時点での私の考えは「誰にも世話にならずに自分は生きていける。そして人の世話をするのは嫌だ。人の世話にならない代わりに人の世話をしたくない。」でした。人の役に立つことの重要性を全く理解していませんでした。教職について初めて「自分一人では完遂できない仕事」に出会い、その時に人と協力することの大切さを知り、同時に人の役に立つことの大切さを知りました。理想を言えば”〜長”と名がつく仕事をしていく中で人の役に立つことの重要性に気づくべきだったのかもしれません。しかし私は気づきませんでした。むしろ上記のように逆の考え方すら持っていたのです。つまり、(人によると思いますが)ただ役職を与えただけでは子どもは成長しないということではないでしょうか。学級担任をお持ちの先生方、学級委員は育っていますか?恥ずかしながら私は、自分の学級の学級委員を育てるのが、あまり上手ではありません。学級委員会にやってきた学級委員を育てるのは、まあまあできるのですが学級の中では難しいです。それは役職だけを与えているからだと思っています。そこに足りないのは”評価してやること”だと自覚していますが、なかなかうまくいっていません。

 私は以前、教科の研究発表をしなければいけない必要性に迫られて、4校の理科教員合同で研究を行いました。研究領域は”学習評価”でした。そこでの考えを簡単に説明しますと、人は最初、自己評価のための評価規準を全く持ち合わせていない。他人からの評価を受ける、つまり他人の評価規準を知ることによって初めて自分の中に評価規準が作られる。自己評価とはそのようにして作られた評価規準を基に行われる。だから教師が積極的に評価をしてやることにより、生徒内部の評価規準をつくり、自己評価できるようにさせる。適切な自己評価能力を身につけることによって、自己肯定感が高まるという内容でした。このことは過去の自分の体験からも納得できます。文化祭で我がクラスは劇をしました。自分で言うのも何ですが良くできた劇で、周囲からの大絶賛を受けました。生徒も私も達成感に満ち溢れた劇でした。しかし、はじめからそんな評価をしていたわけではありませんでした。劇が終わって、ステージから大道具小道具を引き上げ、待機室に戻った時、生徒も私も「どうだったんだろ?!うちらの劇は成功したんかな??」と言っていました。後から他のクラスの生徒や同僚の先生からの絶賛を受け、自分たちの劇が成功したことを知りました。劇が終わった瞬間、私にも私のクラスの生徒にも評価規準がなかったのです。だから自己評価できなかったのです。他人からの評価を受けないと自己評価なんてできないのです。

 今、目の前にいる生徒たちには、他人の役に立つことは楽しいと感じてほしいです。そのためにも”評価してやること”が大切だと思います。前述の通り、私は人の役に立つことの重要性を理解する道筋が変な感じでした。人から評価されることをもっと求めていけば、人の役に立つことの喜びを感じ、まるで24時間365日働くビジネスマンのように、楽しみながら人の役に立つことができたのではないかと思います。今日来てくれた卒業生は楽しみながら後輩の役に立つことができました。それをもっと評価してやれば良かったなと今思います。人の役に立つことをした生徒を教師がしっかり評価してやること。ちょっとした工夫で生徒同士が評価しあえるようにしてやること。決して役職だけ与えて、後は自分で成長しなさいなどと言わないこと。それができるようになれば、人の役に立つことが趣味のような人材を育てることになるのではないかと思います。「いやー、あの人好きでやっているんだから・・・」頑張る人に対する若干批判的な意見の代表です。しかし思います。好きでやっている人でなければ、本当は人の役に立てないのではないか。そして、人の役に立つことを好きにさせること=人の役に立つことをしたときにしっかり評価してやること、が大切なのではないか。そう思いました。


重ねて、長文失礼しました。明日はまたしても伝達講習会受講のため、部活動の最後に間に合うかどうかわかりません。間に合わなかったら更新しません。ご了承ください。




2月14日(土)

今日はOFFでした。また明日。




2月13日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。寒かったです。ウィンドブレーカーを忘れました。1年生の外練習をずっと外で見るには、スーツ姿では寒すぎました。ステージに入ったらあったかいかなと思いましたが、冷え切った体には無関係でした。ちょっと練習にまじって体をあっためました。すみません。どうでも良い話でしたね。さて、最後は2年生に話をしました。


「以前キャプテンがしっかりしてきたような気がすると言ったことがある。あの時は全会一致で否定された。しかし、今なら言える。しっかりしてきている。間違いない。ただ言われたことをやるだけのキャプテンではなくなっている。キャプテンとしての振る舞いに自分の意思が見えはじめた。キャプテンを決めるとき、どの子も大差ないなと思っていた。その中でも一番伸びしろがあるのは誰かを考えて人選した。それが今、間違っていなかったと感じている。良いリーダーがいれば、良いチームができる。これからもキャプテンを中心に良いチームを作っていこう。」




2月12日(木)

今日は中練習でした。最後の集合隊形が完了したら、ゆっくりと生徒の前に出て、話し始めるのがいつものパターンです。話の内容は片づけをしている生徒を見ながら、今の自分の気持ちに合うものをさがします。ところが今日は直前まで別のことを考えていました。卓球のことではありますが、チームのことではない別のことを考えていました。生徒の前に立った時、何を話すか考えがまとまっていませんでした。言いたいことがありすぎてまとまらないことはよくありますが、これほどまでに何を言うかまとまっていない状態は珍しいです。苦し紛れにこんな話をしました。


「再来週からテスト週間になる。テスト週間になったらそのあとの卒業式が終わるまでずっと体育館は使えない。半月以上まともな練習ができなくなるのだ。それに備えて今は練習を大切に、時間を大切にしなければいけない。試合前の1時間も今の1時間も同じだ。その気持ちで取り組みなさい。」


後で思い出しました。本当はキャプテンとチームとの関係について話したかったのです。その話をしたかった・・・・いまさらですが残念です。明日は練習日程的にその話をするには、いまいちですし、そう言っていたら土日の練習まで話はおあずけです。まあいいんですが、ちょっとした失敗をしました。




2月11日(水)

今日はA練習でした。お隣の中学校が練習試合に来てくださいました。本当にありがたかったです。レギュラー以外の子が練習の成果を試す絶好の機会となりました。私から見れば、ある程度の成果を感じることができましたが、生徒はあまり実感がわかない様子でした。


「この前からAチームが試合でフォアハンドの成果が感じられたという話をしてきた。他の人たちは今日、その成果を感じることができたのではないか?何度も言っているように、今の練習は気を抜くと雑になってしまう。しかし、集中力を高めて取り組めば必ず成果が表れる。実際今日はほとんどの人にその成果を感じた。明日からの練習にもしっかり取り組もう。」




2月10日(火)

昨日の練習中に放送部が卒業ビデオの撮影に来ていました。男子の撮影はスムーズに行ったようですが、女子の撮影がうまくいきません。キャプテンがうまくいかないと訴えてきました。笑ってばかりで進まないとのことです。女子のほうがしっかりした子が多い、男子はしっかりしていないというのが、これまでの流れでした。ところが撮影を見る限りまるでその逆です。しかし、不思議ではありませんでした。最近少し思い当たる節がありました。今日は朝から教室や通路で2年生の女子を捕まえては、その話をして回っていました。だから最後の話もその話です。


「男子はしっかりしていない。女子はしっかりしている。それが少なくともこのチームのスタートだった。しかし今では男子のほうがしっかりしている。個々の力を見れば、女子にはクラスでもリーダーシップを発揮できる人がいるが、男子には班長すらいない。それは相変わらずだ。なのにチームとして考えたとき、男子のほうが女子に追いつき、追い越している。2月は難しい時期だ。女子は元々良い子がそろっている。その気になれば良いチームにすることは簡単だろう。これから気合を入れて頑張っていこう。」


朝から放課後までの間に少なくとも4人の女子を個別指導しました。放課後練習では女子だけ集めて指導しました。そして最後の話でも以上の話です。本来人材がそろっているはずのうちの女子。このままでは終わらせません。必ず高い位置まで登らせてやります。




2月9日(月)

今日は中練習でした。最後の話では言いたいことが、いくつもありました。考えがまとまらずに話すと、すべてを語ってしまうため、生徒にとってわけがわからない話になると思いました。どれかひとつだけにしよう、どれにしよう、と片づけをしている生徒を眺めながら考えました。一つの話題にやっと絞りました。その時一人の生徒が聞いてきました。「隣のカーテンあけてきていいですか?」ふとみると隣でやっていた部活動は最後の集合隊形になっていますが、2階のカーテンが閉まったままです。卓球部が練習していた半面のカーテンだけ、あいている状態です。別にこのままでも問題はなさそうと思いながら「そうだなあ、あけたほうが良いなあ」と答えました。その子はすばやく2階ギャラリーに上り、カーテンをあけました。そのことに他の卓球部の子が気づけば、彼がカーテンをあけている反対側のギャラリーに誰かがのぼり、カーテンを開けるのを手伝うかな、そのほうが効率的で理想的だなあと思いました。だからわざと彼のほうばかりに視線を向けていました。誰も気づきませんでした。彼がギャラリーから降りてきました。卓球部も全員が集合隊形になっています。反対側のカーテンが閉まったままですが、まあいいんじゃないかなあと思っていました。ところが彼は脇目もふらず、反対側のギャラリーにかけ上り、カーテンをすべてあけました。その頃には卓球部の他の生徒も彼のやっていることに気づき、視線を向けていました。急に気が変わりました。話そうと思っていたことは後でよい、このことを話そうと思いました。


「チームの価値を決めるのはチームで一番ランキングが低い子だ。ランキングが最下位の子がすごければ、そのチームはとてつもなくすごいことになる。彼は2年生の中でランキングは最下位だ。しかし、彼はさっきのようなことができるし、誰よりも卓球に対して一生懸命だ。正に”裏エース”だ。自分は中学時代校内ランクでは下から数えたほうが早かった。だからランキング上位の子の気持ちはわからない。むしろ彼のように卓球は下手だが、卓球が好きで一生懸命だった。それも原因の一つかもしれないが、自分は彼がうちの裏エースであることに誇りを感じる。本当に2年生のチームも良いチームになってきたなあと思う。さて、1年生、君たちの裏エースはどうだろうか?これから頑張らなくてはならないことがたくさんあるだろう。みんなしっかり頑張っていこう。」


チームの価値を決めるのは最下位の子だ。というのはヘラ釣り名人さんが言われていた言葉です。この言葉を聞いた瞬間ビビッと来ました。それ以来、前任校の時代から10年近く、この考え方を愛用させていただいています。使いやすいように、勝手に”裏エース”という名前をつけて使わせていただいています。今でも歴代の裏エースたちの顔が浮かんできます。語ればいくらでも語れるくらいの人材もたくさんいました。ヘラ釣り名人さん、ありがとうございました。




2月8日(日)

今日は遠征から帰ってきました。今まで1か月ほど続けてきた練習が、どの程度の成果を得ているか、試すことができました。バスを降りて中学校まで帰ってきたところ、遠征に行った人以外の部員が練習をしていました。最終下校まで30分間、遠征組のほとんどが練習に参加しました。一皮むけた自分たちを、他の人に見てもらうのがうれしかったようです。最後には遠征組を含めて全員に話をしました。


「今回の試合でフォアの技術が向上していることが良くわかった。たった1か月しか練習していないと言っているが、その1か月でも変化を感じられるほどの成果があることがわかった。試合に参加していない人は成果が感じにくいかもしれないが、どの人も練習量に応じて必ず成果があると考えて間違いないだろう。しかし過去の記憶をたどると、こんなことがあった。かつて良く練習試合をさせていただいていたライバルチームがあった。そのチームとは冬ごろまでは勝ったり負けたりの関係だったのだが、4月をこえたあたりから急に勝てなくなる。夏の予選のころには大きな差を感じるようになっていた。それが1年だけではなく、何年も続いた。何故なのだろう?と思っていたが、答えがわかった。練習量の差だった。ライバルチームのほうが練習量が多かった。その違いが明らかに見えはじめるのが4月過ぎてからということだったのだ。今は2月。今日感じられた成果は”中間報告”にすぎない。練習量の差が歴然としはじめる4月以降に備えて、しっかりと練習に取り組まなくてはならないと思う。」




2月6日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。ステージ練習が終わり、片付けをした後の整列の時間がダラッとした雰囲気でした。気に入らなかったので話しました。


「この雰囲気を県大会の前日にできるのか?試合前の1時間も今の1時間も同じだ。今、気合が入らずに県大会前になって焦る。焦っても手遅れなので自信のあるプレーができない。結果が出ない。目に浮かぶようだ。そんなことではダメだ。このままではダメだ。気合を入れて取り組みなさい。」


最後のほうは、どんな結論で話が終わったか忘れてしまいました。とにかくダメ出しをしたかったのです。となりでは別の部の顧問も声を張り上げて叱りつけていました。それを見てふと気づきました。最近自分はゆったり諭すような言い方で指導しているなあ。時には生徒と冗談を言いながら楽しい時間を過ごしているなあ。(もちろん練習後ですよ。練習中は冗談言っている場合じゃありませんから。)気合が入っていないのは自分か・・・。気合入っているつもりだったけど、生徒の状態を自分の指導を映す鏡として考えれば、残念ながら自分は気合入っていなかった、ということでしょうか。長い冬を超えるむずかしさは、生徒だけではなく顧問にも付きまとうようです。


明日は遠征です。パソコンを持参しません。だから更新はお休みします。




2月5日(木)

今日は突然の職員研修のため、一斉下校でした。木曜日は中練習の日なのに!と生徒たちと悔しがりましたが、仕方ありません。




2月4日(水)

今日は学年の日。放課後練習ができません。朝練習での出来事です。本校は朝練習の終わりにモップがけをしません。理由は時間が少ないから。私が決めたわけではなく、ずっと昔からの流れでそうなっていました。他の部も確かに朝練ではモップをかけていません。特に疑問も感じていませんでした。2年生の一人が言いました。「先生、モップをかけてもいいんですよね?」「そうだなあ昔からかけていないけれども、ダメという理由はないな」そう答えたら、それを聞いた2人の生徒がモップをかけ始めました。


「さっき○○がモップをかけたいと言ってきた。何年も前から朝練ではモップをかけていない。それが続いてきたが、よく考えたらそれほどの意味はない。そこに気づき、変えようと行動に移す。そんなのが自分は好きだ。そういうことが考えられる人が好きだ。試合中でも、サーブなどちょっとしたことに気づいて、やってみたら良い結果が出たという例はある。今日はそんな場面に出会えた。よかった。」




2月3日(火)

今日は2年生ステージ練習でしたが、1年生もステージに入れて全員ステージにしました。2年生の欠席連絡が多すぎて、若干ムッと来たため、1年生にステージをハイジャックさせてやる!と思ったからです。2年生は明日の自己診断テストに向けて早く帰って勉強するそうです。男女ともキャプテン他、卓球命の子を除いてかなりの人数が帰りました。何とも言えません。本当はテストの直前に焦っても仕方ないだろう!という話をしたかったのですが、卓球命の子にそんな話をしても仕方ないですし、帰った子にそんな話をすると相手が勉強なだけに良くないでしょう。仕方なく直前に焦っても仕方ない 〜卓球編〜 の話をしました。


「勝負が決まるのはいつだろうか?1年生入学直後の4月はどこの学校も横一線だ。1年生の夏休みはどうだろう?学校ごとの違いが出始めているだろう。1年生が終わるころにはその学年が3年生になった時の勝負はほぼついているだろう。2年生の冬となればなおさらだ。決して試合直前の過ごし方で勝負がつくのではない。ずいぶん前から勝負はついている。しかし、2年生にとっては夏の大会までわずかに時間が残されている。わずかながらでも可能性があるなら、それにかける価値はある。3球目のドライブをしっかり入れる練習をやり込もう。頑張っていこう。」




2月2日(月)

今日は中練習でした。昨日の反省を受け、練習への取り組みについて話しました。


「昨日の試合を受けて、今日の練習への意識は変わったか?この練習はたくさんの球を打てる。非常に効率が良い。しかし半面、雑になりやすい。以前の試合で○○を例にして話したように、1セットの中で4本もフォアをミスしているようでは勝てない。それなのに練習の中でどんどんミスを重ねると試合でもそれが出てしまう。練習の結果フォアの威力だけが上がり、雑なままで結局試合では勝てなくなる。練習の中で多くの球を打ちながらも丁寧さを忘れないことは、高い意識と集中力を必要とする。うちは中国大会で勝ち上がることを目指している。い意識を持ち、毎日の練習を積み重ねることができないようであれば、勝ち上がる資格すらないということだ。君たちに勝つ資格があるかどうかが試されている。1か月たって、チーム内にも成果に差が出てきた。2月も同じ練習をする。高い意識を持って練習できる人には夏を戦う資格があるということだ。自分にその資格があるかどうか試しなさい。次の1か月で成果を出せるように頑張りなさい。」


以前の試合というのがいつだったか思い出せなかったので、このページの下のほうを確認してみたら1月10日でした。やはりマジシャン男さんの試合を受けての話でした。マジシャン男さんの試合のおかげで部員の意識向上ができています。ありがとうございます。さらに確認してみたら、雑になる練習だと自覚していながら、そのことを注意喚起する指導がしばらく途切れているようです。1月10日付近では練習の合間ごとにその話をしていましたが、最近ではあまり言っていません。危ないところでした。884先生のおかげです。ありがとうございました。さあ!2月がんばるぞ!




2月1日(日)

今日はマジシャン男さんの試合に参加しました。今日の試合には参加することに意義があったこと、男女合わせて6チーム参加で目が行き届かなかったこと、特に男子は主力を欠いていたこと、いくつかの理由により自分自身があまり勝ちにこだわっていませんでした。顧問のその意識は敏感に生徒に伝わります。試合は一生懸命していましたが、プレッシャーのかからない、のびのびプレーに終始しました。また、試合の合間には笑顔が見られるなど、和やかなムードでした。大会参加者の中で一大勢力だった我がチームがそんな雰囲気だったことは、マジシャン男さんの大会にご迷惑をおかけしたように思います。反省しています。ただ今日はCチームを連れて行きました。ほとんど団体戦初体験の子が多数おり、1セット取ってきただけでも「良かったなあ」と喜んでやり、1マッチ取ろうものなら大喜びをしました。なんだか自分が楽しかったです。そんなに隙だらけだから私はいつまでたっても勝負師になれないんだろうな、と思いながら楽しい時間を満喫してしまいました。さて、最後の話にも隙がありました。体育館から駅まで徒歩で移動させます。駅についたら切符を買わせます。券売機は一台のみです。40人以上です。半数ほどが切符を購入できないままで電車が入線してきます。「とにかく乗りなさい、切符は電車の中で車掌さんから買いなさい。」そういって全員を押し込みました。駅前の広場で最後のまとめの話をしようと思っていましたが、不可能でした。早めに切符を買い終えた生徒を順によんで、7,8人ずつ個別に指導することになりました。一応指導内容は以下の通りです。


「朝話したことを確認しよう。今日は試合に参加しなければ学校での練習だった。学校の3時間の練習と今日の試合とどっちが良かったか?(一人を除き、全員が試合と答える)もう一つ話した。今の練習の成果が感じられたかどうかだ。フォアハンドの能力に向上は感じられたか?(はい!とは誰も答えません)成果は感じなかったのか?(それは違うと全員が言います)少し成果があったような気がするという人は?(全員がそうだと言う)たった1か月の練習では成果が出るほどではないということだろう。しかし、今日の試合を通じてどの部分が成果で、どの部分が課題かわかっただろう(何人かを例示して成果と課題を説明ました)明日からの練習の意識が今日で変わればよい。今日一日練習をしたからといって具体的に、どう強くなるという訳ではない。しかし、今日一日の試合によってこれから1か月の練習に対する意識が変わるなら、効果は大きい。今日の反省をしながら帰りなさい。」




1月30日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。不覚にも珍しく入った指導のため、放課後の部活に出れませんでした。朝練習があったので、その時の話を思い出して書きます。


と思ったのですが、朝練の話なんか書きこむつもりもなかったので、思い出せませんでした。趣旨としては2つの話をしました。一つは片付けのこと。片付けの号令から、完了して整列まで大体7分だから、それを短縮するように心がければ、能力向上につながるだろうという話。もう一つはスイングに理想形があってそれに近づこうとしている人と、ただ球を入れることだけ考えて練習している人では成果に差がついてきたな、という話でした。話の流れや詳細を思い出せません。すみません。


明日はOFFです。




1月29日(木)

今日は中練習でした。昨日の話がどのくらい浸透しているか気になっていました。最後の片付けの時に一覧表に記入する人だかりが、どうなるのかずっと見ていました。常に誰かが書きこんでいる状態はいつもと同じでしたが、最終的にモップがけよりも一覧表に全員記入し終える方が早く終わりました。1月初めから毎回記入していますが、初めてのことです。なんだ。もっと早く言ってやればよかった。


「今日は一覧表の記入が早かった。昨日話したように、いつもの片付けに少し気をつけるだけで違ってくる。しかし今日いきなりできてしまったということは、一覧表を気にすることは君たちにとって100%の本気を出させるほどの大したことではなかったということだろう。練習後の片付けなどはいつもやっているので、おそらく100%どころか20%ほどの力でやれてしまうことなのではないか。つまり、いつも本気の100%を出したくても出せない状況だということだ。100%を出し続ければそれが80%になってくるという昨日の話からすると、今の状況は成長できにくい状況といえる。だからこそ常にいろんなことに気を配り、自分の力を使っていくようにしなければならない。」




1月28日(水)

今日は珍しく水曜日なのに中練習でした。うれしいです。専門委員会の指導後、体育館に速攻で行くつもりでした。しかし委員会の内容に不満があり、委員長以下2年生を指導している間に出遅れてしまいました。体育館に行くと、なんだかゆるい雰囲気だったので「えっ!?」と思いましたが、よく聞いたら休憩時間中でした。その割には全員に近いくらいが練習していたなあ。まあよろしい。そして最後の話はこんなのをしました。


「最近声が出てない。それぞれ出しているようだが、声が小さくて気合が入っていない。100%をいつも出していれば、それがいつの間にか80%で出せるようになる。それを成長と呼ぶのだろう。声を出すことでも全力を出すことが大切だ。また、いつも一覧表に打った球のカゴ数を記録しているが、最後に順番待ちの人だかりができる。片付けの最中に、人がいなくなった瞬間を見計らって書きこむ人もたくさんいるが、それでも最後にたくさんの順番待ちができる。いつも通りの片付けに関しては気を利かせて動くことができている。しかし今の状況では片づけに力を使いながら、一覧表の人だかりの様子を見て、さっと書き込むことができたほうが良い。気を利かせる必要がある場面でも、常に頭を使って100%を出すようにすると、そんなことにも気が付くのではないか。そうすれば、いずれそれが80%で出せるようになる。つまり成長できるのではないか。その意識でしっかりやりなさい。」




1月27日(火)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。いつものように1年生の外練習を最後まで見ましたが、今日は本当に早く教室をしめることに成功したので、ランニングのスタートから見ることができました。はじめから見ると本気で走りますね。全然違います。やはりどんな活動でも、すべてを見届けてやることが大切だと感じました。(裏を返せばいつも初めからを見れていないことになりますね・・・。)その後ステージに入ると1年生の女子のラバーを2年生の女子が貼り替えてやっているところでした。ということは、この1年生は2年生のステージ練習を見学する機会に恵まれたな。そう思って話をしました。


「先日1年生のステージ練習を終えた後、話をした。声の大きさや練習への姿勢、気の利き方など、すべてにおいて2年生のステージ練習のほうがレベルが高いと。さっきまでそこに1年生がいたはずだ。彼女がどの程度の興味を持って君たちの練習を見ていたのかはわからない。しかし、先日の話を受けて「さすが先輩、雰囲気が違う」と感じただろうか。それとも「なんだこの程度か」と感じただろうか。君たちの練習をくわしく見れていないので、私ではわからない。どっちだと思う?キャプテン?(彼はいつも通りの雰囲気だったので、わかりませんと答えました)尊敬できる先輩は一生懸命な先輩だ。余力を残して生活している先輩を「楽にやってもあんなにできるなんて、すごい!」と思うような後輩はいない。一生懸命な姿を日々見せることで、後輩を育てていく。そういう気持ちで過ごせるようにしなさい。」


練習終了後の「ありがとうございました」のあいさつの後、私はつぶやきました。「確かに1年生とは違う」と。2年生たちの動きが止まりました。しばらくしてそのうちの一人が聞いてきました。「どっちの意味ですか?」と。「良いほうの意味だよ」と私は答えました。急に笑顔になって帰り支度を始める2年生たちでした。


ちなみに、ステージ練習の時は私の話の後、まこと先生も話をします。まこと先生の今日の話は、2年生をほめる話でした。私の話は生徒にとって”噛まないと呑み込めない”のですが、まこと先生の話は”いつの間にか吸収されている”ような話し方です。さすが国語の先生・・・・いや教科は関係ありません。人間性のなせる業です。




1月26日(月)

私の担任の学級には、たくさんの卓球部員がいます。加盟団体戦の様子を朝の段階で聞き、おおよその様子をつかむことができました。全体をいつも把握しているわけではない我が生徒なので、どんな状態だったのか本当の意味では分かりませんが、そんなに悪くなかったと言っていました。少なくともひどい状態ではなかったようです。まこと先生も女子チームもサブアリーナでの試合になったらしく、Aチームの決勝トーナメントの様子を知る手がかりは、男子生徒からの聞き取りのみです。ある意味自分の指導の中間報告となるかもしれないから、気になっています。どなたかもし、うちの子たちを見ていた方がいらっしゃれば、客観的に教えてくださればありがたいです。さて、今日の練習は中練習でした。委員会指導のため、少し遅れて体育館に行きました。最後の話ではまず、練習日程の変更について話しました。その次の話です。


「昨日の加盟団体戦の結果は聞いた。差がつまったところもあれば、開いたところもある。良いとも悪いとも言えない状況かもしれない。結果は出ていない。しかし、ここで焦ってはいけない。今の時期は、すぐに試合で使える技術を練習してしまうことよりも、基本をしっかりと身につける時期だ。基本練習の成果は数か月単位でなければ表れない。試合直前にはできない。今しかできないのだ。そのつもりで今の練習に取り組みなさい。また、先日部活ができない日に2年生が卓球をする計画を立てていた。その頃1年生はそんな話をしていなかった。その1日を練習したからといって上手になるわけではない。その1日を練習したいと思う気持ちが大切なのだ。卓球をやりたくってしょうがないという気持ちだ。そういう気持ちを持って取り組めば、毎日の練習ですら違ったものになってくる。そう思っている人ばかりが集まったチームなら大きな力が出せるだろう。しっかり取り組みなさい。」


焦るなと生徒には言いましたが、そんな自分が一番焦っているかもしれません。ダブルスの二人のフォアハンド、女子のシングル力アップ、カットと粒高の強化練習、1年生初心者のレベルアップ・・・・などなど、やりたいことが山盛りです。その割には時間がありません。体が2つ、いや5つくらいほしい!でも一つ幸いなことがあります。皆さんお気づきでしょうが、生徒指導に足を取られて部活動指導がままならないという状況はありません。幸せな学校です。その点はすべての生徒に感謝です。




1月23日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。2年生に対して最後に話しました。


「明日の試合に自分は行かない。(行くことができない家庭の事情を率直に話しました)女子は良いが、男子は監督不在での試合となる。教員目線で話をすれば、最も教員として誇らしく感じるのは、教えている子どもたちが指導者がいるいないに関わらず、同じかそれ以上の試合をしている時だ。教員がいなくなったら、とたんに態度が変わるようでは、十分に育てることができていない証拠だ。明日の試合では自分はいないが、変わらずいい試合をしてほしい。そして明日は今年度最後の県大会だ。ぜひ優勝を持って帰ってほしい。」


継続して私の話を読んでいただいている方にはお分かりかと思いますが、男子は本当に手がかかる子たちです。私抜きでの試合が引き締まり、気合が入るとは思えません。しかし、教員というのは信じるのが仕事なので、思わず期待もしてしまいます。もし明日、素晴らしい試合ができたら、すごいよなあ・・・・。そんな宝くじの1等を期待するような思いで、心がいっぱいになります。明日試合をご覧になった方は後日、その様子を教えてくださると助かります。言いにくい内容になるでしょうが・・・・。


明日と明後日はそういうことで、私の部活動指導はありませんので更新しません。




1月22日(木)

今日は職員会議のため、一斉下校でした。朝練習も割り当てなしの日でしたので、完全にOFFとなってしまいました。男子たちの会話の中から、どこかで割り勘して卓球しに行くと相談している話がチラッと聞こえてきました。よろしい!!




1月21日(水)

今日は2年生外練習、1年生ステージ練習でした。2年生の外練習を最後まで見守り、1年生のステージ練習に入りました。2年生には時間がないことを強調した話をよくします。しかし、同じ話を1年生にしてもなかなか入りません。そう思いながら話しました。


「試合の結果を左右するのはどの時期の頑張りだろうか?試合当日はみんな頑張る。頑張らない人はいない。おそらく前日も頑張るだろう。1週間や1か月前など直前の時期はどの子も頑張るはずだ。だからそこでは差がつかない。ということは試合が程多い時期の頑張りが大きな差となってくるはずだ。つまり今だ。1年生の冬は意識の高い練習ができにくい。だから今の過ごし方が最終結果の違いになって表れるのだと思う。今の時期にしっかり努力をするようにしなさい。」




1月20日(火)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。いつも通り1年生の外練習を終わらせた後、2年生のいるステージに入りました。加盟団体戦の話をしました。


「今は力を蓄える時期だ。夏に向けて地力を高めるために練習を重ねている。今はそんな時期のど真ん中にある。小手先だけでしか勝てないような状態をいつまでも続けたくはない。正面から勝負しても勝てるようにしたい。今度の加盟団体戦でもそんな意識で戦いたい。」


事情により、あえて詳細を省いております。日常を公開するというのは本当に難しいと感じる、今日この頃です。




1月18日(日)

今日は市の強化練習会でした。練習会終了後にモップをかけました(私が)。そしてついにはモップのほこり片づけのための掃除機を持ちだしました。初めてです。そんなこと。別に働くことに異存はありません。しかし、今までの生徒は私がそんなことをする前に気が付いて動いていました。だから最後に私がそれをすることにはならなかったのです。確かにチームの半数以上は器具の片づけで、遠くの倉庫まで出かけていたので、いませんでした。しかし、掃除機をしている私の目の前を、荷物片手に通り過ぎていく生徒にがっかりしました。育っていません。何をどこで間違えたのか・・・。ついでに言うと、他校の生徒もみんなです。誰も気が付きません。気が利かないったらありゃしない・・・・。最後はそんな話をしました。詳細は公開できません。ついでに試合の話や、これからの練習の話も一応しました。


明日は伝達講習会受講のため、午後から出かけます。おそらく部活指導はできないと思います。予めご了承ください。




1月17日(土)

今日は午前中土曜授業。午後からを15:30で半分に分け、各部でフロアーを交代で使いました。卓球部は前半の割り当てでした。後半部分ではステージ練習を1年生で行い、2年生は下校させました。フロアー練習の途中で女子の何人かがサービスについて質問に来ました。それを機会としてフロアー最後の練習はサービス練習にしました。だからフロアー練習最後の話はサービスの話をしました。もちろん先日の講習会で習った内容を中心に話しました。そして1年生がステージ練習を終えた17:30、練習を見ていての感想を話しました。


「うちは平日週5日のうち、中練習ができない日が3日ある。その日をステージ練習としているが、そのうち2日を2年生、1日を1年生としている。2年生のほうが多い。それはなぜだか分かるか? 2年生だからたくさん練習させたいという訳ではない。先日話したように1年生で過ごす時間も、2年生で過ごす時間も、3年生で過ごす時間も同じだ。2年生だから、レギュラーだから優先しているという訳ではない。同じ時間同じ場所を使わせるのなら、練習効果の高いほうに使わせたい。1年生も頑張っているが、2年生のほうが意識が高い。だから同じ時間を与えたなら2年生のほうが強くなる。だから2年生に3日のうちの2日を与えている。1年生のほうが練習効率が高いなら1年生により多くの時間を与えてもいいと思っている。しかし、久しぶりに1年生のステージ練習を最初から最後まで見て思った。声の大きさ、あいさつ、準備片づけ、集合隊形、練習に対する集中力、すべてにおいて2年生が上回っている。以前1年生が2年生に追いついたなと感じた時期があった。しかし、あれから2年生のほうが伸びたようだ。1年生といってもあと数か月で後輩を迎え、先輩となる。2年生に追いつき追い越すほどの力をつけていかなくてはならないのではないか?そういう気持ちを持って取り組みなさい。」




1月16日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。私は外練習のほうを最後まで見てから、ステージに入ると決めています。ボールを使っての練習より、体力トレーニングのほうが緩みやすいからです。今日も1年生のトレーニングがすべて終わってから、走ることに関しての話をして、2年生のいるステージに行きました。2年生たちは練習を終えてステージを片付けている最中でした。


「最近気のせいだろうか?・・・キャプテンがしゃんとしてきたような気がする。(2年生はほとんどがキョトンとした顔をしている) どう思う?(ほとんどが首を横に振る) そうか・・・やっぱり気のせいか・・・。いやなんとなくそう思うことが増えた気がするのだ。自分にとって君たちは年下だが、中学生の中にも、すごいと思える人はいる。過去を振り返ると、授業に出ていないような人の中にもすごい人はいたし、クラスの中にも、もちろん部活の中にもすごい中学生はいた。自分は年に関係なく、すごいところはすごいと認める人間だと思っている。しかし、反対にすごくない人を認められない。すごいところがあれば全力で認める。すごい人は後輩からもそれを認められ、尊敬されるだろう。それが自信につながるだろう。日々自分を高めるために努力すべきだ。頑張っていこう。」


私はキャプテンをほめたことがありません。今のところ、ほめる要素がなかったからです。しかし、なんとなく私自らが少しずつではありますが、信頼を寄せ始めているなと感じています。何がすごいのかはわかりません。すごいところはまだないのかもしれません。でも自分の心中の変化をなんとなく話してみたくなって、こんなことを言いました。ありがたいことに私の話を皆さんに読んでいただいていますが、話のほとんどがその瞬間の思いつきばかりです。事前に話そうと決めている内容があるのは、ごくまれです。しかも結構話したことの細部を忘れており、かなりの要約版で、ここに載せています。テキトーですみません。




1月15日(木)

今日は中練習でした。帰りの会終了後、即着替えて体育館へ行こうとしましたが、いろいろあって下校直前になってやっと解放され、体育館に到着しました。なんか最近似たような趣旨の話ばかりしているなあと思い、いつもと違う雰囲気の話をしようと思って話しました。


「今は全日本選手権の大会期間中だ。今日が大会4日目。最終日には男女シングルスの決勝が行われる。NHKでの放送もある。日曜日のことだ。日曜日には練習会があるので、参加するものは録画になるかな?卓球をしているものとして、日本で一番強い人が誰なのかは、単純に興味がある。見るスポーツとしての卓球も楽しい。卓球を楽しんで、好きになって、それが練習に生かせるようにしなさい。」




1月14日(水)

今日は1年生ステージ練習、2年生外練習の日でした。2年生のみ集めて、外練習の前にミーティングをしました。私の言いたいことを言うだけのミーティングでした。ただ、試合を受けてのテコ入れをしたい気持ちをしっかり話しました。何人かは気合が入ったような感じがしましたが・・・わかりません。最後にステージに顔を出すと、すでに1年生は片づけを終えて整列していました。そこで話しました。


「先ほど2年生に対してミーティングを行った。あと少しで引退を迎える2年生にとって意味のある話をしたつもりだ。しかしその話は君たち1年生こそ聞くべき話だったかもしれない。2年生で過ごす時間も、1年生で過ごす時間も同じだ。試合前の1時間も今の1時間も同じだ。自分を高めるための時間でなければいけない。試合前など、残り時間が少なくなると時間の大切さがわかる。しかし、今過ごしている時間も、その時間と何ら変わらないのだ。そのつもりで日々取り組みなさい。




1月12日(月)

忘れていましたが、今日はOFFです。明日は引き続き3年生面接指導のため、放課後練習なしのうえ、朝練習も割り当てなしの完全OFFです。ここに来て2連休。せっかく2つの試合を活用して意識改革に取り組むきっかけを作ったのに・・・。




1月11日(日)

今日は練習試合に行かせていただきました。元気はつらつ男さんの学校にお世話になりました。昨日の惨敗を受けて今日はダブルスを改造することを誓って試合に臨みました。


「昨日の試合を見て悟った。このままでは絶対に勝てない。その瞬間、夏が見えた。君たちの引退の瞬間が見えた。他のチームのほうが伸び率が高い。うちは伸びていない。だから根本的に変わる必要がある。今朝、以前からサービスを開拓するように言っていた者と話をした。未だにサービスは変わりばえがない。今がラストチャンスだろう。これ以上暖かい季節になってしまうと新しいサーブというよりも、今あるサーブを精密にしていくことしかできなくなる。今ならギリギリ間に合う最後のタイミングだろう。ダブルスもそうだ。このままでは絶対に勝てない。これ以降では新しい組み合わせなどの冒険はできない。今がラストチャンスだろう。もうすぐ2年生は引退する。間もなくだ。これまでいろんな話をしてきた。ああしたほうが良い、こうしたほうが良いということを伝えてきた。ここからは自分から動かなければいけない時期だ。自分の人生だ。自分で決めなさい。」


今日はとにかく女子が痛い目に合いました。主に女子向けの話として、この話をしました。朝、出発前に似たような話をしていましたが、そんなことしたら勝てないですよという反応で、いまいちピンと来ていない様子でした。しかし、元気はつらつ男さんのチームのおかげで、やっと目が覚めたようです。最近のうちの女子の流れからして、ここらでテコ入れをしないと本当に間に合いません。さて、彼女たちがどう受け止めてどう動くのか、勝負の時期がやってきたと思います。




1月10日(土)

今日はマジシャン男さん主催の試合に参加しました。Bチームも参加できたので、Bチーム(初心者1年生)向けの話をたくさんしました。


「例えば1セットの中でドライブを4本ミスした。今練習でドライブを打っているが、4本連続ミスすることくらいよくあるだろう。しかし、印象に残らない。試合になると連続ミスが印象に残る。これが問題だ。ドライブが試合で入らないのは当然だ。練習でも同じくらいミスしている。それに気づいていないだけだ。練習でも試合と同じようにミスなくドライブを打つ意識を持たなければいけない。ドライブ対ブロックの練習の時、いつも言っている。”相手のミスでラリーを終わらせろ。自分のミスでラリーを終わらせるな。”この意味が分かっただろう。これからの練習を今日と同じ意識で取り組みなさい。」




1月9日(金)

今日は放課後3年生面接練習のため、朝練のみでした。効率を上げるための練習が1週間たちましたので、1週間分すべての数字を合計させました。


「一番たくさんの球を打ったのは○○のようだ。○○の半分以下の球数しか打っていない者もいる。球数が少ない者の中には練習を様々な理由で休んだ者もいるが、その者が不利だということは全くない。結果的に打ったか打っていないかの問題だ。理由があって休んだから仕方ないのではない。本校は今日放課後面接練習で部活ができない。それは本校の事情であって他校には関係ない。結果として打ったか打っていないかの違いが、試合での結果になるのだ。本校ではすべての練習に参加していても、他校より練習量が少ない。すべての練習に参加できないとなると、大きな問題となる。そしてその練習の中で少しでも効率よく球を打つことができれば、他校と勝負できる状態にやっとなれるのだ。次の1週間ではさらにたくさんの球を打つように頑張りなさい。」




1月8日(木)

今日は息子発熱のため家族休暇取得。私は息子が2人います。今年から家族休暇が6日から10日に増えて少し安心です。昨年は6日すべて使い切ってしまいました。今年はどうでしょう?参観日はともかく、看護での休暇取得はあまり歓迎できませんね。ちなみに・・・A型でした。自分もうつされないようにしたいが、昼夜すべて一緒にいるので、うつされないようにというよりも発病しないように気をつけるべきかも・・・。




1月7日(水)

今日は学年の日。放課後練習はできないので、朝練習のみでした。1年生の男子の練習姿勢を指導しました。その思いが残ったまま、全体に向けて話をしたので、こんな話になってしまいました。


「日本は資本主義社会だ。競争によって社会が作られている。教育現場では平等で扱われるが、社会に出ると突然競争社会になる。実力をつけなければいけないのだ。そしてスポーツの世界では今でも競争社会になっている。技術がある人はプロスポーツの世界に飛び込んでいけるだろう。しかし、プロの選手はただの技術だけではなく、応援できる人間性があるかどうかが大切だ。プロの選手がスキャンダルによって人気を落とし、技術的にも振るわなくなって姿を消していった例はたくさんある。人間性と技術を合わせたものが”実力”といえるだろう。夏までに”実力”を高めなければいけない。今日のような何でもない一日を一生懸命過ごすことが、”実力”を高めることになるのだ。そういう意識で取り組みなさい。」




1月6日(火)

今日は午後を2分割して、前半のフロアーを卓球部に割り当てられました。後半はフロアーが使えないのでステージ練習としました。学年会のためフロアー練習の途中から留守をして、最後のほうにやっと顔を出しました。ステージ練習できるのは2年生ということにしていましたので、1年生は全員下校していました。2年生の男子は全員残って練習していました。ところが2年生の女子が4人しかいません。女子は習い事などでステージ練習の途中から抜けることが以前からよくありました。またか・・・この前キャプテン主導でミーティングしたばかりなのに・・・。どう言っていいのかわからなくなり、昔話をすることにしました。


「自分が中学生のころ、朝練に遅刻していったことがある。その時はやってしまった!という思いで教室に入った。後から朝練が終わった卓球部の子がやってきて驚いた様子でこう言った。「朝練来てないから学校休みなのかと思ったよ!」「寝坊してしまったんよ」と返した。その時のことをよく覚えている。なぜならそれ一回きりだったから。とにかく卓球が大好きだった。練習は休まなかった。夜間開放の練習にも行った。先輩に誘われて何人かで高校の練習にも行った。当然のように高校でも卓球部に入った。卓球が大好きだったので練習を休まなかったが、同級生で3年間練習をさぼらなかったのは自分だけだった。だから自分がキャプテンに選ばれた。高校ではキャプテンをしたから役割が大きかったが、中学と高校とどちらが部活を頑張ったかと言われたら、中学と答える。中学ではキャプテンでもなければ、レギュラーでもなかった。役割があったわけではない。中学でも高校でも自分は卓球が好きで頑張った。違うのは中学は周りも頑張っていた。高校では周りが頑張っていなかった。大学でも卓球部に入った。あれはひどかった。もともと大学では卓球をするつもりがなかった。しかし、通りがかった体育館に卓球部の看板を見つけて、ほとんど条件反射で入部した。しかし、最初がそんな感じだったので、あまり本気で続けるつもりがなかった。だから練習が終わってから体育館に行くような人だった。卓球とは別方面で部内での役割があった。ある意味責任の重さはあった。しかし、中高大で最も部活を頑張らなかったのは大学だ。その次は高校。一番頑張ったのは中学。自分が頑張らなかったら、やったことに自信が持てない。大学は頑張らなかった。高校は自分は頑張ったが周りが頑張っていなかった。中学は自分も周りも頑張っていた。

さて、このチームではとにかく卓球を頑張る人を増やしたい。そして、みんなが頑張れるようなチームにしたい。自分も周りも頑張るチーム。安心して全力が出せるチームにしていきたい。そう思っている。」


練習後にまこと先生から聞きました。女子が返った理由の大半が明日のテストに向けての勉強だそうです。明日テストがあることはわかっていたはず。休日の練習時間が短い本校では、いくらでも勉強するための時間はあったはず。女子キャプテンがどうしようもない顔で「勉強のため○○と○○が帰りました。」とまこと先生に伝えていたことも聞きました。なんだかキャプテンが可哀想になってきました。男子は・・・確かに気が利かないし、手がかかる子ばかりです。でも卓球するぞ!となると、ある意味一体感があります。女子は頭のいい子が多いです。話は理解しますし、気が利きます。でも、どこかクールなところがあります。下校指導しながらまこと先生と話しました。本当に卓球バカな子は今までも男子に多かったなあ・・・と。”一見”いい子ばかりの女子と、手がかかる男子。どちらも課題があります。




1月5日(月)

今日はB練習でした。打った箱の数を数えさせました。1年生の女子が「先生、5箱いったんよ!」と嬉しそうに話してくれました。何事も数字になるというのはモチベーションのアップにつながるようです。


「今日も質の高い、濃密な練習を目指した。これからの冬の時期は長い。冬は厳しい。しかしこの冬を乗り越えなければ暖かい季節はむかえられない。冬頑張った者だけが夏に結果を残せるのだ。明日は始業式。これからの冬を全力で乗り越えるように頑張ろう。」




1月4日(日)

新年あけましておめでとうございます。今日は初練習でした。最初の集合で正月の話。次の集合で気合を入れる話。最後の話は今日の練習についての話をしました。練習時間が長く取れない本校は、与えられた練習時間をいかに濃密に過ごすかが課題です。球拾いなどの無駄な時間をなるべく省くためにドライブ対ブロックを1球練習でするが、多球練習のように球をたくさん使います。カゴに入れた球を打ち尽くすとドライブとブロックを交代します。制限時間内にドライブ側として何箱打ったかを一覧表に記録させます。同じ時間を与えられても打つ球の数が人によって違います。つまり練習効率を競わせるのです。


「今日何箱打ったか?君は?君は?・・・・あれ?練習に遅れて来た者と私が途中から同じ練習を開始した。しかし、打った箱数が同じではないか?確かに彼は私のドライブをほとんど止められなかったので、球を消費するペースが早かったかもしれない。でも私は彼のドライブを全球止めたし、ラリーは長く続いた。そんなに他と違う練習をしたはずはない。でも短い時間で他の者と同じ数打っている。・・・・つまりそういうことなんだ。練習効率が違うんだ。まだまだ工夫の余地があるということだ。明日からはそのつもりで頑張ろう。」




12月28日(日)

今日は試合がありました。元気はつらつ男さんが誘ってくださったおかげで、参加することができました。しかも最後は本校の応援までしてくださいました。ありがとうございました。


「2位トーナメントで賞状を貰うことができた。ささやかではあるが、やはり勝つことができたのはうれしい。しかし、本当は1位トーナメントの賞状が欲しかった。1位トーナメントにいるチームは休みもなく練習しているチームばかりだ。2位トーナメントのチームはうちと同じようなチームだ。だから勝つことができた。うちには1位トーナメントで勝つための理由が今はない。これから頑張っていこう。また、今日の試合の最後の方は○○中学校の生徒が応援してくれた。本当にありがたい。後でお礼を言っておこう。」


本校は本年の全活動を終了しました。最後まで、たくさんの方に支えていただきました。ありがとうございました。良いお年を・・・・。新年は4日からです。




12月27日(土)


今日は講習会でした。午前中はサービスについて、午後からは生徒は試合で、指導者はその他の技術についてでした。本校からは1名のみ参加でしたので、試合を見て感じた技術的な面についてはなしました。そして普段の中学校での練習でどこを注意すればその課題を克服できるのかを話しました。





12月26日(金)

明日は講習会、明後日は試合のため、Bチーム以下の子は今日が練習おさめでした。いつも使っている場所を大掃除させました。しかし、昨日のことが頭から離れず、集合させるたびにその話ばかりしていました。男子のキャプテンと副キャプテンを呼んで話をしました。2人とは1時間半ほど話しました。そして気を取り直し、練習最後の話をしました。


「年末年始だ。これから親戚の家に行く人もいるだろうし親戚が家に来る人もいるだろう。気を利かせて働きなさい。家の大掃除をしなさい。言われる前に気が付いて動きなさい。先日自分はラーメン屋に行った。そこで注文をとってくれた人は研修中の名札をつけていた。注文したが、不安に感じるような返事だった。よく見ていると先輩従業員らしき人から、その度ごとに指示を受けながらやっと仕事ができているようだった。これから彼は叱られるだろうな。明日にはクビかもしれないな。そんな雰囲気だった。社会に出ると気を利かせて働くことが大切だ。同じラーメン屋の店員でもお客の動きをよく見て水を出したり、机の上を片付けたりしている人もいた。そんな動きができるようにしないといけない。親戚のおじさんにお茶いかがですか?ごはんおかわりいかがですか?と声をかけなさい。大人になってからそんな訓練をしたのでは遅い。何事も早く始めたほうが良いのだから。部活動で気を利かせて動いたことが生きるようにしなさい。」


今日はいわゆるA練習でした。Bの時間はバスケ部。ご存じの通り、バスケは試合です。体育館が空いていました。そのことが事前に分かっていれば別でしたが、今日になってわかったので、予定通り11:30に練習を終わりました。昨日も今日も生徒に話しました。「俺より熱い人はたくさんいる。俺なんか冷めているほうだ。だから俺の情熱くらいさっさと超えてしまえ。」そのほかにも意欲を見せろという話をたくさんしました。だから「先生、体育館空いてるから練習しましょう!」と言ってくると期待していましたが、きれいに全員下校しました。誰もいなくなった体育館で、まこと先生と「何にも言ってこなかったですね・・・気づいてもいないんでしょうね・・・。」と話しました。また練習後、保護者の一人と話をする機会がありました。今日も昨日の試合について話しましたと言ったところ、今日もですか!?と言われました。周りは自分より冷めている人ばかりです。つくづく自分の苦手分野である”周りを巻き込む”について考えさせられました。本当に力不足です。


悲しすぎるのでうれしかったことを一つ。

大掃除で外トイレをやって来いと2年生の主力に命じました。その間に男子のキャプテンたちと話をしていたので、どんな風に過ごしていたのかわかりませんでした。ところがバスケ部の副顧問の先生が試合の合間に帰ってきて、トイレ掃除の現場監督をしてくださっていたことが、後になってわかりました。本当にありがとうございました。「先生、卓球の子たち、とってもよく頑張っていましたよ。」と褒めていただきました。清掃監督までしていただいた上に褒めていただきました。有難くて、うれしかったです。




12月25日(木)

負けました。強化したダブルスもダメでした。男女ともに。攻撃力は上がっていましたが、量産される凡ミスの前に、それも霞みました。今日の話もいろいろしました。でも公開したくありません。わがままですみません。




12月24日(水)

今日で別室ダブルス強化策が終了しました。持ち込んでいた卓球台を片付けて、いつも通りの環境に戻しました。頑張ったなあ・・・と少し感慨深く浸りましたが、それはほんの数秒のことでした。さあ、明日は本番です。果たして成果はあったのか?それは本番でわかります。


「明日の試合は初めに○○とあたり、次に○○と・・・・最後はおそらく○○だろう。予選からリーグに6台のコートが割り当てられるから、1試合当たり2台進行だ。しかし、リーグに6台ということは進行状況により、すぐに5台進行がありうる状況だ。決勝トーナメントとなるとなおさらだ。ベンチからの応援に盛り上げてもらいながらの試合は期待できない。試合をしながら自分で声をだし、隣で試合をしているものと一体感のある試合をしなければいけない。実のところ俺の限界は2台までだ。試合を把握しながら適切なアドバイスができる限界だ。3台以上同時進行ではすべてを把握することはできない。明日は自分で自分を盛り上げながら、チームを盛り上げる。そんな試合をする必要がある。我々は夏の中国大会で結果を残したい。そのためには岡山県外のことをよく知る必要がある。練習試合等で知ることもできるが、本気の試合で県外の情報が最も手に入るのは春の全国選抜だ。だから全国選抜に行きたい。夏の大会で勝つためにだ。全国に行くためには明日勝つ必要がある。夏のために、明日の試合頑張ろう。」


ダブルス強化策が終了しました。結果は男子21勝22敗、女子10勝22敗でした。予定より多くの試合ができました。男女で成果にちがいがありました。そもそも今回の策は男子強化のために思い付いたものです。男子にはやってほしい技術と到達してほしい目標がはっきりしていました。しかし、女子にはそれがありませんでした。なにしろ私は女子の試合はほとんど見ていなかったので、課題が見えていませんでした。まこと先生にはあったのかもしれませんが、まこと先生にはステージ練習の指導をお願いして分担していましたので、女子にとっては不利だったかもしれません。男子は10試合を過ぎたあたりでやってほしい技術に見通しが見え始め、20試合を過ぎたあたりで完成に近づいた実感がありました。最後の方はほとんどできていました。残念ながら到達してほしい目標には及ばずに最後を迎えてしまったのですが、目標に近づいた感じはありました。対して女子は方針を途中で変更しました。10試合目あたりで掲げた方針を転換しました。それはすべて、私が女子の普段を把握できていなかったことに原因があります。20試合を超えても転換した方針に対する見通しが立ちませんでした。少し出来始めたかなという見通しが見えたのは昨日でした。あと少し煮詰めたいと思っていましたが、残念ながらタイムオーバーでした。期間中、2回だけまこと先生と一緒に強化策をすることができました。ステージ練習をしていないけれどもダブルス強化練習をしているという時間が2回あったからです。明らかにまこと先生の方が女子のことを隅々まで把握していました。まこと先生がいてくれて本当に良かったです。明日は女子の試合が心配です。目に見える成果がなかったので・・・・。今回分かったことは、いくら試合数をこなしても、強化の方針が決まっていないと意味がないということです。ただ試合数をこなすだけで、どれほどの成果が得られるのかは、明日の女子の結果を見ないとわかりません。もちろん男子の方も勝てる保証はありませんが・・・・。ただ一つ、女子側から見ると、全32試合中、男子と4試合しました。10勝のうち2勝は男子ペアから奪ったものです。22敗のうち2敗は男子ペアにとられたものです。2勝のうち1勝は3−0です。どれも強化策の前半の戦果ですが、悪くないのかもしれません。そう思いましょう・・・。




12月23日(火)

今日は真ん中の時間での割り当てだったのですが、バド部が強化練習を行うということで13時までフロアーをかしてくださいと言われました。ということで今日の練習は13:00〜14:30でした。平日練習か!?という時間でした。多球練習ノンストップでドライブをひたすら打たせました。効率は良かったと思いますが、時間が短すぎて・・・・。まあ仕方ないですね。


「明後日は選抜予選だ。組み合わせでは、やったことないチームか、勝ったことないチームとしか当たらないことになっている。しかし勝てないチームはない。接戦になることを覚悟しなければいけないが、この試合は全国の予選だ。全国に行くことだけを考えていてはいけない。全国に行くからには全国で勝たないといけない。そのためにはチーム力を高めていかなければいけない。チーム力は試合で高まるのではなく、練習で高まる。明日一日の練習でさらにチーム力を高めていけるように頑張ろう。」




12月22日(月)

今日は選抜に向けての気合を入れる話をしたかったのですが、通知表印刷のため、部活になかなか顔を出せませんでした。やっと体育館に行けたその時、暗幕の向こうから気合の入ったバレー部の声とは全く異質な話し声が・・・。暗幕をくぐり、卓球部のほうへ近づくとそんな声はぱったりとやみ・・・。腹が立つ・・・・。主にレギュラー外の子(1年生がほとんど、2年生も何人か)の話声だったと推測されます。選抜のことも話さなければ・・・でも気合の入っていない子たちの話もしたい・・・。そう考えているうちに考えのまとまらない話になりました。


「さっきの話声は誰だ!?そんな意識で練習しているのはダメだ。練習の時気合が入っていないから試合で緊張してしまうんだ。卓球部はお遊びで卓球をしていない。試合をするからには勝つ。そのための卓球をしている。昔、試合で緊張ばかりしている子がいた。その子は緊張した時の対策を一冬かけて行った。夏の総体では緊張していたが、自分の力をすべて発揮した。反対に一度も緊張しなかった子が大事な試合で初めて緊張してダメだったこともある。緊張感のある練習をしなければ試合では通用しないのだ。この前の山陽新聞社杯で自分たちの力が今だ十分ではないことが良くわかったはずだ。集中して緊張感のある練習をしなさい。そして選抜に向けてチームを盛り上げていくのだ。あと少しだが、しっかりやっていこう。」




12月20日(土)

今日は山陽新聞社杯でした。すみません。今日何を話したか忘れました。忘れそうな気がしていたのです。なぜなら、別の指導をしていて頭がいっぱいだったので、全体での話を集中して行うことができませんでした。集中できなかった割には悪くない話をした記憶はありますが、まこと先生の方がいい話をされていたなあと思います。私の頭の中が何でいっぱいだったかは男子の試合を最後までご覧になった方はわかると思います。こちらにも力がいるなあと思いました。


あしたはOFFです。またしても我がチームの日常です。




12月19日(金)

今日は体育館練習でした。年末にかけての連絡事項をたくさんした後話をしました。


「明日は山陽新聞社杯。1日のうちのほとんどは試合を待っている時間になる。明日すべきことは情報収集。どこのチームの何という人がどんな人なのかをプログラム片手に見て覚えて回ることが大切だ。Aチームとそうでない人では見る視点が変わるだろう。Aチームは今度試合で当たるチームの情報を中心に集めるだろうし、Bチーム以下は周辺校の情報や自分と同じ戦型の選手の情報を集めることになるだろう。明日することは2つ。試合で勝つこと、情報を集めること。しっかり頑張っていこう。」




12月18日(木)

何やらミーティングをしていました。段取りから話す内容から、話の運び方から、すべてが微妙でしたが、中学生にとってはあれが精一杯かもしれないと思うことにしました。2年生ステージ練習の後の話のため、2年生のみに対して以下の話をしました。


「後世畏るべしである。年下の人に対してこれから伸びてくるという尊敬とおそれを感じる。簡単にいうと若いのにすごいなあ、これからを考えると自分たちはやばいなあ、ということだ。それができる人の考え方だ。1年生は2年生と比べるとまだ中学校での生活時間は半分以下だ。しかし、すでに大きな声を出せる人もいるし気を利かせて動ける人もいる。そんな後輩に後生畏るべしの考えで接すれば自分たちがしっかりしていかなければいけないと感じるだろう。現3年生も後輩抜きで練習をしたとき、練習に甘えが出た。後輩という刺激がとても大切だということを感じていた。後世畏るべし。負けてはいけない。そういう考えで自らを鍛えていってほしい。」


さて、そろそろ試合に向けて本気モードで取り組んでほしいところです。明日からかな・・・・。




12月17日(水)

今日は体育館練習の日でした。女子キャプテンの主導によりミーティングを行うらしいです。いつするのか?と聞いたところ明日とのこと。明日はステージ練習の日です。男子のキャプテンにも声をかけて男女合同でするらしいです。練習最後には明日の集合場所等の連絡をさせました。その後話をしました。


「試合のことだけを考えていられるときはチームが良いときだ。生徒同士の仲が悪いときは試合どころではないし、行動に問題があると不満ばかりで練習どころではない。そんな時はチームとして伸びない時だ。試合のことだけを純粋に考えれるチーム作り、誰からも応援してもらえるようなチーム作り、人のために何かができるチーム作りをしていこう。」


我がチームの現状は以下の通りです。

・チーム内の意識の差が大きい(がんばる子とがんばらない子がいる)

・頑張っていはいるが、自分に対して甘い子がいる。2年生の首脳陣はそれを許せない。

・仲が悪いわけではない(特に男子、なんだかんだ言って女子も)

・自分のことだけ考えている子がいる(特に男子、というか主に男子)

・応援してもらえる人物とは言い難い子が多い(特に男子、たまに女子)

さて、これに関して私は言いたいことをもう言ってあります。あとはチャンスをとらえての指導だと思っています。明日のミーティングに対する私のモチベーションは低いです。このことはキャプテンにも伝えてあります。「俺は言いたいことはもう言ってある。しゃべりたいのは君たちだろ。そういう会にしなさいよ。」と言ってあります。さて、どうなるのやら。




12月16日(火)

今日は”学年の日”でした。会議などのために部活動を一斉停止して生徒を下校させる日です。もちろん卓球部も帰りました。また明日!




12月15日(月)

今日は体育館練習でしたが、別件の指導のため体育館に行くのが遅くなってしまいました。でも昨日の話を受けて言いたいことがたくさんあったので、それを話すには十分な時間がありました。


「昨日は女子がミーティングをした。意識についての話をしていた。そこから思うことがある。自分のことだけ考えている人はだめだ。どれだけ人のためにできるかが大切だ。人のために。練習中に人のためにとはどんなことか。それは練習に熱心に取り組むということはもちろんだが、練習相手のために、練習相手を強くするためにということだ。自分がどう返球すれば相手が強くなるのか考えずに、自分のことだけ考えている人はだめだ。

また、練習中キャプテンが号令をかける。この時はキャプテンのために大きな声で返事をする。キャプテンの語りかけに対しての返事をするのだ。そしてその声がチームを作る。チームのために声を出すのだ。自分のためだけを考えていたら大きな声は出ない。それはあいさつも同じことだ。

試合中ではどうか。試合では自分のために勝ちたい。でも団体戦ではチームのために勝ちたいと考えるだろう。また、試合をしている誰かに勝ってほしい。だから一生懸命応援する。人が勝つために、チームのために応援する。昨日の練習試合でも1年生の○○が試合をしていた時、1年生の男子が「声を出せ!」と必死になって言っていた。○○に勝ってほしかったのだろう。でも○○はなかなか声が出なかった。ついに1年男子は自分たちが声を出して応援することにしたらしい。声を出して応援し始めた。○○はギリギリ勝つことができた。○○のために多くの人が声を出した。良いことだ。

人のために何かできる人を俺は評価する。自分のことだけしか考えていない人は全く評価しない。そういう意識で頑張ってほしい。」




12月14日(日)

今日は○○中学校が練習試合に来てくださいました。ありがとうございました。


「強いチームも弱いチームもない。どのチームとやっても接戦になる。今日もそうだった。これから伸びてくるチームだと思う。負けないようにしていきたい。

さっき、卓球台を片付けようとしているのはいいが、倉庫の前で卓球台を抱えたまま順番待ちしている人がたくさんいた。待っている間は役に立っていない。いないのと同じだ。他にさがせばどんな仕事でもある。自分の力を発揮するために移動することが大切だ。そういう経験をもっと積んでいかなくてはならない。」


解散後、女子がミーティングを始めました。チームの意識の低さについてキャプテン他が物申したかったようです。話し合いはいい感じで締めくくられましたが、男子の意識の低さについて言及していました。確かに・・・・。それは以前からそうだったのです。ずっとそうなのです。最近、試合のことで頭がいっぱいで、チームの人としての成長が二の次になっていた気がします。女子に痛いところを指摘されました。子どもってすごいです。頑張ろう!(と自分に誓いました)




12月12日(金)

今日は2年生ステージ練習、1年生外練習でしたが、私は顔を出していません。別室ダブルスの面倒を見ました。


「今日初めて見通しのようなものが見えかけた。今日は結果は出ていないが、結果が出る可能性が見えたと思う。女子は打たせないことを意識してコース取りした結果、自分たちが攻撃するチャンスが生まれた。男子は先に攻めることを意識した結果、何本か理想通りの攻撃ができた。この調子で土日の練習を行い、選抜につなげていこう。」


ダブルス練習の後の話は具体的なアドバイスが多いです。あんまり具体的に載せすぎると、いろんなことがばれてしまうなと思いますが、今のところばれて困るような状況になっていません。つまりまだ成果がないということです。やればやるほどアラが見えます。弱くなっている気もする・・・特に男子は・・・間に合うのか!?




12月11日(木)

今日は帰りの会を終わらせて、教室整備をしている最中にインターホンがなりました。「保育園からお電話です。子どもさんが38度みたいです。」とのこと。生徒の早退連絡をすることはよくありますが、我が子の早退連絡を受けると、心が揺れますね。クラスの卓球部の子についさっき、練習メニューの指示をしたばかりなのに、私は年休を取ってお迎えに行きました。この際自分もゆっくり休もうかと思いましたが、部活が気になる、成績が気になる、時間割や欠席の子のことが気になるで、少しも落ち着きませんでした。今我が子は食事を済ませてゆっくりしています。38度6分まで上がりました。明日も年休!?恐ろしいです。




12月10日(水)

今日は朝練習で話したことを載せます。マジシャン男さん、広島の皆さん、ありがとうございました。


「岡山県教育委員会から本校校長宛てに封筒が届いた。その中には広島土砂災害の避難所となっている公民館からのお礼の手紙が教育委員会に届きました、という内容の文書が入っていた。少し前の県境大会に参加した際、君たちが広島の皆さん宛てにメッセージを書いたことへの感謝の手紙だ。まずこの手紙を受けとって、本当にうれしかった。県境大会を主催しているのはマジシャン男さんだ。あの方が一人でずっとやっている。もちろん大会をチャリティーマッチとして開催し、メッセージを送ろうという発案もマジシャン男さんだ。マジシャン男さんがいなければ我々はメッセージを送ることもなかったかもしれない。感謝の気持ちでいっぱいだ。また、こんな大変な時期にもかかわらず、広島の方々は感謝の言葉を返してくださった。しかもこんな写真付きで。我々がそんなに大したことをしたわけではないのに、こんな手紙をくださった。何よりも広島の方々に感謝の気持ちがいっぱいだ。あまりにうれしかったので、今日は君たちにこの話をした。」





12月9日(火)

今日は2年生ステージ練習、1年生外練習でした。しかし、本隊の方はまこと先生にお任せして、私はダブルス強化に専念しました。生徒にも選抜予選まではダブルス強化をする。強化の時間はステージ練習中とする。その間は私はステージ練習にも外練習にも顔を出さないと宣言してあります。ダブルス強化は別室に卓球台を持ち込んで行うためです。多球練習で課題を与えてどんどん強化するのが最も強くなると思いますが、それはほんの1か月前、秋季大会前にやったばかりです。あと2週間の練習で成果があったとしても最小限のような気がします。強化の方法はいろいろあると思いますが、短期間で結果を出すためには試合数だなと思いました。そこで、選抜までに24試合させることにしました。予選会を最後まで戦えば8試合ある(去年は9試合でしたが・・・)本番の1試合は練習の3試合に相当するという、今まで思っていたなんとなくの感覚を元に、24試合を決めました。別室に持ち込んだ卓球台1台を男女が交互に使って試合をします。だから練習効率は50%と悪いですが、仕方ありません。ステージ練習の時間をすべて使えば計算上はギリギリできます。こんな形の強化は初めて行いますが、試してみて結果が出るかどうか吟味しようと思います。という訳で今日の話は男女レギュラーダブルス対してのみのものです。


「とにかくサービスレシーブで試合が決まっていた。サービスを打たれたら負けるし、レシーブがうまくできなかったら負けている。攻撃のチャンスがないのもサービスが効果を発揮していないからだ。次からはそこに注目する必要がある。女子について特に感じるのは、サービスレシーブの後にフォア側に逃げすぎて、次のチャンスボールをバックで打つことになってしまっている。ここは改善しなければならない。今日は3試合ずつ行った。残りの試合数をこなすためには・・(日程の説明)・・・という日程で行う必要がある。選抜予選までに24試合をこなし、力をつけていこう。」


ちょっとした心配事。計画では24試合がギリギリです。でも明日は放課後、全クラスで班長会があります。いきなり計画に狂いが!?明日にならないと、どうなるかわかりません。




12月8日(月)

やっと試験週間が終わりました。まず、練習の始めに話、練習の途中に話、また途中に話、キャプテンを呼んで話(2回)、ダブルスを集めて話、今日はよく話を聞かせました。言いたいことが山盛りでした。そして今悩む。この欄にどの話を載せればよいのだろうかと・・・・。困りました。とりあえず、今日の話の趣旨だったところを抜粋します。

うーん、もしかして話しすぎですか?みなさんどうですか?いつかお会いできる方は、どうされているのか教えてください。


「今日から練習再開だ。12月の練習は全国選抜予選のためにある。選抜予選で1位になり、埼玉に行く。そのためにはシングルスとともにダブルスを強化しなければいけない。そのための練習を行う。しかし、全体の練習は夏を見越した基本練習を中心に行う。飛びつきを先月取り組んだ。今月は試験前に話したように回り込みだ。今月でマスターできるようにしっかり取り組みなさい。」


ちなみに私のチームが選抜をねらうのは初めてです。以前にも書きましたが、選抜をねらって予選に出ることは今までしていませんでした。今回は・・・ねらわないと各方面から叱られそうです。おかげで12月が引き締まります。悩みの冬の季節が少し活気づきます。結構いいですね。




11月25日(水)

今日の朝練習を最後に試験週間に突入しました。次の次の月曜日まで続きます。


「今日から試験週間だ。練習しなければせっかく身につけた技術がなくなる。しかし、球を打たないと上達しない技術と、球を打たなくても上達する技術がある。ラケットに球をあてる感覚は試験週間の間に確実になくなっていく。しかし、足の動かし方や戦術面は球を打っていない時にイメージすることで、上達する場合がある。それぞれ工夫をして過ごしなさい。また、先日も提出物ができていなくて部活禁止と言われたものがいた。勉強できなくて部活もなにもない。まずは勉強をしっかりしなさい。今回の期末テストは過去最高点を取りなさい。そして12月の練習に全力投球できるようにしなさい。」


さて、しばらく練習がありません。次回の更新は次の次の月曜日です。




11月24日(火)

今日は2年生ステージ練習でした。どうしてもドライブのフォームについてしゃべりたくて、熱弁しました。もちろん以下の話は超要約版です。話が終わった後、冷静に思い出してみると、子どもたちの目は輝いていませんでした。意味が分からなかったか、興味がなかったか・・・・。男子が2人ほど、話が終わった後にフォアについて質問に来ましたが、話の内容とは違うことでした。まあ、質問に来ただけ良しとするか・・・。


「人間の体は回転することで大きな力を発揮するようになっている。他のどの競技でも回転を使うようになっている。スイングした時に力を入れたつもりがないのに良いボールが飛んでいくことがあるだろう。体のどこかに無理に力を入れることなく楽にスイングしたつもりなのに、良いボールが飛んでいくことがあるだろう。そんな時はうまく回転することができている。先日まこと先生と、ここにいる3人の練習を見ながら回転できているかどうかチェックしていた。○○は3人のうちで最も回転できているが、左ひざが外に抜けている。回転の軸が横にぶれているということだ。○○は回転があまりできていない。○○は2人の中間に当たると思う。試験週間を機会として、自らのフォームをチェックして修正する努力をしなさい。今日の短い時間では言いたいことのすべてを語ることができない。教えてほしければいつでもきなさい。」




11月23日(月)

今日は練習をまこと先生にお願いしていましたが、何とか間に合ったので途中から参加しました。良かったです。明後日から試験週間になることを見込んで、12月の練習内容を予習させることにしました。11月は飛びつきをしたので、12月は回り込みです。今日はその練習をしました。


「今日回り込みの練習をしたのは、試験明けからの練習をスムーズに行うためだ。この1か月は右に動く練習をしたから、今度は左に動く練習をする。そうすれば年末には右にも左にも動けるようになるはずだ。今日の練習で話したように回り込みの後のラリーが打ちぬいて終わるだけでは十分ではない。そのあとのラリーが続き、飛びつきが必要な場面が出てくるようにしなければいけない。そのためにブロックをしっかりしなければいけない。選抜予選や山陽新聞社杯などの試合で、その成果が出せるようにしなさい。また、この半月ほど、広島研修があったり、ランキング戦をしたりと、あまりチームとして伸びていない。仕方ないといえばそれまでだが、練習できずに仕方ないから試合ではハンディくださいという訳にはいかない。仕方ないで済ませてはいけないのに明後日から試験週間だ。伸びていないから練習をしたい、でもできない、悔しい。自分はそう思っている。君たちもそう思うべきだろう。」




11月22日(土)

今日はついにランキング戦のうちリーグ戦が終了し、入れ替え戦に突入しました。男女とも一番練習熱心で、帰り際に「先生フォアの振り方は・・・」とか言って質問してくる熱心な2年生の部員がいます。でも残念ながらその子たちは不器用でなかなか勝てないのです。今日の入れ替え戦ではその子たちは1年生にどんどん負けて抜かされていきました。わかってはいましたが、見ていると切ない気持ちになりました。


「○○は今日たくさん負けた。○○は練習を休まずやるし、質問に来ることもしょっちゅうある。真面目にやっていれば必ず結果が出るというのが理想だが、案外そうはいかないのがスポーツの世界だ。憎まれっ子世にはばかるとはよく言ったもので、意地の悪い子が相手の裏をかくボールを打って勝つ半面、素直でまじめな子がど真ん中で勝負して負けることもよくある。でも、真面目な子もそれでいいわけない。正面勝負だけでは生きていけない。変化球を投げることを学習しなければいけない。そんなことに気づかせてくれるスポーツは、大切な機会だ。そんな自分も中学校のころは団体メンバーに入れないばかりか、3年生のくせに2年生の上位の子に抜かされてしまう存在だった。一番早く体育館に来て、一人でも黙々と準備をする、○○と同じような中学生だった。だから練習は好きだったが試合は嫌いだった。でも長くやっていればいいこともある。今では変化球を投げる必要性に気づき、いくらかはできるようになっている。あのころの自分と比べたら○○のほうがまだ強いだろう。あと数試合で今回のランキング戦は終わる。そして水曜日からは試験週間が始まる。次の試合は山陽新聞社杯。今回はそれに向けてのランキング戦でもある。それぞれしっかり頑張っていこう。」


明日はOFFです。明後日は練習をまこと先生にお願いしています。また火曜日お会いしましょう。そして水曜日から土日を2回もはさむ試験週間に突入です。・・・・最近のうちの練習、ゆるいですよね。本当に伸びていません。やばいです。こうやって毎日の記録を公開すると、そんなことまでバレてしまうので困ったものだなと思ってしまいます。でも、一応続けようと思います。




11月21日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。2年生のドライブ練習を見ながら、各選手のフォアハンドの癖を修正していきました。


「今ランキング戦でよく勝っているものを見ながら感じることは、フォアハンドだ。フォアハンドが安定しているものが比較的結果を残しているように思う。それもそのはず、ほとんどの選手にとってフォアハンドが「主戦」の技術だからではないか。主戦の技術が高いということはほかの技術も高い。その反対で、フォアが安定しない、スイングに癖があって使いにいものは負けやすいということなのだと思う。例えばペン粒の選手にとっては主戦の技術はフォアではなくバックのプッシュだろう。主戦の技術を磨いていくことが大切ではないかと感じている。」




11月20日(木)

今日は中練習でした。もちろんランキング戦の続きです。4人リーグが終わりかけているところも出てきましたが、まだまだ終わりません。

最後の集合時、号令をかけたキャプテンにやり直しを命じました。何度もやり直しさせました。なぜなら昨日話した内容を理解していなかったからです。


「現時点でキャプテンは1番のキャプテンとは言えない。これから成長していくことが大切だ。それはチームも同じだ。その声では足りない。そんな状態だから先日の試合でも1番になれなかった。以前話したように「できるやつは最初からできる」のだ。今できていないことは、いつかできると思っていたら大間違いだ。「夏勝つチームは秋も勝っている」というのも同じだ。だったら今できていない我々はあきらめればよいのか?ちがうだろう。できるようにするのだ。すぐに。そのつもりで頑張ろう。」


そしてキャプテンを呼んで個別指導です。今までとは違って明るい顔で未来を見つめる目をしていたように思います。少しは成長の兆しが・・・・そんなわけないか・・・。




11月19日(水)

今日は2年生外練習、1年生ステージ練習でした。2年生には昨日決めた目標を画用紙に書くように指示しました。目標を書いた紙が出来上がった後、2年生を集めて話をしました。その後ステージに入り、1年生に話をしました。2年生向けの話の方は以下のようでした。


「うちは岡山県で1番のチームになる。ということはキャプテン、君は岡山県で1番のキャプテンでなければならない。ダブルス、君たちも岡山県で1番でなければならない。うちは中国大会でも勝ち上がる。ということは他県の1番よりも優れていなければならない。キャプテンもダブルスもだ。そして”連帯感”を目標にした。1番の連帯感を持つチームでなければならない。今の君たちはどうだろうか?そういう意識で過ごすようにしなさい。」


いつものことですが、実はもっとたくさん話しています。話が長いので・・・でも、具体的過ぎて書きづらい部分を省略するとこんな感じになるのです。




11月18日(火)

今日は予告通りミーティング。理科室に全員を集めました。実のところ最大の目的は明日の朝練から始める、ランキング戦のためのリーグ表を作らせること。でもそんなのあっという間に終わります。積み残しの目標決めをすることを指示しました。そして私もまこと先生も生徒会代表委員会の指導に行きました。代表委員会が終わって理科室に帰ってみると、決めるべきことがちょうど決まったところでした。夏の大会での目標はずいぶん前に決まっていました。今日決めたのはそのために大切にしたいこと。”声”と”考動”と”連帯感”になりました。はじめの2つは3年生の先輩と同じ言葉を選んだようですが、3つ目はこの子たちのオリジナルとしたようです。当然最後の話はその3つの言葉に顧問として意味づけをする話です。しかし、やってしまいました。話し始めて15分。このままでは最終下校時刻になるという危機感から話を切り上げる始末。やはり教員という生き物は・・・・。話した内容は数知れず・・・。声を出すことに関連したこと、気を利かして動くことの大切さ、応援してもらえる人を増やす=仲間を増やす努力、本校3年生のチームから学ぶ教訓、仕方ないという言葉の向こう側にある言い訳、選抜予選と全国大会、他チームの今頃、本校最大の武器「数」について、などなど。話足りないうちに時間が過ぎました。約50人の生徒たちは微動だにせず、目もそらさず、15分間しっかり聴いているように感じましたが、おそらく話の内容は多すぎて頭に残っていないでしょう。ただ、先生はマジだった。それは印象に残ったかもしれません。いいんです、何度でも同じ話をして無理やりにでも頭に残してやります。さて、やっと明日からランキング戦スタートです。この冬を乗り切る、チームの新体制を決めるランキング戦です。




11月17日(月)

今日はランキング戦!と思っていたら・・・・あれ?職員会議?おお!そういえば日程変更されていたんだ!生徒から多数の質問を受けます。「先生今日はランキング戦あるんですか?」「職員会議だから、ない」そんな会話をあちこちでしました。中には「ええーやりたかった・・・・」としょんぼりする1年生も・・・・。明日は外練習とステージ練習。この機会にミーティングをすることにしました。チームの目標は決まっていますが、方針を決める話し合いが積み残しのままです。この機会にやってしまおう。そう思ったからです。でも反面、広島研修と合わせて、この1週間は空白週間になってしまう。この間に全く伸びていない我がチーム。焦るのは顧問ばかりか・・・・。




11月13日(木)

今日は広島研修事前指導のため、2年生は部活なしで下校でした。そのため貴重な中練習は1年生のみになってしまいました。引率者打ち合わせを終えて部活に行ってみると、思ったよりいい雰囲気で練習していました。つまり2年生がいる時と同じ雰囲気だということです。意外でした。片付けの時にはそうはいかないだろうと思っていたら、それですら案外よかったです。


「びっくりした。思ったより1年生はできる。片付けの時には自分の目の前を右へ左へ駆け足でいろんな人が駆け抜けていった。無駄な動きだなと感じる動きもいくらかはあったが、ほとんどが無駄なくテキパキと動けていた。スムーズな片づけだった。なかなかやるなと思った。さて、今日と明日は2年生が練習できない。1年生のみの練習だ。来週はランキング戦。1年生は今のこのチームのレギュラーに入らなければ、自分たちが3年になった時には勝てない。2年生を押しのけてレギュラーに入ることが大切だ。他校の1年生にはうちの2年生と互角以上の試合をする者もいる。その子たちといずれ戦わなくてはならない。ということは君たちは2年生に勝てるようにならないと、将来は勝てないということだ。来週のランキング戦に向けてしっかり頑張りなさい。」


明日も1年生のみの練習ですが、私は部活に出れません。しかもこの土日の練習は、訳あってまこと先生にお任せしています。私の話は来週月曜日までありません。




11月12日(水)

今日は2年生外練習、1年生ステージ練習の日でした。またしても実行委員の指導のため、部活に行った時には2年生はメニューをこなして解散した後でした。1年生のステージ練習の最後を見ることができました。チョロチョロしている子がいたので、とりあえずしめときました。そこからの話です。


「今日の○○はダメだった。シャキッとしろ!しかし、○○は(別の子)良かった。先ほどの片付けの時、ほとんどの生徒が最後のモップ付近に無意味にたくさん群がっている中、一人別の場所で落ちているピン球がないか探していた。また、不安そうな顔をしながら集合隊形に最初になって座ったのも彼だ。人がたくさんいるところに仕事はない。人がいないところで仕事をさがす力が必要だ。また、最初に集合隊形になれるのは仕事が終わったことを確信したものだけだ。どちらの意味でも彼は良かった。よく気が利く人になり、よく気が利くチームであってほしい。しかもそれにプラスアルファで卓球も強くなってほしい。」




11月11日(火)

今日は外練とステージ練の日でした。しかし、バレー部が県大会後の休息を取るということでフロアーが空きました。バレー部の先生が卓球部どうぞと言ってくださいました。他の部もほしいのだろうから、卓球だけもらうのは気が引けると言ったのですが、卓球部にはいつもお世話になっているので、ということで卓球部にくださいました。いつもお世話になっているのはこちらのほうなのにと思いましたが、本当にありがたい話でしたので、有意義に使わせていただきました。ありがとうございました。

さて、練習最後にはレギュラー以外の子に県大会の戦績報告をしました。また、レギュラーにしたのと同じ、これからの過ごし方が勝負であるという話をしました。その続きの話です。


「来週月曜日から校内ランキング戦をする。今のランキングは1,2年を分離してつけているが、今回はそれを混ぜる。つまり1年生でも勝ち上がれば、どんどん上に行けるということだ。先週話したように、県大会に出れなかった者は出た者よりも高い意識を持って練習しなければ、追いつき追い越すことができない。そんな高い意識を持って練習できていたかどうかがランキング戦で明らかになるだろう。今週はその意識をさらに高めて練習しなさい。」




11月10日(月)

今日は県大会個人戦。2年生は男女ともに力を出し切れずに終わってしまい、逆に力のなさを反省することになりました。1年生が優勝とベスト16になりました。やはり我がチームの中で力を持っているのはクラブの1年生2人だけだなと思いました。これからは2年生をどんどん鍛えなければ・・・・。


「○○優勝”!○○ベスト16!おめでとう。さて、昨日の団体戦でも今日の個人戦でも結果が形になっている。しかし、秋季大会は中国や全国に全くつながらない大会だ。新人戦という言い方もされる。つまり腕試しの練習試合だ。ここでの結果は自信にはなった。でも本当の勝負は上につながる大会だ。それまでの間、周りの挑戦を受けながら、他県との勝負もしなければならない。今回得た自信は練習試合では我々に有利にはたらくが、ひとたび隙を見せると周囲に自信を与えることにもなりかねない。夏に向けてさらに頑張っていこう。今日は疲れただろう。ゆっくり休むといい。でも明日からはロケットスタートするつもりで臨んでほしい。」




11月9日(日)

今日は県大会団体戦でした。男女それぞれにまずまずの結果を出し、女子は最後まで会場のごみ拾いを頑張り、男子は翌日の個人戦に向けての会場整備を頑張りました。保護者の方からの声援を受けて今日一日を戦うことができました。あれもこれも、言いたいことはたくさんあったはずでした。なのに、なぜだかあまり込み上げてきませんでした。あっさりと、ありきたりのことしか言えませんでした。その原因はいくつか考えられますが、もう少し自分と向き合って考えようと思います。一応今日話したことを載せます。ありきたりですが・・・。


「男子団体戦準優勝!女子団体戦ベスト8!おめでとう。しかし、男女ともに狙っていた場所とはちょっと違う。これから冬に入っていく。夏に向けて過ごすこれからの季節が大切だ。秋の結果よりも夏の結果が悪くなるのは良くない。より上を目指して、それを実現していかなくてはならない。

また、明日の個人戦に参加するものは気持ちを入れ替えて、明日に臨む必要がある。早めに会場に来れるようにしなさい。

そして、今日はお家の方にお礼を言うようにしなさい。」




11月8日(土)

今日は14:30〜のいわゆる”C練習”でした。前日練習で力が入りました。いつも通りしようと思っていたのですが、やっぱり力が入っていた気がします。まだまだ未熟でした。


「明日は県大会。Aチームしか試合会場にはいかないが、BやCも勝ちたい気持ちで過ごしてほしい。AチームがBやCチームの勝ちたい気持ちに後押しされて、ここ一番踏ん張れるようになることが理想だ。しっかり頑張っていこう」


以上のような全体での話のあとAチームだけ残してまた話をしました。内容は・・・・いろいろです。よく見たら隣でまこと先生も同じように女子Aチームを残して話していました。さすが!




11月7日(金)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。1年生には昨日の続きの話をしました。2年生に話したのは以下の通りです。


「自分はいつも試合の前には勝つ方法を考えている。だから勝てるイメージしか残らない。いつもそうだ。そして今もそうだ。明後日の県大会では勝てるイメージしかない。試合では勝ちをイメージできるということが大切だ。君たちも勝っている自分たちをイメージして試合に臨みなさい。」


下校指導を終えて職員室に戻ると、3年団の先生からお礼を言われました。今日は3年生、進路事務説明会。説明会終了後に体育館に入ってきた卓球部が椅子やシートの片づけをどんどんやったそうだ。その頃私は広島研修のしおりの印刷で忙しくしていました。知らなかったことでした。「へえ、たまにはやつらもお役に立てることがあったのですね。ありがとうございました。」そう返答しましたが、内心うれしい出来事でした。




11月6日(木)

今日の練習を見ていて、2年生はいいのですが、1年生の雰囲気が気になりました。そのことを話そうと思っていましたが、片付けの最中に「先生卓球台が壊れました」と言ってきた生徒がいました。近づいてよく見てみると、2つ折りの真ん中に当たる金具が金属疲労により折れています。見事な折れ具合に、再起不能と悟り、その台には使用禁止の文字を書きこみました。卓球台についてと1年生の雰囲気について2つの話をすることにしました。


「あの卓球台は金属部分が折れてしまったので使用禁止だ。2度と使わないように。さて、これで卓球台が1つ減ってしまった。よく考えれば君たちがお金を出して買った卓球台は今年新規購入した1台のみだ。他の台はすべて過去の先輩方や学校予算で購入したものを代々使い続けている。今当たり前に練習できるのもそんな過去の先輩方の存在あってのものだ。感謝しなければならない。自分たちだけで卓球はできない。支えられていることに感謝して毎日を過ごさなければいけない。そんな感謝を持ちながらの練習には集中力が大切だ。県大会に出る者は集中して練習できている。しかし出ないものの集中力が不足している。県大会に出ないのではない、正確には”出れない”のだ。予選を勝っていればよかったのだ。出れないものは出るものよりも高い集中力で練習をしなければ、追いつき追い越すことができない。明日の練習は高い集中力をもって行うように。」




11月5日(水)

今日は中練習でした。教育相談が終わってからダッシュで体育館に行き、約1時間ほど指導できました。最後に話したのは以下のような内容でした。


「卓球はメンタルのスポーツだ。どんな気持ちでプレーするかで結果は大きく左右される。例えば5−10でマッチポイントを握られていても、何とかしてやるという気持ちがあれば、逆転することも可能だ。調子が悪く、相手にしてやられている時でも、大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせてやっていれば前向きにプレーできる。ポジティブな考え方でプレーすることが大切だ。しかし、試合でいきなりポジティブになることはできない。普段から”自分にはやれる”と考えて、ポジティブに練習できるようにしていかなければならない。一つ一つ積み重ねて秋の大会、そしていずれは夏の大会を迎えられるように頑張っていこう。」




11月4日(火)

今日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。2年生の何人かは昨日のうちにラバーを新調しており、打ち心地がどうとか、スイングの向きがどうとか話しながら練習しました。粒高軍団には違う種類の粒高を試打させて、どれが打ちやすいか試させました。笑顔ではなく真剣な顔つきでの練習でしたが、どこか何か穏やかさがある練習風景でした。


「今日の練習はスイングを細かく確認しながら行うことができた。しかし、県大会前のせっぱつまった感じは全くない。穏やかな雰囲気だった。このことはよく覚えておこう。冬になったら毎日がこんな雰囲気の連続になる可能性がある。一生懸命やってはいるが、あと1週間で強くなってやろうという気持ちはないだろう。せっぱつまって練習をしたほうが早く強くなれるだろう。今は県大会前だからそのことに気付いたが、冬には見過ごしてしまう可能性がある。このことをよく覚えておいて、冬に備えよう。さて、明日は朝練習がある。午後も体育館が使える。県大会に向けて頑張っていこう。」




11月2日(日)

今日は午前中男女練習試合、午後は女子のみ練習試合でした。午前中の最後には男子に話をしましたが、話の内容は午後からの練習試合の間に記憶の彼方に飛んでいってしまいました。女子に対して最後に話した内容は以下の通りです。


「(実例を挙げながら)作戦というのは徹底的である必要がある。しかし、作戦を実行するには実行する力が必要だ。試合で作戦を実行する力がないと感じれば、それを身につけるための練習をすることになる。今日は作戦が当たって勝った者もいるし、作戦を実行できなかった者もいる。これからの練習の課題としてほしい。」


明日はOFFです。えっ!?県大会1週間前にOFF!? はい、それが我がチームの日常です・・・・。今、勝った!と思ったでしょ・・・。




11月1日(土)

今日は土曜参観日でした。参観授業後に練習を行いました。一番話をしたかった男子キャプテンが都合により早退。一気にテンションが下がりました。気を取り直して練習最後の話をしました。しかし、またしても具体名が挙がる話でした。(よく考えれば今までもそんな話ばかりしてきたかもしれません。)本日も詳細は公開できません。ただ、どうもそればかり続くと申し訳ないので、少しだけお話しします。実はへら釣り名人さんのチームについての話でした。勝手に話題にしてすみません。


なぜ地区大会でへら釣り名人さんのチームが優勝したのか。という話でした。我がチームもそうでしたが、へら釣り名人さんのチームもほとんどの試合が接戦でした。接戦とは勝率五割という意味です。接戦をすべてものにするとは、コインを投げて毎回表ばかり出すということです。ただの確率に頼っていては、ありえない話です。もしかしたら何度あの地区大会をやっても優勝はへら釣り名人さんのチームだったのかもしれない。それは他のチームにないものを持っているからではないのか。しかもそれは技術的なものではない。(何しろすべて接戦なのだから・・・。)そして我がチームは・・・・・あと一週間頑張ろう。といった感じの話をしました。さて、伝わったかどうか・・・・。


女子チームはまこと先生が練習終了後に残して、さらに語っておられました。どんな話をされたのか聞いていませんが、彼女たちは意識を高めたことと思います。男子・・・・頑張ろう・・・・。




10月31日(金)

今日、私は教育相談を終わらせて体育館に行きました。1年生は外練習でしたが、雨天のため早めに下校していました。2年生のみ練習をしていました。

県大会の組み合わせを見ながら、何度イメージしても接戦をものにする力が我がチームに備わっていまん。それを象徴するかのようなことが今日おこりました。話の内容はそれに関連して、個人名と具体的な学校名を多数挙げての話でしたので公開できません。ただ最後に集めて話をしたとき、女子からは、キャプテンと副キャプテンを中心に反応が返ってきました。男子はいまいちの反応でした。解散させた後、男子のみ残してさらに話をしました。男子に対して話をしている最中に、女子からはさらに反応が返ってきました。女子に対しては手ごたえを感じました。男子は反応しなくはないのですが、反応が薄く、幼さを感じさせます。男子キャプテンについては2年生担当教員の強みを生かして、休み時間を使って意識についての指導をしていました。それでも男子の反応は薄いのです。どうしたら良いのか・・・・今のところ答えが見当たりません。ただ一つ救いは、2年生の中での校内ランキング最下位の子が下校時に「やるしかない!」と燃えながら帰っていきました。レギュラーの子よりも燃えていました。それが唯一の救いでした。さて、どちらにしてもこのまま県大会を迎えるわけにはいきません。明日もまた、彼らとは勝負です。




10月30日(木)

ついに試験が終了しました。やっと練習再開です。しかし、11月の練習日程表を配って、それの説明。県大会の要項を配って説明。最後の話は事務連絡が多くて、ゆっくり意識を高める話はできませんでした。(まあ練習の途中で集合した時に気合を入れるように話をしましたが・・・・。)事務連絡の後に県大会の組み合わせを見せながら話をしました。


「組み合わせはここにずっと置いていた。HPにも公開されている。見た人?(少ししかいない)まだ見ていない人?(1年生はほとんど、中には2年生までいる・・・)県大会の組み合わせに興味がない人は問題がある。興味があって当然だ。マニアでなければ強くなれない。過去にギュッと強くなった選手は全員マニアだった。興味を持てない人は持てるようにしなさい。とにかく県大会まであと1週間、頑張っていこう。」




10月22日(水)

朝練でした。試験週間は勉強頑張れよという話をするつもりでいました。しかし、明日から練習ができない、県大会が近い、いろいろ考えながら今日の朝練を見ると、気合の入っていない姿が無性に気になりました。あいさつができない、返事ができない。基本中の基本じゃないか。結局試験前最後の練習の話は説教でした。


「あいさつの声が小さい。キャプテンの号令に対する返事が小さい。こんな状態ではだめだ。もしかしたらその原因は自分のことしか見えていない視野の狭さがあるのかもしれない。周りが見えていないから誰かが近づいてもあいさつできない。キャプテンの号令をぼーっと聞いているから返事をするタイミングを逃す。そういうことではないのか。周りが見えないほど集中できているというのは立派に聞こえるが、そういう人に限って試合の時に対戦相手のことすら見えず、自滅を繰り返す。本当に集中している時は周りの状況は見えているのではないか。つまり君たちには集中力が足りない。試験週間に入るが、試験が終わったら本当の意味で集中して練習し、あいさつや返事ができるようにしなさい。」



という訳で試験週間に入りました。しばらく練習はお休みです。また来週!




10月21日(火)

今日は2年生ステージ練習、1年生外練習でした。私は5時まで倉敷で会議があったため、練習を見ることができませんでした。という訳で話をしていません。子どもたちが練習をしているのに練習にいけない日は何とも言い表しにくい気分になります。一言でいうと「あいつらちゃんと練習しているかなあ・・・」なのですが、練習がちゃんとできないとは全く思っていません。ちゃんとやっていると思っています。でも、ちゃんとやっているかなあ・・・と思ってしまいます。寂しい?ちがう、虚しい?ちがう、なんとも言えない喪失感と言っていいのか・・・適当な言葉が見当たらない気持ちになります。明日は朝練習があります。楽しみです。でも放課後からは試験週間突入のため、練習ができません。朝練がんばろうって思います。




10月20日(月)

今日は中練習でした。やっぱり体育館での練習はいいですね。しみじみ思います。


「あと1週間で県大会だ。うちの学校は明後日から試験週間だから、試験明けから県大会までは1週間になる。つまり練習できるのはあと1週間。1週間前という意識を持って練習に取り組んでほしい。県大会に出ない者、手を上げなさい。あなたたちは団体戦で言えば校内ランキング戦でレギュラー争いをした。個人戦で言えば予選会であるブロック大会や地区大会に参加した。県大会に出れるチャンスがあったのに出れなかっただけだ。県大会に出場する者はそれに向けて意識を高めて、技術も上げていく。しかし、出ない者はそれができない。ここでは当然差がつく。しかし、差をつけるべきではない。県大会に出る者と同じ意識で練習に取り組み、次のランキング戦や公式戦では結果を残さなければいけない。全員そういう意識であと1週間を頑張ろう。




10月19日(日)

今日は14:30から3時間の練習でした。最後の40分間の練習ではこちらの指示ミスもあり、全体の雰囲気が悪かったです。そこでコツコツ練習に取り組むことの大切さを説こうと思ったのですが、考えがまとまらないまましゃべったので、途中で何言ってるのかわからなくなってしまいました。またしても失敗。教訓、お話しはちゃんと考えてからしゃべりましょう。もう一つ教訓、失敗の話の時は話が長いですよね。ここに載せてある内容は要約していますので、実際にはもっとたくさんの言葉をしゃべっています。先日も話しすぎて失敗したばかりなのに、教員という生き物はほっておくといつまでもしゃべるのです。でも長い話に良い話はありません・・・・。


「○○県の○○中学校は素晴らしいチームを作っている。その試合風景は先日君たちに見せたとおりだ。しかし派手に見える彼らの試合を支えているのは地味な毎日の連続だ。全寮制の共同生活で毎日の洗濯など身の回りのことを全部自分でやり、厳しい練習にも耐えながら親元を離れての生活をしている。華々しい結果を残すためには毎日の地味な練習の積み重ねができるということが大切だ。今日の最後のフットワーク練習は顧問とキャプテンの責任で交代の指示が入らず、練習が全体的に散漫になった。顧問もキャプテンもダブルスのことに集中していたので、交代の指示が出ていないことに気付かなかった。指示はなくとも自分たちで練習を交代しながらやった者はいるか?・・(結構いた)・・強くなりたいなら強くなる練習をする必要がある。そういう意識があるものは練習への集中力も高まるだろうし、交代の必要があるなら相談して交代するだろう。今多くの者は勝手に交代するようにしたと言った。指示が出ないからといってただダラダラと練習をしていた者は毎日の積み重ねがないまま、夏をむかえる。そんなことではいけない。水曜日から試験週間になる。今日いい練習ができなかった者は明日と明後日の練習に集中できるようにしなさい。試験週間前にできる限りの練習をしておくという意識で取り組みなさい。そういうことが積み重なっていくのだと思う。





10月17日(金)

本日は1年生外練習、2年生ステージ練習でした。広島研修実行委員会の指導が終わったのは最終下校18分前。実行委員の主力に吹奏楽部員がいます。明日は吹奏楽部定期演奏会。「早く終わって、少しでも練習したいでしょ」と彼女たちに話し、なるべく早く終わるように努力したのですが、議題は山積。結局ギリギリになりました。私が教室を片づけて部活に顔を出したのは最終下校5分前。外練習が終了した1年生がいたので話をしました。続いて2年生に話をするために体育館に入ると、2年生は荷物を抱えて体育館を後にするところでした。「先生集合しますか?」キャプテンが聞きましたが、最終下校直前でほとんど帰り支度ができた状態の2年生を再集合させるのはできないと思い、「もういい早く帰りなさい」と言いました。という訳で今日は1年生向けの話のみです。


「今外周を走ったり筋トレをしたりした。最近取り組んでいる飛びつきには脚力が必要だ。それを意識しながら走っているか?腕立て伏せで鍛えることができる筋肉に胸の筋肉がある。ドライブを打つ時にラケットを引き付ける筋肉だ。それを鍛えて、強いドライブを打つつもりで腕立て伏せをしているか?ただ何となく言われたからトレーニングをしているだけでは強くなれない。常にフットワークやドライブを意識しながら外練習に取り組みなさい。」


念のためお断りですが、明日は練習OFFです。




10月16日(木)

本日は待望の中練習でした。ところが、広島研修実行委員の指導が最高潮に盛り上がり、体育館に行けたのは最終下校の15分後。当然誰もいませんでした。という訳で何も話していません。





10月15日(水)

本日もステージ練習でした。比較的早く部活に出れたので外練習をしている2年生にも話ができました。飛びつきの技術的な面についてたっぷり話をしましたが、明らかにオーバーフローでした。話しすぎて失敗でした。続いてステージ練習をしている1年生に話をしました。反省を元に、たくさん話をしないことにしました。


「今当たり前のようにステージで練習しているが、初めてステージで練習した時は体育館のすべての部活動にステージをかしてもらえるようにお願いして回った。各部活動ともステージを荷物置き場として活用していたところを我慢してもらった。また、防球ネットを支える金属の足はソフトボール部にかしてもらったままずっと使っている。ステージ練習は様々な人にお世話になってできるようになった。感謝の気持ちで練習するようにしなさい。」




10月14日(火)

本日はステージ練習でした。2年生のみの練習でした。広島研修実行委員の指導により最後だけ顔を出すことになってしまいました。やりたいことがたくさんあったのに・・・・でも実行委員の指導にも手を抜くことができませんので、全力投球しました。


「先日の団体戦、○○はセットオールデュースで負けた。最後はマッチポイントを握りながらバックハンドを2本連続ミスした。バックハンドの不安定さには大きな課題があった。セットオールになる前にはレシーブミスやサービスミス、ドライブミスなどもたくさんあった。でもドライブなどは全球入れることは不可能だ。ドライブは確率の問題だ。確率が半分以上で入れば良い。この確立を上げていくことは長い時間練習する必要がある。サービスやレシーブのミスも似たようなところがある。しかし、バックハンドのミスはラバーを扱いきれていないことに原因がある。○○はラバーを変えた。これに慣れるためなら県大会までの2週間は十分な時間がある。他の者も一緒だ。全体的なレベルアップには2週間は短すぎるが、一点のみ鍛えるなら2週間は十分な時間がある。自分の何をどう鍛えればよいのか絞って練習をしよう。」




10月12日(日)

地区予選2日目個人戦でした。シングルスで優勝者が出ました。昨日の反省を活かし、男子チームは必死で?働く姿もわずかながら見られました。


「○○優勝!おめでとう!今日の相手とは県大会でまた対戦する。その時にも同じ結果が出せるように戦術をまとめておこう。団体戦は男女ともにもう少し上の結果が欲しかった。しかしこれは地区予選だ。予選の順位が大切なのではない。県大会での結果が大切だ。県大会までには今週1週間練習できるが、そのあとは試験週間になる。試験週間が明けたら土曜授業や広島研修の準備などで落ち着かない1週間を過ごすことになる。その1週間が終われば県大会だ。県大会に向けて今日と同じ状態で臨んではいけない。技術的にワンランクアップした状態で臨んでほしい。具体的には飛びつきに課題がある人が多かったので飛びつきを鍛えたい。昨日今日の試合でで一気にランクアップした人もいる。たった1日でもランクアップすることは可能なのだ。県大会までには2週間も練習できる。県大会では違う姿を見せられるように頑張ろう。」




10月11日(土)

地区予選でした。準決勝で負け、3位決定でも負けました。様々な反省があり、そんな話を最後にするつもりでした・・・・が!しかし!! 解散直前の我が女子チームが会場整備で働いている最中に、我が男子チームときたら・・・・荷物を抱えてのんびり立っています。一気に疲れが来ました。何とも気がきかないチーム。というわけで最後の話はそれ一色でした。話の内容は個人情報満載の恥ずかしい内容がほとんどなので公開できません。疲れました。朝から夕方までは疲れていませんでしたが、最後の30分で一気に疲れました。はああ・・・・。


「恥ずかしいので非公開です」




10月10日(金)

明日は地区予選です。前日の話をしました。


「明日は頂点に立つ。組み合わせで、どんな相手といつ当たるかは関係ない。どうせ全部勝つのだ。夏勝つチームは秋も勝っている。夏勝つためには秋に勝っておくことが大切だ。だから明日は全部勝つ。公式戦での1戦はどんな練習よりも選手を強くする。だから明日はたくさんの試合をして強くなりたい。明日強くなるためにも決勝戦まで戦いたい。夏勝つために明日は勝つ。明日1日で強くなるために明日は勝つ。頑張っていこう。」




10月9日(木)

本校では試合前1週間の最終下校30分延長が認められています。外練習の部活動が延長申請をし、中練習の部活が延長せずに終わった後の30分を使って、わずかでも中練習をしようとすることがあります。本日は延長しない卓球部が終了した後の30分間を、延長申請したバレー部が貸してくださいと言われていました。普段なら練習後の話をフロアーで行い、解散した後に着替えをさせるが、今日は片付けが終わったら着替えて荷物を持ち、外に集合して話をすることにしました。そうすれば少しでもバレー部が多く練習できるからです。


「バレー部のために今日は早く出た。自分の考えでは試合前30分延長はやらない。なぜなら、試合前こそ、いつも通りを貫くべきだと考えているからだ。試合前にジタバタするのは好きじゃない。だから卓球部の後に、こうやってほかの部が入ってくることが良くある。ただ、最後の話の場所を変えてまで他の部のために場所を提供しようと考えるのは、相手がバレー部だからだ。バレー部は卒業式でも入学式でもよく働く。朝早くから来て準備をよく手伝う。あれだけ人のために頑張る部活動だから応援したくなる。もちろん卓球部の練習時間を削ってまでバレー部に練習場所を提供しようとは思わない。でも、話をする時間を削るくらいのことはしてあげたいと思う。それはさっきも言ったように、バレー部はほかの人のために良く働くからだ。卓球部も人から応援される部活動になってほしい。そのためにもしっかり働きなさい。」





10月8日(水)

水曜日は2年生は外練習、1年生がステージ練習となっています。私は広島研修実行委員の指導のため、最終下校直前になって部活に顔を出しました。2年生は外練習メニューをこなして解散しており、1年生のみ練習を行っていました。ステージ練習では多球練習でワンコースの下回転をドライブすることをひたすらやっています。そんな状態で最後の話を1年生にしました。



「自分のフォームをビデオなどで見たことある人」・・・誰もいない。「他人のフォームならきれいなフォームかどうかわかる。自分のフォームがきれいかどうかは自分でわかりにくい。自分のフォームを自分でチェックしながら練習できたら、上達が早くなる。フォームチェックはスイングの最初と最後を意識すればやりやすい。きれいなフォームとは無駄のないフォームである。ステージ練習では練習内容が単純なため、フォームチェックしやすい。君たちもそんな意識を持って早く上手になりなさい。」





まず知っておいていただきたいことがあります。練習最後の話をする時には男女別々に集合させています。女子の監督はまこと先生だからです。女子に対する話はまこと先生がしています。だから私の話は完全に男子向けです。時に女子にも聞かせたいと思う話もありますが、隣でまこと先生が話されている内容を小耳にはさんでみると、案外その話をしてくださっています。だから完全にお任せしています。また、私が生徒指導や会議で部活動に出れない日は生徒に話をしないので、そもそも更新できません。反対にまこと先生が出れない日は更新しますが、私の話は男女全員に聞かせる話になります。以上のことを知っておいていただき、明日からの話を読んでください。・・・あれ?明日は練習あったっけ?




昨日も話しましたが、いい加減な性格の私です。毎日の日記形式で感じたことを書く、なんてことをしたら絶対に続きません。少し前にマジシャン男さんに「やばいですよ、本当にネタ切れなんですよ」と話したところ「先生は生徒への話が上手だからそれを書いたらいいじゃないですか」と言われました。話が上手かどうかはわかりませんが、それをいただくことにしました。マジシャン男さん、ありがとうございました。部活動の練習がある日は必ず最初か最後に、生徒向けに話をします。その話がどんな話だったかを思い出しながら書き込むことにしました。ということで毎日更新をしないことにしました。練習は毎日やっているわけではありませんから。しかも時には公開できないほど具体的な氏名が登場する話をすることもあります。練習をした日だけ、公開できる内容の時だけ更新します。ご理解ください。










技術指導編





さあ、ついにこの日を迎えました。ネタ切れの日です。今まで、自分の部活動指導に必要な考え方や知識を文章にしてきたつもりです。もし若い先生に私がしてきた部活動指導を伝授するなら、ここが必要だと思っていることをすべて文章化してきたつもりです。そしてこれで免許皆伝です。(大した免許じゃありませんが・・・)昨年の7月から初めて1年とちょっと続きました。完全に毎日更新ではありませんでしたが、ほぼ毎日更新することができました。いい加減な私の性格からすると驚きのことだと思っています。(このあたりの発言から自分に甘い性格が見えますね)さて明日からは・・・・作戦を考え中です・・・・やばいです。どうしましょう・・・。




さて、これで私の1年間の技術指導も区切りがつきました。また、8月からは新しいチームに対する指導が始まりました。早速3年生のチームで得た教訓と反省を活かして練習を組み立ています。まこと先生も1年生の初期指導と女子チームのダブルスの初期指導に全力投球をしています。練習内容は昨年の8月とはかなり違います。毎年選手たちの状況は変わります。そのチームに合うように試行錯誤をしながら練習を考えます。来年の夏は・・・・・決意も新たに頑張ります。




余談ですが、私はどうやら勘違いをしていたようでした。新採用3年目のまこと先生に女子チームを任せていながら、実際には男女どちらのチームも自分が見ているつもりでした。「総監督」とでもいいましょうか?そんな立場のつもりでした。しかし、県大会を戦ってみてやっとわかりました。女子チームは完全にまこと先生のチームでした。私は肩書きのとおり「アドバイザー」以上の存在ではなかったのです。若い先生の予想以上の成長ぶりに胸が熱くなると同時に、面倒を見ているつもりのチームが自分の手を離れたことを実感して、ちょっと寂しい気持ちにもなりました。何はともあれ女子チームの活躍は、まこと先生の指導の賜物だったということです。私は生徒にとってはもちろんのこと、まこと先生にとっても忘れられない瞬間に立ち会っていたのだと思い、また胸が熱くなりました。




県大会当日を迎えました。選手たちはとてもよく頑張りました。特に3年生は私の指示も理解し、試合の展開を変えることもできました。初戦を突破しましたが、次に対戦した強豪私立中学校に敗れました。たった2試合でしたが、全女子部員22人と応援に残った3人の3年生男子は一体感のある、素晴らしい試合をすることができました。「県大会で使うことが想定される戦術」の練習は一定の効果があったと思いました。




以下のような掲示物を元に練習を行います。10分×4セットで課題練習形式です。例えば「ツッツキで粘ってくる相手を想定するからよろしく」などと練習相手にリクエストします。そしてそれに対する対処を練習するのです。生徒たちは勝手に模造紙の表に番号を打ち始めました。そして練習の時には「5番やるからよろしく」などと話していました。(ちなみに5番とは上から5番目に書いてある戦術なので、ツッツキで粘ってくる相手がフォアをつくまで待って攻撃するという内容です)卒業生が練習に来た時にはこの掲示物が気に入ったらしく、「先生これください」と言っていました。「これは女子を想定しているよ。男子の、しかも高校生だったらちょっと違うと思うけど」と説明しましたが、結局彼は模造紙の写真を撮って帰りました。彼らにも同じような戦術について散々話してきたつもりなのに・・・と思いましたが、よく考えれば文字にするのは初めてでした。口頭では何度も言ってきましたが、文字にするとまた違った印象だったのでしょう。ちょっと私の勉強になりました。




必要な力 = サービス力 ・ ツッツキを長く送る力 ・ ナックルサービスからの3球目 ・ 攻撃を左右に打ち分ける力




緊張が止まらないとき


仲間の目を見る。笑顔をつくる。声を出す。「大丈夫」と声に出して自分に言い聞かせる。




相手のサービスが取れないとき


レシーブをあきらめる。自分がサービスで得点すれば五分五分だと開き直る。




相手のサービスが取れないとき


どうしてもわからないサービスは相手コートの真ん中にロビングで返すイメージでとる。どの回転でも真ん中に返せばコートに入る可能性が高い。ミスするくらいならロビングで返球し、相手のスマッシュミスを願ったほうが可能性が高い。




相手のサービスが取れないとき


右横系のサービスはフォア、左横系のサービスはバックでのレシーブがしやすい。




バック粒高、カットマンなどバック主体での選手に対するサービス


意外と単純に切れた下回転サービスに対して弱い。ナックルとの回転差をつけて、効果を上げる。




バック粒高、カットマンなどバック主体での選手に対するサービス


右横回転のロングサービスをフォアミドルに送ると、無理にバックでレシーブしようとし、返球が浮きやすいので3球目攻撃しやすい。




対カットマン


ツッツキをバックに送る。女子のカットマンはバックでの攻撃はほとんどしない。ツッツキが甘くなっても問題ない。チャンスが来るまでミスしない。チャンスボールを左右に打ち分ける。




対カットマン


3球目で決めてしまう。粘らない。




バックに粒高を貼っている選手のバック面に手を焼いた時


バック面にナックルサービスを送り、3球目を強打する。回り込みが主体になるが、バックでのアタックもできる必要がある。




バックに粒高を貼っている選手のバック面に手を焼いた時


フォア側にボールを集め、相手をフォア側に寄せた後、決定打をバックに打つ




どこに返球しても攻撃されるとき


返球のコースは変えているが、長さを変えていない場合が多い。同じコースに長いボールと短いボールの両方を送り、ミスをさせる。特に台上2バウンドしそうなほどの短いボールは効果大。




バックが強い選手にバックで攻撃される時


サービスも含めてフォアを何球かついた後、バックに攻撃または長いツッツキを送る。




自分の攻撃が入らないとき


攻撃の種類を変える。ドライブが入らないならスマッシュ。フォアが入らないならバックなど。




自分の攻撃が入らないとき


相手に攻撃させてブロックで揺さぶる




攻撃してもすべてブロックされるとき


角をねらうイメージで、攻撃を左右に打ち分ける




ツッツキで粘ってくる選手に攻撃を仕掛けたいとき


ツッツキに横回転を入れて、ボールを浮かせ、攻撃する。




ツッツキで粘ってくる選手に攻撃を仕掛けたいとき


フォア側にツッツキが来るまで粘り、フォアに来たらドライブをかける。ブロックされたボールを強打する。




ツッツキで粘ってくる選手に攻撃を仕掛けたいとき


回り込んでループドライブを打つ。ドライブの後はすばやくフォア側に戻る。




ツッツキで粘ってくる選手に攻撃を仕掛けたいとき


ナックルサービスに長短をつけてゆさぶり、3球目攻撃をする。サービスはフォア側とバック側両方に出すが、フォア側が中心が良い




フォアでスマッシュ系の攻撃を仕掛けてくる選手に攻撃をミスさせたいとき


ツッツキを長く送る(スマッシュは長いツッツキを打つことが難しい)




フォアが強い選手にフォアを使わせたくないとき


バックを執拗にねらう。(サービスやレシーブも)




「県大会で使うことが想定される戦術」と題して大きな模造紙に表を作成しました。それを目標が貼ってあるホワイトボードに張り付けました。地区大会での反省を元に県大会でも遭遇しそうな場面や相手を想像して、その時に私がおそらく出すであろう指示を書き上げたものです。この時の想定は”女子”の”県大会ベスト16程度”のチームです。県大会8以上のチームや男子では指示する内容が変わってくると思いますが、うちの女子の現状に合わせるとそうなりました。次からそれを一つ一つ紹介します。




そこで次の練習を私が出す指示に慣れさせることを目的に作りました。なんだかまこと先生には申し訳ないような練習目的ですが、選手にとってマイナスにはならないので理解していただきました。




例えばコースをねらう指示を出します。出来ません。3球目を打つ指示を出します。出来ません。どうやらまこと先生の指示と私の指示は違うようです。選手たちは私の指示通りに試合を進めることに慣れていないのです。どうせ私は県大会では女子チームのアドバイザーという立場で指示を出すことになります。県大会までに私の指示で動けるようにしておくほうが結果を残しやすいと思いました。




さて、男子は敗退しましたが女子は残っています。気持ちを切り替えて女子の県大会に向けての強化を行わなければいけません。実はまこと先生の体調不良により、私は地区大会で女子のベンチにも入りました。練習は男女ともに見ていますが、試合では女子の監督をすることがほとんどありませんでした。久々に女子の監督をしてみて一つのことを感じました。




以下のように基本練習を中心としたことの成果を生かしつつ、さらに上の結果を求めるためには試合数の確保が必要ということではないかと思います。必要な時期に必要な量の試合数を確保すればこのチームはもう少し伸びたのではないかということです。新チームへの課題としたいと思います。




次にレシーブ力です。多様性のあるサービス練習をしていなかったことが原因かもしれませんが、地区予選では相手のサービスに手を焼く姿を多く見ることになってしまいました。練習内容というよりも試合数の問題かもしれません。秋からの一年間で団体戦での試合数は100試合あまりしか経験させていませんでした。一人一人の個人戦の試合数は正確に把握していませんが、たぶん団体戦と合わせても200そこそこくらいかと思います。勝てていた時のチームと比べると少ない数でした。




課題もあります。夏季大会を戦ってみて、特に男子について感じたこと。先に攻める力が足りないこと。丁寧にしろといえば丁寧にできるが、チャンスを待っている間に攻められてしまうのです。結局無謀にも難しい球を攻めてしまうという場面が見られました。冬の間の練習が春と初夏の間に一気に仕上がり、基本の上に成り立つ積極的な攻める姿勢を作り出す。それが理想ですが、はっきり言って時間が足りませんでした。




この冬は幽霊部員になりそうな子が何人か出たものの、全員踏みとどまりました。たまたまそういう子たちが集まった集団だったのかもしれません。しかし、毎日自分の練習の成果を振り返ることにより、上達しているという実感を感じることができ、モチベーションを維持したのかもしれません。まあ成果といってよいかなと思います。




まず第一に練習メニューとしては本当に基本中の基本に絞り切ったことにより、個々の生徒の伸びが目に見える形で得られたということが成果でした。しかし、それは他のチームよりも大きな伸びを示すことにはつながらず、結果的には相対的にポジションを変えるまでは至りませんでした。




残念ながら男子が地区予選で敗退しました。女子はかろうじて県大会に残りました。秋季大会と比べて夏季大会は県大会への出場枠が増えています。それを考えると結果として、地区内での我がチームのポジションは、秋季大会のころとあまり変わっていないということになりました。今年の練習メニューをしたからと言って相対的に他のチームよりも上に立つことができたという訳ではないようでした。しかし、少なくとも相対的に下がったわけではありません。1年間の活動に関しての成果と課題を吟味することが必要となりました。




6月に入りました。予選会がスタートしました。練習は大きく変えませんでした。女子を中心にだんだん生徒が緊張していく様子が見られました。あえて練習に大きな変化を持たせず、いつも通りを貫こうと思っていました。




残念ながら今回のダブルスの強化には課題が残ったと思います。秋季大会のころは男女の実力差をあまり感じませんでしたので、同じメニューでよかったのです。しかし、夏季大会のころはそれぞれの課題が違いました。男子ダブルスは先に攻める力を必要とし、女子ダブルスはチャンスが来るまで粘る力を必要としていたのです。同じメニューでお互いに練習させたのは良くなかったかもしれません。




男女のダブルスには課題練習の時間を使って、ダブルスの基本練習をさせました。1球練習で男女ダブルス同士を打たせました。5分ごとに区切ってフォアワンコースのツッツキ、バックワンコースのツッツキ、フォアバック2球ずつのツッツキ、コースランダムのツッツキ、サービス3球目を4人分で合計40分間です。




よく見ているとほとんどがサービスからの3球目をしています。もっとよく見ていると、練習課題がはっきりしていない、または練習相手と打ち合わせできていない生徒がたくさんいました。これではだめです。集めて話をしましたが、自分の中では十分な状態とは思っていません。個別にアドバイスをしました。




さて、2,3年生の練習に戻ります。2,3年生にとっては最後の課題練習が唯一自分のためだけの時間になります。だからこそ課題をフリーにしました。6月からの予選で満足いく戦いをするためには満足いく練習をする必要がある。統一の課題を与えていく今までの方法では本当に仕上げておきたい技術が、練習できないままになる生徒が多数発生する。たった40分であるからこそ、各自で考えさせることにしました。




まこと先生が1年生にどんな練習をさせていたのかすべては把握していません。昨年もそうでしたが、1年生の初期設定はまこと先生にお任せしています。主に一人多球練習で複数の打ち方を体験させるようにされていました。昨年は私と相談をしながらの初期設定でしたが、今年はどんどんオリジナル練習を考えられています。私は完全にノータッチです。新卒新採用3年目の春、自分のそのころは部活動の中で、こんなに頼れる存在ではなかったなあ・・・若い人ってすごいです。




次の練習では2,3年生と1年生を分離します。2,3年生には課題フリーの課題練習を10分4セットで主に1球練習でさせます。1年生は全員を4台に押し込みます。まこと先生主導での練習を行っていただきました。




次の練習は2,3年生が1年生とフォアうちを続ける練習です。20分間としました。たまたま2,3年生の数と1年生の数がほぼ同数です。2,3年生には一人ずつ連れて行って、打ってあげなさいと言います。目標は100回連続ラリーです。5月中に100往復をクリアした1年生は、正確に覚えていないのですが、半分にとどかないくらいだったと思います。




多球練習は一人1分間です。4人組なら4分に1回しか自分の番が回ってきません。明らかに4月までよりも練習時間は減りますが、2,3年生に対してそのことはずいぶん前から覚悟させていますので問題ありません。







ご無沙汰しておりました。明日から再開します。






今日からお盆休みをいただきます。出かける関係で、1週間ほど更新をお休みします。








2,3年生2人と1年生2人で4人組を作ります。多球練習で2,3年生はフットワーク練習をさせます。1年生はワンコースのフォアハンドをさせます。2,3年生を2人組にしておけば、お互いの練習の時には球を出しあうことができます。2,3年生の練習の質を下げずに1年生の初期設定もできるという仕組みです。




5月になり、ついに新入生が入部してきました。男子26名、女子8名と男女とも十分な数の新入生を迎えることができました。2,3年生合わせて33人だったので、部員数が2倍に膨れ上がったことになります。一学年30人集めよ!との指令を出していたので、まずまずかなと思いました。




次は1球練習でバック対バックを9本つづけ、最後の1球をストレートに置いたラバークリーナーに当てる練習です。橋津先生に紹介していただき、フォアハンドで練習していたものをバックバージョンにアレンジしました。この展開は試合で意外と多いのでいい練習になったと思います。







次の練習は多球練習で下回転からのバックハンドを振る練習です。ただひたすらワンコースでバックハンドを振る感覚を覚えました。2月にやっていたものと同じです。





自分が出せるサービスはどんな動きをしたら、どんな回転がかかるのか想像できるけど、未知のサービスは想像すらできない。未知のサービスを夏の大会で使われたら、後悔しても後悔しきれないぞ。と話しておきました。





できないサービスはレシーブできないからです。生徒には試合で使わなくてもすべての種類のサービスを出せるようになっておく必要がある。自分が出せるサービスは相手から出されてもレシーブできるが、自分が出せないサービスはレシーブできないからだ、と説明しています。





そのサービスを最低でも校内戦、できれば対外試合で使えるようになったら○を●に変えさせます。誰のサービス力が高いのか一目瞭然です。ちなみに試合では絶対にしゃがみ込みサービスや左横サービスを使わないような子もいますが、できるけど使わないのと、できないから使わないのとでは大違いです。





模造紙にサービス練習の成果を記録させることにしました。右横、左横、バック、しゃがみのサービスそれぞれに横回転系と下回転系、コースはクロスとストレート合計16種類のサービスについて記入欄を設けます。練習でラバークリーナーに当てることができたら○をつけます。





まずはじめは3月と同じくサービス練習を40分やります。速いサービスとラバークリーナーを使っての練習です。サービスは依然として重要性が高いので引き続き練習することにしました。





今まで我がチームではほとんどバックを強化せず、主にフォアハンドに注目しての練習をしてきました。時間との戦いの中で、重要性を理解しながらも取捨選択により、後回しにしてきたのです。でも、最後の最後でバックハンドを練習の主役にすることにしました。





4月のテーマは引き続きの「サービス」と「バックハンド」です。バックハンドはとても重要です。試合では相手からのサービスのほとんどはバック側に来ますし、つなぎのボールもバックに送られることが多いです。バックの技術は試合の主導権を握る重要なものだと思います。





始業式を迎え、4月の練習をすることにしました。5月は修学旅行など各学年の行事で練習できない。新入生が本格的に練習開始になるので自分の練習に集中できない。そして後半はテスト週間。6月は予選が始まる。つまり、技術を伸ばすための時間を取れるのは4月が最後の月です。最後のテーマを決めることにしました。





4月初めの職員会議や学年会の嵐の中、生徒たちにとって練習時間は確保できるが、顧問がつかないことが多い時期が続きました。意識の話をたくさんしました。





次の練習は・・・・・あれ?なんだっけ?またしても忘れてしまいました。いい加減ですね、私って・・・・。





2本ずつでレシーバーを交代させるのは、試合では2本ずつでサービスチェンジだからです。





同じ回転を同じコースに出しても対戦相手によって、返球されやすいコースが違います。対戦相手の返球の癖が読めなければ試合では不利になります。3人組を作る理由はそこにあります。同じサービスを出した時、人によって返し方が違うことを毎日体験させたいという狙いです。





この練習では目的をはっきりさせないと、ただの雑な時間になってしまいます。最大の目的は、サービスからの返球特性を自らが把握することです。ついでに言えばチーム全体が練習しているロング系サービスに対してのレシーブ力を強化することもできます。





3人組を作ります。5分を1セットとします。一人がサービスを出します。一人がレシーブをします。もちろん3球目を攻撃させます。2本サービスを出したら、待機しているもう一人にレシーブを交代させます。5分経ったらサーバーが交代します。サービスを一人2セットずつ行うと、3人×5分×2セット=30分です。いつもの40分よりかは短いですが、これを次の練習としました。





サービスはそれ単品では威力を発揮しません。必ず3球目とセットでなくてはなりません。自分の新しいサービスが相手にレシーブされた時の回転やコースがどういう特性なのかを知っていなければ役に立たないのです。そこで次の練習はロング系サービスからの3球目練習です。





卒業式が終わりました。やっと練習が本格的に再開されます。テーマは「サービス」です。最初は多球で各自サービス練習です。ここでも練習は40分単位です。40分の中を2つに割って、最初の20分はとにかく速いロング系サービスを出させます。右横、バック、しゃがみ、思い思いのサービスを練習させました。次の20分でクロスとストレートにラバークリーナーを置いてそれに当てる練習をします。





体育館は相変わらずシートに覆われています。でもよく見ると来賓席のあたりが机もなく、椅子もない空間として大きく空いていました。ここのシートをちょっとめくって卓球台を出し、後で片づけたら練習ができるかも・・・ということで早速シートをめくっていたら、前日準備の前にいったんすべてを片付けることになったらしく、2年団の教員がバレー部を伴ってやってきました。ラッキー!体育館を片付けたら練習できるじゃないですか!卓球部も大喜びで片づけを手伝います。そしてめでたくフロアーを反面ゲットして練習できました。





理科室には他にも良いものがあります。1mのさし、板切れなどです。机の手前の部分にならべて、第一バウンドをなるべく体の近くにすることを意識させます。3時間ほど、ただひたすら理科室でのサービス練習でした。途中で飽きるかなと思いましたが、意外と集中力高く練習をしていました。この1日の練習で明らかにロング系サービスに目覚めた子が何人かいました。





理科室の机めがけてサービスを出します。”打球の強さ”を第一の狙いとしているので、正確に入れることを全く考慮せず、とにかく遠くまで飛ばしなさいと指示します。具体的には「三つ向こうの机に届くように打ちなさい」という言い方です。理科室の机は大きいですから、私がやっても三つ向こうの机にはなかなか届きません。





ちょうど3月は卒業式前の体育館使用不可の時期が長いです。担当教科の強みを生かし、理科室に全員集合させました。そこでサービス練習です。





県大会にもろくに出場できない子にとって、ロング系のサービスを出すために必要なことは、第一に”打球の強さ”です。速いサービスを出しなさいと言っても”できない”のです。





中途半端に長いサービスはただのカモですが、思い切って長いサービスは前述の通り、使いようによってはかなり上のレベルまで通用します。





以前、県大会シングルスベスト8の選手に我がチームの選手が初めて当たりました。夏の総体の団体戦でした。その時はセットオールで負けました。その時に最も有効で多用したのも右横ロングサービスを左右に出すというものでした。もちろん、相手も弱いわけではありませんから、サービスエースをねらえるわけではありません。右横ロングサービスを出した後のラリーでポイントしていったためにラリーの主導権を握らせないためにレシーブを無理しようとした、その結果右横ロングサービスに最も手を焼いていたという状態でした。





つまりロング系横回転サービスです。ロング系サービスを出すとレシーブからやられてしまうのは県大会出場後のレベルです。出場までを考えたらロング系の横回転サービスが圧倒的に有効です。





サービスと言っても様々なサービスがあります。我がチームでは何しろ県大会を経験していません。まず県大会出場レベルで通用するサービスを優先させることにしました。





3月に入ってついに大テーマである感覚練習を変更することにしました。次の大テーマはサービスにしました。2月に行った練習試合で、フォアのラリー能力に十分な成果が見られた反面、サービスレシーブが貧弱であることが露呈しました。というより、今まであらゆる意味で能力が低かったチームにラリーの能力がついたというべきかもしれません。サービスレシーブの能力は強化していないので貧弱であるのは自然なことだといえます。





ある程度カットができるようになったら、卒業生相手に1球練習で前後フットワークをさせました。(何故か土日のたびにうまい具合に卒業生の誰かが来てくれる幸運に恵まれました。)1年生も2年生も、男子も女子もカットマンはすべて同じように練習させました。この期間でカットマンは明らかにレベルアップしたと思います。こちらもこの期間でグッとレベルアップさせようと考えていたので良かったです。





カットに対してはシンプルな練習を行いました。ツッツキとドライブを交互に送る前後のフットワークの練習です。ただし、ドライブはできるだけ強打をしました。





多球練習の時間にはカットマンを抜いて、特別練習をさせました。送球者は私、または時々応援に来てくれる卒業生にして、カットの多球練習を行いました。





あれ?もう一つ何かしたはずですが・・・・なんだったっけ?今のところ思い出せないのですが、あと一つで2月の練習メニューとなったはずです・・・。テキトーですみません。





※続きの話です


そこで多球練習でバックハンドを振る練習をしました。下回転の送球に対してバックドライブを打つ練習です。シンプルにワンコースでひたすら同じことをするようにさせました。





すみません。更新を休んでいました。休むつもりだったのではないのですが、この週末はパソコンを開くたびにカデットのWEB申し込みを作ることに熱中していました。本年度は例年と違い、1部カデットダブルス予選も同時に開催されます。WEB申し込みは例年のものが使えず、新たに作りました。I先生に新しく教えていただいたphpで作ろうかと思って、しばらく頑張ったのですが、完成には最低でもあと一週間必要だと悟り、今まで通りperlを使って作りました。それでも丸一日以上かかりました。(簡単なミスに気づかず、前に進めないまま悩んでいた時間がほとんどでしたが・・・・) とにかく目が疲れました。しみじみ思いました。システムエンジニアの人って大変ですね・・・・・。皆さん、早めの申し込みをお願いします。





いくつかの試合でフォアの能力に対する成果は十分に感じられましたが、バックハンドとサービスに関しては課題が多く残っていることがわかりました。練習していないのですから当然といえるのですが、やはり気になりました。





相変わらず大きな模造紙に全部員の名前が入った表があります。ラバークリーナーに10本目が当たったら☆を記入させることにしました。





まだツッツキが終わらない子がたくさんいました。でも向こうのほうでは10本ドライブを楽しそうにやっている姿が見えます。これでついに火がつきました。間もなくして全員がツッツキ1000本をクリアしました。





2月に入って次の課題に入りました。1000回ラリーを終えることにしました。そのかわり、橋津先生に教えてもらった、50本ドライブを打って最後にペットボトルにあてる練習をすることにしました。ただし、我がチームで50本のドライブは厳しいので10本にしました。ペットボトルが手元にないのでラバークリーナーを置かせました。





以上の3つで1月の練習メニューが出来上がりました。1か月間辛抱してつづけました。





ワンコースの切り替え練習は感覚練習のテーマにはそぐわないものだなと感じていました。しかし、ツッツキ1000回でストレスをためて、"気をつけ"のドライブ練習でいつもと違う打ち方にストレスをためた生徒たちにとっては楽しい練習ということになりました。





次に多球練習でワンコースに送った上回転ボールをフォア、バックの切り替えをしながら打つ練習をしました。12月と1月の2か月間は感覚練習をテーマにしています。そのため、動かずに打球する練習ばかりしました。足を動かす練習を少し混ぜたいと思ってこの練習を加えました。





12月末、橋津先生の講習会に参加してきました。その時に紹介されたドライブのフォーム矯正方法に足を引き付けてドライブを打ち、最後に"気をつけ"をする。というのがありました。早速取り入れることにしました。多球練習で下回転を送り、"気をつけ"をフィニッシュにしてドライブさせます。カットマンにも"気をつけ"をするカットをさせました。





もちろんここでも簡単に1000回行く子が出てきます。その子には次の課題として、バックツッツキで1000回、バックフォア切り替えで1000回、フォア右足前、フォア左足前、バック右足前、バック左足前の連続で1000回という課題を与えました。次のステップに進む子がいなかったので、与えた課題はここまででした。





1月になり、次のテーマを”ツッツキ”としました。まずはツッツキを1000回続けさせます。ちなみにフォア打ちが1000回続いていない子も何人かいました。その子たちはツッツキをさせてやりません。1000回行くまででフォア打ちをしていなさいと言いました。今までのんびりしていた子は焦り始めます。目の色変えてフォア打ち1000回をクリアしようとします。何人かは私が手伝って1000本行かせた子もいますが、全員自分たちの力で1000本クリアしました。





12月は山陽新聞社杯がありました。全員参加できる試合です。生徒にはこう話しました。うちの練習は今フォアしかしていない。だからサービスが良いとか、バックを打つとかをこの試合では全く求めていない。とにかくフォアの決定率が上がっているかどうかを試してきなさい。これは団体メンバーだけが参加するほかの試合でも同じことを言いました。試合を見ているとやっぱりサービス力や台上の能力、フォアの強打の能力に気を取られてしまいますが、グッとこらえてフォアを安定していれる能力だけを評価の対象にしました。





以上3つの練習により40分×3=120分 間の休憩が10分×2 つまり140分の時間を必要とします。本校が確保できる最長の練習時間は3時間(準備片づけ着替えウォーミングアップを含む)なので、これでちょうどです。という訳で12月は1か月間これを繰り返しました。





もう一ついいものがありました。卓球倉庫にサポートが入っていた段ボールの箱がありました。ちょうどラケットと似たサイズで手頃です。これも持ち出します。使わせます。この練習の時には体育館に「ポンッ!」という乾いた大きな音があちこちから響く、変な練習でした。しかし、これが後に「箱打ち」と呼ばれて、生徒に対する技術解説の時に役に立つことになりました。





周りを見回すといいものがありました。ラケットケースの間仕切り板(白いプラスチック製のもの)がラケットに見えてきました。板を生徒に渡し、これで打ちなさいと言います。全く入りません。私が打って見せます。下回転のボールをまるでドライブを打ったかのように返球して見せます。生徒の目の色が変わり、板と格闘し始めます。面白い練習でした。





意味が分かっていない生徒にはラケットを変えさせます。体育のラケットの中でも特にラバーがつるつるになっているものを使わせます。これでラバーの摩擦力に頼ることができません。ラバーをはいで木べらで打つたせた子もいました。





下回転に対して回転をかけず、面を作ってフォアで返球させます。カットや粒高と対戦した時や、強いツッツキをドライブするときにはラバーの摩擦力に頼ってのドライブでは対処できないことがあります。ところが、初心者級の生徒にとっては面を作って下回転を返球するということが理解できないのです。





次の練習は多球練習で送球者から送られる下回転をフォアで打つ練習です。ただし、ドライブをさせません。ここでもテーマは「感覚練習」です。





生徒は1000回ラリーでストレスがたまっています。次の練習をスマッシュ練習にすることで練習にメリハリがつきます。しかもストライクゾーンで強打する練習がしっかりできます。





バック側のサイドに体を置き、一人多球練習でスマッシュをストレートに打たせます。サイドに体を置き、ストレートに打つのは前述した、打球点を体の正面にするためです。選手の中には全力のスマッシュが普通の人のフォアうち程度の子がいます。全力の意味を知らないだけです。指導すると強い球は打てます。





I先生から一人多球練習の話を聞いていない方のために解説します。そもそも一人多球練習は自分で球をもって、自コートにバウンドさせ、それを打つものです。多球練習の送球者が行う動作と同じです。その形のまま飛びつきをしたり、回り込みやバックハンド強打をさせたりする練習です。自分で球を出すのでストライクゾーンで打球することができるようになります。





確認しますが、冬の大テーマは「感覚練習」です。たくさん打って面を作る感覚を覚えることも大切ですが、強打する感覚も大切です。そこで一人多球練習の課題はスマッシュにしました。





練習初めの40分間で1000回フォアうちをしたら次は多球練習を行いました。I先生に教えてもらった練習方法で「一人多球練習」をしました。昨年のの備前西地区指導者講習会でも紹介されていたものです。ここでも本校独自にアレンジしました。





心配無用でした。お近くの先生方は本校の生徒を見ることがあると思いますが、スタンスが極端にフォアハンド用になっていることはないですよね。そうしようと思ってもなかなかなることはないようです。試合のほとんどはバックハンドから始まりますから、フォアしか打てない形は選手にとっても困るようです。





球が飛んでくる方向に対してスタンスを平行にすると体の側面で打球することが不可能になります。昔ながらのペンドライブの選手が左足を大きく前に出して構えるのと同じ形です。フォアしか打てません。バックへの切り替えができないスタンスです。この癖がついたら後でめんどくさいことになるなと心配しましたが、あえて要求しました。





大切なことを言い忘れていました。ただ1000回続けるだけではなく一つだけ負荷を与えていました。本校の生徒は打球点が体の側面になる傾向がありました。それを修正したかったのです。体の正面で打球せざるを得ない状況でフォアうちをさせました。





まずはバックハンドで1000回、次にバックフォア交互で1000回、オールフォア左右フットワークで1000回です。1か月間の期限切れまでに左右フットワークまで完了させたのは誰もいなかったので与えた課題はここまででした。





さすがの我がチームにも1000回簡単に行ってしまう子の一人や二人はいます。でも全く行きそうにない子が大半でした。1000回続きましたという報告を受けたら次の課題を与えました。与えた順番は次の通りです。





何よりも顧問が全体の状況を判断しやすくなります。誰がどのくらいまで行っているのか表を見れば把握できます。ついでに練習を欠席した子はその日の記入欄が空欄になりますから、出席簿の代わりにもなります。まあそれはどうでもいいですが・・・。





意外な子(校内でも下手な方の子)が700回で惜しくもミスしたということが出てきます。紙に記録します。周りの子が見ます。「やばい!自分は300回しか行かなかった!」ものすごい刺激を受けます。





最高記録を記入するといいことがたくさんあります。まず、続ける練習をするとランキングの低い子ほど、どうせ自分は続かないという思いから、真面目に回数を数えないという傾向があります。100も続かないようでは数えても無駄だからです。でも最後に書かなくてはなりませんから、ちゃんと数えます。





1000回連続続けさせる練習の制限時間は40分です。我がチームの練習はいつも40分単位でやっているので、40分やって続かなかったらまた明日、というシステムです。そして模造紙に表を作って全員の名前を入れてやります。その日の最高記録を記入して休憩に入るようにさせました。





1000回連続のメリットのもう一つは時間の問題です。1000回完了するためには20分〜30分かかります。その間ずっと集中していなくてはなりません。よく考えるとその時間は1試合分の時間です。20分〜30分間集中できないというのは1試合分集中できないということになるのです。当然の要求と考えてよいと思います。





1000回打ってみると違う世界が見えてきました。驚きでした。884先生が1000回を要求する理由がわかりました。100回連続うちは「瞬発力」ですが1000回連続打ちは「持久力」です。1000回も続けさせるとフォームが崩れるという話がありますが、明らかに”面”が安定します。100回連続を10回続けるのとは全く違う世界でした。





実は続ける練習は100回続けばよい、1000回もするのは練習時間に余裕がない我がチームには適さないというのが今までの一貫した考え方でした。だから、1000回を要求するのは初めてでした。





本校では続ける練習を採用しました。しかもフォアハンドに絞り込みました。つまりただのフォア打ちです。1000回続けましょう、続けるまでやりましょう。ということにしました。





球を拾う時間を削るには多球練習か続ける練習かのどちらかが適しています。どうしようか悩みました。





球を打つ回数を確保するには練習時間の確保が手っ取り早いですが、そんなこといまさら言っても仕方ありません。練習できる時間は決まっています。そこで練習中の無駄な時間=球を拾う時間を削ることが必要になります。1球練習で球を打っている時間と拾っている時間を比べたことがあります。打っている時間:拾っている時間が1:2でした。3時間練習してもそのうち2時間は球を拾っていることになります。無駄が多いです。





ある意味誰も強くないというのは均一で指導しやすい状況でした。そこで当面のテーマを「感覚練習」としました。周りから見ていると完全にとらえたと見える球を、いとも簡単にミスするようなプレーがたくさん見られました。球を打つ感覚が足りない。つまり球を打つ回数が絶対的に足りていないと思ったからです。





まず我がチームは技術的に高い選手がいないことが特徴でした。以前は技術の高い選手が数人〜1チーム分ほどおり、その子たちを伸ばすことを主眼に置いて練習をしていました。その結果、技術の低い子には難しいことを要求する練習内容になっていました。夏になるころには校内の技術格差がより大きくなるという悩みがありました。





まこと先生の練習メニューをこなしながらもいろいろ考えました。次は何をしよう・・・まこと先生は3年団のため、これから忙しくなる。12月からはなかなか部活のことに気が回らないだろう。どうやったらこの子たちは強くなるだろうか・・・。





11月の練習は同僚のまこと先生に託してみました。いろいろ考えてくださいました。その内容についてはまこと先生がそのうち語ってくれるのではないかと思います。期待しています。





地区予選敗退により県大会に出場できないことが決定しました。自分のチームのこれからを考えなくてはなりません。試験週間に入っているので練習ができない分、いろいろ考えることができました。





10月は秋の地区予選の月です。試合をしながら9月と同じテーマで練習を行いました。と言っても9月は体育大会のため十分な指導がしきれずに終わっているのでテーマを変えるほど成果が見られず、地区予選が終わると試験週間に入るので、10月は半月分しかないと考えたのでテーマを変えませんでした。





3球目練習の他には試合前なのでエレベーター形式の試合練習を少し多めの時間とりました。後は何をしたか覚えていません。ダブルスのことしか考えていなかったですから・・・。





1球練習で3球目を打たせます。校内ランキングが低い生徒はレシーバーに返球コースを限定させて、ランキングが高い生徒は返球コースをランダムにして3球目を打ちます。10本連続で3球目が成功したら1セットとします。この時、最終的に得点できたかどうかは考慮しませんでした。得点するためには強い3球目が必要になりますが、「3球目の安定」のためには強く打つよりも入れることが重視されるからです。





そこで各月の練習テーマを設定しています。秋の大会前、私がダブルスの初期設定に必死になっていた9月のテーマは「3球目の安定」でした。





私のチームには練習メニューを1か月単位で考えるのが最適です。1週間単位でメニューを与えて、どんどんレベルアップさせるのが理想だと思いますが、以前1週間単位でメニューを変えた結果、全く技術が定着できずに終わり、最終的には伸びなかった経験があります。本校の練習時間を考えると1か月ないと技術が定着しないことがわかりました。





時間感覚がわからなくなってしまうと思いますがダブルスの初期設定は1週間〜2週間です。9月の中ごろに行いました。私はほぼ毎日部活に行くとダブルスばかり指導しました。





ここまでできれば後は実戦経験が多いほうが強くなります。秋の大会まではあまり時間が残されていないので練習試合はたくさんできません。校内でシングルス相手に試合させたり、ダブルスを臨時で作って試合させたりします。今回は男女で戦わせることもありました。





3球目練習をしていると大体同じ結論にたどり着きます。いつも生徒が使っているエースサービスはかなりの割合で横回転が入っています。パートナーが横回転が入ったサービスを出すと、3球目を打つどころかツッツキをするのも難しくなります。そうなるとサービスエースをねらうだけになります。だから秋の大会の前にはサービスは縦回転系にしておこう、そのあとツッツキやドライブが打ちやすいから、という話に落ち着きます。





校内ランクが高い生徒を一人、ダブルスの練習相手につけて3球目練習を行います。特に横回転が入ったサービスをパートナーが出した時、3球目を打つ練習をしておかないと試合で困ってしまいます。5分〜10分ごとにサーバーを交代しながらお互いのサービスの回転特性を頭に叩き込ませます。





次にサービスレシーブです。パートナーが打ったサービスを3球目で打つのはとても難しいことです。まずはパートナーがどんな回転のサービスを打ったのかがわからなければ打球できません。ですから、休み時間などを利用してお互いのサービスを取りあうように指示します。





フォア側のブロックとバック側のブロックを両方練習させます。ここまで男女とも全く同じメニューで練習を行いました。





ブロック練習を行います。ドライブの球を送るのがつかれるので、今回の私は楽をしました。本校にはマシンがあるのでマシンにドライブを打たせて、それをぐるぐる回りながらブロックさせました。ブロック練習なのでマシンの球速は最速に合わせて行いました。





多球練習である程度できるようになったら私が練習相手になって一球練習を行います。全球ツッツキでフォア側ワンコースに始まり、バック、2球ずつ、ランダムまで行います。





少なくとも秋の大会の段階ではダブルスに3球目攻撃を要求しません。必要なのはツッツキとブロックだと言い聞かせます。ですから、前述の練習のうちツッツキによる多球練習をもっとも重視して行います。





次は送球の球種を下回転にして選手にはツッツキをさせます。フォア側ワンコースに始まり、バック、2球ずつ、ランダムと同じように練習します。





2球ずつの送球に対してスムーズに打球できるようになったら、フォアバックランダムの送球を行います。ランダムにしはじめたときには選手同士がぶつかることが多いですが、だんだん慣れてきます。





フォアとバック両方できるようになったらフォア2球、バック2球の送球に変えます。2球ずつ送れば一人がフォアとバックを1球ずつ打球する形になります。この時の回転はフォア側で右回り、バック側で左回りになりますが、慣れるまでこれがうまくいきません。時間がかかります。





ある程度できるようになったらコースをバックに変えます。動きは同じですが回転方向が上から見て左回りになります。はじめのうちはフォア側の癖がでて右回りをしようとすることが多いですが、慣れるまでひたすら続けます。





打ったら下がる。パートナーが打ったら前に出る。そしてまた打ったら下がる。これを繰り返すと2人がぐるぐる回る動きになります。かなりの時間この動きだけを多球練習で行います。





フォア打ち程度のスピードで球を送り、フォア側ワンコースで打球させます。ポイントは打ったら下がること、下がる方向は「真後ろ」であるということです。パートナーからすれば、必ず後ろに下がってくれればぶつからないように予測して移動できます。斜め右に行くのか斜め左に行くのか予測がつかないようでは試合中にお互いがぶつかってしまいます。





初期設定は多球練習で行います。私は右利き同士を組ませるときには必ず回転させます。まずはその動き方を徹底的に仕込みます。





前述した、最適の組み合わせのダブルスは男子の場合、校内ランキングで2番と6番の選手、女子の場合4番と5番の選手だということになりました。組み合わせが決まったら初期設定です。





我がチームでは試行錯誤の結果、右利きの攻撃同士で組み合わせると比較的結果を残せることがわかりました。右利きの攻撃同士の組み合わせは最終手段です。プレー領域が重なってしまうからです。しかし、どうもこの組み合わせが最適のようです。たまたま、男子も女子も同じように右の攻撃同士になってしまいました。





攻撃同士の組み合わせでも前陣型の選手と中陣型の選手の組み合わせは悪くありません。プレー領域が重ならないからです。





粒高とカットの組み合わせは相性が良いです。カットが送った下回転を相手がツッツキすれば粒高の選手がプッシュで攻撃できるからです。しかもカットは中陣から後陣でプレーするのに対して粒高は前陣でプレーします。プレー領域が重ならず、理想的です。





粒高やカットの選手を絡めることができないか試します。各チームのエース級ならともかくダブルスに出る選手はチームの中堅選手です。そういう選手はドライブがしっかりできない場合があります。そんな時には攻撃同士で組んだダブルスよりも変則型が入ったほうが有利に戦えます。





次にバックハンド主戦の選手を候補に入れます。攻撃型だけどバックハンドが得意とか、ペン粒高やカットマンのように元々バック主戦で戦うタイプの選手とかです。右利きの攻撃型との組み合わせをすれば、バック主戦の選手がまるで左利きの選手のようなポジションになります。





選手の特徴も考えます。左利きの選手がいたら迷わずダブルス候補になります。大した初期設定をしなくても右と左の組み合わせで作るダブルスは明らかに強くなりやすいからです。





やはりエースはダブルスに使いません。2番以降の選手を使って最適な組み合わせをさがします。まず試すのは3,4番手のダブルスです。最もオーソドックスな形になると思います。





ダブルスを組んでみたら最初は全く勝てなかったけど最後はものすごく強くなった、ということはほとんどありません。強くなるダブルスというのはダブルスの初期設定をする前から、ある程度の結果を残せるのです。





私の教員としての師匠がこんなことを言われていました。「できるやつは最初からできる!」これは卓球とは全く無関係で、できる教員は若いうちからできている、いつかできるようになると思うな!という内容でよく話していただいた言葉です。これは卓球にも当てはまります。言い換えると「強いダブルスは最初から強い」です。





まず新チームがスタートして最初に考えるのはダブルスの組み合わせです。夏休みから9月にかけての練習試合で様々な組み合わせのダブルスを試します。





我がチームの練習方法は毎年変わります。同じものはありません。その年ごとにチームの状況も変わるし、新しい練習方法を仕入れてくることもしばしばです。ですから、現在のチームに対してどんな指導をしてきたのかをお話ししたいと思います。





私は今まで意図的に避けてきた話題があります。それは技術指導に関する話題です。なぜなら、我がチームはこの秋の大会で男女とも県大会出場を逃しました。その前のチームもいまいち戦績はふるいませんでした。勝てないチームの練習は何の参考にもならないと思っているので、技術指導に関する話題を避けてきました。しかし、そんなこと言っていられない事態に陥りました。話すネタがなくなったのです。仕方なく技術指導に関する話題をお話しします。








数を力に変える・1年の流れ編








こうしてまた新チームへとバトンタッチされます。繰り返し同じ話を毎年することになります。そういえば今年はまだあの話をしていなかったな、とか考えたりします。皆さんはどんな話をしていますか?





市総体2日目の解散前の話は3年生をねぎらう言葉です。以前はバスで学校までかえってから再集合し、3年生一人一人にメッセージを送る形式で話をしていました。帰りが遅くなってしまうので最近は浦安の体育館の前で話をします。3年生の歴史を語り、つらかったことやうれしかったことを話します。バスの運転手さんを待たせた状態なので、あまりゆっくり話できません。まあ、教員という生き物はゆっくり話をさせるといつまででも話してしまうので、それくらいがいいのかもしれませんが・・・。





たまたまですが、昨年の8月市総体は3年生の団体戦を試合が終わった1,2年生が観戦することができました。指示したわけでもないのに1,2年生は全員で3年生を応援していました。しかも、3年間で一番頑張った選手、キャプテンの試合が最後の試合になりました。フルセットで負けてしまいましたが、全員の応援がバックアップするキャプテンの試合で3年間を締めくくることができたのは、なぜだか幸せな気持ちになりました。





市総体は3年生中心の団体戦と新チームの団体戦の2部制になります。心情としては新チームのほうが心配だし、気になります。しかし、必ず3年生の団体戦の監督に入ります。やはり3年生の最後の戦う様を間近で見たいという気持ちと3年生に対する自分なりの礼儀が勝ちます。





我がチームは集合の時にランキング順で座ります。ランキングは男女混合で、学年も混合です。しかし、この時期はまず先頭に3年生がランキング順で座り、次に1,2年生がランキング順で座るという形に変更します。集合隊形で隣に座った人が、そのあとの練習パートナーになるきまりがあります。だから3年生と1,2年生を分離し、1,2年生による新チームに、9月からの部活動運営の予行演習をさせるためです。





また、高校進学後の話をします。高校によっては指導者がついての練習が難しい場合がある。高校でも卓球を続けようとするなら、自らで自らの分析ができるようになる能力、つまり指導者の視点が必要である。という話です。





選手が指導者の視点を持つことによるメリットについて語ります。まず人を指導する視点は自らを客観的に見る視点になるということ。他人にアドバイスができるようになれば、自分のプレー中に自分にアドバイスができるようになるということです。





残った3年生にはこんな話をします。これからの部活動は今まで君たちが経験したことのない立場で行うことになる。それは指導者としての立場だ。選手として自らの技能を向上させると同時に、後輩を育てる指導者としての視点を持つことが大切だ。





”次の練習”は普通に練習します。そして練習の最後に3年生に今後どうするか言わせます。一人一人前に出て「僕は市総体まで頑張ります。」とか「僕は今日で引退しようと思います。」とか言わせます。引退を決断した生徒はそろって最後のあいさつをさせます。どの子もそれなりに後輩に向けたメッセージを送ります。





ブロック、地区、県どこかの段階で団体戦が敗退します。(ここに中国と全国がないあたりが我がチームの現状ですが・・・)敗退直後は自分自身が悔しさでうまく話ができないことが多いですが、とにかくお疲れ様でしたの言葉をかけて3年生をねぎらうようにしています。そして、”次の練習”に3年生は必ず全員出席するようにと告げます。その時に引退するのか市総体まで残るのかを宣言しなさいと言います。





ボソッと1年生にそうやってつぶやきます。そして「勝てるように頑張ります」と言わせます。そしたらすかさず「いつまでに勝つのか?」と問い返します。今まで比較的に多かったのは「夏休み中に」という答えです。悪くない線です。これで1年生エースの意識を高めます。ちなみに今まで約束通り期限内に先輩に勝った1年生は一人もいません・・・・。意識を高めるための手段でしかないあたりがなんとも・・・・・。まあ、先輩にも意地があるからね・・・。





6月から7月にかけて、1年生の中のそれなりにできる子(もちろん初心者の子ですよ)にちょくちょく話をします。「どの先輩なら勝てる?」大体の子は「先輩には勝てそうにありませんよ」と言います。ブロック大会や地区大会を経験した後ならこんな話をします。「○○中学の○○という選手覚えてるな。あの子は1年生だぞ」どこにも卓球経験のある1年生はいるものです。しかもその子が強かったりします。「うちの2年の先輩よりも多分強いぞ。そいつに勝ちたければ、とりあえず目の前の先輩に勝たないといけないだろ」





数を力に変える話を少し前にさせていただきました。その時お話ししたようなこともこの時期に何度も話しています。特に試合前日はAチームよりもBチーム以下(1年生も含む)に対して、全力で試合に臨むように話をします。





「ありがとうございました」の後、再びキャプテンの「集合!」の号令がかかります。体育館の中心に全部員で1重円または2重円を駆け足でつくり、その中心にキャプテンが入ります。右足を1歩前に出す姿勢を全員がとったことを確認したら、再びキャプテンが「旭東ファイトーー!」と渾身の声を張り上げて叫びます。そしてすかさず全部員が「オーーッ!!」と叫びます。よその部が「何事!?」という表情でこちらを見るほどの気合の入った声で体育館を揺らします。そして何もなかったのような自然な姿に戻り、全員が帰宅準備を始めます。毎年、これをやり始めると最後の大会が始まるなという気分になります。これは団体戦が敗退するまで毎日続けます。





練習の最後はいつもすべての片付けが終わったフロアに全員集合着席で私の話を聞かせて、キャプテンの「起立」「気をつけ」「ありがとうございました」で解散します。しかしブロック大会前からそれが変わります。





さて、ブロック大会前に私のチームがこんな暗い話ばかりしているのかと思われたら困るので付け加えですが、前述のような話もしますが、「今度の試合、○○に勝つぞ!!」という話もたくさんしています。誤解のないように・・・。





団体戦でも個人戦でも次の大会に勝ち残れなくなったら、3年生は引退するかどうかを決めることができる。例えば今度のブロック大会で団体が敗退し、1人が個人戦で備前西地区大会出場ならば、それには当たらないので3年生は全員残ってもらう。しかし、個人戦ですら誰も残らないなら、引退するか市総体まで続けるかどうかの選択を一人一人にしてもらう。これが私のチームの引退ルールです。市総体まで残らない決定をする生徒も毎年何人かいますが、ほとんどは残る決断をしてくれます。





中間テストが終了し、ブロック大会までついにカウントダウンの時期、最短コースで行けばブロック大会敗退で3年生の夏は終わるという時期です。その年のチームの戦力によってはもう少し後になることもありますが、この時期に”3年生引退”の考え方について抑えをしておきます。





1,2年生は3年生が何を残そうとしているのかを見極めることが大切だ。これからの3年生の姿をしっかりと目に焼き付けなさい。以上のような話は3年生が全員引退するまで何度も何度もします。正直生徒たちがこちらの意図をよく理解しているなと感じることはほとんどありません。もしかしたら私の自己満足のために難しい話をしているだけなのかもしれません。でも、毎年必ずこの話を繰り返します。





3年生はこの2つのことを考えながら残りの部活動の時間をすごしてほしい。そして「俺はこれをお前たちに残す」とはっきりと言葉で宣言する必要はない。ただ一生懸命に残そうとする姿を後輩に見せるのだ。





もう1つはこの部活動に”自分が何を置いていけるか”だ。後輩たちに何を残してやれるのか、どんなことを自分がしてあげられるのかということだ。





このころと前後して全体に対して次のような話をします。3年生はもうすぐ引退だ。これからは2つのことを考えながら部活動をしてほしい。1つ目は”自分が何をこの部活動から持って帰るか”だ。高校生になった時、大人になった時、この卓球部で学んだことは何かと問われたら真っ先に出るのは何かということだ。





そういう流れで学校行事が終わると、それぞれの学年が他の学年の重要性を再認識します。チームの一体感を作り出すために必要なことです。だから練習日程表にはこの時期だけ”2年のみ”や”3年のみ”という備考をわざと入れます。その日は私にとって、一体感あるチーム作りのための勝負の日になります。





3年生の引退まであとわずかだ。2年生はできているつもりになっていたかもしれんが、実はまだまだだった。残り時間で3年生から吸収できるものを全部吸収するつもりで生活しなさい。3年生修学旅行の裏番組はそんな話をする最高の機会です。1,2年生は3年生に対しての尊敬の念がぐんと強くなります。それは最後の大会を戦うチーム作りのためには必要なことです。ただ自分が3年団の時はできませんが・・・・。





準備片づけについては2年生もかなりいい線まで行っているが、それは3年生にさせてもらっていたのだ。3年生のリーダーシップのもと、2年生は安心して活動できていたにすぎない。いざ3年生がいなくなるとこの有様だ。自分たちが前に立たされた今、それがわかったか?などと話します。





臨時キャプテンの力不足については、現キャプテンの偉大さを語ります。目に見えて違いますから効果絶大です。生徒たちは今まで以上にキャプテンのすごさを実感します。





次に3年生修学旅行の時、2年生に対して。まずほとんどの場合2つのことがうまくいきません。1つ目。2年生の臨時キャプテンによる練習の運営がうまくいかない(迫力がない)ということ。2つ目。準備や片付けなどで3年生がいないとスムーズにいかない部分(特に倉庫に卓球台を上手にしまえない)が多いこと。それについての話をします。





前述したように学年の行事がある時にはそれをチャンスとしてこんな話をします。

まずは2年生職場体験の時、3年生に対しての話。2年がいないと練習に活気がない(人数が少ないから)しかも緊張感が薄れてしまう(なぜだか2年生がいないと、いつも通りの練習なのに、いつもは出ない”甘え”が出ます)2年生は君たちにとって、なくてはならない大切な刺激だったのだ。3年生はチームを自分たちで作ってきたつもりだったかもしれんが、チームを作らせてもらっていたのだ。





同じく意識を高める話としてこのような話もします。5月からは新入生が本格入部してくる。他人の面倒を見る時間がふえる。そして3年生は修学旅行、2年生は職場体験があり、そもそも練習時間が取れない上に全員がそろっての練習がしにくい。さらに、それが終わると一斉に中間テストのテスト週間に入る。テストが明けたら、すぐにブロック大会に突入だ。5月はあっという間にすぎるし、ゆっくり練習できない。練習するのは今しかない。





4月に入ると、ほとんど毎日職員会議や学年会で練習につける時間が少なくなります。”3年生”と”2年生”にそれぞれ進級したことを強調し、意識を高めて練習することばかりを話しています。そのためにも具体的なライバル校の話をよく出します。





近所に6年生がいたら声をかけなさい。卓球部に入部してねとアピールしてきなさい。と指令を出します。本当に声をかけてくる子は何年かに1人しかいませんが・・・・。





3月末からの春休みとその前は比較的まとまった時間をとって練習できる時期です。自分の練習ができるのは今月が最後だ。来月になったらランドセルしょってたやつらが新1年生として入ってくる。そうなったら初期設定で忙しい。自分の練習なんかできない。今しかないという話をします。





卒業式が終わり、練習再開。このころから2年生に対して「3年生」と呼びかけたり1年生に対して「2年生」と呼びかけたりします。何しろ3年生が卒業したのですから・・・。





本校では卒業式に2年生全員と1年生学級委員が参加します。お世話になった3年生をしっかり送り出すように話します。でも、ここでの話は結構あっさりです。





長い春休みの間に今まで培った技術はことごとく失われる。今こそその時期に備えて練習を貯蓄する時期だという話をします。意識の話をしてもすべてが通じるわけではありません。”気持ちを伝える”ことのむずかしさを感じます。





次第に寒さも緩み、春が近づく2月末。これから来る長い春休みに対しての備えの話をします。春休みとは学年末考査のテスト期間と、卒業式による体育館使用不可の期間を合わせた時期のことを言います。2月末から3月中旬まで、卓球台でボールを使った練習が全くできません。さすがの生徒たちも春休みの長さには不安を感じます。





練習に対する意識の話をたくさんします。本校は練習時間が少ない。だから本校の練習をもし一日でも休めば、それは大打撃になる。同じ練習でも考えながらしなさい。同じ意識で練習すれば、練習時間が長いほうが必ず勝つ。中身の濃い練習にしなければならない。などなどです。





1月から2月にかけて、1年で最も厳しい季節になります。残念ながら、私のチームは全国選抜を狙っていません。だからこの時期はゆるむ時期なのです。長い冬を耐えろという話をします。それでもこの時期に幽霊部員になる生徒、勝てない自分に耐えられない生徒が出てきます。これを未だにクリアできません。どなたかアドバイスをください。





正月最初の練習での最後の話はだいたい年末年始に気が利いたかどうかの確認です。気を利かして動いたか?どんなことをした?などと聞きます。意識して動いたとほとんどの生徒が言いますが、さてその実態はいかなるものか・・・把握できません。





なぜドッチボールかというと、全身を使う競技をさせて体のなまりを取りたいからです。ついでに普段見られない、生徒の運動能力を見ることができます。本校の練習は3時間しかありませんので、これだけやれば、時間が無くなります。あと少しで練習が終わるという頃にやっと卓球台を準備させます。そして基本練習をして終わります。





正月明けの初練習は卓球台を出しません。とりあえず体育館の中を走ります。20分間走をします。正月は食っちゃ寝、食っちゃ寝した生徒もいるでしょう。走ると一気に目を覚まします。そして次はドッチボール大会です。部内を半分に分けてドッチボールをさせます。





年末を迎えます。年末年始の休みを前に「自分に力がついたか試してきなさい」と話をします。親戚が集まる場面や家の大掃除などで気を利かして動き、自分が今までと違うかどうかを試しなさいという話です。部活動で鍛えた力が“卓球”という場面だけでしか使えないのであれば、それは全くの無力と言えます。本物の力になっているかどうか試してきなさいと言います。





以前いました「先生、午後から用事があるので親が迎えに来ました。帰らせてください」という選手が。親が来ているなら仕方ないので「はい、わかりました。さようなら。」と言いましたが、その選手は毎試合そう言ってきます。決勝まで残ったらどうする気なのか?しかし、残る気もないわけだから残るわけありません。当然伸び悩みました。





一度試合会場に入れば、午前10時に試合がすべて終了したとしても決勝戦まで解散させません。すべての試合でそうしています。(県外での試合は除きますが)そうしないと負けを予測して午後から予定を入れる選手が出てきます。そうなれば、仮に勝ちそうになったときに迷いが出てきます。勝とうが負けようがとにかく最後まで。そう思わせたほうが試合に集中できます。





1回戦負けの選手には「残り時間を家帰って寝るのと、会場にいて試合を見たり、情報収取したりするのとではどちらが強くなるか?」と聞きます。「暇で遊ぶくらいなら家帰って寝たほうがましだ。君は何をする?」といった感じです。個別に話すことはあまりありません。指導が必要なことをやらかした選手にはしますが・・・。この話をするタイミングはほとんど全体指導です。





12月は試合が多い月です。しかも、校内ランキング下位の子にとってまたとない公式戦である山陽新聞社杯があります。ここでも“情報収集”を指示します。とにかく「マニアでなければ強くなれない」です。1回戦で負ける子にとって、解散までの時間をどう過ごすかは問題だと思います。当然「負けたから帰りたい」「暇だから遊びたい」なんて考える選手も出てきます。面と向かって言いませんが、見ればそう思っているなとわかります。





秋季大会が終わったその日には「明日から冬が始まる」という話をします。ソフトボール時代に培ったこの話を必ずします。長い冬を耐える、冬こそが勝負の季節。そんな話はここから3か月ほどの間に何度するか数え切れません。壊れたレコードのように何度もします。





秋季大会ではたとえ団体戦といえども登録選手以外の選手を連れて試合に臨むことはありません。練習試合ですから。登録8名だけで試合に臨みます。ただ、ブロック大会は午前中に団体戦をして午後からシングルスがあるので全員で団体戦を応援させますが・・・。





はっきり言って秋季大会は練習試合です。本番の試合は夏の総体のみです。それ以外すべての試合は夏を戦うための準備だと考えています。ただ、秋季大会での結果はその後のモチベーションに大きくかかわるので、やはり勝ちたいです。私はそう考えていますが、秋季大会の段階でそれを選手に伝えることはしません。冬のどこかでは話しますが・・・。





秋の大会に向けていくつかの練習試合をこなします。当然自チームと相手チームの戦力分析を行います。そしてそれを冷静な分析結果として選手に伝えます。狙っているのはもちろん秋の大会に向けてのモチベーションアップですが、先入観の形成につながる恐れもあるという懸念も持っています。勝てそうにない相手の話をする時には冷静な分析の後、あえて口調を変え、「それをこれからひっくり返す!」と言い切ります。チームとしての目標、ライバルのようなものを作り上げるのです。





外練習の時をねらってミーティングをします。チームの目標決めです。目標は一つ、具体的な数字を挙げて決めます。また、それを達成するための重点項目を3つほど決めさせます。たとえば“声を出す”とか“気を利かす”といった内容の項目です。





キャプテンと副キャプテンを呼んで話をします。「キャプテンはチーム内で最も損な役割だ。チームの悪いところのすべての責任を負わされる。これからつらいことばかり続くだろう。しかし、最後にもっとも評価されるのもキャプテンだ。これから1年間頑張っていこう」といった内容です。





9月中ごろの少し後半

練習の最後の話の時、キャプテンを発表します。○○に頼もうと思う、できるか?という言い方ではありません。完全に“指名”です。「キャプテンを発表する。キャプテンは○○。副キャプテンは○○」といった感じです。いままで断られたことや異論が出たことは一度もありません。





9月中ごろ

2年生を一人ずつ呼んで個別に話を聞きます。質問は決まって2つです。

・キャプテンはだれが良い?

・君はキャプテンをする気があるか?

全員に同じ質問をします。キャプテン候補に関して、こちらの考えと生徒の考えが食い違うときがあります。かなり参考になります。ただ一つだけ全体に向けて言うことは「キャプテンを選ぶのは先生だ。君たちの意見を参考にするが、最終決定権はすべて先生が持っている」です。キャプテン選びの重責は顧問が100%担うべきだと思っているからこんなことを言います。





新チームでの公式戦に関して“情報を集めることができたか”、“準備や片付けなどの時、どんな動きをしたか”の話をします。特に後者はほめることが中心です。チーム内のすべての選手がほめられるような行動をとっているわけではありませんが、一人でも気を利かしてどんどん動く選手がいれば、それを大きく取り上げます。





カデットシングルやダブルスなど、1,2年生のみで参加する公式戦がこの時期にはあります。まず、情報収集をするように指示します。○○中学校の△△という選手は・・・という風に少しでも多くの情報を集めなさい、といいます。合言葉は「マニアでなければ強くなれない」です。





このころの練習ではキャプテンを輪番制にします。すべての2年生が1日交代でキャプテンを務めます。たまたま輪番の日が練習試合の時になる生徒もいます。キャプテンを選ぶための準備期間です。





8月市総体終了直後

今まで支えてくれていた3年生が引退し、突然いなくなります。まず2年生には3年生の存在の大きさを語ります。たとえ3年生が少人数の年でもその違いは大きいです。1,2年生にとって精神的な支えですから。





長い間顧問をしているといつの間にか毎年この時期はこれをする。こんなことを指導するというルーティンワークが出来上がっています。それは武器ともなるし、自らを束縛する足かせともなると思います。これからはそれを紹介します。様々な観点からアドバイスを頂けたらありがたいと思っています。






明日からは新編に入ります。よろしくお願いします。















以上のように、数を力に変えるとはすなわち、緊張して当然の試合に対して我を失うことなく、なるべく普段の練習に近い力を発揮させるための工夫と言えます。そしてその副産物としてチームの一体感を作り、人と協力することによる感動を全員に与え、成功体験をさせることができると思います。さらにほんのおまけですが、そんな生徒たちを間近で見ることができる感動を顧問が味わうことができます。





こうして、最も疎遠な存在である1年生にとっての3年生、3年生にとっての1年生が一つのチームとして意識を高めていきます。ここでの話がうまく入っていれば、夏の総体当日はうまくいきます。1年生まで含めて一体感のある試合をします。





そして旧3年生だってそうやって君たちに、そのまた上級生から受けた恩を返したのだ。今度は君たちが1年生に対して恩を返す番だ。とも話します。ありがたいことに、たまに卒業生が練習に来てくれます。ちょうどその時、練習終わりの最後の一言で卒業生が「俺らもお前らを打ってやったしな、がんばれよ」と声をかけてくれます。





旧3年生は今は高校生になっている。君たちは応援をして少しでも恩返しをしただろうが、それだけでは十分ではない。そして、旧3年生に直接恩返しをする機会はもうない。ならば、自分たちがしてもらったように、目の前の1年生に、昔自分たちが旧3年生から受けた恩を返すことが大切だ。と話します。





3年生にとっては1年生の初期設定は一見時間の浪費です。しかし、大切な試合で助けてくれる仲間を作るためには必要です。さらに、その3年生が1年生だったとき、その時の3年生に同じく教えてもらったわけです。その恩返しは十分にできているのか?と話します。





3年生には1年生が試合で苦しいとき、助けてくれるのだという話をします。夏の総体前の大切な時間を使って1年生指導をしています。自分の試合のことを考えると人のために時間を使っている場合ではない、少しでも練習したいと考えるのが当然です。しかし、その1年生が大切な試合の一番苦しいときに自分を助けてくれる存在になりうるのだということです。





1年生の初期設定はラリーの相手から球出しまで、上級生がほとんど行います。1年生にとって特に3年生は自分の練習を支えてくれる重要な存在です。そんな3年生が中学校部活動生活のすべてをかけて夏の大会に臨むのです。1年生には、試合では応援することでお世話になっている3年生にいつもの恩返しをしなさいと言います。1年生の目つきが真剣になります。





試合の組み合わせが発表になったらベンチキャプテンに試合コートの場所を説明します。「ベストポジションをとれ」ベンチキャプテンにはそう指示します。前述した応援の練習の時はベンチキャプテンを中心に応援団を指導します。





ベンチキャプテンなるものを決めます。チームのキャプテンとは別に応援団の中のキャプテンという意味です。私の中ではベンチキャプテンは全体のキャプテンと副キャプテンの間の地位にいる存在です。つまり副キャプテンを差し置いてチームのナンバー2ということになります。





応援団の場所も何か所か試します。岡山市のブロック大会の前ならサブアリーナなどでの、フロアーで座った状態(立膝の状態)での応援をさせます。立てた膝の下にはタオルを引かせるように指導します。備西や県大会の前では観客席を想定して、中学校の体育館のギャラリーに上がらせて応援練習します。





団体メンバーは応援を受け取る練習を様々な場面でしていますが、Bチーム以下は応援を送る練習をする機会がほとんどありません。「応援の練習」の時には私はほとんど応援団の方しか見ていませんし、指導しません。





例えば3シングル1ダブルスのような団体戦を組みます。偶数なので引き分けがありうる状況にします。そして応援の勝敗を私の独断と偏見で決めます。そうすれば引き分けにはなりません。負けたチームは試合に出たものも、応援団も仲良くトレーニングをさせます。その時に3年生や2年生に、1年生の応援指導をさせておきます。





最低1回、場合によっては数回、応援の練習をします。校内練習の際、模擬団体戦を行います。団体メンバーを2つに割って2チームにして試合をさせます。そしてBチームや1,2年生を2つに割ってそれぞれのチームを応援させます。





Bチームや1,2年生にも話をします。本番では全員で試合をする。誰かが一人でも手を抜いたなら、うちは負ける。それは初心者の1年生でもだ。だから試合には全員で行く。たとえ団体戦で、試合に登録される人数がたったの8名だとしても全員で行く。なぜなら全員の力が必要だからだ。一人でもかけたら、一人でも力を抜いたらダメだ。毎日のようにそんな話をします。





こんな話をします。今日は団体メンバーだけでの試合だが、本番では(観客席のある方を指さし)あそこに20人以上がいる。あいつらに向かって声を出せ。あいつらの応援を君が要求しろ。もし、一生懸命応援しない人がいたら君は負ける。全力の応援を要求しろ!





応援が向かい風になるなら応援なんかしないほうが良い、応援を追い風に変えるための練習をするのだ。春先から初夏にかけての団体戦はすべてそれをテーマに戦います。





自分の試合を応援してほしい!そんな風に強く思えば、応援がプレッシャーになることがなくなると思います。応援を嫌がるからプレッシャーになるのです。





発熱によりお休みをいただいていました。本日は38度台まで熱が下がったので再開します。失礼いたしました。



応援をプレッシャーに感じないためにはどうすればよいのか。それは応援を欲しがる気持ちを持つことだと思います。





一人で試合をすれば、緊張した時何も対処できない。みんなで試合をすれば、誰かが緊張して力を発揮できなくなっても、誰かが助けてくれる。夏の大会は取り返しのつかない一発勝負である。ならば、何が起こるかわからない一人の試合は危険すぎる。みんなで試合をしよう。ということになります。





一人で試合をしたほうが良い・・・・緊張しない秘訣は「人の目を見る」でした。一人では目を見ることができません。応援をプレッシャーに感じている時点で「応援されるから緊張する」「応援をしてくれる人がいないから目を見て落ち着くことができない」という矛盾に陥ります。





強力な応援を受けると、それを力に変えることもできるが、反対にプレッシャーになることがあります。プレッシャーになるくらいなら応援なんかしてもらわないほうが良い。むしろ誰も見ていないところで一人で試合をしたほうが良い。ということになります。





声を出し、仲間の目を見ることができるようになったら、ついに「数を力に変える能力」を身につける時期です。私のチームの場合は大体、春先から初夏のころになります。





秋季大会や練習試合などであまり緊張する姿を見せず、淡々と試合をしていた生徒。この子は緊張しないのかなとこちらに思わせるような生徒が、肝心な夏の総体で使い物にならなかった経験は何度かしました。おそろしいものです。





不思議なことにそんな指導をした生徒が夏の総体で緊張して使い物にならなかったことは一度もありません。むしろ、終わってみれば、チーム内で最もリラックスした状態の時に近い力を発揮しています。





「緊張しないでリラックスして試合をしようなどと考えるな」「緊張せずに試合ができる人なんか一人もいない」「試合では緊張するのが当たり前だ」「緊張した状態で出せる力が自分の本当の力だ」「緊張した状態でどれだけ力を発揮できるようになるかを考えろ」手をかえ、品をかえ、あらゆる言い方で話をしていきます。ひと冬かかります。





そんな生徒には前述した声を出すこと、目を見ることを何度も練習させます。本人もわかっています。自分があがり症だということが。だから真剣に取り組みます。しかし、冬を迎えてもやっぱり自分の試合というものができそうにありません。





過去に私と同じく、激しくあがり症の生徒が何人もいました。そんな生徒が2年生の秋季大会のころはチームにとって、正直にいうとお荷物でしかありません。力を発揮できないことが確定しているのですから。案の定ガチガチで頭真っ白な試合をしていることが見てすぐわかります。





仲間の目を見ることも同じです。練習が必要です。この練習は練習試合の、しかも団体戦でなければできません(もしくはやりにくいです)ですからこのことに関しては指導できるチャンスが少なく、とくにBチーム以下の生徒に対しては十分に指導しきれません。





緊張しすぎて力が発揮できない生徒に声を出させるには準備がいります。普段声が出ない子は本番でも出ないのです。校内試合の最中や練習試合で声を出して試合をする練習をしなければいけません。





そういうわけで緊張しすぎる選手には「声を出せ」「仲間の目を見ろ」といいます。しかし、意外とこれが難しいのです。前にも述べましたが試合中はそんなことが考えられないほど一杯一杯になることが多いのです。





試合中の震えも同じです。人の目を見れば落ち着く可能性が高いのです。それは対戦相手の目ではありません。チームメイトの目です。





試合とは別の機会にこんな経験もしました。緊張して手足の震えが止まらない時がありました。そんな時、震える手足を抑え込んでもまったく意味がありません。ところが、人の目を見たとたんに落ち着きました。震えがウソのようになくなったのです。





中学校の時に何度か自分のプレーができた試合がありました。まるで神がかったように勝ち負け関係なく没頭できた試合が1試合、そして団体戦で友人が応援してくれた試合でした。私は団体メンバーには入っていなかったので、その時の団体戦は人数不足の補充要員でした。そのため、私の試合は勝敗には無関係でした。個人戦の時も緊張しすぎる自分に悩んでいたので、チームの勝敗がかからない試合に対してリラックスできたというわけではありません。友人の応援がリラックスの原因でした。その試合は一人ではなかったのです。





私はものすごいあがり症です。これは小さなころから今に至るまで変わりません。中学校の時、卓球部でしたが、試合の時に緊張しすぎて自分のプレーができた覚えがありません。広い体育館の真ん中で一人で緊張していました。そう、一人だったのです。





人数を力に変えるとは一体感のある試合をするということです。一体感のある試合をする目的は「自分のプレーをする」「緊張してもパフォーマンスを落とさない」です。一体感のある試合をするためには人とつながりあう関係が必要です。試合会場でつながりあう手段は「声を出すこと」です。





よくあるのが、気持ちがのってきたら声を出そうと考えていたら、タイミングを逃し、相手のペースのまま試合が終了したということです。調子が良かろうか悪かろうがラブオールの段階から声を出すこと、負けていても調子を上げる効果を狙って声を出し続けることが大切です。





調子がいいときは、その調子をさらに上げる効果を狙って声を出します。しかし重要なのは調子が悪いとき、負けている時です。そんな時は沈んでしまい、無言になりがちですが、0−3で負ければ声を出す暇もなかったということになります。





声を出してプレーしたことがない人が声を出してプレーしようとしても、大切な場面でうまく声が出せません。頭の中がいっぱいになって、そんな余裕がないのです。その結果、最初だけ声出しました。調子がいいときだけ声出しました。そんな試合になってしまいます。





声を出すのは誰にでもいつでもできそうなことですが、実は簡単ではなく練習が必要です。本番だけ声を出すなんてできません。声を出してプレーした時の自分を知っていること。その時の効果を知っていること。事前に、声を出すことによる成功体験を積んでおくことが必要です。





あなたが手加減をして勝てる相手と試合をするのか?使える技術のすべてを使っても勝てるかどうかわからない相手と試合をするのではないのか?声を出さないということは使える技術のすべてを使っているとは言えないのではないのか?生徒にはそういいます。まあ、声を出さない子はそんなことを話しても出しませんが・・・。





まず自分の力を最大限引き出すために声を出す。声を出す効果が高いことを知っているのに声を出さずに試合をするということは、ドライブが打てるのにドライブを使わないで試合をするのと同じことだと思います。生徒にはそのような話をします。





声を出すと筋肉がリラックスしてパフォーマンスが上がるようです。卓球ではイメージ通りのプレーができたときに声を出すと、心理的にも肉体的にも効果が高いようです。つまり、ナイスプレーで得点した時に声を出すということだと思います。これは研究により実証されているようです。





声を出して試合をすることは様々なメリットがあると思います。ハンマー投げの選手は声を出してハンマーを投げます。声を出さずに投げたときに比べて飛距離が伸び、有意差があるようです。声を出すということよりも息を吐くということが大きく影響しているようです。息を吐く行為をスムーズに行うと声を出すということになるようです。





前にお話しした、私の理想とするチームはまさにこの「人数」という武器を最大限に生かした戦い方をしたと思います。人数を力に変えるには声を出した試合をすることが大切です。





いろいろ考えた結果。他のチームに真似ができない点は「人数」でした。小さな学校の卓球部にとってはどうしても真似ができない点だと思います。これを使わない手はない!そう思いました。





試合で勝つには理由があります。わかりやすい例では、小学校ですでに実績を残している選手がいること。たくさん練習できる環境があること。近くにクラブチームがあって練習をしてもらえること。地域の大人がサポート(外部アドバイザーなど)してくれるため、指導に多様性があること。たまたま卓球部に運動能力に優れた選手が集まること。などなど挙げればきりがありませんが、理由のない勝ち方はありません。さて、自分のチームはどの部分で他のチームより優れているのか考えました。





それぞれの学校には特徴があり、環境も違います。それぞれの学校が持つ有利な特徴を生かして指導することが大切だと思います。卓球部顧問として私が経験した学校は2校だけですが、そのどちらも大規模校です。そこで自分の学校にとっての武器は何か。それを考えると結論になるのは「人数」でした。私のチームが試合にのぞむときの合言葉は「数を力に変える」です。それについて述べたいと思います。





毎度私のお話にお付き合いいただきありがとうございます。明日からは次の新しいお話に入ります。よろしくお願いします。








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気が利く生徒編・理想のチーム編








そして、この話は今指導している生徒にもしています。そして、話の最後に付け加えます。このチームが成功4回目になることを目指している。人を感動させられるチームの中にいる選手がどれだけの感動を体験できるか、計り知れない。そんなチームにしたいと思わないか?今年のチームも可能性を秘めている。この子たちにも感動を体験させてやりたい。そう思いながら、日々頑張っています。





再現に2回成功したということはそのほかは失敗しているということです。10回ほど失敗しているということでしょうか・・・・。もちろん失敗と言っても満足できないようなチームを作ったことはありません。最後には3年生が満足して引退することができるように持っていきますから・・・ある意味3年生が必ず満足するようになっています。しかし、顧問である私までもが満足し、感動するチームは今までの合計でも3回ということになります。





その後、長い顧問経験の中で毎年このチームを再現しようとしてきました。しかし、なかなかうまくいきません。最終成績でこのチームを上回る実力を持ったチームは何度も作りました。しかし、顧問の私ですら信頼してしまうチーム。一体感のあるチームとなるとなかなか作れません。再現にそれなりに成功したかなと思えるチームがその後2回できました。





そして力のあるキャプテンの存在です。真面目な子はたくさんいます。キャプテンに指名されやすいと思います。しかし、自他ともに認めるリーダーに育つような生徒はなかなかいません。育てようとしてはいますが、一歩を踏み出せないことが多いです。どうあるべきかを教え込み、その子が動くのを待つ。動けなかったらまた教える。これを繰り返すしかないのだと思います





次にBチームが強いことです。それぞれに力のある選手が集まったり、激しい練習をやり抜いたりするなら別ですが、当時の我がチームのように何のとりえもないチームがどんな武器を持つのがいいのかというと、人数でした。幸運なことに部員数では県内有数でした。数を力に変えてチームプレーをする。そのためには実力と意欲を持ったBチームが育つ必要があるということです。だから、今でも新入生勧誘の時期には一学年30人の部員を集めよ!と2,3年生に指令を出します。そんなに入ってくれませんが・・・・でもそのくらいほしいです。





結局このチームは何が良かったのだろうか。冷静になって考えてみるといくつかのことがあります。まず大前提にあるのは「みんな卓球が大好き」であることです。それはレギュラーだけではなく、Bチームも含めてのことでした。





残念ながら彼らの快進撃はここで終わりました。当時、県大会の組み合わせは実力のないシード校にとって過酷なものでした。シードされた我がチームは他地区の有力校によって1回戦で撃破されてしまいました。しかし、試合中に観客席のほうを見てびっくりし、慌てて自分のチームの応援席に指示を出す相手監督の先生の姿をよく覚えています。





県大会に出れなかったらどうしよう・・・なんて考えていたことが信じられないくらいの試合結果でした。そして何よりその内容です。当時男子だけで1年から3年まで合わせて40人ほどの部員がいました。その部員のすべてが残さず全力投球の試合をしました。朝9時半試合開始から決勝が終わるのは夕方ですが、この試合は気が抜けていたなと感じる試合は1試合もありませんでした。この前までランドセルを背負っていた1年生ですら、チームの一員として全力を尽くしたのです。そうしたくなるような雰囲気を3年生は作り上げたのです。





決勝の相手は管理人の884先生のチームでした。岡山市の中でずば抜けた実力を持ち、後に全中で勝ち上がるチームでした。少し前に練習試合をさせていただいていました。その時は手も足も出ませんでした。後で聞いた話ですが、予選でうちが勝ったチームと同じ時期に練習試合をしていたそうです。やった感覚としてはそっちのほうが強かった、とのことでした。試合にならないかな・・・と思っていましたが、なんせ生徒たちはやる気です。完全に勝つつもりになっています。スコアだけ見れば結果的には0−3でしたが、試合内容は十分なものでした。





オーダーは完璧に当りました。しかしそれ以上に生徒たちが今までで一番のっていました。要所のダブルスは一本取るごとに観客席に向かって声を張り上げます。観客席にいるBチームや1,2年生からは期待以上の応援が返ってきます。一体感。まさに一体感でした。チームが一つになるとはこのことか、と教えてもらいました。





試合前にチームを集合させて言いました。「もし、この試合に負けたら、その全責任は俺にある。お前たちは自分のできることをできるようにしてこい」

このセリフを言ったのには理由があります。一度も練習をしていない組合せのダブルスを使い、シングルスの要所にAチームの試合でダブルス以外に出たことのない生徒を置いたのです。練習もしていないことを生徒にさせる。しかも予告なしで。この試合に負けてもそれは生徒のせいではないと思っていました。しかし、自分の中ではこれ以外に方法がないと思っていました。





決勝トーナメントではいつも練習試合をしてくださっていたお隣の中学校と当たることになりました。秋から夏の間に団体戦の練習試合だけで何試合したかわかりません。しかし一つ言えることは一度も勝ったことがなかったということでした。勝つためには・・・・一つの作戦を考えていました。





予選リーグの間には前半で2本とられて、3本目もセットオールで負けそうな試合もありました。あと1本とられていたら0−3で負ける・・・。しかし、不思議と負ける気が全くしませんでした。そして当然のように逆転し、ラストの勝負に持ち込み3−2で勝利しました。





このチームの特徴はBチームにありました。Bチームの意識が高い。だからものすごい応援がAチームを支えています。一体感のある試合。全力で取り組む生徒を間近で見ることができるというのは顧問冥利に尽きます。幸せな時間を私はすごしました。





岡山市大会の初戦はスポ少で卓球をしている子がほぼ全員の有力チームでした。まあ、勝てないでしょう・・・・。ところが、1番に出たキャプテンと2番に出たカットマンがのりにのってどちらも3−1で勝利をおさめます。なによりも応援がすごい。完全に六番川の体育館は私たちのチームの色に染まっています。選手とベンチ、観客席が一体感のある試合とはこのことか!と初めて知りました。相手チームのダブルスは1年生が入っていました。1年生とはいえスポ少出身で次世代のエースになる選手を投入した実力ダブルスでした。しかし、団体戦の恐ろしさです。完全にうちのペースで進む試合に対して、1年生では経験不足を露呈します。結果3−0で勝つことができました。はっきり言ってこの対戦、私のチームが勝つことはだれも予想していませんでした。大金星です。





生徒たちは練習の休憩中にステージの横で、ああでもないこうでもないといいながら話し合っていました。そして一つの掛け声を決めてきました。部員全員でその掛け声を練習してみました。「うん、悪くないね」そう思って岡山市大会に臨みました。





岡山市大会を前にI先生のチームの応援が特徴的であることについてI先生に質問をしていました。「先生、あの掛け声はどうやって決めたんですか?」「ああ、あれね。子どもに考えさせたんよ」そんなことを教えていただきました。早速帰ってうちの生徒に言いました。「応援の声を決めるぞ。I先生のチームみたいなやつだ。」





もし6月の岡山市大会で敗退したら、兵庫県のチームは県大会にも出れないようなチームのところにわざわざ練習試合に来ることになる。申し訳なさすぎる・・・。つくづく私は小さな人間ですよね。そんなことを本気で心配していました。





今と違ってその頃は6月に岡山市の予選会をしていました。備前西地区としての予選会ではなかったのです。私には岡山市の予選会を前に、しょうもない心配事がありました。自分のチームより力が上だなと感じるチームを数えるとあっという間に8つを超えます。このままだと県大会に出ることができません。そして7月の中ごろに練習試合の約束をしていました。その前の年からお世話になっていた兵庫県のチームです。





自分でもそのキャプテンとチームをそこまで信頼していることに驚いていました。しかし、その時初期設定した1年生が3年生の時、県総体ベスト8の成績だったのです。そのキャプテンを中心にチーム全体が、7月まで顧問不在の中、何の問題もなく部活動を運営し、しかもそれを私は大きな信頼をおいて任せていたということです。





私は平日、部活動指導ができません。すべての日が実行委員会につぎ込まれます。それが7月まで続くのです。一番困るのは1年生の初期設定です。しかし、私は不安を感じていませんでした。キャプテンへの信頼は生徒だけではなく、私も持っていたようです。練習内容を事前にキャプテンに伝えておきます。後は彼が何とかする。私は心の底からそう信じて疑いませんでした。





私は彼らの学年を担任していました。彼らが3年生になった時、修学旅行の実行委員会をかつてないほど力を入れて指導していました。しかもその年に限って修学旅行は7月にあったのです。放課後が使える日はすべてつぎ込んで実行委員会を開きます。学年会では実行委員会をこの形で取り組むと部活動指導に支障が出ることについて話し合われました。学年会の結論は部活動に支障が出ることはやむを得ず、実行委員会に全力を尽くそうというものでした。





キャプテンはほかの部員から信頼されていることを自覚していました。そして自分の中にこうあるべきだという理想像を持っていました。理想と違うことをしたほかの部員がいたら、即座に注意し、叱咤激励します。注意された部員にいやな感情は全く残りません。信頼するキャプテンの一言として受け取ります。





彼らのキャプテンは素晴らしい人材でした。リーダーとは自他ともに認めるものでなくてはならない。そう思わせるキャプテンでした。練習中の号令は最大級の大きさで行い、1年を通じて校内ランク1位を守り通す実力を備え、エースとしてそれなりに他校からもマークされていました。そんな彼の周りには人が集まります。彼の一言に異議を唱える者は誰もいません。決して力で制圧しているわけではありません。信頼です。ほかの部員から信頼されていました。





ずいぶん後になってからその時のBチームの一人と偶然会いました。彼は普通科高校進学後、当然のように卓球部に入部していましたが、話を聞くと退部をしたそうです。なぜ辞めたかと聞くと、のんびりしすぎた部の雰囲気が嫌で、顧問の先生に「もっと勝ちに行く部活動にしましょう!」と進言したところ「いや、うちの部は楽しくするのがモットーなんよ」と言われ、本当に嫌になって辞めたといいます。退部したこと自体は元顧問として残念なかぎりですが、かつてBチームだった彼が一生懸命卓球をすることが大切だと思い続けていたことはうれしく思いました。





彼らは部員数が多かったです。一つ学年だけで2チーム作れるほどの人数がいました。そして彼らの学年はBチームが強かったです。冬の加盟団体ではA、Bチームで参加できました。Aチームはあっさりと予選で敗退しているのにBチームは優勝していました。そしてそのBチームも卓球が大好きでした





彼らはよく気が利きました。彼らの時代には職場体験が2年生の3学期でした。社会に出て通用する人間になってほしいと指導していた私は、その指導の成果に自信を持っていました。彼らが職場体験でどれほど活躍して帰ってくるか、その土産話を聞きたくてウズウズしていたほどでした。





また、彼らは地域の小学校で夜間開放の卓球をしているのを聞きつけ、そこによく行っていました。実は彼らにとっての代々の先輩方もそこにはよく行っていましたが、せいぜい2,3人だけの話でした。しかし、彼らは少なくとも1チーム分くらいは大挙して参加していました。楽しくてしようがなかったようです。





しかし、彼らはとにかく卓球が大好きでした。練習の休憩時間になると空いた卓球台で打って遊んでいることはもちろんのこと、雑談の内容も卓球一色でした。(雑談は昨日のテレビや今日の授業のこと、ゲームの話などであるチームにはたくさん出会ってきました。雑談まで卓球一色であることはめったになかったです。)





案の定、大会に参加するたびに3試合で終わります。つまり予選2試合負けて、下位決勝トーナメント1回戦敗退です。マジシャン男さん主催の試合に参加させていただいた時は、一人3000円かけて赤穂まで行ったのに3試合で終わり、1試合1000円か・・・と自嘲気味の反省会をしたのを覚えています。





そのチームの一つ上の学年は県大会でも上位進出するチームでした。夏の地区大会では無敗だった秋季大会県チャンピオンチームに土をつけるなど、実力はありました。しかし、今からお話しするチームは目立ったエースもおらず、地味で実力のないチームでした。まだ、顧問としての経験が浅かった私はこんな弱いチームでは練習試合など、周りから相手にされないのではないかと心配していたほどでした。





そのチームは過去に私が指導した男子チームです。しかしながら当時の私はそんなチームを作ろうと思っていたわけではなく、上位の成績を目指して指導していただけでした。そのチームの最終成績は県総体1回戦敗退です。よくある、どこにでもあるチームですが、私に中学校の部活動でこんな感動を与えるチームがあるのだと教えてくれたチームでした。いまだにそれを超えるチームに出会ったことはありません。





私には毎年目指している理想のチームがあります。毎年目指していますが、なかなか到達できません。そのチーム像について述べたいと思います。











884先生やへら釣り名人先生は長い間この日記を続けていらっしゃいます。私は始めてから半年もたってませんが、継続することのむずかしさを実感しています。日々感じたことを書くようなスタイルだと私の場合長続きしないので、シリーズものにしていますが、そろそろネタ切れが近いです。長く続けられている方はすごいと思います。その継続力が指導者としての力になり、夏の大会での結果の違いとなっているのだと思います。完全にネタ切れになったら正直に打ち明けますが、それまでは頑張ります。明日からは新シリーズ突入です。よろしくお願いします。





周りを見渡せば野球部やバレー部など、“あいさつ”や“動き”など技術面以外のことを大切にしている部活動がたくさんあります。すぐ身近にあるそういった部活動に教育力で負けたくはありません。卓球部は卓球部の雰囲気があります。構成している生徒の質も違います。他の部と同じ雰囲気にはなりづらいところもあります。しかし、動ける生徒を育てることによって、自分に自信をもって卒業させられたらいいなあと思いながら、毎日頑張っています。





今では動くことが大切だという話を意識してなるべくするようにしています。いつの時代の生徒も成長させたいからです。ただ、雰囲気がすでに出来上がっていますので、気を緩めると話をするチャンスを逃してしまいます。難しいなあと思っています。





発展途上期の生徒が成長する度合いと、雰囲気が出来上がってしまった時の生徒が成長する度合いはどちらが大きいでしょうか?発展途上の生徒にはたくさんの話をします。理由を理解したうえで動くようになるのです。出来上がってしまった部活動では入学当初から先輩が動いています。当然動かないわけにはいきませんので動けるようになります。しかし、なぜそれが必要なのかの話は少ないです。





今では動かない子はいません。動きの遅い子はいますが、周りにつられて動いています。気を利かして動くことが大切だという雰囲気がすっかり定着しました。しかし、悩んでいます。前任校でも同じ悩みを持っていました。それは次の通りです。生徒たちが自主的に動けるようになると、こちらが指導しなくても勝手に全員が動きます。その分、どうして動かなければいけないのかという話をするチャンスが減ってきます。部としては発展途上の時のほうが生徒に対してたくさんの話をすることになるのです。





新チームになりました。私が転勤してきた時の1年生が2年生として主力になるチームです。この子たちには気を利かして動くことを強力に求めました。普段の練習でも「今日は何種類の仕事をしたか?」と聞き、卓球台を片付けるだけでなく多くの仕事をこなすことが大切だと話しました。





このチームに関しては気を利かして動くことを強制したつもりはありません(生徒がどう受け取っていたかはわかりませんが)動かないことが悪いというつもりはなく、動けるということが素晴らしいのだと話し続け、実際に動けた子をほめる。それを続けているうちに引退する時期が来てしまいました。ですから生徒たちは各自の考えで私の考え方に賛同するかしないかを決めていたと思います。





最後の夏を迎えるころ、試合会場ではよく動く2名を中心に1年生のレギュラー入りした子、どっちにでも転がりそうな子が自主的に動けるようになりました。しかし、どっちでも転がりそうな子はいつも動くわけではありませんでした。動く子と1年生が動いているのを見て一緒に動くときと、動かない子と一緒に観客席にとどまり続ける時と両方ありました。





2年生は昨年までと要求される内容が違うので、自分を作り替えるのに戸惑っている“動かない子”と素早く順応した“動く子”に分かれていましたが、1年生は入学当初から動くことの大切さを話しています。よく動く2名に加えて1年生が動き始めました。





2分されたといっても動く子は前述した2名のみです。どっちにでも転がりそうな子も含めて動かない子のほうが多数派でした。とにかくその2名をほめました。そして粘り強く動くことの大切さを全体に話していきました。





そのほかの子には2種類いました。どっちにも転がりそうな子と全然しようとしない子です。中学校での準備片づけをしないわけにはいきませんので、全員が動きます。しかし、試合会場での準備片づけに関しては動く子と動かない子に2分されました。





新チームになり、2年生中心のチームになりました。その子たちには全員で準備することを定着させました。準備や片付けの時にどんどん動く生徒が素晴らしいのだと何度も言い聞かせました。2年生の中にはその考えに賛同し、すぐに動こうとする生徒が一人いました。キャプテンは真面目で一生懸命な子でした。キャプテンもそれなりに動こうとしていました。





自分のやり方でいけば3年生が最もよく準備し、よく片づけをすることになりますが、生徒たちは3年生が練習する台を全員で準備をし、そのほかの台は下級生の生徒で準備する形でした。その部分はしばらく静観していましたが、やはり自分の好みに合わず、少なくとも県大会までに自分のやり方に変えさせたと思います。





現任校でこのような雰囲気を定着せるまでの流れを思い出してみました。転勤一年目の3年生とは人間関係づくりで精一杯でした。部活動の流れ(キャプテンから指示を出す。返事をさせる。集合隊形を作り替えるなど)を定着させることが第一でした。今までのやり方を尊重していく。と生徒たちには話していましたが、やはりいつの間にか自分のやり方に合わさせていました。





私は卓球部の顧問としては2校目になります。前任校ではいつからこんなことを生徒に要求し、定着させることができていたのか?思い出してみると3年目でした。そして現任校でもすぐさまこのことを生徒に要求しましたが、定着させるまでには3年かかりました。





職場体験以外での練習試合はお盆と正月です。多くの生徒が家に親戚が集まったり、親戚の家に行ったりするからです。上げ膳据え膳ではだめだ。親戚のおじさんに「お茶を入れましょうか?」の一言でも言いなさい。そこで自分が動けるようになっているかどうかを試してきなさい。そういってから休みに入ります。





職場体験前になると「今までの成果を試してきなさい」といいます。帰ってきたら「どうだった?」「難しかっただろう?」などとききます。以前職場体験が2年生の3学期にあったことがありました。十分に仕上がった状態で職場体験に臨むことができたので、送り出すときには自信がありました。この子たちなら職場体験中でも他の生徒よりも気が利くはずだ。そう思っていました。今は2年生の5月に職場体験です。まだ仕上がる前なので、成果を試す場面としてはちょっと時期が早いなと思っています。





卓球の技術面での最終発表会は夏の総体です。しかし、気を利かして動けるようになったかどうかの最終発表会は社会人になってからということになります。夏の総体を戦うための練習試合は秋季大会を含めてたくさんあります。気を利かして動くことの最大の練習試合は職場体験です。





生徒に話します。大人になったら気がついて動くことは必ず必要だ。昨日の話に出てきた女の子は中1の段階で、すでにその力を身につけている。もし、何も考えていない中学生が何も考えないまま大人になって、気を利かすことが必要だと感じたとき、その女の子に勝てるのか?気を利かして動くための訓練はいつできるのか?それを指導してもらえる場面は意外と少ない。まずはこの部活動の中でそれをしなさい。中1で、できかけている女の子も世の中にはいる。何事も早く始めたほうが最終結果は良くなるだろう。君たちの中にはすでに出遅れている人もいるだろう。しかし、少なくとも今日から始めればまだ時間はある。頑張りなさい。





よくする話と言えばこんな話もします。卓球部の生徒ではありません。1年生の女子でした。担任の先生が足を骨折していました。2学期の始業式だったと思います。体育館に全校が集まりますが、その子がどこからともなく椅子をもってきて足を骨折した先生にそっと渡しました。私は気が付きませんでした。たしかに椅子が必要です。しかも周りを見渡しても体育館は片付いており、椅子なんてどこにもありません。どこから持ってきたのでしょうか?その子のすごいところは椅子が必要と気づくところ。思い立ったらすぐ動く行動力。そして見当たらない椅子を探し出す工夫。挙げればきりがありません。さて、生徒諸君、君たちはどうだ?彼女は中学1年生でしたよ。という話をします。





かなり前のことですが、こんなこともありました。よく気が利いて気持ちよく動けるようになった学年がありました。5月の近府県大会の時のことです。その生徒たちがいつものように準備に取り掛かったとき、すでに卓球台を出し始めている県外の選手たちがいました。なかなかの早さです。しかしよくある話ですが、おそらく練習台確保の最短コースとして準備をしているのではないのかと思ってみていました。ところがその選手たちは出した卓球台には目もくれず、次から次へと卓球台を運んでいます。練習台確保ではありません。準備を手伝っています。県外のチームです。鍛えたつもりの我がチームより、いや岡山県内のどのチームよりも先に動いているのです。そのチームは春の全国選抜で3位入賞のチームでした。完敗です。しばらく生徒たちにはその話ばかりしました。今でも年に何回かはその話をしています。





また別件でこんなこともありました。体育館に、ある荷物を運び入れるために外部の方がやってきました。練習をしている卓球部のすぐ前を通って荷物を運んでいます。その仕事は卓球部どころか本校にとっても関係ないことでした。しかし、目の前で人が働いている姿を見て、すぐさま2年生が手伝いに入ります。(この時3年生は引退していました)ところが、そのすぐ横で輪になって話し込んでいる7〜8人の1年生がいるではありませんか。即、指導しました。1年生も動き始めます。荷物を運び終えた後、再び指導をしました。数日後、別件で2年生に体育館の外にある椅子を片付けるように指示しました。椅子の数も少ないので2年生だけで十分だと思っていたのですが、1年生が「先生、手伝ったほうがいいですよね」と言いながら走っていきました。今年も少しずつ部員が成長し始めたなあとうれしく思いました。





少し前ある試合で本校の生徒が集めたカウンターを片付けていました。その隣で集めたネットを片付けている生徒がいました。会場内でその仕事をするのに必要な人数はそれぞれ一人ずつです。会場内唯一の仕事に気がついて動いている姿には満足しました。





普段の練習の準備片づけを私が手伝うことはありません。私の仕事はとにかく動いている生徒を観察すること。誰がどこにいてどんなことを考えながら動いているのかをしっかり見ています。しかし試合会場では違います。生徒がどんな動きをしているかはぼんやりとしかつかんでいません。なぜなら試合会場では生徒より早く気を利かして自分が動き、その姿を見せることが仕事だと考えているからです。





試合会場でも気を利かすように言います。最近では準備の前に「早くフロアに降りてきなさい」と一言添えるだけで生徒はその気になります。片付けの時には特に指示は出しません。とにかく気がついたら動きなさい。動かないことが一番いけない。動いてだめだったら教えてもらえる。動かない人は何も学ばない。と口酸っぱく言っています。片付けの時はよく気が付く生徒から順にフロアに降りてきます。





3年生の中には卓球の技術的に下級生に追い抜かれる子が出てきます。しかし、そのことは全く関係ありません。動きの速さと気の利ききようはひっくり返っても3年生には勝てないのです。(勝ててしまう3年生もいるのが残念な限りですが・・・)下級生には言います「まだまだだな・・・先輩を見習え!」さらに言います。特に1年生に言います。「来年入ってくる1年生、今の小学6年生に先輩と呼んでもらえるほどの力が君たちについているのか!?」





卓球部で最も長い時間を過ごしている3年生が他の学年より優れているのは、卓球部がきちんと教育を行えている証だと考えます。だから部活動は階段状が理想です。つまり3年生が一番気を利かして動ける。1年生が一番気が利かない。2年生はその中間。だから1年生には「3年を見なさい!あんなことにも気づく、そしてその動きの速さ。すべてが君たちのはるか上にある!」と言います。





私が中学生のころは1年生が準備をして3年生は後から出てきて、その台を使って練習していました。1年生は下積みだから上級生のために働くというのが当たり前のように思っていました。しかし、ソフトボール時代にコーチがしきりに言っていたことが印象的でした。「一番動くのは3年生であるべきなのだ」ということです。その考えに賛同し、今もそうしています。





大体ほかの生徒よりもたくさんの仕事をこなし、最後に集合隊形になって座るのは3年生であることが多いです。どういうわけか毎回1年生の女子がモップがけの後の掃き掃除をする流れがあって、その子たちが最後に座ることも多くありますが・・・。とにかく部内で一番動くのは3年生。一番ダメなのは1年生です。





逆に誰もが気づくことしかしない生徒には指導をします。例えば卓球台やフェンスに張り付いている生徒です。そこはたくさんの人が集まる場所です。順番待ちをしなければいけない場所です。順番を待っている間、その生徒はいないのと同じです。そんなところにいては自分の力を有効に使うことができません。自分の力を活かせる場所に移動しなさいと指導します。





顧問が気がついて動くことを要求する中で仕事をしているふりをしているほうがはっきり言って安全(叱られない)です。その中ですべての仕事が終了したことを確信して、初めに集合隊形で座るのは、それなりの考えが必要です。だからその子も評価の対象となるわけです。





誰もやっていない仕事を真っ先に見つけて取り掛かる生徒は私の理想の生徒です。準備の段階ではギャラリーに上がって暗幕と窓を閉める。ピン球を用意する。片付けの段階ではさらにたくさんあります。ギャラリーに上がること。卓球倉庫に入って運ばれてきた卓球台の交通整理をする。運ばれてきたフェンスを整理しながらしまう。最初にモップを持ち出す。最後にすべての扉の戸締りを確認してまわる。そして最初に集合隊形になって座る生徒も評価の対象です。





イベント会場の設営と撤収は卓球の練習会場(試合会場)の準備や片付けとよく似ています。その気になれば誰もが完成形をイメージできる。分担などはなく気が付いた人から動く。なるべく早く、正確に仕事をこなさなくてはならない。という点です。





自分の仕事の周りに人が増えてきたら人がいないところに動く。それを繰り返すと早く仕事が終わる。そのころから自然と体がそれを覚えていきました。そしてそれはとても大切なことだと考えるようになりました。どうにかしてこれを生徒に伝えたい。そこで思いついたのが練習場の準備と片付けです。





仕事は手際よく、早く終えたほうがよい。そう思いながら働いていると、いくつかのコツをつかみました。テントを20張、10ずつのかたまりで並べるとしたら、初めの10張に戦力が集中しすぎると無駄な人が出てきます。そんな時もう10張のかたまりのほうに自分が移動して作業を始めると、気がつく人はそちらに移動して作業を始め、戦力を分散することに成功します。結果的に全体の仕事が早く終わります。





おそらく“できない”人は会場の完成形をイメージしていません。そしてイメージしようともしていません。“できる”お兄さんたちは私が図面を見ていると必ず覗き込んできます。完成形がわかれば自分の考えで動くことができるので指示待ちにはなりません。





“できない”人にはなりたくないな。そう思いました。自分はあんな人にはならないぞと思って仕事をしているうちに、先を読んで動くことができるようになりました。会場設営には図面があります。いわば設計図です。ここにテントを何張りおいて、机を何本並べて・・・といったものです。最初にそれをよく見てから会場のイメージを作り、仕事を始めます。





“できない”(というよりやる気がない)お兄さんは指示されたことしかしません。これをこっちに運んで、次はこれをして。なぜか私が指示を出すハメになります。そういう人は不思議と車の運転ですら下手です。まるで乗用車を運転している時と変わらないような運転をして、同乗している私は荷崩れを心配しなければいけません。荷物を積んだトラックですから、いつもの運転を少し慎重にするくらいするでしょう。という常識が通用しません。





積極的で責任感があり、明るく元気で仕事ができる人。この人本当に働きに来たのかと思うくらい何もしない(何も気づかないといったほうが良いかも)ような人。“できる”お兄さんは例え私より後から仕事に合流して、私の目の前で仕事を覚え始めたような人でもすぐに戦力として活躍し、さすがお兄さんだなと感心する人ばかりでした。





アルバイトは大学生が中心です。もちろん高校生の私は必ず最年少です。私にとって大学生はひげを生やしてタバコを吸い、車を運転するお兄さんたちでした。しかし、大学生にもいろいろいることがわかりました。





このことが大切だと感じたきっかけは私の高校時代にさかのぼります。高校時代に私はアルバイトをしていました。(校則違反ではありませんよ。親族の会社を手伝わされていたといったほうがが正しいのですから。)仕事内容はイベント会場の設営と撤収です。教員の立場でわかりやすく例えると体育大会の会場設営です。テントや机、音響設備などを設営してお客さんに使ってもらい、イベントが終わったら撤収します。





中学生は大人に世話をされることに慣れています。据え膳上げ膳ではありませんが、多かれ少なかれそんな人生を10年以上続けてきているのです。そこの意識改革をするのは、なかなかの苦労が必要です。「何をしたらいいですか?」そう聞いてくる子はまだ良いほうで、何もしない子もいます。何もしなかったら怒られるから、たくさん人が集まっているところに行って演技する技を持っている子もいます。卓球の技術練習をしている時よりも準備や片付けの時のほうがそんな子の意識改革をさせやすいのです。





特に練習場の片付けが一番わかりやすいと思います。“すべての人に完成形が想像できる”からです。フロアにあるすべてのものをしまえば良いのです。完成形はわかる、その中で自分が何をすべきか的確に判断できることが重要だと思います。そこで動ける生徒を育てます。





私が卓球部を指導するうえで最も大切にしていることは“気が利く生徒を育てる”ということです。年度初めの保護者懇談会でも話します。「私は準備と片付けが大好きです。このときが一番大切だと思います。」選手には「卓球だけできる選手なんか魅力がない。あいつは卓球強いけどさあ・・・・・なんて陰口を言われて終わりだ。」という話をします。今度はそれについてふれてみたいと思います。





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ステージ練習・初任校編







長らくの間、私の初任校での思い出話に付き合ってくださいましてありがとうございました。さて、次は・・・・どうしましょう・・・・。





「人のつながりこそが財産」

遠征先の飲み会でたまたま隣になった先生が高校の先生で、その時の縁で合同練習をしていただきました。ちなみにその高校は全国高校選抜で準優勝していました。全中出場が決まってから全中までの間に大阪遠征に行ったとき、大阪の中学校の先生がうちの監督に“お志”をくださいました。岡山県中体連ソフトボール部の強化練習会で県内の先生方に可愛がっていただきました。別の機会(教科の関係)で再び複数の先生方にお会いし、うれしく思いました。生徒もしかりです。ライバル校の選手とのつながりは深く、部活動をする楽しみの一つになっていました。すべてのことに言えますが、人とのつながりこそが財産です。そんなつもりはなかったのですが、人に対して失礼なことをしてしまい、後悔したこともたくさんあります。そんな時にはほんとに落ち込みます。人のつながりこそが財産です。今、卓球界の皆様にも可愛がっていただき、幸せを感じています。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。





似たような指導でこんなこともありました。遠征に近所の高校と一緒に行った時のことです。朝、起床時間を少し過ぎたころに私たち(監督やコーチ、保護者もいます)の部屋のドアを生徒がノックします。「失礼します」ユニフォームに着替えた高校生と我が生徒が部屋に入ってきて布団を上げて去っていきました。「普段ここまで指導できないけど、やっぱり高校生が教えてくれるからいいなあ」とコーチがしみじみ言っていました。おそるべしでした。





何度も監督やコーチにこの指導の意味を聞きました。どんな答えが返ってきたか覚えていません。何故かというと全てが納得できなかったからです。ながいこと自分なりに考えました。そして一つの答えが出ました。そういえば、飲み会の席で隣の先生のグラスが開いていることに気づかない自分が情けないな・・・と。そんなこと、いつ誰に教わるのか?大人になってから教わる以外には部活動しかないなと。この指導を今自分がしているかというと、していません。しかし、こんな指導を受けて成長した生徒は幸せだろうなと思います。





「食事中の気遣いをさせる」

チームで宿泊するとき、キャプテンまたはピッチャーを必ず監督の隣に座らせます。うちのチームよりも隣のチームの監督が特に厳しく言っていたことですが、監督のお茶碗にご飯がなくなったら「先生おかわりいかがですか?」と言わせます。中学生はなかなかできません。生徒が気が付かなかったら指導します。私にはこの指導の意味が全く分かりませんでした。正直、封建社会か!?というのが第一印象でした。次回もこれの続きの話です。





「保護者への手紙を書く」

岡山市は市総体が3年生にとっての最後の試合ですが、ソフトボール部の子たちにとって最後の試合は紛れもなく全中でした。全中での試合の前日、宿舎に監督が選手全員分の手紙セットと切手を用意します。保護者に対する感謝の手紙を書かせるのです。ほとんどの保護者は全中についてきていますが、全中での熱戦が終わった後には家のポストに配達されたその手紙を読むことになります。部活動で私が実践できたことはありませんが、3年生を担任した時、クラス全員に手紙を書かせて、卒業式前日にポストに投函したことがあります。いいものです。授業に入らず、悪さばかりしていた子が素直な気持ちで親への感謝を書いている姿は涙ものです。





「一流にふれさせる」

特に正月の遠征はすごかったです。静岡、富士山がどーんとそびえる広いグラウンドに全国から何百人もピッチャーが集まります。オリンピックで活躍中のスター選手も来てくれます。実際に投げてくれると同時に、練習を見て回り、アドバイスをくれます。選手たちはドキドキです。でも普通に練習していたらスター選手も通り過ぎてしまいます。顧問の出番です。スター選手が近くまで来たら声をかけます。「この子を見てもらえますか?」選手はものすごい刺激を受けて帰ります。卓球の講習会でも講師を選手の近くに呼び込むのは顧問の仕事だと考えて頑張っています。





「練習試合の時には手土産持参」

大阪や兵庫に行くときにソフトボール部が持参する手土産が缶ビールでした。24本入りのものです。試合のたびに保護者会が調達していました。「酒が飲めずにソフトができるか!」とコーチが言っていました。酒好きの顧問が多かったです。今はそんな土産を持って行ったことはありません。コーヒー程度にしています。ビールが良いといわれる方はお知らせください。





「宿泊を伴うとき、朝食前の散歩をする」

朝、目覚めた後、完全覚醒までに3時間かかる。というのはよく言われますが、9時に完全覚醒しようとすると6時がリミットです。チームで宿泊するときには6時ごろロビー集合で朝の散歩を全員で行います。中国大会や全中期間中はついでに近所の神社に立ち寄り、必勝祈願をします。30分ほど歩いた後に朝食会場に移動します。ちなみに卓球部ではチームでの宿泊機会を作っていないので、実践できていません。





「バスに乗車するときは整列してあいさつ」

チームでバスを貸し切って移動するとき、まず全員がバスの前に整列して運転手さんに「お願いします」のあいさつをします。降りた後は「有難うございました」を言います。最後に学校まで送ってもらったときにはキャプテンがダッシュで下車して外掃除用の掃除道具入れからほうきとチリトリをもってきて車内を簡単清掃します。清掃が終わったら全員で「有難うございました」のあいさつです。今の自分は簡単清掃はしていませんが、全員でのあいさつはさせています。





「チームへの指示はキャプテンから」

集合などの指示は監督がキャプテンに言わせていました。私の卓球部顧問としての13年間も一貫してこの形です。顧問不在の練習でもキャプテンさえいればチームがスムーズに動きます。そしてキャプテンの指示の後はチーム全員で「はい!」と返事をさせます。一体感があります。





現在に至るまで私の教員生活の基礎を作ってくれた初任校での3年間。特にその中でも部活動での経験はなくてはならないものでした。今までの文章の中でいくつか紹介してきましたが、それ以外のものを紹介します。





その年の夏の県総体は岡山全中開催地である高梁の神原球場でした。我が卓球部は地区予選敗退のため、県大会の期間中は時間にゆとりがありました。ソフトボール部の県大会を見に行きました。ふるさとに帰ってきたような気持ちになりました。そのチームも全中に出場しました。全中への応援バスが出ると聞き、もちろんついていきました。転勤したので部外者ではありますが、おもわず要所で体が動きます。バスの誘導や試合中のベンチワークなど今まで自分がやってきた仕事に手が出てしまいます。本当にお世話になったと実感しました。





転勤してみてよくわかることがありました。当時私の教職経験年数は3年。その間にどんな力がついたのかということです。部活を投げ出してあれほど頑張った教科指導。それほどたいした自信もありません。学級経営。ソフトボール部の子からは嫌われていましたが、クラスでは信頼を得ていたと思います。しかし、岡山市で通用するかどうか・・・・。生徒指導。3年目には学年で一番の男子を担任していました。しかし、自信は全くありませんでした。その他の校務分掌。転勤1年目の教員には仕事があまりありません。何もないのです。しかし、なぜか部活動指導に関してだけは異常なほどの自信がありました。つまり私にとって初任校3年間の最大の成果は部活動だったのです。





転勤先は岡山市内の中学校でした。県北からの転勤、しかも初めての転勤で緊張していました。また“部活動担当”の先生が現れました。新しい学校にはソフトボール部はありません。私はソフトボール部の顧問がしたかったので残念です。似た競技ということで野球部もいいかなと思っていました。しかし、実はこの学校、このページでもおなじみの「まつ先生」が指導された卓球部が「まつ先生」転勤後に指導者不足に困っていたのです。卓球経験ありということで私の新しい部活動は卓球部に決まりました。正直に言うと、その瞬間は残念でした。ソフトボールがしたかったのです。





お別れの日になりました。選手たちからたくさんの手紙や贈り物を貰いました。保護者会からは新品のジャージをプレゼントされて、送別会まで開いてもらいました。こんな自分のためにと思うと申し訳ないやら、うれしいやら。幸せな3年間だったと心から思いました。





相手チームのピッチャーがこの前より上手です。普通に考えて打ち崩せそうにありません。キャッチャーもしっかりしています。バントも盗塁も成功しそうにないのです。“打て”のサインばかり送るハメになります。試合後主顧問から言われました。「もっといろんなことをやらせないと練習にならない」やはり、まだまだ未熟でした。





嫌々部活をしていたとはいえ、3年間もかかわって何も見ていなかったことはありません。主顧問の先生の作戦の立て方をずっと見てきました。そしていざ自分がやってみると上手にできた。また調子に乗っていました。春休み中にまた練習試合に行きました。今度は大阪でした。選手が聞きます「この試合のボスは先生?」「ああそうだよ」ちょっと自信を見せながら私は答えました。





春休み、徳島に練習試合に行きました。そこで初めて私は“監督”をさせてもらえました。攻撃の際のサインはすべて私が出します。送りバントにセーフティバント、ヒットエンドランに盗塁、ダブルスチール。自分が考えられるすべての作戦を迷わず使いました。そしてそのすべてが当たりました。コーチから「今の試合での作戦は完璧だった」と餞別代りのお褒めの言葉をいただきました。





私はソフトボール部3年目の冬を迎えていました。初任者の年に1年生の副担任をし、3年目には3年生になったその学年の担任をしていました。私は結婚を機会に岡山市に引っ越しをしており、毎日片道62kmの通勤をしていました。当時の校長先生が一生懸命に動いてくれたおかげで密かに転勤がほぼ確実になっていました。





なによりも信頼を得るためには顔を出すこと(顔を出したいと思っているその姿勢)が大切だとわかりました。簡単に言えば“やる気”があるかないかは自然と伝わるということでしょうか。やる気が伝わるということは“生徒→教員”も“教員→生徒”も同じだと思います。





まず一つは彼女たちが入学した時から、私は審判が上手にできていたこと。もう一つは技術的な面です。バッティングやピッチングなど実演はできませんが指導はできるようになっていました。そしてなにより最大の原因は主顧問が3年団であった昨年の冬、私は平日も部活動に出ていました。彼女たちにとって私は部に来ない人ではなかったのです。





新チームは私を顧問として扱います。主顧問やコーチには恐れ多くて聞けないような質問を私にしてきたり、ちょっとした悩みなども打ち明けてきます。後から考えると、今までと違うことになった原因はいくつかありました。





話がだいぶそれました。開催地枠で全中に出場した我がチームは九州の強豪チームにコテンパンにやられました。彼女たちの夏も終わりました。また、新チームを作る時期がやってきました。今度のチームは私にとって今までにない雰囲気のチームでした。全中ベスト8のチームも、開催地枠で全中出場のチームも、とにかく私との関係は悪かったです。しかし、今度のチームは違いました。





“和”を教えたいのであれば団体競技であるバレーは卓球よりはるかに意味深いと思いました。しかし選手の気持ちになってみましたが卓球のように手足が震えてプレーに大きく影響するということはなさそうです。動きが大きいですから。自分にすべてがかかる個人競技は精神的なタフさが要求されます。バレーでは味わえないレベルでの話です。精神的に強くさせるためには個人競技である卓球はバレーより意味深いと思います。いろいろあるなと思いました。どちらも兼ね備えた競技があるかな?と考えましたが、一つ以外思いつきません。その一つは野球やソフトボールのピッチャーです。ピッチャーは精神的動揺が指先の微妙な動きに影響を与えます。まるで卓球のようです。そしてそれは団体競技です。





余談ですが、バレーボールの会場警備を担当して、本当に良かったと思います。休憩時間に試合を見ましたが、卓球にはない雰囲気がありました。卓球もよく使う岡山市総合文化体育館での試合なのに、太鼓を鳴らしての応援には驚きました。そしてなによりチームワークの大切さです。もちろん卓球の団体戦でもチームワークは必要ですが、その比ではありません。





岡山県での全中では、今まで当たり前に参加していた全中をいざ運営するとなるとこんなに大変なのかとわかりました。ソフトボールの大会なのに剣道をはじめ、ほかの競技の先生はおろか、市役所の職員まで動員しないと運営できないのかと驚きました。数年前、再び岡山で全中がありました。卓球競技は島根だったので、私には縁遠い話だったのですが、中体連からの応援要請に自分から手をあげました。配属先はバレーボールの会場警備担当でした。ソフトボールの全中を経験したからこそ、今回も何か手伝おうと思えたのです。





全中運営に関して私の担当はチーム委員です。過去にも自分のチームが全中に参加した時はチーム委員の先生方にお世話になりました。チーム委員は担当チームに張り付いて会場の案内をはじめ、様々な相談を受ける人です。私の携帯には今だに石川県全中と宮崎県全中のときのチーム委員の先生の携帯電話番号が入っています。その先生方には大変お世話になりました。





全中が岡山開催ということはソフトボール部の顧問にとっては大会運営の重役がついて回ります。何度も実行委員会に足を運びました。実行委員長は剣道界で有名な先生でした。しょうもない質問をして「そんなの自分で考えろ」と叱られた記憶があります。甘ったれた若者でした。





次のチームは今までと違ってほんとうに勝てませんでした。初めて県内のチームに勝てないという経験をしました。夏の県大会では準決勝で負けてしまったのです。ただ、彼女たちには強運がついていました。その年の全中は岡山県開催でした。開催地枠で全中出場決定です。





自分は審判に関してはいける。そんなおごりを打ち砕くことがありました。練習試合の対戦相手のピッチャーが初めてライズボールを投げる選手だったのです。ライズボールは下回転がかかった変化球で、バッターの手元で浮き上がるような変化をします。ピッチャーの手を離れた瞬間の軌道は明らかにストライクなのですが、キャッチャーミットに収まるころにはボールになっています。自信もってストライクを宣告した球がことごとくボールなのです。ストライクゾーンが全く分からなくなってしましました。何事も調子に乗ってはいけません。初心に帰って日々精進することが大切です。そんなことを痛感した瞬間でした。





コーチが「先生、審判の資格もってないじゃろ。今度試験があるから取りに行こう」と言いました。審判資格としては原付免許のような3級を受検しました。数十人の受検生の中でもどうやら目立っていたらしく、試験官から「何者ですか?」と声をかけられました。次第に自信が確信に変わっていきます。






もう一つは私の審判の能力です。明らかなレベルアップが見られました。自分でもわかりました。秋季県大会では主審は外部の専門審判員、塁審を教員審判員というのが流れですが。外部の審判員が「先生主審やって見られえ」と言われてある試合の主審に入りました。練習試合で主審はいつもやっています。ですが専門審判員が見守る中での公式戦審判は緊張しました。試合後「ストライクゾーンは完璧だ。そのほかも問題ない。一つだけ、マスクを取る時は左手でとったほうが良い。」と言われました。そのアドバイスも一発で私の中に入りました。意欲的に取り組むことに対して信頼のおける人物からのアドバイスは一発で入ることもわかりました。





次のチームに代替わりしました。「3年生という防波堤がなくなり・・・・」という新チームに対する話が今年も始まります。私の部活動は少しずつ変化し始めていました。変化したことは2つあります。まず一つは監督が3年団であったこと。「進路で忙しくなるから平日の練習を頼むわ」監督にそう言われて私はスイッチが入りました。平日練習に顔を出すようになりました。





つらく長い冬が終わり、また夏がやってきました。27四死球のピッチャーは別人へと変貌していました。十分な球速のストレートを要所ではアウトローのコースに見事におさめ、三振の山を築いていきます。打線もまるで巨人のようにクリーンアップが二つありました。7番バッターの打率は驚くべきことに通算8割でした。県大会を優勝し、中国大会を勝ち、全中に出場しました。そして前年度の先輩を超えるベスト8の成績を収めて彼女たちの夏は終わりました。





痛い思いをすると一発で覚えるという話がありますが、私の場合まさにそうでした。あの一件以来、ファールボールの宣告は完全に確定してから行うことを徹底できました。打った選手本人がファールと認め、バッターボックスに戻ろうとしても、確定しない限り絶対にファールを宣告しなくなったのです。荒療治ですが、何度言っても聞かない選手にはこんな方法もありかなと思います。卓球でも過去に何度かその手を使ったこともあります。ただ、ダメージが大きいので使うときにはご用心ください。





明らかな誤審に対して言い訳の一つもできません。しかもうちの監督から予想外の抗議を受けます。悲しいと同時に自分の能力不足に対する挫折感、やりたくない部活動でこんな思いをさせられたという言い訳のような怒り。あれほどたくさんの強い感情が一気に襲ってきたことは今までにありませんでした。試合終了まで何とか審判をやり遂げましたが、そのあとは完全に放心状態でした。





その日もいつものように練習試合をしていました。うちのチームの選手がバッティングしたボールがファールグラウンドに落ちます。「ファールボール!!」私は大きな声で宣告します。しかし、そのボールには回転がかかっており、フェアグラウンドまで戻ってきました。ファールではありません。明らかな誤審です。それに一番腹を立てたのが私のチームの監督でした。ものすごい勢いで責められました。





「先生の審判がかっこいい」そういってその保護者は写真を撮ってくれました。心遣いが細やかで、行動力のあるお父さん保護者さんでした。なんだかうれしくなります。そんな時、ちょっとした事件が起こります。私にとっては忘れられない大事件でした。





制限時間60分でできるところまで試合をして、時間が来たら次の試合に移る。ソフトボールの練習試合はそんな感じで1日中やります。審判の私は1日中「ストラーイク!」と叫んでいます。さすがにだんだん上達してきました。保護者の中には写真が好きで、部員のプレーを写真に収めて写真集を作ってくれる人がいました。その人がなぜか私の審判の写真を少しずつ撮り始めました。





ソフトボールは練習試合でも公式戦でも大人が審判をしないと成り立ちません。公式戦では自分のチームが試合をしていないときは必ず審判に入らなくてはなりません。私は主顧問の先生の代わりにその審判に入ります。そうすれば主顧問の先生は試合の合間にチームの指導ができます。その頃の私にとっては、それが自分の役割であり居場所だったのです。





技術面では一流のコーチがサポートし、生徒の心をがっちりつかむ監督がチームをまとめています。私のようなものにできることは何でしょうか?そんなことを真剣に考えることさえ、当時の私はしませんでした。まさに“やらされている部活動”でした。本来ならば23歳という若さを武器にして、できることはたくさんあるはずでした。コーチや監督では到底できない役割を担うことができるはずでした。しかし、私には何もありませんでした。唯一自分が役に立っていると感じる時は審判をしている時でした。





私なりに生徒の直すべき点、監督にお願いしたい点を整理させて話をしたつもりでした。私の中ではうまくいくような気がしていました。少し安心した様子のキャプテンは私とともに監督のもとに話をしに行きました。しかし、一蹴されます。「何もわかっとらん!帰れ!」まるで私は自分に言われているように感じました。生徒を導く視点がなかったことに初めて気づきました。その後、監督は選手たちに仕上げの指導をし、選手たちは決意も新たに目標に向かうことになりました。





私は部員たちのいる部室に入って話を聞きました。どうしていいかわからないという内容の不安と不満をキャプテンがしゃべります。どう持っていけばよいのか私にはわかりませんでした。今思えば話を聞いた時、私は完全に生徒の立場に立ってしまいました。監督の先生が何を求めて選手を突き放し、私にフォローを命じたのか。この先チームをどうしようとしているのか、考えが及んでいませんでした。





ソフトボール部の選手たちにも厳しい冬が襲い掛かっていました。監督は勝負に出ました。ある日の練習中、練習態度に対して叱りつけ、キャプテンを中心に部員全体に「やめて帰れ!」と言い放ったのです。困った顔を見せながらも監督の気迫にタジタジとなった選手たちは部室に引き上げたままどうすることもできないでいます。当然私の出番です。監督は私に言いました。「ちょっと行って、話を聞いてきて」





卓球にはオフシーズンはありませんが、明らかに冬はモチベーションの低下がみられます。練習時間は短くなり、練習内容も基本練習中心で、しかも今まで勝てていた選手も勝てない時期がやってきます。勝てなくても頑張れる選手はいいのですが、残念ながら頑張れない選手もいます。1年で最も苦しく、重要なシーズンが冬だと思います。この考え方はソフトボール部の時代に学んだことですが、今でも大切にしています。





冬になるとコーチも監督も口をそろえて言う言葉がありました。「長い冬を耐えろ」「冬を耐えなければ夏は勝てない」いわゆるオフシーズンです。毎日の練習は基本練習になります。守備練習も攻撃練習もボールを使わず、シャドープレイや素振りばかりです。はっきり言って地味な練習です。これを耐えなければ、一生懸命できなければいけないのです。私も今、卓球の指導の際にこれを使います。秋季県大会が終わるとすぐに「長い冬が始まった」から始まる話を何度もします。





秋季大会が終わり冬になっていました。ソフトボール部には決まって参加する試合があります。クリスマスには明石、正月は静岡、GWは滋賀、盆休みは大阪に必ず行きます。その年もクリスマス明石の時期がやってきました。ピッチャーは少しずつコントロールがつき始め、いくらか試合になるようになっていました。しかし、明石の大会では散々な結果でした。ついには小学生のスポ少にも負けるくらいでした。





その頃、私に対する部員の信頼は全くなくなっていました。悪循環が始まります。私には自分自身に原因があることがわかりません。元々部活動に対して積極的ではなかった私はさらに部活動が嫌になります。女子と関係が崩れると難しいといいますが、それがよくわかりました。女子は嫌いとなると生理的に受け付けないレベルまで行きます。






ある時2年生ではなく1年生が言いました。「先生なんで部活にこんの?」心外でした。今思えば驚くことですが、当時の自分は部活動に行っているつもりだったのです。私からすれば平日は校長お墨付きの教材研究だから仕方ない。休日の練習はすべて参加している。「なんでこんの?」とは心外だ。という考えでした。しかし、彼女たちからすれば1週間7日あって2日しか部活に来ない人はどう考えても部活に来ない人です。当たり前です。






2年生たちは必死でした。しかし、私は必死ではありませんでした。その頃の私は平日の部活動に出ていませんでした。理科室で実験の準備をしたり、教材研究をしたりしていました。少し前に校長が主顧問の先生に対して「初任者だから部活動よりも教科指導をしっかりさせてほしい」と言っていたのを盾にとっていました。平日は教材研究。休日は部活動という生活を続けていたのです。





およそ10日間にわたって、私の初任者のころの話をしてきました。ちょうど起承転結の「起」が終わったころです。まだまだ続きます。私が今以上に未熟でダメだったころの話ですので、ベテランの先生よりも若い先生に読んでいただくと意味があるのではないかと思います。しかし!またしてもお盆休みに突入します。しばらく休刊します。ご了承ください。(こんなに休んでいるから勝てないんだ・・・・)





我が家もお盆に旅行をしました。




山の頂上に小屋があるのがわかりますか?あそこまで行きました。スタート地点からの標高差はたったの553mですが、小屋のある場所の最高点は3003mです。






途中の登山道はこんな感じ。両手両足を使わないと登れない場所もいくつかありました。小学4年の長男は楽々とのぼりました。10日前に5歳になったばかりの次男が全身を使って自分の身長以上の段差を乗り越え、自力で登頂に成功しました。感動でした。








3000mからの眺めです。自分が5歳の時、こんな経験はしませんでした。自分が3000m以上の場所に登ったのは大人になってから。まさに後生畏るべし。








中学生に接するときも後生畏るべしと思います。中学生にしてこんな経験をするなんて・・・。こんなことができるなんて・・・。自分が中学生の時は・・・でも、もしかしたら、いろんな先生から経験するチャンスを与えられたにもかかわらず、自分はそれに気づかず棒にふってきたのではないのか?今私が中学生に経験させようとしていることも同じく、棒にふられるのではないのか?そうさせない工夫が教師には必要なのだと思います。教師最大の武器は「言葉」です。「言葉」の工夫こそが私にできること。頑張らないといけないと思いました。







しばらくお盆休みに入るので休刊します。すみません。







2年生中心のチームではピッチャーが大変でした。とにかくストライクが入らない。キャッチャーの3mほど上空をボールが通過していきます。練習試合では27四死球を与えました。7回まで21のアウトを取れば試合が終わるのに・・・です。もちろんピッチャー以外も、たった3人の3年生が抜けただけで別人のようになっています。2年生には「3年生という防波堤に守られて今まで来た。その防波堤がなくなったときお前たちには何ができている!?」そんな言葉を主顧問の先生はかけていました。私は卓球部で新チームにかわる時、チャンスを見てこの言葉を必ずかけています。





その年の全中での成績は詳しく覚えていませんが、さすが全中では簡単に勝たせてくれないなと思った記憶があります。3年生の夏が終わりました。速球を武器に三振の山を築き上げる本格派ピッチャーを含め、3年生3人は引退することになりました。今思えば、彼女たちはとても冷静に私のことを見ていたと思います。技術もなければ教師としての能力もない、ただ若いだけの教員を大人の視点で見ていたと思います。しかし、2年生中心の新チームは違いました。





中国大会に出場しました。中国大会ですらコールドゲームをしてしまいます。わけがわからなくなりましたが、もっとびっくりしたのは決勝戦です。山口のチームに負けました。驚きでした。この子たちも負けることがあるのか・・・そう思いました。とにかく全中出場決定です。





何度か練習試合に行ったはずですが、あまり詳しい記憶はありません。ただその年の夏の県大会のことはよく覚えています。ソフトボールは7回までありますが、うちの試合が7回まで続くことはまずありませんでした。5回7点差でコールドゲームになりますが、とにかく試合するたびに5回コールドなのです。あっさりと県大会優勝を決めました。





2,3年生全員合わせて9人しかいないチームでした。ギリギリです。言い忘れましたが女子ソフトボール部です。女の子たちは新しい先生に喜んで寄ってくるというよりも、気になりながらも様子見をしている感じでした。その頃のことはほとんど覚えていませんが、一つだけ彼女たちからかけられた言葉を覚えています。バットをもってスイングした時「先生、それゴルフみたい」と言われました。やはり野球とソフトボールは苦手です。





小さな学校でしたが部活動は全体的に盛んでした。県大会ベスト8の野球部。中国大会出場もある剣道部。休みなく練習するテニス部に異色を放つ体操部など、どの部活動も活躍していましたが、その中にあってソフトボール部は別格でした。全中ベスト8を最高にして、県大会優勝はもちろんのこと中国大会、全国大会の常連チームでした。またソフトボール部には外部コーチがついていました。学区内に住む方でおじさんというより失礼かと思いますがおじいさんといえるほどの方でした。ただ、ソフトボールの指導に関しては間違いなく一流の方でした。





会議で部活動所属の発表がありました。私の担当は・・・ソフトボールと書いてあります。なるほど、教員の世界はこういう世界かと思いました。初めて部活動に行ってみるとそこで指導していたのはあの“部活動担当”の先生でした。今ならわかります。“部活動担当”の先生からすれば“実働できる若い教員”は必要だったのでしょう。私にとっての“部活動担当”の先生はその日から“主顧問”の先生にかわりました。






部活動の希望は?と聞かれ、「今まで卓球しかやったことがありませんが、特に希望はありません」という内容の答えを返したと思います。ただそのあとに一つ付け加えました。「野球やソフトボールはルールもわからず、苦手な競技です」特別な意味はありませんでした。ただそう思っていたので、そう付け加えただけでした。“部活動担当”の先生はにっこり笑って「わかった」といいました。






私の初任校は県北の小さな学校でした。1学年3クラス。全校でも300名いなかったように思います。新卒新採用の私にとって、4月の職員室は何もかもがわからないことだらけでした。そんな時“部活動担当”を名乗る中年の男性教員が部活動の希望を聞きに来てくれました。





私の教員生活は部活動を中心に動いています。20代のころに比べて仕事の量と質が増えたため、部活動に割ける時間は相対的に下がっていますが、それでも部活動が一番楽しみです。しかし、私の教師としての1年目は部活動が嫌いなところからスタートしました。

新シリーズに突入。原稿を書いてみたらおよそ1か月半分ありました。(それが終わればネタ切れ!?)よろしくお願いします。





ネットは元々体育館に置いてあったものを使いました。ネットをつるす支柱として物干しざおを買いました。物干しざおを立てるスタンドとしていろんなものを検討しましたが、グラウンドに転がっていた鉄の足を借りることができました。体育の先生が快く許可してくれました。ステージ練習の実現に関しては様々な先生方の理解と協力がありました。日ごろからの人間関係が大切であると痛感させられました。





ステージ練習には防球フェンスが必要です。冬場はステージ上の幕を下ろすだけで完璧なフェンスが出来上がりますが、夏場にそんなことをすれば気温と湿度が上がりすぎて大変です。手軽に準備や片付けができて、しかも高さのある(防球フェンスではなく)防球ネットを作る必要がありました。






2013年7月31日(水)

練習環境の工夫K


 ステージ上には半面の卓球台を4組おいていますので、8人が同時に練習できます。生徒には1ミス交代で卓球台1組に対して4人入るのが最大だと言ってあります。つまり同時に16名まで練習させることができます。様々ないきさつがあって、今のところステージで練習できるのは2年生のみということにしてあります。2年生は全員で13名(全員そろうことはまずありません)ですから十分入ります。(いきさつを話せば長いのですが)3年生も時々そこに参加しています。今のところ平日の練習時間不足を補うことがある程度できていると思います。




2013年7月30日(火)

練習環境の工夫J


 あいかわらず卓球部に割り当てられた体育館での放課後練習は月木のみです。しかし今では火水金はステージ練習をしています。会議用の45cm×180cmの机の上に生徒机の天板を一枚はさんで、その上に1/4サイズの卓球台を置いています。ちょうど正規の卓球台の半分(ストレートコース)ができあがります。縦横のサイズは当然正規のサイズと同じ(半面ですが・・・)ではありますが、高さがボール1個分弱ほど足りません。生徒机の天板をもう一枚はさむとかなり改善されますが、そうすると安定性が失われたり準備や片付けに手間取ったりしてデメリットのほうが大きいので、やりません。




2013年7月29日(月)

練習環境の工夫I


 体育館のステージはどの部活動も主に荷物置き場として利用していました。体育館を使っている他の部活動の顧問すべてに聞いて回ります。「ステージは何に使っていますか?」「卓球部にステージをいただけませんか?」すべての部活動からOKがでました。主顧問だけでなく副顧問の先生方にもすべて許可をもらいました。元S中学校で視聴覚室練習をされていた。I先生にアドバイスをいただきました。「先生が視聴覚室を使い始めたのは転勤から何年目ですか?」「うーん確か2年目か3年目ぐらいだったかな」やはり他の先生に無理を言うのは校内での自分の地位が確立された後でないといけないことも教えていただきました。ちょうど私は転勤3年目の秋を迎えていました。




2013年7月28日(日)

練習環境の工夫H


 あいかわらず私の学校では週8時間の練習で何とかやっていました。そんな時、ふと気が付いたのです。体育館のステージが意外と広いことに。廊下より幅があります。教室より明らかに使いやすいです。理科室のようにガス栓はありません。駐輪場より狭いですが、ホコリはありません。なにより治安の心配がありません。体育館練習と変わらない場所ですから。




2013年7月27日(土)

練習環境の工夫G


 ある日、ある生徒が駐輪場練習の時に言ってきました。「先生、ぜんそくが悪化するので駐輪場での練習はできないです。」確かに使用を中止した駐輪場ですから、衛生状態は良くないです。その生徒が当時のチームの主力だったこともあり、不定期に使っていた元駐輪場をそれ以上使うことはなくなっていきました。転勤してから3年目の春のことでした。




2013年7月26日(金)

練習環境の工夫F


 本校に2か所ある駐輪場のうち1か所が閉鎖されていました。理由は治安上の問題です。つまり、たまり場になっており自転車へのトラブルが頻発していたのです。駐輪場を閉鎖したのちも治安は回復せず、教頭先生がついに力技を使いました。入口に扉をつけ、誰も進入できなくしてしまったのです。おかげでもともと屋根がついている駐輪場が一つの部屋のようになりました。これを使わぬ手はない!早速卓球台を2台運び入れました。相当な広さです。廊下や教室の比ではありません。もちろん治安上の問題により、顧問が100%ついていないと利用できませんが、何しろ今までに比べて広さが違います。しばらくは元駐輪場で(不定期ですが)練習する日々が続きました。とくに休日の3時間練習を延長して半日練習にする効果がありました。




2013年7月25日(木)

練習環境の工夫E


 何度か理科室での練習をしました。実験台の上に卓球台を置いての練習です。見ているだけでは気付かなかったのですが、自分がやってみて重大な欠点に気が付きました。台上の球を処理しようとしたとき、ガス栓をぶち破りそうになるのです。いつか必ずやりそうな感じです。却下です。




2013年7月24日(水)

練習環境の工夫D


 次の練習場所候補は「柔剣道場」。前任校で剣道部が休んでいる間に使ったことがあります。剣道部の練習をのぞいてみました。・・・いつもやっています。却下です。次は給食場前。意外と広いです。しかし、廊下よりさらに治安が悪いのでは?却下です。こうなったら理科室です。私は理科の教員です。理科室は使いやすいです。本校には第1〜3理科室がありますが、第1と第2は机の配置が卓球できる状態ではなく、却下です。第3理科室は何とか卓球台(板のみ)を運び込めば、練習できることがわかりました。




2013年7月23日(火)

練習環境の工夫C


 次に思いついたのは“廊下”です。よく見ると確かに広いです。ここが最有力かと思いましたが、問題がありました。まずは卓球台を片付ける倉庫の存在です。これは社会や数学の教科倉庫がところどころにあったので、そこに卓球台(もちろん台ではなく板だけと説明しました)を置かせてもらう約束を取り付けました。次に治安の問題です。これが一番のネックでした。当時の本校は体育館の練習ですら内側から鍵をかけて活動するように指示を出していたくらいです。廊下なんかで卓球しようものなら、生徒の安全は守れません。顧問が100%練習についていないと廊下での練習は成立しないのです。そんな状況では練習になりません。やっぱり廊下での練習も却下です。




2013年7月22日(月)

練習環境の工夫B


 「運びやすい卓球台」の次は「広くていつも使える場所」探しです。誰でもすぐに思いつくのは“空き教室”でしょう。しかし、当時本校には空き教室は一つもありませんでした。(実は今は一つだけ空いています)と、なると自分が担任しているクラスの教室を使うしかない。しかし、卓球部ではないクラスの子の気持ちになると、自分の机を放課後には別の目的で使われてしまうというのは、つらいのではないのかと思い、やめることにしました。




2013年7月21日(日)

練習環境の工夫A


 正規の卓球台の1/4サイズの卓球台があればいいのに・・・と思いましたが売っていません(しつこいようですが今はあります)そんな時、ふと卓球倉庫を見ると車輪周りが故障して溶接が必要になった卓球台がありました。これです!これを使いましょう。電動ドライバと電動ノコギリを技術室から拝借してきました。卓球台の天板と足を止めているネジをすべてはずし、ノコギリで天板をセンターラインに沿って半分に切ります。あっという間に1/4サイズの卓球台(板だけ)が出来上がりです。あとはこれを古くなった生徒机にのせるだけ。ちょっと高さが足りないので生徒机の天板を一枚はさんでから卓球台をのせるとさらにばっちりです。これで「運びやすい卓球台」が完成しました。




2013年7月20日(土)

練習環境の工夫@


 休日練習を改善するよりも、まずは平日練習ができなさすぎるところを解決しなければいけないと考えました。しかし他の部活動に「どけてくれ」というわけにはいきません。どう考えても体育館のフロアーはこれ以上使えないのです。体育館の外に出て練習する必要がありました。体育館の外に出るためには「運びやすい卓球台」が不可欠です。卓球メーカーのカタログを見ました。家庭用卓球台(またはミニピン台)なるものがライナップされています。しかし“ミニ”なのに高い。購入は無理だと思いました。そして何よりも卓球台が正規のサイズではない。特に高さが低すぎました。(今は正規の高さと同じミニ卓球台がありますが・・・)




2013年7月19日(金)

練習時間


 私は土日の練習はどちらか片方のみ(主に土曜日)を基本としています。それは初めて卓球部の顧問をした12年前も現在でも変わっていません。しかし、現在の学校に転勤してきて1年目は迷いました。1週間の練習量を計算してみると、放課後練習2時間×2日=4時間、朝練習30分×2日=1時間、土日練習3時間×1日=3時間、合計8時間。毎日練習できる学校ならば放課後練習2時間×5日=10時間、朝練習30分×5日=2.5時間、土日練習8時間×2日=16時間、合計28.5時間。1週間で8時間の我がチームと28.5時間の他のチームです。勝敗を議論する余地はありません。もちろん土日どちらも練習したところで8時間+3時間=11時間ですが・・・・それでも迷いました。




2013年7月18日(木)

学校は..


 まずは私の学校のことから。私の勤務している中学校は1学年300人を超える大規模校です。部活動も盛んで中国大会や全国大会で活躍する部活動がたくさんあります。現在卓球部は3学年男女合わせて50名ほどいます。活動場所は体育館で、卓球台は12台あります。体育館は5つの部活動でローテーション練習しているため、午後練習は月木、朝練習は水金のみの割り当てしかありません。土日は希望すれば毎日使えますが、5つの部活動で分けあうため3時間ずつの3交代制です。




2013年7月17日(水)

W田です。



 先日、管理人さんから記事を書かないかと言われました。私には記事にして発信できるようなことは何もないので困ったなと思いましたが、私の同期の言葉「情報は情報を発信するところに集まる」を信じて書いてみようと思います。「日記」にならず「週刊誌?(月刊誌はまずい!?)」になるかもしれませんが、よろしくお願いします。